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第32話
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慧がAMYサービスに寝返って三日目の朝。彼が食卓に向かうと、すでに一堂が会していた。
悠司までも机を囲んでいる。慧が彼と食事を共にするのは、これが初めてだった。
「社長も部下と一緒に食事をとったりするんだな」
「できれば三食を共にしたいんだけど、私は朝起きてから寝る直前まで忙殺されているのでね。実は日が昇る前からいつも真面目に働いてるんだよ? こうして一日の始まりに一緒にご飯を食べられるのはとても貴重だ。したければ記念撮影をしてくれてもいい。肖像権がどうとかいったりしないから遠慮なく撮ってくれたまえ」
「よくも朝から舌がまわる。周りが辟易している理由がわかってきた」
疲れはそれなりに取れていた。だが、道化を演じる男の相手をしてやるほど陽気な気分ではない。
「アンタも慣れてきたみたいね。社長の馬鹿な話には付き合わないほうが賢明よ。終わりが見えないんだもの」
「斜に構えるけど、琴乃くんは私の相手をたくさんしてくれるから嬉しいね」
「相槌を打ってるだけよ。アレでたくさんって、アンタどんだけ無視されてんのよ」
「君の対応に嬉し涙を流すくらいにはね。琴乃くんの優しさにはいつも助けられているよ。おもに私の精神が」
「案外メンタル弱いのよね、社長って」
琴乃がフォークで青々としたサラダを頬張った。
慧もフィッシュフライをいくつか自分の皿に移しつつ、改めて悠司を見る。
「つまり今日は仕事がなくて暇というわけか」
「まぁね。いやぁ困ったものだよ。思わぬタイミングで手があいてしまった。他にやることもないから、今日はのんびり英気を養う予定でいるよ」
「それでも敵の襲撃には備えておくんだろ?」
「そうだね。いつ、どこの勢力が襲ってくるかわからない。警備だけは手を抜くべきではないね」
どこか退屈そうに答える。悠司はコーヒーを啜った。
慧はこの状況で仕事がないことを意外に感じた。迎え撃つ姿勢で応対するとはいえ、昨日の爆破事件の報告書作成など、いくらでも仕事はありそうなものだ。
警備という単語を聞いて、慧は気づいた。
いざフリーフロムが来襲した際の立ち回りを確認していない。
誰が千奈美の相手をするのか。彼の目的のためにも、それだけは明確にしておかなければならない。
「ところで、フリーフロムが攻めてきたらどう対処するんだ?」
慧がAMYサービスに寝返った理由について、鏡花以外は知らない。妙な詮索をされては困る。彼は他意がないと示すために何気なく、フィッシュフライを齧りながら問いかけた。
咀嚼しながら悠司の反応を窺う。別の人物から奇異な視線を感じた。
目をやれば、メイド服の鏡花が困ったように眉を八の字にしている。
どうしてそんな顔を向けているのか。
まさか、寝返った動機を全員に共有済みなのか。
彼女を疑わざるを得ない。けれども口止めをしていたわけでもない。喋っていたとしたら、回りくどい訊き方をする慧に鏡花が微妙な反応をしているのも頷けた。
少しの沈黙のあと、悠司が質問に答えた。
「実はね、さっき鏡花たちには伝えたんだけど、我々が対処しなくても良くなったんだ」
悠司は、慧がまったく予期しなかった言葉を返した。
「……どういうことだ? まさか、例のアジトから消えたのか?」
「そうじゃないよ。ただね、フリーフロムを始末する仕事が、我々の手を離れてしまったんだよ」
「意味がわからん。そんな話、いつ出てきた?」
「昨晩の遅い時間に、依頼主から連絡が入ったんだ。頼んでる任務を取り下げたいとね」
「警察が? なぜだ。この組織の戦力では心許ないと?」
「違うよ。慧くん、私が昨日した話を覚えているかな? 大型スーパーが爆破されたニュースを見ているときにした話だ」
あまりに突然すぎる事態の転換。慧は焦らずにはいられない。
思考が随分と乱れていた。ぼんやりと、昨日の悠司の声が脳内に蘇る。
