19 / 130
お泊まりはドキドキなんです。
6
しおりを挟む
近所のスーパーに美峰と明星は買い物にやって来た。
話し合いの結果、今夜はとんかつと具沢山のお味噌汁にすることになった。
「とんかつ用の豚肉と、お味噌汁に大根とにんじんと油揚げ、ネギはまだあるって言ってたね」
スマホのメモに入れて来た買い物リストを美峰は確認する。
「キャベツもだよー。キャベツ、キャベツ」
楽しそうに明星が野菜売り場に向かう。
「待ってよ、明星君!」
カートを押しながら明星の後を追う。
カゴの中に、半分に切ったキャベツと、半分に切った大根、袋に入ったにんじんを入れた。
明星が一緒になってカートを押してくれる。美峰が微笑むと、明星も嬉しそうに笑って、油揚げもカゴに入れた。
明星がお菓子売り場で立ち止まった。
「おやつはまだいっぱいあるからお菓子は今日はダメだよ」
優しく美峰が言うと、明星はうんと頷いた。
「美峰君!明日の朝食べるパンも買って行こう。牛乳はあるって言ってたよ」
必要な物を全てカゴに入れ、パンコーナーで美峰は明星にパンを選ばせる。
「あ!パン粉!お家にあるかな?」
美峰が尋ねると、明星は分からないと返事をした。
美峰は優星に電話をかける。
『パン粉ないです!気がついてくれて助かりました!一緒に買って来てください』
やっぱり忘れていたと美峰は思って明星を見つめた。
「明星君がパンの話をしてくれたから良かったよ。ありがとう」
美峰の言葉に明星は真っ赤な顔で嬉しがる。美峰の役に立てたのが明星は嬉しかった。
会計を済ませて、軽い方の袋を明星が持つ。
「美峰君と買い物楽しかった!僕、美峰君と毎日こうして会えたら良いな」
素直に表現してくれる明星が美峰には眩しかった。
自分はもう素直になれない。
素直になるのが怖かった。
素直になって優星に嫌われるのが怖くてたまらなかった。
話し合いの結果、今夜はとんかつと具沢山のお味噌汁にすることになった。
「とんかつ用の豚肉と、お味噌汁に大根とにんじんと油揚げ、ネギはまだあるって言ってたね」
スマホのメモに入れて来た買い物リストを美峰は確認する。
「キャベツもだよー。キャベツ、キャベツ」
楽しそうに明星が野菜売り場に向かう。
「待ってよ、明星君!」
カートを押しながら明星の後を追う。
カゴの中に、半分に切ったキャベツと、半分に切った大根、袋に入ったにんじんを入れた。
明星が一緒になってカートを押してくれる。美峰が微笑むと、明星も嬉しそうに笑って、油揚げもカゴに入れた。
明星がお菓子売り場で立ち止まった。
「おやつはまだいっぱいあるからお菓子は今日はダメだよ」
優しく美峰が言うと、明星はうんと頷いた。
「美峰君!明日の朝食べるパンも買って行こう。牛乳はあるって言ってたよ」
必要な物を全てカゴに入れ、パンコーナーで美峰は明星にパンを選ばせる。
「あ!パン粉!お家にあるかな?」
美峰が尋ねると、明星は分からないと返事をした。
美峰は優星に電話をかける。
『パン粉ないです!気がついてくれて助かりました!一緒に買って来てください』
やっぱり忘れていたと美峰は思って明星を見つめた。
「明星君がパンの話をしてくれたから良かったよ。ありがとう」
美峰の言葉に明星は真っ赤な顔で嬉しがる。美峰の役に立てたのが明星は嬉しかった。
会計を済ませて、軽い方の袋を明星が持つ。
「美峰君と買い物楽しかった!僕、美峰君と毎日こうして会えたら良いな」
素直に表現してくれる明星が美峰には眩しかった。
自分はもう素直になれない。
素直になるのが怖かった。
素直になって優星に嫌われるのが怖くてたまらなかった。
0
あなたにおすすめの小説
逃げた弟のかわりに溺愛アルファに差し出されました。初夜で抱かれたら身代わりがばれてしまいます💦
雪代鞠絵/15分で萌えるBL小説
BL
逃げた弟の身代わりとなり、
隣国の国王である溺愛アルファに嫁いだオメガ。
しかし実は、我儘で結婚から逃げ出した双子の弟の身代わりなのです…
オメガだからと王宮で冷遇されていたので、身代わり結婚にも拒否権が
なかたのでした。
本当の花嫁じゃない。
だから何としても初夜は回避しなければと思うのですが、
だんだん王様に惹かれてしまい、苦しくなる…という
お話です。よろしくお願いします<(_ _)>
従僕に溺愛されて逃げられない
大の字だい
BL
〈従僕攻め×強気受け〉のラブコメ主従BL!
俺様気質で傲慢、まるで王様のような大学生・煌。
その傍らには、当然のようにリンがいる。
荷物を持ち、帰り道を誘導し、誰より自然に世話を焼く姿は、周囲から「犬みたい」と呼ばれるほど。
高校卒業間近に受けた突然の告白を、煌は「犬として立派になれば考える」とはぐらかした。
けれど大学に進学しても、リンは変わらず隣にいる。
当たり前の存在だったはずなのに、最近どうも心臓がおかしい。
居なくなると落ち着かない自分が、どうしても許せない。
さらに現れた上級生の熱烈なアプローチに、リンの嫉妬は抑えきれず――。
主従なのか、恋人なのか。
境界を越えたその先で、煌は思い知らされる。
従僕の溺愛からは、絶対に逃げられない。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる