カッコ―の卵~反出生主義(多分)の底辺男子がカーストトップの一軍女子と子供をつくれるのか?~

磯淵公平は朝早く、大学の同級生・西崎優菜を助手席に乗せ、一路湖を目指していた。

しかし、そこは湖とは名ばかりの山奥にある溜池で、周囲をバラ線に囲まれた訪れる人もいない池だった。

二人にとっては都合が良い。なぜなら磯淵は優菜の入水を見届けるのだから。

人間は出産をしない方がいい、と考える公平と、その子を身籠った優菜。二人の旅路の辿り着く先は……?
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