「この世の摂理がどうとか、というやつか?」
「そう。彼らは行き過ぎた犯行に手を出した。それが我々の仕事がなくなった原因だよ」
悠司はそれだけいって口を閉ざす。だが、慧には理解できない。
いったいどんな要因が働けば、爆破事件とAMYサービスへの依頼取り下げが結び付くのか。早々に始末してくれと催促するならまだわかる。しかし、やめさせるとはどういう判断なのか。
慧の困惑を察したのか、悠司は補足するように再び口を開く。
「別にフリーフロムを見逃そうってわけじゃないよ。つまりだね、フリーフロムはより確実に排除すべき危険分子に昇格したわけだ。慧くん、STEという組織は知ってるかな?」
「知らぬはずがない。かつて最も警戒した組織だ」
「ああ、そうだろうね。STEとは、全世界で乱立している民間治安維持組織の中でも圧倒的と付くほどの頂点に君臨する大組織だ。SaveTheEarthの頭文字を取ってSTE。なんとも直球ではあるが、その名に恥じぬ力をかの集団は有している」
慧は腕を組み、気持ちを落ち着かせるために椅子の背にもたれる。
「なるほど……STEが、俺たちの獲物を横取りをしようとしてるわけか」
「正確には依頼主が心変わりしたんだけど、我々からすればその表現が適切だね」
「敵の戦力が結集されているかは不明だ。どこが担当するのであれ、それが明らかにならなければ壊滅は不可能だろ」
「ところがSTEは一刻も早く戦力を削るべきだと進言したようで、警察はそれを承認したらしい。我々が掴んだ情報も半ば脅しに近い形で全部持っていかれてしまった。まったく感心を覚える働き者たちだよ。この国が再生する日もそう遠くないのかもしれないね」
「襲撃はいつなんだ?」
「明朝を予定してるそうだよ」
「降伏した連中はどうなる? 捕まえるのか?」
「抵抗しなければね。だけど、一般人の犠牲すら厭わず抵抗した君の元仲間たちが潔く降伏するとは、私には思えないね」
「……そうだな」
AMYサービスにさえ捻り潰せるだけの戦力がある。全組織の頂点たるSTEにとってみれば、フリーフロムを潰すのは飛んでいる蝿を落とす程度のことだ。
決行は明日の朝。千奈美を確実に救う策を練るだけの猶予はない。
STEの襲撃から彼女が生き残れるとも思えなかった。
何年もの歳月をかけて立ててきた計画。守るべき者からの蔑みにまで耐えた。
成就は目前にまで迫ってきているのだと、慧は信じて疑わなかった。
それなのに、このままでは水の泡となる。
「あとはSTEに任せるつもりか?」
「働いた分はしっかり報酬をくれるそうだからね。反対する理由はないよ。そんなに戦いたいなら好きにさせておけばいいって。我々は悪党の討伐を趣味でやってるわけではないのでね」
AMYサービスの対応は既に決まっていた。慧にとってそれは都合が悪いどころではない。なんとしてでも覆さなければならない展開だ。
フリーフロムと戦えないのなら、この組織に加入した意味がない。
急に沈黙した慧を気にして、悠司はまた食事の手を止める。
「それとも、慧くんは自分の手で自分のいた組織を潰したいのかな?」
その質問には、どう答えるべきか。慧は思案する。
決まってしまったことは変えられない。悠司にどう返事をしたところで、確定した事柄は覆せない。
「いや、あの組織が消えてくれるなら、なんでもいい。誰かが代わりに潰してくれるなら、気楽でいいな」
慧は誰の目とも視線を合わさず、フィッシュフライを口に運んで繰り返し咀嚼する。舌から伝わる料理の味が甘いのか辛いのか、うまいのかまずいのかさえもわからなかった。
「ふむ、そうか。まぁ嫌だといわれてもどうにもならないんだけどね」
返答が想像と違っていたのか、悠司は合点のいかない顔をする。
それも一瞬。彼はすぐさま愛想笑いを作り、食堂の面々を見回した。
「というわけで、我々の仕事は終わりだ。各自、次の任務までは自由に過ごしてくれたまえ。申請してくれれば遠出の許可も検討しよう」
伝えて、悠司は食卓を出て行った。
慧も席を立つ。出口のほうを向く。
