私を信じてはくれなかった婚約者の事なんて忘れたい。

瑠渡

文字の大きさ
8 / 25

8

しおりを挟む
えっ?………ジョイ君の……………アベン様?

何故ここに?



アベン様の横にはとても綺麗な方が一緒にいて、ずっとアベン様を見ている。

だが……教師の試験を受けると言うことだろうか?

試験の部屋も別で、いつの間にか姿が見えなくなった。

いや、今はそれどこでない!



私は試験が終わるまで集中することにした。


試験が終わり会場を後にした時は、すっかりアベン様の事を忘れていた。







そして合格発表

私は無事に合格した

そして学校を去ることになり、
教師、生徒から温かく送り出してもらえた。

ジョイ君を見た時、聞きたい気持ちもあったが、泣いてくれてるジョイ君に「元気でね」と伝えることしかできなかった。


そして新しく勤める学校は王都にある
貴族学校

矜持をもって勤めなければ


私の他にも数名新人教師が勤めるらしく、今日顔合わせがある

そして学園長の部屋に入り挨拶をし新人らしい方の隣に並んでみたら………「えっ?アベン様?」

アベン様はチラッとこちらを見て微笑み「久しぶりですね」と声をかけてくれた。

(なんで?なんで?アベン様は何者?)

学園長から

「新しく赴任された先生方。
慣れない土地で、また貴族相手と言うことで面倒なこともあるでしょう。
そして、この春から他国からの王子を迎えることにもなっております。面倒事があるといけないので何人かの護衛、役人も何人か学校に入ってくるので、生徒がざわつく事もあるでしょう。担任になった先生はどうか、気を引き締めて望んで頂きたい。私からは以上だ。」

挨拶を終えて廊下へ出たところで私はアベン様に話しかけた

「ビックリしました。アベン様も教師を目指していたのですね。」

「いや、僕は元々教師をしていたんですよ。家が忙しくなってしまったので一旦教師をやめたのです。でもだいぶ家も落ち着きました、先生を追いかけることにしたんです。」二コッ

「えっ?」

そんなことを言われると思わなかったので、自分の顔があかくなるのがわかった。



「セシリア先生、これからは同僚としてよろしく」




「はい。アベン先生……あの、よろしくお願いいたします」



「あっ、一緒に受かったんだから、今度お祝いしましょう」と、言われて、
「そうですね、機会があったら」と、答えた。



なんか、花を売ってる時の雰囲気と全然違う、むしろグイグイ来るアベン様に動揺する私だった。







しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

初夜をすっぽかされた令嬢は夫を死亡扱いする

さんけい
恋愛
クズ夫の非常識を帳簿で粛々と清算!真実の愛?笑わせるわね! 全14話。予約投稿済みです。

戦場から帰らぬ夫は、隣国の姫君に恋文を送っていました

Mag_Mel
恋愛
しばらく床に臥せていたエルマが久方ぶりに参加した祝宴で、隣国の姫君ルーシアは戦地にいるはずの夫ジェイミーの名を口にした。 「彼から恋文をもらっていますの」。 二年もの間、自分には便りひとつ届かなかったのに? 真実を確かめるため、エルマは姫君の茶会へと足を運ぶ。 そこで待っていたのは「身を引いて欲しい」と別れを迫る、ルーシアの取り巻きたちだった。 ※小説家になろう様にも投稿しています

サレ妻の娘なので、母の敵にざまぁします

二階堂まりい
大衆娯楽
大衆娯楽部門最高記録1位! ※この物語はフィクションです 流行のサレ妻ものを眺めていて、私ならどうする? と思ったので、短編でしたためてみました。 当方未婚なので、妻目線ではなく娘目線で失礼します。

最後に一つだけ。あなたの未来を壊す方法を教えてあげる

椿谷あずる
恋愛
婚約者カインの口から、一方的に別れを告げられたルーミア。 その隣では、彼が庇う女、アメリが怯える素振りを見せながら、こっそりと勝者の微笑みを浮かべていた。 ──ああ、なるほど。私は、最初から負ける役だったのね。 全てを悟ったルーミアは、静かに微笑み、淡々と婚約破棄を受け入れる。 だが、その背中を向ける間際、彼女はふと立ち止まり、振り返った。 「……ねえ、最後に一つだけ。教えてあげるわ」 その一言が、すべての運命を覆すとも知らずに。 裏切られた彼女は、微笑みながらすべてを奪い返す──これは、華麗なる逆転劇の始まり。

幼馴染を選んで婚約者を追放した旦那様。しかしその後大変なことになっているようです

睡蓮
恋愛
レーベット侯爵は自身の婚約者として、一目ぼれしたミリアの事を受け入れていた。しかしレーベットはその後、自身の幼馴染であるリナリーの事ばかりを偏愛し、ミリアの事を冷遇し始める。そんな日々が繰り返されたのち、ついにレーベットはミリアのことを婚約破棄することを決める。もう戻れないところまで来てしまったレーベットは、その後大きな後悔をすることとなるのだった…。

王子様への置き手紙

あおき華
恋愛
フィオナは王太子ジェラルドの婚約者。王宮で暮らしながら王太子妃教育を受けていた。そんなある日、ジェラルドと侯爵家令嬢のマデリーンがキスをする所を目撃してしまう。ショックを受けたフィオナは自ら修道院に行くことを決意し、護衛騎士のエルマーとともに王宮を逃げ出した。置き手紙を読んだ皇太子が追いかけてくるとは思いもせずに⋯⋯ 小説家になろうにも掲載しています。

すれ違う思い、私と貴方の恋の行方…

アズやっこ
恋愛
私には婚約者がいる。 婚約者には役目がある。 例え、私との時間が取れなくても、 例え、一人で夜会に行く事になっても、 例え、貴方が彼女を愛していても、 私は貴方を愛してる。  ❈ 作者独自の世界観です。  ❈ 女性視点、男性視点があります。  ❈ ふんわりとした設定なので温かい目でお願いします。

初恋のひとに告白を言いふらされて学園中の笑い者にされましたが、大人のつまはじきの方が遥かに恐ろしいことを彼が教えてくれました

3333(トリささみ)
恋愛
「あなたのことが、あの時からずっと好きでした。よろしければわたくしと、お付き合いしていただけませんか?」 男爵令嬢だが何不自由なく平和に暮らしていたアリサの日常は、その告白により崩れ去った。 初恋の相手であるレオナルドは、彼女の告白を陰湿になじるだけでなく、通っていた貴族学園に言いふらした。 その結果、全校生徒の笑い者にされたアリサは悲嘆し、絶望の底に突き落とされた。 しかしそれからすぐ『本物のつまはじき』を知ることになる。 社会的な孤立をメインに書いているので読む人によっては抵抗があるかもしれません。 一人称視点と三人称視点が交じっていて読みにくいところがあります。

処理中です...