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第3部:紺闇の魔王の檻
第22話:囚われた聖女
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ノクスフェル帝国との国境にある北の砦は、地獄の様相を呈していた。
大地を焦がす炎と、全てを凍てつかせる氷塊が入り乱れ、兵士たちの断末魔が絶え間なく響き渡る。
「怯むな! 我々にはロゼノア様がついている!」
「何度倒れようとも、聖女様が癒やしてくださる! 突撃だぁぁッ!」
ローゼンハイム王国軍は異常なほどの粘りを見せていた。
腕を切り落とされた兵士が、腹を貫かれた兵士が、後送されて数十分後には、再び剣を取って前線へ戻っていく。
痛みなど忘れたかのような、鬼気迫る形相で。
その奇跡を生み出しているのは、戦場の後方にある天幕だった。
「聖女様……! どうか、俺を……」
運び込まれた瀕死の兵士が、血濡れた手で私の腕を掴む。
私は慈愛に満ちた微笑みを浮かべ、その血塗れの手を握り返した。
「安心なさい。あなたはまだ――死ねませんよ」
――治癒。
負傷兵には右手から放出される「聖なる癒やしの光」を。
そして、死んだ者には、私の左手を当てる。
左腕の「黒薔薇の刻印」から流し込まれているのは赤黒い光。死の淵から魂を無理やり引きずり戻す、禁断の術である。
兵士の傷が瞬く間に塞がり、呼吸と鼓動が戻る。
同時に、その瞳から「恐怖」の色が消え、代わりに私への盲目的な「狂信」が宿る。
「おお……力が、力がみなぎってくる……!」
「さあ、お行きなさい。この国のために」
「はい!! この命、貴女様のために使い潰します!!」
兵士は雄叫びを上げ、再び死地へと駆けていった。
私は、その背中を見送りながら、そっと口角を上げた。
(死の恐怖がない兵士なんて……本当にこれでいいのかしら)
「……ロゼノア様」
傍らに控えていたユリウスが、硬い声で私を呼んだ。
彼は剣を抜き、周囲を警戒しながらも、複雑な表情で私を見ている。
「お顔色が優れません。……魔力の使いすぎでは? 少し休んでください」
「平気よ、ユリウス。前線ではアルカディアス陛下が戦っているのだもの」
そう、アルカディアスは今、最前線で剣を振るっている。
彼にはまだ、王族に宿るはずの魔力が目覚めていない。それでも鬼神の如き剣技で、敵の将軍クラスを次々と斬り伏せていた。
愛する私のために。
「ユリウス、あなたは王命通り、ここで私を守っていてちょうだい」
「……御意」
ユリウスは短く答えたが、その瞳には焦燥感が滲んでいた。
最強の騎士である自分が、後方待機を命じられていることへの歯痒さ。
そして何より、目の前で繰り広げられる私の「蘇生」が、通常の奇跡とは違う禍々しいものだと感じ取っている騎士の勘。
その時だった。
背筋に氷柱を突き立てられたような寒気が走った。
パキィィィィンッ……!!
額の「銀のサークレット」が、何かに耐えきれずに砕け散った。対魔術の防壁が、敵の姿を見る前に「気配だけで」破壊されたのだ。
(――な、何なの、この魔力は……!?)
