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345 アインヴェルク①
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ワシの手に握られたアインヴェルクがピリピリと小刻みに音を立て、震えている。
両手で持っていた大神剣アインベルと比べる随分細身になっている。
これならかなり扱いやすいな。
「ご要望にお答えして、ってやつね」
「それで能力が落ちている……という事もなさそうだな」
「とーぜん、むしろ大幅に向上しているわよっ!」
アインの言葉通り、アインヴェルクから感じる凄まじいパワーは大神剣アインベルとは比べ物にならない。
これが本来のアインの力というわけか。
「ぬ……っ!?」
不意に感じる倦怠感。
気づけば魔力が殆ど残っていない。
これはアインヴェルクに吸い取られているのか……?
「ふふ、アインヴェルクの能力は魔力を吸い取り、自分の力とするというモノ……下僕から集めた力で敵を討つ、まさに王の剣にふさわしい能力ねっ!」
「誰が下僕だ誰が……」
相変わらず失礼な奴である。
だが参ったな。これではいくら剣に攻撃力があろうと、戦う事が出来ない。
そうこうしている間にも、ワシの魔力はゴリゴリ削られているのだ。
さてどうしたものかと考えていると、アインヴェルクに二つの手が添えられた。
ミリィとセルベリエだ。
「話は聞いたわ。私の魔力を使って、ゼフ」
「微力ながら、力を貸そう」
「ミリィ、セルベリエ……もう大丈夫なのか?」
「正直あんまりだけどね」
「うむ、だがこんな時に寝てはいられない」
ミリィとセルベリエはそう言って笑うと、アインヴェルクをワシの手の上から両手で握りしめた。
二人の魔力がアインヴェルクに込められていく。
高レベル魔導師であるミリィとセルベリエ、二人の魔力を吸い、アインヴェルクは淡い光を放ち始める。
「く……何という深さだ……!」
「力が全部、吸い取られるみたい……」
二人は息を弾ませているが、それでもまだアインヴェルクに底は見えない。
……現段階でも恐ろしい程の力を感じるにも拘らずだ。アインの奴め、言うだけのことはあるようだな。
「きゃっ!?」
足止めをしていたシルシュの悲鳴が上がる。
ティアマットの一撃、それに引っかかったシルシュが地面に叩きつけられ転がったのだ。
それに一瞬、気を取られたレディアの背後からティアマットの焔が迫る。
「ガアアアアアアアアアアアアアアアア!!」
「っ!?」
咄嗟に斧を盾にして炎を防ごうとするレディアだが、いくらなんでも無茶だ。
炎がレディアを襲わんとしたその時である。
「確かにぃ、こんな時に寝てはいられませんわよねぇ」
「……えぇ、そう……ですね」
横たわらせていたメアとクロードが、立ち上がった。
よろめくクロードの身体を支え、抱える。
「たしかあの炎、無力化していましたわよねぇ」
「はい、でもボクではあそこまで辿り着けません……でもメアさんの運動能力をもってすれば」
「十分に、間に合いますわぁ」
そう言って目を細めると、メアは地面を思い切り、蹴る。
土煙と残像のみを残し、凄まじい速度で駆けるメアは瞬時にレディアの前に辿り着いた。
既にクロードの身体は淡い光に包まれている、
――――スクリーンポイント。
ティアマットの吐いた炎がクロードに拒まれ、霧散していく。
その隙にメアがレディアを抱えて炎から脱出した。
「あ、ありがとメアちゃん」
「どういたしまして、ですわぁ」
「シルシュさん! 大丈夫ですかっ!?」
「いたた……な、なんとか……」
シルシュに駆け寄り、抱きかかえるクロード。
どうやら四人共、無事のようである。
クロードがこちらを振り返り、大きな声を上げる。
「ここはボクたちに任せてくださいっ! ゼフ君たちは、剣に集中をっ!」
「助かる!」
背を向け走り出す四人に、ワシは大きな声で叫ぶ。
すまない、クロード、レディア、シルシュ、メア……もう少し時間を稼いでくれ。
「ゼフ……だ、大分魔力溜まってきたと思うけど……どう?」
ミリィの声にアインヴェルクを見ると、先刻に比べ随分と魔力が溜まっていた。
だが、二人の魔力はもうほとんど残っていない。
だがそれでも、この程度の力でティアマットを倒せるとは……
「まだ……なのね?」
渋い顔をするワシに気付いたのか、ミリィは大きく息を吸い、吐いた。
「……わかった」
そう言って、目を瞑るミリィの体内から魔力が溢れはじめる。
その凄まじさに、思わず目を見張る。
(なんという深い瞑想! 泉から水が溢れるが如く、ミリィから魔力が溢れ出してきている!)
