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62 新しい日常
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「ティア、何かあったらすぐに指輪を触って『助けてレオ…!』って思いを込めるんだよ。それが一番早く気付けるから」
「うん」
「誰かに危害を加えられそうになったら、気にせず保護魔法でぶち飛ばしてやるんだ。何をしてもティアが正義だ。嫌になったらナルカデアへ留学するでも良いし、卒業を待たず入籍して、二人のお店でも持って暮らすのも良い」
「それは良いね」
「だろう? アルテナでティアと一緒に入店したような可愛いカフェを開こう」
「うん、いつか叶えたいな」
「なんなら今日の登校はやめるか? 天気も良いし、オレの目が届かない屋内じゃなく、家の庭で過ごさないか? 伯爵家の庭園は綺麗に剪定されて素晴らしい。王宮の庭にも劣らない。紅葉が見頃だし、じっくり二人で散策しよう」
「帰ったら一緒に見て回ろうか」
「あぁ、本当に行ってしまうのか……」
「ごめんね、今日は試験だから……」
「お二人とも」
「「ん?」」
「ずっと校舎の入口に馬車が停まっていると皆の迷惑になるって何回言えば分かるの!」
「ご、ごめんなキール。今日で終わりだから……」
「今日で終わりなのは明日から冬休みに入るからでしょー!? 毎日毎日同じようなこと言って何分も何分も……」
キールがぷりぷりくどくどと怒っている。いや、確かに迷惑を掛けていることは分かっているし、同じようなことを繰り返し謝罪しているけど、毎日レオから心配してもらったり、デートのようなお誘いをされたりするのが嬉しくて強く止められずにいる。
レオも半分は毎朝のこのやりとりを楽しんでいる節があるが、半分は本気だろう。学校の臨時職員に応募していた。そして落ちていた。恐らく冒険者であること以外の情報が不清明であるためだ。ナルカデア王国の公爵だと明かせば即採用どころか名誉教授くらいになりそうだが、そうなるとアキスト王国にも他国にもレオの存在が筒抜けになり、余計問題になりそうだったので諦めたらしい。
一緒に学校で過ごせたら楽しいだろうが、保護魔法もあるし、指輪でレオと繋がっているから、大きな心配はしていない。馬車での送り迎えも常にレオが付き添ってくれている。
レオと登下校するようになった初日の下校時に、馬車が到着するより先にレオが学校に来て、放課のチャイムと共に教室に入って来た時は驚いた。教室が騒然となり、「終わったかい? 一緒に帰ろう」とか言って抱き締めるし、フリードはただ笑っていて、レオを知っているキールが「あー! エルの恋人がなんでここに!?」と大声で叫んだものだから、話はすぐに広がって今は全生徒が知っている。
俺とレオは担任教師に連行され、『親しい間柄でも事前に申請が無ければ校舎の中に入らないように』と至極当然の注意を受けた。後から聞くと、レオは元々教室まで来るのは一度だけの予定だったそうだ。元王族だから実は常識が……? と心配したがそんなことは無かった。なんでも俺にレオという存在がいることを見せ付け、俺にちょっかいを掛ける人を減らそうとしたのだとか。一応俺も伯爵家だし、公爵家のフリードと親しくなり、侯爵家のキールとの仲も良好になってることは周りも気付いているため、俺に何かしようなんて輩はいないと思うんだが……。
俺がそう伝えると、レオは真面目な顔で答えた。
「ティア、オレと付き合い始めて、どんどん可愛くなっていってるのに気付いてる?」
「は? いや、可愛くはないけど」
「気付いてない……か…」
「だから、自己評価として、自ら言うのは少し恥ずかしいんだけど、どちらかと言えば俺はカッコ良い方じゃないかな? とは思っています」
「ティアは確かにカッコ良い顔立ちだよ。だけどね、表情や雰囲気に愛らしさを隠せなくなってる」
これは俺が何を言ってもダメだ。俺の主張は届かない。
「初めはオレの前でだけ可愛くて幼くなって甘えてほわほわになってたのに、今はオレがずっと一緒にいるからそれが通常運転になっちゃってるんだよ」
「え? そうかな? レオがいない間は前と変わらず無表情でクールなエルティアくんのつもりだけど」
「はいそれは事実と異なりますー。フリードに聞いてますー! 教室でにこにこしながら指輪触ったり鏡に映ったピアスを眺めたりしてるって聞いてますー! 本当にティア可愛い、なんでそんなことするの。オレの前でしてよ。オレの前だけで」