凄まじい殺気。絶対的な捕食者に狙われた獲物のような感覚に陥る。
「……何者だ!」
ユリウスが弾かれたように天幕の外へ飛び出した。私も震える足でその背を追う。
戦場の喧騒から離れた、高い岩場の上。
そこだけ、夜の闇が凝縮したような「黒」が佇んでいた。
男の周囲の岩肌は白く凍てつき、舞い上がる砂塵すらも空中で氷の結晶へと変わって落ちていく。
月光を吸い込むような青みがかった黒色の髪は、緩いウェーブを描いて軍服の肩にかかっている。
氷の結晶の意匠が施された漆黒のマント。左目は冷酷な深い青色。右目には黒革の眼帯。
その男――ノクスフェル帝国皇帝、サイラス・フォン・ノクスフェルは、戦場を冷ややかに見下ろしていた。
帝国軍の兵力は、圧倒的に勝っているはずだ。
それなのに、王国の兵は減らない。斬っても、突いても、しばらくすると湧いて出るように戻ってくる。
まるで、不死者の軍団だ。
「……見つけたぞ」
サイラスの視線が、天幕に固定された。
そこから溢れ出る、異質な魔力の光。
狙いは、あそこにいる「聖女」だ。
ローゼンハイム王国に、強大な力を持つ聖女がいるとの噂を聞きつけ、その力を奪取すべく攻め入ってきたのだ。
「聖女さえ手に入れれば、この茶番も終わる」
皇帝サイラスが軽く手を上げると、待機していた数十人の精鋭兵たちが、一斉に天幕の方向に押し寄せる。
「ロゼノア様、下がってください!!」
ユリウスが叫び、剣を振るう。
次々と襲いかかる兵士たち。だが、ユリウスの剣閃が走るたび、敵兵は木の葉のように吹き飛んでいく。
まさに一騎当千。最強騎士団長の名に恥じぬ、圧倒的な武力だった。
「ほう。……なかなかやるな」
ふいに、剣戟の音を縫って、耳元で囁かれたような冷ややかな声が響いた。
兵士たちが割れ、その奥からサイラスが悠然と歩み出てくる。
「貴様が敵の総大将か」
ユリウスが剣を構え直す。
「ロゼノア様には指一本触れさせない。ここで朽ち果てろ」
ユリウスが地を蹴った。速い。
瞬きする間に間合いを詰め、その切っ先がサイラスの喉元へと迫る。
勝負あった――そう思った瞬間。
「……愚かだね」
サイラスの指が、黒革の眼帯を外した。
「残念だったな――」
カッ!!
開かれた瞼の奥にあったのは、鮮血のように赤く、見る者すべての魂を凍りつかせる『魔眼』だった。
「……ッ!?」
ユリウスの動きが、ピタリと止まる。
喉元まで迫っていた剣先が、空中で静止した。
その禍々しい赤い瞳に見入られた瞬間に動きが凍結させられたのだ。
「ぐ……ぁ、あ……ッ!!」
ユリウスが脂汗を流し、必死に抵抗しようとしているが、指一本動かせない。
これが、ノクスフェル皇帝の魔眼。生物としての格の違いを、魂に直接刻み込む圧倒的な支配の力。
「私の『右目』を見てしまったな。……動けると思うなよ」
サイラスは嘲笑い、動けないユリウスの横を素通りして私の方へと歩き出す。
そして、周囲の兵士たちに顎でしゃくった。
「やれ」
その短い命令が、死刑宣告だった。
動けないユリウスに向かって、無数の槍と剣が一斉に突き出される。
肉を裂き、骨を砕く、生々しい音が辺りに響き渡った。
「が……ぁッ!!」
ユリウスの口から、どっと鮮血が溢れ出す。
防御も回避も許されないまま、彼は串刺しにされ、全身を切り刻まれた。
「ユリウスーー!!」
私は喉が張り裂けんばかりに絶叫した。
「やめて! お願い、やめてぇッ!」
サイラスが眼帯を戻すと、術が解けたユリウスは、支えを失った人形のようにドサリと崩れ落ちた。
「ロゼ……ノア……さ、ま……」
彼は震える手で、泥と血にまみれながら私の方へ伸ばそうとし――。
「逃……げ……」
その手は私の足元に届くことなく、パタリと力なく地に落ちた。
動かない。
あの最強の騎士が。嘘でしょう……?
