【R18】女騎士から聖女にジョブチェンジしたら、悪魔な上司が溺愛してくるのですが?

すめらぎかなめ

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第2章 聖女と護衛騎士、そして進展する関係

夜這い 6【※】

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「ひっ!」
「あなたは、悲鳴まで愛らしいですね」

 アッシュがセレーナの太ももについた噛み痕を舌で撫でる。そのゾクゾクとした感触に、セレーナは翻弄されることしか出来ない。

(ぁ、おかしくなるぅ……!)

 花芯を指で弄られ、今度は内ももに舌を這わせられた。たったそれだけ。それだけなのに――身体はおかしくなったように快楽しか覚えてくれない。

「もう、ぐしょぐしょですね」

 アッシュが不意にセレーナの蜜口を指で撫でる。

 確かにそこは蜜を吐き出し、ぐっしょりと濡れていた。が、それを言葉にされるといたたまれない。

 だからこそ、セレーナはぶんぶんと首を横に振る。

 そんなこと言わないでほしい。そう伝えたいのに、彼の指があまりにもいやらしく蜜口を撫でるものだから。

 身体の芯が、熱を持って仕方がない。

「ぁあっ! あんっ」
「可愛らしい。……さて、そろそろ、一度達しておきましょうか」

 ボソッと呟かれた言葉に、セレーナは目を見開く。

 その間にも、アッシュはセレーナの花芯を指で捉え、弄ってくる。まるで、蜜を塗りたくられるかのように指を動かされると、快楽を享受することしか出来ない。

「内ももも、舐めてあげますね」
「ひぃっ!」

 内ももにアッシュの舌が這う。自然と脚を閉じようとすれば、アッシュの頭を挟み込むような形になってしまった。

 すると、彼の口角が上がる。それは、セレーナにもよくわかった。

「噛みついてほしいのですか?」
「ち、ちがっ!」

 セレーナは否定する。

 だが、アッシュはそんな言葉は聞こえなかったとばかりに、セレーナの内ももに噛みついた。

 少し痕がつくようなさじ加減で噛みつかれ、セレーナの身体がびくんと跳ねる。

「ぁっ」
「敏感ですね」

 彼は楽しそうに笑っている。その笑い声さえも、セレーナにとっては官能を高めるものにしかならなかった。

 理由などはわからない。ただ、彼が楽しそうにセレーナに触れてくれるのが嬉しいのだ。

(ぁ、あっしゅ、さんっ……!)

 彼が自分で興奮してくれているのかは、わからない。けれど、きっと萎えてはいないだろう。

 だって、彼の声には確かな情欲がこもっているのだから。

 そんなことを考えていれば、アッシュが不意にセレーナの花芯を掴む指の力を強めた。

 すると、セレーナの身体ががくがくと震える。目の奥がちかちかとして、もうなにも考えたくないと脳が訴える。

「ぁあっ! あんっ!」
「あぁ、イキそうなんですね。……どうぞ、俺の前で思う存分達してください」

 彼のその言葉が引き金となったかのように、セレーナはアッシュの前で、アッシュの手で達してしまう。

 身体からどっと汗が噴き出して、蜜口がとろりと蜜を吐き出すのがわかってしまう。

(こ、れが……)

 性行為で気持ちよくなるという知識は、セレーナにもおぼろげにだがあった。

 が、実際に気持ちよくなるのは未知数のことであり、ぼうっとしてしまう。

 頬を赤くし、目をとろんとさせる。その姿は、大層欲情的だった。

「……セレーナさま、達しましたね」

 そう声をかけられ、重たい瞼を必死に上げる。

 そうすれば、セレーナの顔の近くにアッシュの顔があった。彼は楽しそうに口角を上げ、セレーナの顎を掴む。

「……口づけ、しますか?」

 ……そんなの、聞かないで欲しいのに。

 そんなことを思ってしまうが、今のセレーナはアッシュを感じていたかった。だから、なんのためらいもなく首を縦に振る。

 それを見て、アッシュがセレーナの唇に自身の唇を重ねた。

 ちゅっと音を立てて何度か口づけられ、今度は舌を差し込まれた。徐々にくちゅくちゅという水音が口元から聞こえてくる。

 でも、セレーナにはそれよりもずっと重要なことがあった。

(ぁ、アッシュ、さんの……)

 セレーナの太ももに押し付けられるアッシュの下肢は、確かに熱を持っている。

 それはつまり、彼もセレーナの痴態を見て興奮してくれたということに他ならない。

(……これが、私の、ナカ、に)

 そんなことを想像すると、セレーナの頬にカーっと熱が溜まっていく。

 アッシュと愛し合う。たとえ、気持ちが通じていない状態だったとしても。

 それは悲しい行為のはずなのに、セレーナの心臓は大きく音を鳴らす。まるで、期待しているかのようだった。

「……可愛らしいですね」

 セレーナの惚けたような顔を見つめ、アッシュがそう呟く。

 それから、彼は口づけに満足したのか、セレーナの身体の上から退く。その後、セレーナの隣に寝そべった。

「……あ、あの」
「あぁ、眠たいでしょう? おやすみなさいませ、セレーナさま」

 セレーナの頭を胸に抱きかかえ、アッシュがとんとんと規則正しくセレーナの背中をたたく。

 その動きはまるで寝かしつけるかのようなものであり、セレーナを抱こうとしている人物と同じだとは思えない。

「あのっ!」
「……どうしました?」

 セレーナが急に声を上げたためか、アッシュがきょとんとした表情を浮かべる。

 そのため、セレーナは意味が分からなくなってしまった。

「さ、最後、最後、まで……」

 なんと言えばいいかがわからず、セレーナはアッシュと視線を合わせずにそう訴える。

 その言葉を聞いたアッシュは、くすっと声を上げて笑った。

「今日は一度達したら終わりだと言いましたよね? ……セレーナさまのお身体に負担をかけるわけには、いきませんから」

 確かに、今思えば彼はそれっぽい言葉を伝えてくれていたような気もする。
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