体内から魔力を絞り出す深い瞑想であるが、ミリィのそれはまさに桁外れだ。
溢れんばかりのミリィの魔力が、みるみるうちにアインヴェルクに吸い込まれていく。
(だが、いかにミリィといえど魔力が無限というワケではない……深い瞑想は体内から魔力を絞り出すようなものだ。あまり無理をすれば、魔力線がズタズタに傷つき、下手をすると後遺症を残す可能性がある……!)
やはり相当無理をしているのだろう、ミリィは見るからに辛そうな顔をしている。
これ以上はマズイ。
「その辺にしておけ、ミリィ」
「ゼフ……でも……」
言いかけたミリィの頭にぽんと手を載せ、よしよしと撫でてやる。
「大丈夫だ。……よくやってくれたな」
「ん……」
安心したのか、崩れ落ちるミリィをセルベリエが抱きかかえた。
ミリィの手のひらから落ちたアインヴェルクを、手に取る。
輝く刀身から感じる凄まじいまでの魔力。
これにワシの合成魔導を合わせれば、あるいは……!
「ミリィは私に任せて、ゼフは相手に集中しろ」
「頼む、セルベリエ」
ミリィをセルベリエに任せ、ワシはティアマットへ駆ける。
皆はティアマットに張り付くようにして、戦ってくれていた。
「とおおおおりゃあああああっ!!」
ティアマットの攻撃をすり抜け、レディアが勢いをそのままに一撃入れる。
だが相手を怯ませることも出来ず、ぶるりと身体を震わせた、その反動だけで大きく吹き飛ばされてしまった。
その先にあるのは、太く長い尻尾。
レディアがそれに押し潰されそうになった瞬間である。
「レディアさんっ!」
どどん、と土煙が舞う中から飛び出してきたのは、狂獣化したシルシュと抱きかかえられたレディア。
猛スピードでティアマットの股下をすり抜け、レディアを下した後、首元にまで駆け上がる。
その姿、赤い閃光が如し。そして反対側には、黒い影が既に待ち構えていた。
「合せますわよぉ、シルシュさぁん」
「はいっ! メアさんっ!」
二人は呼吸を合わせ、必殺の一撃を喰らわせるべく、異形と化した腕を振りかぶった。
そして――――振り抜く。
ティアマットの首元、その一転に十字の型に閃光が刻まれた。
だが、さしてダメージを受けている様子はない。
渾身の力を振り絞り、無防備なシルシュとメアをティアマットの炎が襲う。
「――――させませんっ!」
テレポートで二人の前に飛んだクロードが、盾を構え炎を受ける。
スクリーンポイントにより炎は無効化され、シルシュとメアに届く事はない。
……多少危なっかしくはあるが、何とか耐えてくれていたようだ。
「クロード! レディア! シルシュ! メア!」
ワシの叫び声に振り返る、四人の顔を見渡す。
皆、疲弊した顔だ。
あんな化物と戦っていたのだ、当然である。
皆を安心させるべく、ワシは頷く。
「……待たせたな」
そして手にしたアインヴェルクを構え、ニヤリと笑うのであった。
両手で持っていた大神剣アインベルと比べる随分細身になっている。
これならかなり扱いやすいな。
「ご要望にお答えして、ってやつね」
「それで能力が落ちている……という事もなさそうだな」
「とーぜん、むしろ大幅に向上しているわよっ!」
アインの言葉通り、アインヴェルクから感じる凄まじいパワーは大神剣アインベルとは比べ物にならない。
これが本来のアインの力というわけか。
「ぬ……っ!?」
不意に感じる倦怠感。
気づけば魔力が殆ど残っていない。
これはアインヴェルクに吸い取られているのか……?