「いやあぁぁ!! ユリウス……! 嘘よ、目を開けて……ユリウスッ!!」
駆け寄ろうとする私の腕を、冷たい手が強引に掴み上げた。
顔を上げると、そこには冷酷な氷の皇帝が立っていた。
「ほう……これが、聖女か」
その視線が、私の顔から、豊満な胸元、そして腰つきへと、値踏みするように這い回る。
珍しい宝石か、あるいは極上の獲物を見つけた猛獣の目だ。
「甘そうな魔力だ……」
サイラスは、恍惚とした表情で舌なめずりをした。
「そして美しい……殺すには惜しいな」
サイラスの腕が、私の腰を強引に抱き寄せた。
その体温は死体のように冷たく、けれど回された腕の力は逃れられないほどに強い。
「いや……離して! ユリウス――!!」
「ああ、いい匂いだ……。恐怖に濡れた女の魂ほど、甘美なものはない」
耳元で囁かれ、全身の力が抜けていく。足元から黒い霧が噴き出し、視界を覆い尽くす。
遠のく意識の中で、赤黒い血の海に沈むユリウスの姿だけが焼き付いて離れなかった。
「さあ、行こうか。私の愛しい『聖女』よ……たっぷりと可愛がってやる」
冷酷な囁きと共に、私の意識は闇へと堕ちていった。
大地を焦がす炎と、全てを凍てつかせる氷塊が入り乱れ、兵士たちの断末魔が絶え間なく響き渡る。
「怯むな! 我々にはロゼノア様がついている!」
「何度倒れようとも、聖女様が癒やしてくださる! 突撃だぁぁッ!」
ローゼンハイム王国軍は異常なほどの粘りを見せていた。
腕を切り落とされた兵士が、腹を貫かれた兵士が、後送されて数十分後には、再び剣を取って前線へ戻っていく。
痛みなど忘れたかのような、鬼気迫る形相で。
その奇跡を生み出しているのは、戦場の後方にある天幕だった。
「聖女様……! どうか、俺を……」
運び込まれた瀕死の兵士が、血濡れた手で私の腕を掴む。
私は慈愛に満ちた微笑みを浮かべ、その血塗れの手を握り返した。
「安心なさい。あなたはまだ――死ねませんよ」
――治癒。
負傷兵には右手から放出される「聖なる癒やしの光」を。
そして、死んだ者には、私の左手を当てる。
左腕の「黒薔薇の刻印」から流し込まれているのは赤黒い光。死の淵から魂を無理やり引きずり戻す、禁断の術である。
兵士の傷が瞬く間に塞がり、呼吸と鼓動が戻る。
同時に、その瞳から「恐怖」の色が消え、代わりに私への盲目的な「狂信」が宿る。
「おお……力が、力がみなぎってくる……!」
「さあ、お行きなさい。この国のために」
「はい!! この命、貴女様のために使い潰します!!」
兵士は雄叫びを上げ、再び死地へと駆けていった。
私は、その背中を見送りながら、そっと口角を上げた。
(死の恐怖がない兵士なんて……本当にこれでいいのかしら)
「……ロゼノア様」
傍らに控えていたユリウスが、硬い声で私を呼んだ。
彼は剣を抜き、周囲を警戒しながらも、複雑な表情で私を見ている。
「お顔色が優れません。……魔力の使いすぎでは? 少し休んでください」
「平気よ、ユリウス。前線ではアルカディアス陛下が戦っているのだもの」
そう、アルカディアスは今、最前線で剣を振るっている。
彼にはまだ、王族に宿るはずの魔力が目覚めていない。それでも鬼神の如き剣技で、敵の将軍クラスを次々と斬り伏せていた。
愛する私のために。
「ユリウス、あなたは王命通り、ここで私を守っていてちょうだい」
「……御意」
ユリウスは短く答えたが、その瞳には焦燥感が滲んでいた。
最強の騎士である自分が、後方待機を命じられていることへの歯痒さ。
そして何より、目の前で繰り広げられる私の「蘇生」が、通常の奇跡とは違う禍々しいものだと感じ取っている騎士の勘。
その時だった。
背筋に氷柱を突き立てられたような寒気が走った。
パキィィィィンッ……!!
額の「銀のサークレット」が、何かに耐えきれずに砕け散った。対魔術の防壁が、敵の姿を見る前に「気配だけで」破壊されたのだ。
(――な、何なの、この魔力は……!?)