振り返らずとも、彼は食卓にいる全員が自分の背中に注目していると確信した。
「そういうことなら、今日は部屋でゆっくりさせてもらう。用があれば、電話にでも連絡を入れてくれ」
誰の顔も見ないまま告げ、慧は都合の悪い状況から逃げるように食卓をあとにした。
悠司までも机を囲んでいる。慧が彼と食事を共にするのは、これが初めてだった。
「社長も部下と一緒に食事をとったりするんだな」
「できれば三食を共にしたいんだけど、私は朝起きてから寝る直前まで忙殺されているのでね。実は日が昇る前からいつも真面目に働いてるんだよ? こうして一日の始まりに一緒にご飯を食べられるのはとても貴重だ。したければ記念撮影をしてくれてもいい。肖像権がどうとかいったりしないから遠慮なく撮ってくれたまえ」
「よくも朝から舌がまわる。周りが辟易している理由がわかってきた」
疲れはそれなりに取れていた。だが、道化を演じる男の相手をしてやるほど陽気な気分ではない。
「アンタも慣れてきたみたいね。社長の馬鹿な話には付き合わないほうが賢明よ。終わりが見えないんだもの」
「斜に構えるけど、琴乃くんは私の相手をたくさんしてくれるから嬉しいね」
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「案外メンタル弱いのよね、社長って」
琴乃がフォークで青々としたサラダを頬張った。
慧もフィッシュフライをいくつか自分の皿に移しつつ、改めて悠司を見る。
「つまり今日は仕事がなくて暇というわけか」
「まぁね。いやぁ困ったものだよ。思わぬタイミングで手があいてしまった。他にやることもないから、今日はのんびり英気を養う予定でいるよ」
「それでも敵の襲撃には備えておくんだろ?」
「そうだね。いつ、どこの勢力が襲ってくるかわからない。警備だけは手を抜くべきではないね」
どこか退屈そうに答える。悠司はコーヒーを啜った。
慧はこの状況で仕事がないことを意外に感じた。迎え撃つ姿勢で応対するとはいえ、昨日の爆破事件の報告書作成など、いくらでも仕事はありそうなものだ。
警備という単語を聞いて、慧は気づいた。
いざフリーフロムが来襲した際の立ち回りを確認していない。
誰が千奈美の相手をするのか。彼の目的のためにも、それだけは明確にしておかなければならない。
「ところで、フリーフロムが攻めてきたらどう対処するんだ?」
慧がAMYサービスに寝返った理由について、鏡花以外は知らない。妙な詮索をされては困る。彼は他意がないと示すために何気なく、フィッシュフライを齧りながら問いかけた。
咀嚼しながら悠司の反応を窺う。別の人物から奇異な視線を感じた。
目をやれば、メイド服の鏡花が困ったように眉を八の字にしている。
どうしてそんな顔を向けているのか。
まさか、寝返った動機を全員に共有済みなのか。
彼女を疑わざるを得ない。けれども口止めをしていたわけでもない。喋っていたとしたら、回りくどい訊き方をする慧に鏡花が微妙な反応をしているのも頷けた。
少しの沈黙のあと、悠司が質問に答えた。
「実はね、さっき鏡花たちには伝えたんだけど、我々が対処しなくても良くなったんだ」
悠司は、慧がまったく予期しなかった言葉を返した。
「……どういうことだ? まさか、例のアジトから消えたのか?」
「そうじゃないよ。ただね、フリーフロムを始末する仕事が、我々の手を離れてしまったんだよ」
「意味がわからん。そんな話、いつ出てきた?」
「昨晩の遅い時間に、依頼主から連絡が入ったんだ。頼んでる任務を取り下げたいとね」
「警察が? なぜだ。この組織の戦力では心許ないと?」
「違うよ。慧くん、私が昨日した話を覚えているかな? 大型スーパーが爆破されたニュースを見ているときにした話だ」
あまりに突然すぎる事態の転換。慧は焦らずにはいられない。
思考が随分と乱れていた。ぼんやりと、昨日の悠司の声が脳内に蘇る。
「この世の摂理がどうとか、というやつか?」
「そう。彼らは行き過ぎた犯行に手を出した。それが我々の仕事がなくなった原因だよ」
