愛人契約~純情な貧乏娘に一目ぼれ!?あの手この手で口説きまくる

青の雀

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「あ、あん。あ、あん。あ、あん。あ、あん……はぁはぁ……あん」

「キャロル、1回逝ってみようか?楽になるよ。逝ってごらん」

「あっあー!アーニー様、くるくる。何かが来るぅ!」

「それを逝くというんだ」

「いくぅー!」

 俺は思いっきり、キャロラインの潮をかぶせられたけど、これでキャロラインが楽になってくれるかと思うと、本望だ。

「上手にできたね」

 まだ、はぁはぁと息が乱れている。俺は、顔をタオルで拭き、今度は、キャロラインのおっぱいを口に含み、舌先でキャロラインのおっぱいの中心を弄ぶ。舐めたり噛んだり、舌先で転がしてみたりと、すると、もう声を上げだして、のたうち回る姿が愛おしい。

 俺の手と舌により、カラダをワナワナと震えさせ、背中をのけ反らせ、両脚をこれでもかというぐらいに広げて俺を誘ってくる姿は、今までどんな愛人にでも、感じたことがないぐらい征服感を覚える。

 右手をキャロラインの秘部にあてがい、指をナカに挿れる。もうナカはすでにトロトロになっていて、俺の指を咥えこみ放さないとばかりにギュウギュウと締め付けてくる。

 そのナカで俺の指は、無慈悲に自在に動き回り最奥のイイところを見つけ、そこを徹底的に甚振る。時折、親指の腹で、キャロラインの花芽を押しつぶすようにすると、キャロラインは、あっという間に2回目の絶頂を迎えた。

 結局、乗馬には行かず、何度もキャロラインを堪能した俺は、一度も精を出すことなく愛撫だけで初めて女を満足させることができた。

 我ながら、よく辛抱したと思っている。ナカに出さなくても、キャロラインが感度の良い女だということは肌で感じたし、楽しみは、後に取っておいた方がいいだろう。それに婚約披露宴の後は、たっぷりと楽しめるから、今はまだキャロラインを抱いてしまうには罪悪感が残る。

 俺は、満足そうに眠っているキャロラインを置いて、一人風呂場に駆け込み、そこで精を放出する。

 すべて洗い流し、さっぱりとして、ピンクの部屋に戻っても、まだ眠っているキャロラインの顔を見て満足する。

 実際には、キャロラインを抱いていなくても、そのことをキャロラインに言う必要はないと思っている。

 キャロラインが、おそらく初めて他人に肌を見せたのは、俺一人で十分なのだから、そのことで俺のモノになったと勘違いさせておこうと思う。

 これからキャロラインが学園を卒業するまで、まだ時間はタップリとある。その間に徐々にキャロラインのカラダを開発していき、俺好みの女になったところでいただくことにするつもりでいるのだ。

 ところが、その日のうちに、いつの間にか俺とキャロラインの間で初夜が行われたことが城中に流れてしまう。

 どうして、こんなことになった!?犯人は、女官長か?それとも執事か?それとも料理人か?いや、おそらく全員だろうな。乗馬に行くと言っておきながら、弁当も用意させたのに、ピンクの部屋に入ったまま出てこないということだけで、察してしまわれたのだろうと思う。

 不徳の致すところと言ってしまえば、それまでなのだが、俺は、最後までヤっていないというのに、もう「お世継ぎのめどが……!」なんてことを軽々しく言わないでほしい。

 俺は男だし、前科(愛人契約をしていたこと)もあるけど、キャロラインは、公爵なのだ。しかもまだ処女の身なのに。そのキャロラインに対して失礼だとは思わないのか?

 キャロラインは、俺のお手付きになったことで、お妃教育が免除されることになってしまったのだが、お手付きとお妃教育は、いくら何でも関係ないだろうと思われるが、なぜだ?

 理由は、簡単、王太子妃になることが確定してしまった女性に対して、「教育」というのはあまりに無礼という理由からだそうだ。

 それを言うなら、今まで俺のお手付きになった女性は、どうかと言えば、アレはカウントにならないらしい。

 今回は、俺の本気度が違うということで一蹴されてしまった。
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