「ふふ、アインヴェルクの能力は魔力を吸い取り、自分の力とするというモノ……下僕から集めた力で敵を討つ、まさに王の剣にふさわしい能力ねっ!」
「誰が下僕だ誰が……」
相変わらず失礼な奴である。
だが参ったな。これではいくら剣に攻撃力があろうと、戦う事が出来ない。
そうこうしている間にも、ワシの魔力はゴリゴリ削られているのだ。
さてどうしたものかと考えていると、アインヴェルクに二つの手が添えられた。
ミリィとセルベリエだ。
「話は聞いたわ。私の魔力を使って、ゼフ」
「微力ながら、力を貸そう」
「ミリィ、セルベリエ……もう大丈夫なのか?」
「正直あんまりだけどね」
「うむ、だがこんな時に寝てはいられない」
ミリィとセルベリエはそう言って笑うと、アインヴェルクをワシの手の上から両手で握りしめた。
二人の魔力がアインヴェルクに込められていく。
高レベル魔導師であるミリィとセルベリエ、二人の魔力を吸い、アインヴェルクは淡い光を放ち始める。
「く……何という深さだ……!」
「力が全部、吸い取られるみたい……」
二人は息を弾ませているが、それでもまだアインヴェルクに底は見えない。
……現段階でも恐ろしい程の力を感じるにも拘らずだ。アインの奴め、言うだけのことはあるようだな。
「きゃっ!?」
足止めをしていたシルシュの悲鳴が上がる。
ティアマットの一撃、それに引っかかったシルシュが地面に叩きつけられ転がったのだ。
それに一瞬、気を取られたレディアの背後からティアマットの焔が迫る。
「ガアアアアアアアアアアアアアアアア!!」
「っ!?」
咄嗟に斧を盾にして炎を防ごうとするレディアだが、いくらなんでも無茶だ。
炎がレディアを襲わんとしたその時である。
「確かにぃ、こんな時に寝てはいられませんわよねぇ」
「……えぇ、そう……ですね」
横たわらせていたメアとクロードが、立ち上がった。
よろめくクロードの身体を支え、抱える。
「たしかあの炎、無力化していましたわよねぇ」
「はい、でもボクではあそこまで辿り着けません……でもメアさんの運動能力をもってすれば」
「十分に、間に合いますわぁ」
そう言って目を細めると、メアは地面を思い切り、蹴る。
土煙と残像のみを残し、凄まじい速度で駆けるメアは瞬時にレディアの前に辿り着いた。
既にクロードの身体は淡い光に包まれている、
――――スクリーンポイント。
ティアマットの吐いた炎がクロードに拒まれ、霧散していく。
その隙にメアがレディアを抱えて炎から脱出した。
「あ、ありがとメアちゃん」
「どういたしまして、ですわぁ」
「シルシュさん! 大丈夫ですかっ!?」
「いたた……な、なんとか……」
シルシュに駆け寄り、抱きかかえるクロード。
どうやら四人共、無事のようである。
クロードがこちらを振り返り、大きな声を上げる。
「ここはボクたちに任せてくださいっ! ゼフ君たちは、剣に集中をっ!」
「助かる!」
背を向け走り出す四人に、ワシは大きな声で叫ぶ。
すまない、クロード、レディア、シルシュ、メア……もう少し時間を稼いでくれ。
「ゼフ……だ、大分魔力溜まってきたと思うけど……どう?」
ミリィの声にアインヴェルクを見ると、先刻に比べ随分と魔力が溜まっていた。
だが、二人の魔力はもうほとんど残っていない。
だがそれでも、この程度の力でティアマットを倒せるとは……
「まだ……なのね?」
渋い顔をするワシに気付いたのか、ミリィは大きく息を吸い、吐いた。
「……わかった」
そう言って、目を瞑るミリィの体内から魔力が溢れはじめる。
その凄まじさに、思わず目を見張る。
(なんという深い瞑想! 泉から水が溢れるが如く、ミリィから魔力が溢れ出してきている!)
