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彩
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私は、いたって普通の女子だと思っている。
しかし、自分のことを“普通”という人は“普通”じゃないとも思ってる。
「普通に知ってる」というのは、大体、普通以上に知ってる場合が多い。
よほど見栄を張らない限り。
私は、普通にエッチについて知っている。
小、中学生が読むようなノベル小説にも、甘い恋愛は腐るほどある。
“口づけ”とか“唇を重ねる”とか
“抱き寄せる”とか“彼の胸の中で”とか
そんな軽めの表現から想像を働かせると…
“舌を絡める”とか“首筋へと舌が”とか
“彼の手が私の~”とか
そんなことを想像してしまう。
話は変わるが…
エッチの話になると「気持ち悪い」と言う子がいるし、恋愛の話になると「面倒臭い」と言う子がいる。
私はそうは思わない。
それは“逃げ”だと思っている。
実際に、男子のあそこを目の前で見て、あまりにもグロテスクで気持ち悪い。
自分の下半身を両手で広げて鏡でじっくり見たら気持ち悪くなった。
それならわかる。
実際に恋愛をして、相手とのやり取りなど経験を積んだ上で、もう恋愛って面倒臭いなぁと思った。
それならわかる。
でも、いかにもそうでない子が…すぐに“気持ち悪い”とか、“面倒臭い”という言葉を発するのは…自分には“出来ません”“知りません”を公言しているようなものだ。
じゃあ、私はどうか。
私は…性に対して好奇心旺盛だ。
今すぐにでも、恋愛をしたい。
そして、エッチを経験したい。
相手と恋愛の駆け引きをしてみたい。
身体の関係になって、相手を気持ちよくさせたい。相手に気持ちよくして欲しい。
友達同士で、遊び半分でエッチな動画を見たことがある。
裸の男女がお互いに激しく抱き合い、最後は女性が男性にまたがって上下に動いていた。
その時に周りの子は“気持ち悪い”って言ってたけど、 私は違った。
“気持ち良さそう”と思った。
そんな私が…とうとう見つけてしまったのだ。
リアルにエッチを経験したふたりを…
お互いに裸にならないと、絶対に付けることが出来ないところに、お互いにキスマークを付けて…
美沙とあずさ。
ふたりの間には…誰も想像出来ない…身体の関係がある。
私は…男女とか…女性同士とか…気にしない。
好きな人同士が結ばれるなら…幸せだと思う。
美沙とあずさ。
お互いに好き同士は…手に取るようにわかる。
普段のふたりを見てれば…
そして、結ばれた。
羨ましい。
はぁ…
ため息。
これじゃあ、ただのエッチがしたい欲求不満の女だ。
自己嫌悪。
でも、あんなの見ちゃったら…想像もしちゃうでしょ。
美沙とあずさ。
美沙が…優しくあずさを抱き寄せ…美沙の唇があずさの唇を…
教室で…私は…美沙の唇とあずさの唇に視線を送っている。
身につけている服を脱いだ美沙とあずさ。
裸で抱き合う美沙とあずさ。
私まで…勝手に…下半身がキュンとなる。
「彩、どうしたの?」
いきなり、友達が話しかけてくる。
そして、私の視線の先に目を送る。
「美沙?」
「ち、違うよぉ」
「あの人、最近、色っぽくなったよね」
「そう?」
「彼氏でも出来たとか」
「知らないし」
「だよね。男子と話してるところ見たこと無いし…あ、どちらかというと、あずさちゃんといつもいるよね」
「そうだね」
「じゃあ、彼氏じゃないか」
「ははっ」
「ちょっと、彩、トイレ行こう」
「うん。私も」
そう言って、私は席を立ち、友達とトイレに向かう。
「昨日、奈美が松田くんと付き合っちゃえばって言うから…」
「松田くんも瑠璃のこと好きなんだよね」
「らしいね」
「いいんじゃない。付き合っちゃえば」
「でも、面倒臭そうじゃん」
はぁ。
でたよ。
“面倒臭い”
「じゃあ、私、ここにいるね」
瑠璃は鏡の前で…髪をとく。
トイレの個室に入り…下着を下ろす。
冷たっ
透明な糸が…下着と私の下半身とをつたっていた。
あれだけで?