「え゛!? そんなことして……ないと……思うけど」
無意識にしてたのかなぁ……。幸せすぎて浮かれてた時期があったからなぁ。ちなみにフリードはヴィダ草調達の件でレオが便宜を図ったからか、いつの間にか内通者となっていたらしい。
「そのせいで一部では『黒い悪魔』から『黒い小悪魔』に呼称が変わってると聞いた」
「いや、恐怖と威力がダウングレードしてるだけじゃ……」
「小悪魔はダメだよ。小悪魔って言ってる奴みんなティアに魅了されてるよ。狙われてるよ。ティアが危ないよ」
「いや……まぁ……。俺はレオが大袈裟に捉えて勘違いしてるだけだと思うけど。じゃあ減らそうとしてたちょっかいって暴力とかイジメとかじゃなくて、恋愛的な意味合いってこと?」
「両方だ。とりあえず牽制しといて、それでもティアに対してどちらの意味でも手を出そうとする奴がいたら片っ端から消そうと思って。男も女も関係なく」
「いや、本当に俺はモテないから大丈夫だよ。それよりレオが毎日学校来たらカッコ良いって騒がれちゃうよ……」
「もしティアを待っている間に知らない奴が来ても、ティア以外にオレを触らせないし優しく会話もしないよ。ティアはオレのことを自分の恋人だからって周りに紹介しておいてね」
「……うん……」
なんだかんだあってもレオのことが大好きだし、レオも俺のことを愛してくれているのが分かるので、なんでも許してしまう。自分で言うのもなんだけど蜜月状態だからな……。仕方ない。
もちろんレオが心配するようなことは起きずに、平和な日々が続き、今年最後の登校日となった。毎朝俺とレオが長々と校門前にいるためにキールが叱りに来るのが習慣となっていた。
「でもほら、馬車で校門前の入口に横付けする人って限られてるし」
「僕とかフリードくんとかね!」
「……本当に申し訳ない」
「フリードくんはエルたちのせいで15分も早く登校するようになったんだよ? 公爵家だよ!? 何故か全然怒ってないどころかすごく機嫌が良かったけど」
「弟くんへの賄賂が効いてる(ボソッ)」
「それキールに知られないようにしてね(ボソッ)」
「二人とも聞いていますか? 僕は怒っています」
「「はい、ごめんなさい」」
再びぷんぷんしながら叱り始めたキールをリアムが呼びに来たことで、この日もなんとか遅刻せずに済んだ。
「うん」
「誰かに危害を加えられそうになったら、気にせず保護魔法でぶち飛ばしてやるんだ。何をしてもティアが正義だ。嫌になったらナルカデアへ留学するでも良いし、卒業を待たず入籍して、二人のお店でも持って暮らすのも良い」
「それは良いね」
「だろう? アルテナでティアと一緒に入店したような可愛いカフェを開こう」
「うん、いつか叶えたいな」
「なんなら今日の登校はやめるか? 天気も良いし、オレの目が届かない屋内じゃなく、家の庭で過ごさないか? 伯爵家の庭園は綺麗に剪定されて素晴らしい。王宮の庭にも劣らない。紅葉が見頃だし、じっくり二人で散策しよう」
「帰ったら一緒に見て回ろうか」
「あぁ、本当に行ってしまうのか……」
「ごめんね、今日は試験だから……」
「お二人とも」
「「ん?」」
「ずっと校舎の入口に馬車が停まっていると皆の迷惑になるって何回言えば分かるの!」
「ご、ごめんなキール。今日で終わりだから……」
「今日で終わりなのは明日から冬休みに入るからでしょー!? 毎日毎日同じようなこと言って何分も何分も……」
キールがぷりぷりくどくどと怒っている。いや、確かに迷惑を掛けていることは分かっているし、同じようなことを繰り返し謝罪しているけど、毎日レオから心配してもらったり、デートのようなお誘いをされたりするのが嬉しくて強く止められずにいる。
レオも半分は毎朝のこのやりとりを楽しんでいる節があるが、半分は本気だろう。学校の臨時職員に応募していた。そして落ちていた。恐らく冒険者であること以外の情報が不清明であるためだ。ナルカデア王国の公爵だと明かせば即採用どころか名誉教授くらいになりそうだが、そうなるとアキスト王国にも他国にもレオの存在が筒抜けになり、余計問題になりそうだったので諦めたらしい。
一緒に学校で過ごせたら楽しいだろうが、保護魔法もあるし、指輪でレオと繋がっているから、大きな心配はしていない。馬車での送り迎えも常にレオが付き添ってくれている。