悠司はそれだけいって口を閉ざす。だが、慧には理解できない。
いったいどんな要因が働けば、爆破事件とAMYサービスへの依頼取り下げが結び付くのか。早々に始末してくれと催促するならまだわかる。しかし、やめさせるとはどういう判断なのか。
慧の困惑を察したのか、悠司は補足するように再び口を開く。
「別にフリーフロムを見逃そうってわけじゃないよ。つまりだね、フリーフロムはより確実に排除すべき危険分子に昇格したわけだ。慧くん、STEという組織は知ってるかな?」
「知らぬはずがない。かつて最も警戒した組織だ」
「ああ、そうだろうね。STEとは、全世界で乱立している民間治安維持組織の中でも圧倒的と付くほどの頂点に君臨する大組織だ。SaveTheEarthの頭文字を取ってSTE。なんとも直球ではあるが、その名に恥じぬ力をかの集団は有している」
慧は腕を組み、気持ちを落ち着かせるために椅子の背にもたれる。
「なるほど……STEが、俺たちの獲物を横取りをしようとしてるわけか」
「正確には依頼主が心変わりしたんだけど、我々からすればその表現が適切だね」
「敵の戦力が結集されているかは不明だ。どこが担当するのであれ、それが明らかにならなければ壊滅は不可能だろ」
「ところがSTEは一刻も早く戦力を削るべきだと進言したようで、警察はそれを承認したらしい。我々が掴んだ情報も半ば脅しに近い形で全部持っていかれてしまった。まったく感心を覚える働き者たちだよ。この国が再生する日もそう遠くないのかもしれないね」
「襲撃はいつなんだ?」
「明朝を予定してるそうだよ」
「降伏した連中はどうなる? 捕まえるのか?」
「抵抗しなければね。だけど、一般人の犠牲すら厭わず抵抗した君の元仲間たちが潔く降伏するとは、私には思えないね」
「……そうだな」
AMYサービスにさえ捻り潰せるだけの戦力がある。全組織の頂点たるSTEにとってみれば、フリーフロムを潰すのは飛んでいる蝿を落とす程度のことだ。
決行は明日の朝。千奈美を確実に救う策を練るだけの猶予はない。
STEの襲撃から彼女が生き残れるとも思えなかった。
何年もの歳月をかけて立ててきた計画。守るべき者からの蔑みにまで耐えた。
成就は目前にまで迫ってきているのだと、慧は信じて疑わなかった。
それなのに、このままでは水の泡となる。
「あとはSTEに任せるつもりか?」
「働いた分はしっかり報酬をくれるそうだからね。反対する理由はないよ。そんなに戦いたいなら好きにさせておけばいいって。我々は悪党の討伐を趣味でやってるわけではないのでね」
AMYサービスの対応は既に決まっていた。慧にとってそれは都合が悪いどころではない。なんとしてでも覆さなければならない展開だ。
フリーフロムと戦えないのなら、この組織に加入した意味がない。
急に沈黙した慧を気にして、悠司はまた食事の手を止める。
「それとも、慧くんは自分の手で自分のいた組織を潰したいのかな?」
その質問には、どう答えるべきか。慧は思案する。
決まってしまったことは変えられない。悠司にどう返事をしたところで、確定した事柄は覆せない。
「いや、あの組織が消えてくれるなら、なんでもいい。誰かが代わりに潰してくれるなら、気楽でいいな」
慧は誰の目とも視線を合わさず、フィッシュフライを口に運んで繰り返し咀嚼する。舌から伝わる料理の味が甘いのか辛いのか、うまいのかまずいのかさえもわからなかった。
「ふむ、そうか。まぁ嫌だといわれてもどうにもならないんだけどね」
返答が想像と違っていたのか、悠司は合点のいかない顔をする。
それも一瞬。彼はすぐさま愛想笑いを作り、食堂の面々を見回した。
「というわけで、我々の仕事は終わりだ。各自、次の任務までは自由に過ごしてくれたまえ。申請してくれれば遠出の許可も検討しよう」
伝えて、悠司は食卓を出て行った。
慧も席を立つ。出口のほうを向く。
振り返らずとも、彼は食卓にいる全員が自分の背中に注目していると確信した。
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