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気分は混浴で恥ずかしいんです。
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イチゴ狩りを終え、温泉旅館に夕方前には到着した。
仲居さんに部屋を案内され、明星は少し疲れたのか旅館の部屋に着くと大人しくなった。
「イチゴ狩り楽しかったー。僕、絶対100個食べたよ!」
畳の部屋にゴロンと横になって明星が言う。
「いっぱい食べたね。美味しかったね」
美峰が同調すると、明星はトロンとした目で頷く。
その顔を見て、優星はマズいと思った。
今ここでお昼寝をされては、夜に寝なくなると思った。
「よし!せっかくだし温泉に入って腹ごなししてこよう!夕飯も楽しみだな!」
優星は慌てて浴衣を持って立ち上がる。
「えー。もう少しゆっくりしてからにしようよー。お風呂面倒くさい」
温泉に入ったことがない明星は、興味がないので面倒くさがる。
優星は美峰に、明星をその気にさせるように合図を送る。
「今、寝ると厄介ですから。美峰さんからも誘って!」
小声で囁かれて、美峰も明星を起こしにかかる。
「明星君。お風呂すごーく大きいよ。お外にもお風呂があるんだよ。楽しいから行ってみようよ」
美峰が誘うと、さすがに明星は起き上がる。
イチイチ明星の態度が気に入らないが、優星は仕方なくそこも目を瞑った。
3人は温泉に向かって部屋を出る。
大浴場は、木のいい香りが漂っていた。
清潔感のある広い脱衣所に入ると、明星と美峰は服を脱ぎ始めた。
優星は、つい美峰の姿を見てしまう。
靴下はもう部屋で抜いできたので、シャツを脱ぎ、ジーパンを脱ぐ。
Tシャツを脱ぐと、細くて少し筋肉質な身体が目に飛び込んできて、優星は目をそらす。
ドキドキしながらまた美峰を見ると、ちょうどボクサーパンツに手を掛けていた。
見てはいけないと思いながら、優星はつい腰に目がいく。
美峰はするりと最後のボクサーパンツまで脱ぐとタオルで前を隠す。
優星は真っ赤になって自分も裸になった。
美峰さんの肌、綺麗だし。
やべ。
あまり見ていると、恥ずかしくなる。
……………やべぇ。
美峰と明星は、どんどん先に温泉の中へ入っていく。
優星はドキドキしながら後を追った。美峰の裸に興奮していた。
「わぁ!すごーい!プールみたいだよー」
はしゃぐ明星の声に、優星はハッとした。
「騒ぐなよー。お風呂入る前に、よく体流せよ」
「分かってる!」
明星はムッとしながら言うと、美峰と一緒に体を流した後、大きな湯船にゆっくりと入った。
優星も興奮したのがバレないように、さっさと体を流して湯船に浸かった。
まだ数人しか温泉に人はいなかったので、ゆったりと3人は湯船に浸かる。
「あー、疲れ取れるー。癒されるー。気持ちいい」
伸びをして優星は言う。直ぐ隣に美峰がやって来てドキンとする。
「本当だね。凄く気持ちいいね」
美峰の肌が、ポカポカになって少しピンク色に変わっている。
優星は恥ずかしくてまともに美峰が見れない。
「………ダメです。美峰さん見てると、抱きしめたくなる」
優星の言葉に美峰も急に意識が芽生えた。顔が熱くなる。
「まるで、混浴みたいで、ドキドキします」
赤い顔で優星は言うと、温泉の中でそっと美峰の手を握った。
その繋いだ手の温もりに、美峰は恥ずかしいのに嬉しくて、その手を離したくなかった。
「美峰君!外のお風呂も行こうよ!」
明星が近づいて来て、ふたりの手がパッと離れる。
「うん!今行くよ」
美峰は優星を見て微笑む。優星はその顔にときめく。
「露天風呂も行ってみよ」
美峰が笑顔で優星に言う。優星も微笑む。
