交際0日。湖月夫婦の恋愛模様

なかむ楽

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5.番外編③

60-12.きみをどんなに好きか(舜太郎視点)②

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「剃り終えましたよ」

 丁寧に濡れタオルでジェルを拭き取り、保湿クリームを手に取る。目で、藍にまだ膝を抱えているように言うと、彼女は真っ赤にさせた顔を困ったようにする。
 清潔な濡れタオルでシェービングジェルどころか、秘所を拭う。藍は目を白黒させて驚いている。赤ちゃんのオムツ替えを想像させる行為だ。濃密なまつ毛を濡らした藍のうるうるした目と目が合う。

「あ……、や、だ」

 成熟した腰を持ち上げて仰向けになった藍に、ツルツルになったそこを見せつける。ストレッチなどで柔軟体操もしている彼女は、難なく腰を上げて舜太郎の肩にひかがみを乗せた。

「きれいになったでしょう?」

「み……見せないで……おねがい……」

 蚊の鳴くような声のお願いを無視して、舌を大きく出し、唾液をつるりとした恥丘に垂らして、れろれろと舐める。ジェルを丁寧に拭き取った理由がこれだった。剃りたての素肌を味わいたい。
 きめ細やかなつるりとした恥丘を舌でくすぐり、軽く歯を当てる。

「んぅ、ん、あ……っ」

 初めての感覚なのか、藍はひどく戸惑いあえやかな声をあげる。

(想像よりも嘗めやすい。どこもきめ細やかで、淡雪のようだから?)

 見せつけるように舐めていたのに、剥き卵のような肌触りが夢中にさせる。剥き出しになった恥ずかしい割れ目を何度も何度も舌で往復し味わう。

「おいしい。藍のここ」

「おいしく、なぁ、いぃ、ですぅ……っ! や……、なにか、へ……んっ。ふ……ぁあ」

 ツルツルとした恥丘をうまみを存分に嘗めながら、再び潤み始めた陰唇を指でくすぐる。お尻の筋肉がぴくぴくし、太腿がふるふる震えている。
 恥丘から蜜で潤う秘裂を大きくぺろりぺろりと嘗めながら、手探りでセーターに隠れた乳房をブラごと揉みしだく。

「あぁ、はぁ……ぁんんんっ♡ すっちゃ、やぁ……っ♡」

 ぢゅ、ぢゅる、ちゅるっと派手な音を立てて蜜を吸い上げながら、レースごしに乳首を強めにつまみ捏ねる。すると、藍は堪らず足にちからを入れた。

「あっ、い……っ、イイ……ッ♡」

 太腿で舜太郎を頭をぎゅっと挟みながら、軽く達した。しとどに濡れた小さな蜜口を舌でほじくる。藍の濃い味がするそこは、でこぼこでざらりとしたところがある。

「ん……。藍の味。いやらしくて、美味しい」

「んっくっ♡ いや、いや♡ そこ、ばっかりぃ♡ とけちゃい、ます♡」

 軽く達した後でも熱心に強い快感を与え続けると、藍は頭をイヤイヤと振って、淫らに悦び続ける。
 過敏になっている秘粒をちゅるっと口に含んで、舌で器用に包皮を剥いて、舌で弄び嬲りねぶる。グズグズとろとろの蜜洞を、執拗に指で優しく抽挿し続ける。指がふやけているだろうと楽しい予感をさせる。

「ひ……あっ、あ──! ああ────♡♡ や、ら、めぇ♡ いってるから♡ イってるの♡♡」

 藍は大きく見開いた目から涙を零しながら、ガクガク大きく震える。
 なんて、美しくてかわいいのだろうか。1フレームごとの動きが美そのものだ。

「あ♡ ああ♡ だ……め♡ しゅ、たろさ……ん♡ だ、めぇ♡♡」

 強い絶頂感が潮を吹かせる。ぴゅっぴゅっと舜太郎の喉を濡らした潮が、藍の太腿や尻をつとつとと伝う。
 あまりやりすぎると本気で泣かれて拗ねてしまう。今だって、藍は羞恥が振り切れて絶頂しながらボロボロ涙を零して泣いている。
 こんなにも加虐性があったのかと、舜太郎自身も驚いた。元より激しいセックスを好んでいたが、まさか、妻の秘所を剃毛するほどとは思わなかった。
 自分の淫らで獣のような場所をさらけ出しても、藍なら受け取ってくれる。逆もまた然りだ。

「う、ううっ。舜太郎さん……。やめてって、いったのに……うっ」

 腰をゆっくりと下ろしたら、藍が泣きながら怒って、タオルで舜太郎の喉を拭う。
 藍は潮吹きを尿失禁だと思っているようだが、正真正銘の女の射精なのだから恥じ入ることはない。前もそう説明したが、尿失禁だと信じ込んでいて、恥ずかしがる姿もいいのだから、くどくど説明するのをやめてしまった。
 蜜洞を男根で刺激してたっぷりと子宮付近を擦ると、尿失禁してしまう時もあるが。タガが外れるほど気持ちいいなら、それに越したことはない。

「大丈夫ですよ」

 頬や鼻へキスを繰り返し、妻を宥めながら押し倒す。一刻も早く愛する妻のなかに潜り込みたい。それに、ツルツルのそこを思う存分に味わい尽くしたい。

「あん。熱い……の。かたぁい♡」

 藍の脂肪が薄い下腹部にどうしても当たってしまう。今日は剃毛したせいで、自分でもいつもより大きく硬く感じる。
 剃毛したてのそこにあてがうと、いつもと違ったつるつる感にひどく興奮して、頭の付け根がチリチリと焼け付く。

「すご……。藍の、いやらしいな」

 はぁと吐息混じりに言えば、藍は早く入れてほしそうに腰をくねらせて誘う。そそり立った男根で滑やかでぬるつく秘裂を押し潰しながら往復する。

「あっ。んんっ。んっ」

「このまま、ここで、射精しても?」

 髪を乱すほど剃毛したてのそこが好くて、どうしても雄の匂いをつけたかった。象牙色のそこと鮮やかな雌の肉色のそこに、雄の白濁色が付着するのを想像するだけでは終えられない。

「えっ、あんっ」

 藍は考えあぐねている。蜜洞を引っ掻き回してほしいのだろう。線の美しい足が舜太郎の腰に巻きついてねだっている。
 舜太郎は藍の腰をしっかり掴み、キスをしながらつるりとした感触を情熱の赴くまま腰を振る。くちゃぴちゃと愛蜜と先走り汁がしっかりと混ぜ合わせる。

「あ♡ あふっ♡ ふ……っ♡」

「んっ、……は、射精……っ、る」

 自分でも呆気ないと思った。我慢に我慢を重ねてから射精するほうが得がたい快感を貪れるのに。
 しっかりと男根を持ち、びゅくびゅくと象牙色の恥丘に勢いよく噴きかける。ふるふるのふっくらとした恥丘からぼたぼた赤色に白濁が落ちて、濃い愛蜜と合わさるのがよく見える。
 とんでもなく興奮する。ちっとも冷めないし、飛沫をあげた雄は衰えない。

「藍。挿入るよ」

「ん……、んん……♡ きて♡」

 濃厚な雄の匂いに酔っている藍は、首をこてんと傾げた。幼い仕草は、襲ってくれと言わんばかりだ。
 あてがった蜜口は、ぬぐんっと大きく膨れた亀頭をいつもより上手に飲み込んだ。いやらしい結合部を目で愉しみながら、舜太郎は濡れ襞のでこぼこを満喫するよう焦らしながらずぷずぷ埋めていく。

「ああ、あ────っ♡♡」

 少し挿入れただけで、藍は呆気なく達してしまった。さっきの素股で深イきする手前で舜太郎が射精したからだ。

「藍。今度はなかにたっぷりと射精してあげる」

 つるりとした恥丘にぴったりと根元を擦りつける。隠れるのをやめてしまった秘粒をグリグリと愛しくいじめると、藍は白い首をそらして絶頂のなかで絶頂する。
 シーツを掴むその手に自分の手を重ね、藍が落ち着くまで蠕動する蜜洞で待つ。

「しゅんたろう、さん……」

「藍」

 藍と呼ぶと素直な身体が反応する。ぎゅうっと男根を締めつけて、愛しさを伝えてくる。奥を精魂込めてノックして、ぐりぐりと回し捏ねる。少しくらい遠慮しようかと思ったが、まつ毛の先まで震えさせて快感を貪る妻を目の当たりにして、理性をかなぐり捨てた。
 打ち付けながら波打つ乳房を揉み、むしゃぶりつく。藍も髪を乱しているが、舜太郎も同じだ。
 獣じみていると思う。でも、ふたりしてそうなっていたら、本能に従うより他はない。
 まだ付き合いたての恋人同士のようにイチャイチャしていたいと思う反面、孕ませてすべてを自分のものにしてしまいたいし、藍に似た赤ちゃんを授かりたい。
 危険日以外はスキンをつけているけど、毎日毎日二度三度たっぷりと精子を撒いているのだから。でも、やっぱりまだ二人だけの時間を共有したい。

 ──と思っていたが。
 大変興奮した舜太郎は抱き潰し、翌朝も愛しい妻のツルツルになった可愛いそこを可愛がりすぎて──朝日の元で明るかったのもよかった。ので、妻をベッドに一日中拘束することに初めて成功した。
 体液まみれでへとへとになっている愛しい愛しい藍。世界中のなによりも官能的で美しい愛欲の女神。そのしどけない姿は、なによりもの目の保養だった。



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