長い夜、蒼い月

五嶋樒榴

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新たな男

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朝になり目が醒めると優姫はもう起きているようだった。ダイニングテーブルには優姫がコーヒーとトーストを用意していてくれた。

「おはよう」

優姫の笑顔にジェイクは癒される。

「おはよう。朝食の支度ありがとう」

ジェイクは幸せを感じた。

「調理器具あるし、今度泊まりに来るときは食料買ってこないと」

冷蔵庫からバターを出して優姫は言う。

「仕事終わった?」

「とりあえずね。ねえ優姫。今夜も泊まってよ。明日から仕事以外で会えなくなるから、ギリギリまで一緒にいたい」

ジェイクが甘えると、優姫はジェイクに抱きつく。

「今日は家に帰って着替え持って来るね」

その言葉にジェイクは嬉しくてデレた。
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