「先に、明星と行ってください。直ぐ行きますから」
優星は気を鎮めないと湯船から出れなかった。
仲居さんに部屋を案内され、明星は少し疲れたのか旅館の部屋に着くと大人しくなった。
「イチゴ狩り楽しかったー。僕、絶対100個食べたよ!」
畳の部屋にゴロンと横になって明星が言う。
「いっぱい食べたね。美味しかったね」
美峰が同調すると、明星はトロンとした目で頷く。
その顔を見て、優星はマズいと思った。
今ここでお昼寝をされては、夜に寝なくなると思った。
「よし!せっかくだし温泉に入って腹ごなししてこよう!夕飯も楽しみだな!」
優星は慌てて浴衣を持って立ち上がる。
「えー。もう少しゆっくりしてからにしようよー。お風呂面倒くさい」
温泉に入ったことがない明星は、興味がないので面倒くさがる。
優星は美峰に、明星をその気にさせるように合図を送る。
「今、寝ると厄介ですから。美峰さんからも誘って!」
小声で囁かれて、美峰も明星を起こしにかかる。
「明星君。お風呂すごーく大きいよ。お外にもお風呂があるんだよ。楽しいから行ってみようよ」
美峰が誘うと、さすがに明星は起き上がる。
イチイチ明星の態度が気に入らないが、優星は仕方なくそこも目を瞑った。
3人は温泉に向かって部屋を出る。
大浴場は、木のいい香りが漂っていた。
清潔感のある広い脱衣所に入ると、明星と美峰は服を脱ぎ始めた。
優星は、つい美峰の姿を見てしまう。
靴下はもう部屋で抜いできたので、シャツを脱ぎ、ジーパンを脱ぐ。
Tシャツを脱ぐと、細くて少し筋肉質な身体が目に飛び込んできて、優星は目をそらす。
ドキドキしながらまた美峰を見ると、ちょうどボクサーパンツに手を掛けていた。
見てはいけないと思いながら、優星はつい腰に目がいく。
美峰はするりと最後のボクサーパンツまで脱ぐとタオルで前を隠す。
優星は真っ赤になって自分も裸になった。
美峰さんの肌、綺麗だし。
やべ。
あまり見ていると、恥ずかしくなる。
……………やべぇ。
美峰と明星は、どんどん先に温泉の中へ入っていく。
優星はドキドキしながら後を追った。美峰の裸に興奮していた。
「わぁ!すごーい!プールみたいだよー」
はしゃぐ明星の声に、優星はハッとした。
「騒ぐなよー。お風呂入る前に、よく体流せよ」
「分かってる!」
明星はムッとしながら言うと、美峰と一緒に体を流した後、大きな湯船にゆっくりと入った。
優星も興奮したのがバレないように、さっさと体を流して湯船に浸かった。
まだ数人しか温泉に人はいなかったので、ゆったりと3人は湯船に浸かる。
「あー、疲れ取れるー。癒されるー。気持ちいい」
伸びをして優星は言う。直ぐ隣に美峰がやって来てドキンとする。
「本当だね。凄く気持ちいいね」
美峰の肌が、ポカポカになって少しピンク色に変わっている。
優星は恥ずかしくてまともに美峰が見れない。
「………ダメです。美峰さん見てると、抱きしめたくなる」
優星の言葉に美峰も急に意識が芽生えた。顔が熱くなる。
「まるで、混浴みたいで、ドキドキします」
赤い顔で優星は言うと、温泉の中でそっと美峰の手を握った。
その繋いだ手の温もりに、美峰は恥ずかしいのに嬉しくて、その手を離したくなかった。
「美峰君!外のお風呂も行こうよ!」
明星が近づいて来て、ふたりの手がパッと離れる。
「うん!今行くよ」
美峰は優星を見て微笑む。優星はその顔にときめく。
「露天風呂も行ってみよ」
美峰が笑顔で優星に言う。優星も微笑む。
「先に、明星と行ってください。直ぐ行きますから」
優星は気を鎮めないと湯船から出れなかった。
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