レオと登下校するようになった初日の下校時に、馬車が到着するより先にレオが学校に来て、放課のチャイムと共に教室に入って来た時は驚いた。教室が騒然となり、「終わったかい? 一緒に帰ろう」とか言って抱き締めるし、フリードはただ笑っていて、レオを知っているキールが「あー! エルの恋人がなんでここに!?」と大声で叫んだものだから、話はすぐに広がって今は全生徒が知っている。
俺とレオは担任教師に連行され、『親しい間柄でも事前に申請が無ければ校舎の中に入らないように』と至極当然の注意を受けた。後から聞くと、レオは元々教室まで来るのは一度だけの予定だったそうだ。元王族だから実は常識が……? と心配したがそんなことは無かった。なんでも俺にレオという存在がいることを見せ付け、俺にちょっかいを掛ける人を減らそうとしたのだとか。一応俺も伯爵家だし、公爵家のフリードと親しくなり、侯爵家のキールとの仲も良好になってることは周りも気付いているため、俺に何かしようなんて輩はいないと思うんだが……。
俺がそう伝えると、レオは真面目な顔で答えた。
「ティア、オレと付き合い始めて、どんどん可愛くなっていってるのに気付いてる?」
「は? いや、可愛くはないけど」
「気付いてない……か…」
「だから、自己評価として、自ら言うのは少し恥ずかしいんだけど、どちらかと言えば俺はカッコ良い方じゃないかな? とは思っています」
「ティアは確かにカッコ良い顔立ちだよ。だけどね、表情や雰囲気に愛らしさを隠せなくなってる」
これは俺が何を言ってもダメだ。俺の主張は届かない。
「初めはオレの前でだけ可愛くて幼くなって甘えてほわほわになってたのに、今はオレがずっと一緒にいるからそれが通常運転になっちゃってるんだよ」
「え? そうかな? レオがいない間は前と変わらず無表情でクールなエルティアくんのつもりだけど」
「はいそれは事実と異なりますー。フリードに聞いてますー! 教室でにこにこしながら指輪触ったり鏡に映ったピアスを眺めたりしてるって聞いてますー! 本当にティア可愛い、なんでそんなことするの。オレの前でしてよ。オレの前だけで」
「え゛!? そんなことして……ないと……思うけど」
無意識にしてたのかなぁ……。幸せすぎて浮かれてた時期があったからなぁ。ちなみにフリードはヴィダ草調達の件でレオが便宜を図ったからか、いつの間にか内通者となっていたらしい。
「そのせいで一部では『黒い悪魔』から『黒い小悪魔』に呼称が変わってると聞いた」
「いや、恐怖と威力がダウングレードしてるだけじゃ……」
「小悪魔はダメだよ。小悪魔って言ってる奴みんなティアに魅了されてるよ。狙われてるよ。ティアが危ないよ」
「いや……まぁ……。俺はレオが大袈裟に捉えて勘違いしてるだけだと思うけど。じゃあ減らそうとしてたちょっかいって暴力とかイジメとかじゃなくて、恋愛的な意味合いってこと?」
「両方だ。とりあえず牽制しといて、それでもティアに対してどちらの意味でも手を出そうとする奴がいたら片っ端から消そうと思って。男も女も関係なく」
「いや、本当に俺はモテないから大丈夫だよ。それよりレオが毎日学校来たらカッコ良いって騒がれちゃうよ……」
「もしティアを待っている間に知らない奴が来ても、ティア以外にオレを触らせないし優しく会話もしないよ。ティアはオレのことを自分の恋人だからって周りに紹介しておいてね」
「……うん……」
なんだかんだあってもレオのことが大好きだし、レオも俺のことを愛してくれているのが分かるので、なんでも許してしまう。自分で言うのもなんだけど蜜月状態だからな……。仕方ない。
もちろんレオが心配するようなことは起きずに、平和な日々が続き、今年最後の登校日となった。毎朝俺とレオが長々と校門前にいるためにキールが叱りに来るのが習慣となっていた。
「でもほら、馬車で校門前の入口に横付けする人って限られてるし」
「僕とかフリードくんとかね!」
「……本当に申し訳ない」
「フリードくんはエルたちのせいで15分も早く登校するようになったんだよ? 公爵家だよ!? 何故か全然怒ってないどころかすごく機嫌が良かったけど」
「弟くんへの賄賂が効いてる(ボソッ)」
「それキールに知られないようにしてね(ボソッ)」
「二人とも聞いていますか? 僕は怒っています」
「「はい、ごめんなさい」」
再びぷんぷんしながら叱り始めたキールをリアムが呼びに来たことで、この日もなんとか遅刻せずに済んだ。
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