凄まじい殺気。絶対的な捕食者に狙われた獲物のような感覚に陥る。
「……何者だ!」
ユリウスが弾かれたように天幕の外へ飛び出した。私も震える足でその背を追う。
戦場の喧騒から離れた、高い岩場の上。
そこだけ、夜の闇が凝縮したような「黒」が佇んでいた。
男の周囲の岩肌は白く凍てつき、舞い上がる砂塵すらも空中で氷の結晶へと変わって落ちていく。
月光を吸い込むような青みがかった黒色の髪は、緩いウェーブを描いて軍服の肩にかかっている。
氷の結晶の意匠が施された漆黒のマント。左目は冷酷な深い青色。右目には黒革の眼帯。
その男――ノクスフェル帝国皇帝、サイラス・フォン・ノクスフェルは、戦場を冷ややかに見下ろしていた。
帝国軍の兵力は、圧倒的に勝っているはずだ。
それなのに、王国の兵は減らない。斬っても、突いても、しばらくすると湧いて出るように戻ってくる。
まるで、不死者の軍団だ。
「……見つけたぞ」
サイラスの視線が、天幕に固定された。
そこから溢れ出る、異質な魔力の光。
狙いは、あそこにいる「聖女」だ。
ローゼンハイム王国に、強大な力を持つ聖女がいるとの噂を聞きつけ、その力を奪取すべく攻め入ってきたのだ。
「聖女さえ手に入れれば、この茶番も終わる」
皇帝サイラスが軽く手を上げると、待機していた数十人の精鋭兵たちが、一斉に天幕の方向に押し寄せる。
「ロゼノア様、下がってください!!」
ユリウスが叫び、剣を振るう。
次々と襲いかかる兵士たち。だが、ユリウスの剣閃が走るたび、敵兵は木の葉のように吹き飛んでいく。
まさに一騎当千。最強騎士団長の名に恥じぬ、圧倒的な武力だった。
「ほう。……なかなかやるな」
ふいに、剣戟の音を縫って、耳元で囁かれたような冷ややかな声が響いた。
兵士たちが割れ、その奥からサイラスが悠然と歩み出てくる。
「貴様が敵の総大将か」
ユリウスが剣を構え直す。
「ロゼノア様には指一本触れさせない。ここで朽ち果てろ」
ユリウスが地を蹴った。速い。
瞬きする間に間合いを詰め、その切っ先がサイラスの喉元へと迫る。
勝負あった――そう思った瞬間。
「……愚かだね」
サイラスの指が、黒革の眼帯を外した。
「残念だったな――」
カッ!!
開かれた瞼の奥にあったのは、鮮血のように赤く、見る者すべての魂を凍りつかせる『魔眼』だった。
「……ッ!?」
ユリウスの動きが、ピタリと止まる。
喉元まで迫っていた剣先が、空中で静止した。
その禍々しい赤い瞳に見入られた瞬間に動きが凍結させられたのだ。
「ぐ……ぁ、あ……ッ!!」
ユリウスが脂汗を流し、必死に抵抗しようとしているが、指一本動かせない。
これが、ノクスフェル皇帝の魔眼。生物としての格の違いを、魂に直接刻み込む圧倒的な支配の力。
「私の『右目』を見てしまったな。……動けると思うなよ」
サイラスは嘲笑い、動けないユリウスの横を素通りして私の方へと歩き出す。
そして、周囲の兵士たちに顎でしゃくった。
「やれ」
その短い命令が、死刑宣告だった。
動けないユリウスに向かって、無数の槍と剣が一斉に突き出される。
肉を裂き、骨を砕く、生々しい音が辺りに響き渡った。
「が……ぁッ!!」
ユリウスの口から、どっと鮮血が溢れ出す。
防御も回避も許されないまま、彼は串刺しにされ、全身を切り刻まれた。
「ユリウスーー!!」
私は喉が張り裂けんばかりに絶叫した。
「やめて! お願い、やめてぇッ!」
サイラスが眼帯を戻すと、術が解けたユリウスは、支えを失った人形のようにドサリと崩れ落ちた。
「ロゼ……ノア……さ、ま……」
彼は震える手で、泥と血にまみれながら私の方へ伸ばそうとし――。
「逃……げ……」
その手は私の足元に届くことなく、パタリと力なく地に落ちた。
動かない。
あの最強の騎士が。嘘でしょう……?
「いやあぁぁ!! ユリウス……! 嘘よ、目を開けて……ユリウスッ!!」
駆け寄ろうとする私の腕を、冷たい手が強引に掴み上げた。
顔を上げると、そこには冷酷な氷の皇帝が立っていた。
「ほう……これが、聖女か」
その視線が、私の顔から、豊満な胸元、そして腰つきへと、値踏みするように這い回る。
珍しい宝石か、あるいは極上の獲物を見つけた猛獣の目だ。
「甘そうな魔力だ……」
サイラスは、恍惚とした表情で舌なめずりをした。
「そして美しい……殺すには惜しいな」
サイラスの腕が、私の腰を強引に抱き寄せた。
その体温は死体のように冷たく、けれど回された腕の力は逃れられないほどに強い。
「いや……離して! ユリウス――!!」
「ああ、いい匂いだ……。恐怖に濡れた女の魂ほど、甘美なものはない」
耳元で囁かれ、全身の力が抜けていく。足元から黒い霧が噴き出し、視界を覆い尽くす。
遠のく意識の中で、赤黒い血の海に沈むユリウスの姿だけが焼き付いて離れなかった。
「さあ、行こうか。私の愛しい『聖女』よ……たっぷりと可愛がってやる」
冷酷な囁きと共に、私の意識は闇へと堕ちていった。
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