さっきの…美沙とあずさのことを想像しただけで、私の身体は反応してた。
重症だなっ。
私は…その透明な糸を指で絡め…口に入れる。
いつもの私の味。
トイレットペーパーで拭き取り…用をたす。
そして、流して…個室を出る。
手を洗う。
「お待たせ」
「うん。じゃあ、私も」
瑠璃も個室に向かう。
しかし、自分のことを“普通”という人は“普通”じゃないとも思ってる。
「普通に知ってる」というのは、大体、普通以上に知ってる場合が多い。
よほど見栄を張らない限り。
私は、普通にエッチについて知っている。
小、中学生が読むようなノベル小説にも、甘い恋愛は腐るほどある。
“口づけ”とか“唇を重ねる”とか
“抱き寄せる”とか“彼の胸の中で”とか
そんな軽めの表現から想像を働かせると…
“舌を絡める”とか“首筋へと舌が”とか
“彼の手が私の~”とか
そんなことを想像してしまう。
話は変わるが…
エッチの話になると「気持ち悪い」と言う子がいるし、恋愛の話になると「面倒臭い」と言う子がいる。
私はそうは思わない。
それは“逃げ”だと思っている。
実際に、男子のあそこを目の前で見て、あまりにもグロテスクで気持ち悪い。
自分の下半身を両手で広げて鏡でじっくり見たら気持ち悪くなった。
それならわかる。
実際に恋愛をして、相手とのやり取りなど経験を積んだ上で、もう恋愛って面倒臭いなぁと思った。
それならわかる。
でも、いかにもそうでない子が…すぐに“気持ち悪い”とか、“面倒臭い”という言葉を発するのは…自分には“出来ません”“知りません”を公言しているようなものだ。
じゃあ、私はどうか。
私は…性に対して好奇心旺盛だ。
今すぐにでも、恋愛をしたい。
そして、エッチを経験したい。
相手と恋愛の駆け引きをしてみたい。
身体の関係になって、相手を気持ちよくさせたい。相手に気持ちよくして欲しい。
友達同士で、遊び半分でエッチな動画を見たことがある。
裸の男女がお互いに激しく抱き合い、最後は女性が男性にまたがって上下に動いていた。
その時に周りの子は“気持ち悪い”って言ってたけど、 私は違った。
“気持ち良さそう”と思った。
そんな私が…とうとう見つけてしまったのだ。
リアルにエッチを経験したふたりを…
お互いに裸にならないと、絶対に付けることが出来ないところに、お互いにキスマークを付けて…
美沙とあずさ。
ふたりの間には…誰も想像出来ない…身体の関係がある。
私は…男女とか…女性同士とか…気にしない。
好きな人同士が結ばれるなら…幸せだと思う。
美沙とあずさ。
お互いに好き同士は…手に取るようにわかる。
普段のふたりを見てれば…
そして、結ばれた。
羨ましい。
はぁ…
ため息。
これじゃあ、ただのエッチがしたい欲求不満の女だ。
自己嫌悪。
でも、あんなの見ちゃったら…想像もしちゃうでしょ。
美沙とあずさ。
美沙が…優しくあずさを抱き寄せ…美沙の唇があずさの唇を…
教室で…私は…美沙の唇とあずさの唇に視線を送っている。
身につけている服を脱いだ美沙とあずさ。
裸で抱き合う美沙とあずさ。
私まで…勝手に…下半身がキュンとなる。
「彩、どうしたの?」
いきなり、友達が話しかけてくる。
そして、私の視線の先に目を送る。
「美沙?」
「ち、違うよぉ」
「あの人、最近、色っぽくなったよね」
「そう?」
「彼氏でも出来たとか」
「知らないし」
「だよね。男子と話してるところ見たこと無いし…あ、どちらかというと、あずさちゃんといつもいるよね」
「そうだね」
「じゃあ、彼氏じゃないか」
「ははっ」
「ちょっと、彩、トイレ行こう」
「うん。私も」
そう言って、私は席を立ち、友達とトイレに向かう。
「昨日、奈美が松田くんと付き合っちゃえばって言うから…」
「松田くんも瑠璃のこと好きなんだよね」
「らしいね」
「いいんじゃない。付き合っちゃえば」
「でも、面倒臭そうじゃん」
はぁ。
でたよ。
“面倒臭い”
「じゃあ、私、ここにいるね」
瑠璃は鏡の前で…髪をとく。
トイレの個室に入り…下着を下ろす。
冷たっ
透明な糸が…下着と私の下半身とをつたっていた。
あれだけで?
さっきの…美沙とあずさのことを想像しただけで、私の身体は反応してた。
重症だなっ。
私は…その透明な糸を指で絡め…口に入れる。
いつもの私の味。
トイレットペーパーで拭き取り…用をたす。
そして、流して…個室を出る。
手を洗う。
「お待たせ」
「うん。じゃあ、私も」
瑠璃も個室に向かう。
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