1度だけでも会えたなら、私達には天使がいるのだと言いたい

瑠渡

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ドロシーの真の姿を見た

次の日……





ドロシーが私に「おはよう」と声をかけてきた


「これからはずっと婚約者と過ごそうと思うの。メアリには悪いけど………」

そう伝えてきた。

「いいえ、ドロシーの好きにしたら良いわ。私は1人でも平気だから」

と、伝えたら顔を歪めた。

きっと、私が寂しがるとでも思ったのだろうか?

だが私はこれからは、1人で過ごすことに決めたのだ。

たまに、取り巻き令嬢が様子でも見るように私の側に来ては
「ドロシー様が婚約者様と過ごすようになったので、寂しいですわね。貴女にはドロシー様しかお友達がいませんでしたもの」と、皮肉混じりに声をかけてくる。

ガン無視だ

それより、ドロシーが離れてから、1人でいる私に声をかけてきてくれる令嬢達がいる。

今まで近づくと、ドロシー様に睨まれたからとか、ドロシー様が苦手でメアリ様に話しかけたいと思っていたが、諦めてました。とか、言われるようになった。

そうか……ドロシーはわざと私を孤立させていたのかもしれない。


私は前より1人になって勉強しやすくなった。
反対にノマイロン様は辛そうだ。
あんなに自分の物だと主張されたら、誰でも嫌になるだろう。

「ノマイロン!」「ノマイロン!」
と、何回ドロシーがノマイロン様を呼ぶ声が聞こえるだろう。

あれだけ執着していれば、嫌になる気持ちもわかる。

そもそもノマイロン様からは、「僕は惚れてないからな!ドロシーには、嫌悪しかない!」と、私達の前で声を高々に言っていた。そのノマイロン様にとって、今は相当の苦痛だろうが、どうか頑張ってくれ。
同じクラスのカルロ殿下の元に逃げ込む姿がいじらしい。
んっ?いじらしい?


私もあの日からノマイロン様が同士のようで、近くに感じるようになった。



そして…………




    告示


1学年

カルロ.リュ.シューゼント

アイリス.リュ.シューゼント

ノマイロン.マシシル

メアリ.サマーシュ

計4名は、留学により飛び級にて学園を卒業。

留学先へ既に出発。


と、掲示板に貼り出された


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