体内から魔力を絞り出す深い瞑想であるが、ミリィのそれはまさに桁外れだ。
溢れんばかりのミリィの魔力が、みるみるうちにアインヴェルクに吸い込まれていく。
(だが、いかにミリィといえど魔力が無限というワケではない……深い瞑想は体内から魔力を絞り出すようなものだ。あまり無理をすれば、魔力線がズタズタに傷つき、下手をすると後遺症を残す可能性がある……!)
やはり相当無理をしているのだろう、ミリィは見るからに辛そうな顔をしている。
これ以上はマズイ。
「その辺にしておけ、ミリィ」
「ゼフ……でも……」
言いかけたミリィの頭にぽんと手を載せ、よしよしと撫でてやる。
「大丈夫だ。……よくやってくれたな」
「ん……」
安心したのか、崩れ落ちるミリィをセルベリエが抱きかかえた。
ミリィの手のひらから落ちたアインヴェルクを、手に取る。
輝く刀身から感じる凄まじいまでの魔力。
これにワシの合成魔導を合わせれば、あるいは……!
「ミリィは私に任せて、ゼフは相手に集中しろ」
「頼む、セルベリエ」
ミリィをセルベリエに任せ、ワシはティアマットへ駆ける。
皆はティアマットに張り付くようにして、戦ってくれていた。
「とおおおおりゃあああああっ!!」
ティアマットの攻撃をすり抜け、レディアが勢いをそのままに一撃入れる。
だが相手を怯ませることも出来ず、ぶるりと身体を震わせた、その反動だけで大きく吹き飛ばされてしまった。
その先にあるのは、太く長い尻尾。
レディアがそれに押し潰されそうになった瞬間である。
「レディアさんっ!」
どどん、と土煙が舞う中から飛び出してきたのは、狂獣化したシルシュと抱きかかえられたレディア。
猛スピードでティアマットの股下をすり抜け、レディアを下した後、首元にまで駆け上がる。
その姿、赤い閃光が如し。そして反対側には、黒い影が既に待ち構えていた。
「合せますわよぉ、シルシュさぁん」
「はいっ! メアさんっ!」
二人は呼吸を合わせ、必殺の一撃を喰らわせるべく、異形と化した腕を振りかぶった。
そして――――振り抜く。
ティアマットの首元、その一転に十字の型に閃光が刻まれた。
だが、さしてダメージを受けている様子はない。
渾身の力を振り絞り、無防備なシルシュとメアをティアマットの炎が襲う。
「――――させませんっ!」
テレポートで二人の前に飛んだクロードが、盾を構え炎を受ける。
スクリーンポイントにより炎は無効化され、シルシュとメアに届く事はない。
……多少危なっかしくはあるが、何とか耐えてくれていたようだ。
「クロード! レディア! シルシュ! メア!」
ワシの叫び声に振り返る、四人の顔を見渡す。
皆、疲弊した顔だ。
あんな化物と戦っていたのだ、当然である。
皆を安心させるべく、ワシは頷く。
「……待たせたな」
そして手にしたアインヴェルクを構え、ニヤリと笑うのであった。
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