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Chapter.02
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そんな凄惨な現場に駆け付けた、三台の場違いな乗り物――。
世界のスポーツカー、真っ赤ランボルギーニ・カウンタック。
希少なサイドカー、真っ黒なクラウザー・ドマーニ。
この二台から降りるなり、素早く身支度を整える其々の人物――。
やはり乗り物同様に場違いな格好――英国様式の使用人の作業着に身を包んだ女性達だった。
そして、もう一台――。
ガンメタリックな二輪車のコンセプトモデルである近未来的大型バイクに、Artificial.Intelligence.――A.I.を搭載し特務遂行仕様に発展改良させた[MOTOROiD]だ。
「アイシャは別命あるまで待機」
ゆっくりと降りる真っ黒な特殊軍装に身を包んだ俺が、シートのホルスターから拳銃を取り出しつつ、モトロイド搭載のA.I.に向かってそう告げる。
『肯定。後方にて待機及び支援索敵態勢に移行』
アイシャと呼ばれたA.I.は、俺の声に生きた人のような可憐な少女の声で反応する。
但し、A.I.故に言葉に感情が籠っていない、抑揚のない物言いでだが。
二輪車だと言うのに倒れる事なくゆっくりと自律走行して、指示通り後方に移動していく。
「チッ、少し遅かったか――保護対象の少女は既に魅せられて失われし者と断定。俺の権限において保護対象の抹消を容認。対象を殲滅目標と見做し、速やかに行動に移る――適当に援護よろ」
S&W M29 Heavy barrel custom [DEVIL]を基礎として、対特殊炸薬弾を撃てるように改良された大口径マグナム――、
通称、NIGHTMARE.
――を両手で構え、耳から掛けた小型の通信機で、散開し持ち場に着く二人に指示を出す俺。
モトロイドなアイシャ同様、俺にだけ配備されている物騒な代物だよ。
『Roger! Backup、任せな!』
高く積まれたコンテナを、意にも介さず颯爽に駆け上がると腹這いの姿勢を取り、バレットM82・対物ライフルを構える長い黒髪メイドから通信が入る。
『こちらもOkです。――アルト、Good Luck!』
コンテナの影に潜み込み、FN F2000・大型自動拳銃を構える金髪メイドからも、もう一人の黒髪メイド同様に通信が入る。
「――運ね。既に見放されてると思うけどもな」
そう通信機に向かって愚痴ると共に、正面に前転で跳び込み、すかさずドットサイトで狙いを定めた少女の頭に発砲する!
血で染まった醜く歪んだ表情で、咄嗟に俺に向き直る少女の眉間を撃ち抜き、特殊炸裂弾の効果で頭半分が脳髄と鮮血を撒き散らし吹き飛んだ!
更に後方支援の黒髪メイドが少女の胴体を撃ち抜き、破裂して臓物が飛び出す!
対戦車ライフルに等しい火力での着弾――衝撃に耐えられずに地面を跳ねる様に吹っ飛んでいき、コンテナに打ち当たって滑り落ちる少女!
直ぐ隣のコンテナの影から身を乗り出した金髪メイドから、追撃の連続発砲が容赦無く見舞われる!
血塗れで転がる少女の身体を蜂の巣にし、更に血塗れにする!
毎秒毎に連続着弾する弾丸に削り取られて踊るように跳ねまくり、痙攣する少女!
そして――華奢な身体から血肉を撒き散らしながら、少女の短い生涯は幕を閉じるのだった――。
――――――――――
To be continue――
世界のスポーツカー、真っ赤ランボルギーニ・カウンタック。
希少なサイドカー、真っ黒なクラウザー・ドマーニ。
この二台から降りるなり、素早く身支度を整える其々の人物――。
やはり乗り物同様に場違いな格好――英国様式の使用人の作業着に身を包んだ女性達だった。
そして、もう一台――。
ガンメタリックな二輪車のコンセプトモデルである近未来的大型バイクに、Artificial.Intelligence.――A.I.を搭載し特務遂行仕様に発展改良させた[MOTOROiD]だ。
「アイシャは別命あるまで待機」
ゆっくりと降りる真っ黒な特殊軍装に身を包んだ俺が、シートのホルスターから拳銃を取り出しつつ、モトロイド搭載のA.I.に向かってそう告げる。
『肯定。後方にて待機及び支援索敵態勢に移行』
アイシャと呼ばれたA.I.は、俺の声に生きた人のような可憐な少女の声で反応する。
但し、A.I.故に言葉に感情が籠っていない、抑揚のない物言いでだが。
二輪車だと言うのに倒れる事なくゆっくりと自律走行して、指示通り後方に移動していく。
「チッ、少し遅かったか――保護対象の少女は既に魅せられて失われし者と断定。俺の権限において保護対象の抹消を容認。対象を殲滅目標と見做し、速やかに行動に移る――適当に援護よろ」
S&W M29 Heavy barrel custom [DEVIL]を基礎として、対特殊炸薬弾を撃てるように改良された大口径マグナム――、
通称、NIGHTMARE.
――を両手で構え、耳から掛けた小型の通信機で、散開し持ち場に着く二人に指示を出す俺。
モトロイドなアイシャ同様、俺にだけ配備されている物騒な代物だよ。
『Roger! Backup、任せな!』
高く積まれたコンテナを、意にも介さず颯爽に駆け上がると腹這いの姿勢を取り、バレットM82・対物ライフルを構える長い黒髪メイドから通信が入る。
『こちらもOkです。――アルト、Good Luck!』
コンテナの影に潜み込み、FN F2000・大型自動拳銃を構える金髪メイドからも、もう一人の黒髪メイド同様に通信が入る。
「――運ね。既に見放されてると思うけどもな」
そう通信機に向かって愚痴ると共に、正面に前転で跳び込み、すかさずドットサイトで狙いを定めた少女の頭に発砲する!
血で染まった醜く歪んだ表情で、咄嗟に俺に向き直る少女の眉間を撃ち抜き、特殊炸裂弾の効果で頭半分が脳髄と鮮血を撒き散らし吹き飛んだ!
更に後方支援の黒髪メイドが少女の胴体を撃ち抜き、破裂して臓物が飛び出す!
対戦車ライフルに等しい火力での着弾――衝撃に耐えられずに地面を跳ねる様に吹っ飛んでいき、コンテナに打ち当たって滑り落ちる少女!
直ぐ隣のコンテナの影から身を乗り出した金髪メイドから、追撃の連続発砲が容赦無く見舞われる!
血塗れで転がる少女の身体を蜂の巣にし、更に血塗れにする!
毎秒毎に連続着弾する弾丸に削り取られて踊るように跳ねまくり、痙攣する少女!
そして――華奢な身体から血肉を撒き散らしながら、少女の短い生涯は幕を閉じるのだった――。
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To be continue――
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