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第37話 夢のなか、みんなの前で裸になる★
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ちゅっ、ちゅっ。
フレデリクのキスが、ゼナの唇にちゅっちゅと触れてくる。
「んっ、フレデリク様……」
「うわ、すげぇ……」
「メモメモっと。フレデリク殿下は小鳥のさえずりが如きキスの雨を婚約者ゼナ嬢の柔らかき唇に横なぐりに降らせ――」
新聞部男子たちがゼナとフレデリクを囲んで、じっくりと見てきているのだ。
(み、見られてる……! みんなに見られてますぅ~!!)
ゼナは恥ずかしくて仕方がないのだが、その一方でフレデリクは楽しそうだった。
「ふふっ、可愛いよ、ゼナ。もっとキスしよう?」
そう言って、またもやキスしてくるフレデリク。
今度は深く唇を重ねてくる。
「あっ……ん、ん」
ちゅっ……れるん……。
「だ、ダメですフレデリク様。みんなが見てますぅ……」
「みんなに君の魅力を見せつけるのさ。さあ、そこの記者くん。なにか質問はあるかな?」
「はい、殿下。いつもこうやってキスは唐突に始まるのですか?」
「ああ、だいたいね。ゼナはキスをするととても悦ぶから。そうしたら、身体が開いていくのが分かる」
「なるほど、身体が開く……」
「んっ、そ、そんな……恥ずかしいです、フレデリク様……」
「いいんだよゼナ、これも君の良さを訂正記事に反映させるためだ。それの取材なんだよ……。君はただ、いつものようにしていればいいんだ」
「で、でも、恥ずかしいですぅ」
「何故? 君はこんなにも可愛いのに。僕は君を自慢したくて仕方ないよ」
そう言いながら、ゼナの唇にキスをするフレデリク。
舌が絡み合い、濃厚なディープキスになる。
じゅぷっ、ちゅ……ちゅ……れろ……。
「んん……んはぁ……んくっ……」
ちゅ、じゅるっ、れるぅ……
「はあん、フレさま……激しい……はあ……あふ……」
「ゼナも興奮してきたようだね。記者くん、ちゃんとメモはとっているかい?」
「はい、もちろん」
「ゼナはとても感じやすいんだ。それをちゃんと記録しておくんだぞ。こうなってくると、ゼナはもう僕に夢中になる」
「はい、殿下」
記者は言われたことをメモにさらさらと書き付けていた。
「ゼナさんはとても感じやすく、フレデリク殿下にキスされるとその気になる。その様はまるで……その様はまるで……うーん、まるで――何にしようかな」
「そうだ、記者くん。頭をひねって臨場感溢れる文章を書け。中途半端じゃ誰の心も動かせないぞ」
「うくっ。心に刺さるアドバイスありがとうございます、殿下」
「さあ、これからだ。魅力溢れる本当のゼナを見せてやろう。記者くん……ちゃんと見ているんだぞ」
フレデリクは言うと、こんどはゼナの胸に手を伸ばしてきた。
「あ、フ、フレデリク様……」
「さあ、ゼナの本当の姿には服なんて邪魔だからとってしまおうね」
そう言いながら、ゼナの制服のボタンは一つ一つ外されていき……。
「あ……」
ゼナは前をはだけさせられていた。ブラジャーはしておらず、直に柔肌が空気に触れる。でも、なんでノーブラなんだろう……。不思議に思うがそれどころではない。
豊かなゼナの胸が新聞部員たちの目の前にさらけ出されたのだ。
「うわ……、すごい、大きい」
「乳首、綺麗なピンク色なんですね……か、かわいい……」
「大きい……。それに形もいい」
「すげえ……」
「そのピンクの乳首ボタンを押したら胸がぼーんてなりそうですね」
新聞部たちは口々に感想を述べていく。
(み、見ないでぇ……)
胸を隠そうとするゼナの腕を、フレデリクがわざわざ後ろに組ませてしまった。
「ほら、ゼナ。隠さないでみんなに見せてあげるんだ、君のおっぱいを。こんなに綺麗なおっぱいなんだ、みんなも見たくてたまらないんだよ。君のおっぱいは国の宝、そうまさに国宝おっぱいだからね」
「は、はい……」
顔を赤くして震えながらも、ゼナは言われるままに両腕を後ろ手に組んだままでいた。
そのせいで、ゼナの大きな乳房は余計に強調されてしまっている。
誘うようにピンと固くなったゼナの先端……。
ごくり。
思わず唾を飲み込む男たち。
「乳首、すごく尖ってますね」
「触られてるわけでもないのに……」
「もしかして見られてるだけで感じちゃってるんですか?」
「ち、違うの、見ないで……」
「じゃあ、どうしてそんなにピンク乳首がビンビンに勃起してるんですかねえ。洗濯物引っかけられそうですよ?」
言われれば言われるほど、先端は固くしこっていく。
そして下半身がうずいてくる……。
(どうしよう、私、だめなのに。見られてるだけなのに……感じてるの……?)
「ふむ、取材の続きをしようか。ゼナ、スカートを脱いでごらん」
「はい、殿下」
ゼナは自分のスカートに手をかけるとホックを外してチャックを下げ、ストンと足下に落とした。
「おお……」
男子生徒達がどよめきをあげる。
「ゼナさん、下着履いてないんですね……」
「ゼナさんてノーパンなんだ」
「ブラジャーもしてないし。そういう健康法なんですか?」
「え……?」
ゼナは驚いて自分の下半身を見た。
そこにはあるはずのショーツがなかったのだ……。
「え……え……?」
なにかがおかしい。
いつもならしているはずのブラジャーもないし、履いているはずのショーツも履いていないだなんて。
これは、どういうことなんだろう?
「いつもノーパンノーブラなんですか、ゼナさん? 健康法なんですか?」
メモを片手に記者が質問てくる。
「え、え……そんなことは……いつもは履いています」
「じゃあ今日はわざわざ?」
「ああ。今日は君たちにゼナの良さを知ってもらいたくてね。最初からつけていないのさ。健康法じゃないぞ」
フレデリクが説明すると、
「ゼナさん、エロい……」
「そうなんだ……」
「大胆なことをするんですね……」
「健康法じゃなくてちょっと残念です……」
新聞部の面々は納得したようだ。
しかしゼナはまだ違和感を感じていた。
ブラをしないまま制服を着た覚えも、ショーツを脱いだ覚えもないのだ。
これはどういうことなのだろうか。
(そうだ、私……図書館でトゥルッセさんとお話していたのでは……?)
ぼんやりとした記憶が蘇ってくる。
それでフレデリクが一人で新聞部に抗議に行ったと聞いて……。
じゃ、じゃあこれはいったい?
なんで私、新聞部にフレデリク様と一緒に抗議に来てるの?
フレデリクのキスが、ゼナの唇にちゅっちゅと触れてくる。
「んっ、フレデリク様……」
「うわ、すげぇ……」
「メモメモっと。フレデリク殿下は小鳥のさえずりが如きキスの雨を婚約者ゼナ嬢の柔らかき唇に横なぐりに降らせ――」
新聞部男子たちがゼナとフレデリクを囲んで、じっくりと見てきているのだ。
(み、見られてる……! みんなに見られてますぅ~!!)
ゼナは恥ずかしくて仕方がないのだが、その一方でフレデリクは楽しそうだった。
「ふふっ、可愛いよ、ゼナ。もっとキスしよう?」
そう言って、またもやキスしてくるフレデリク。
今度は深く唇を重ねてくる。
「あっ……ん、ん」
ちゅっ……れるん……。
「だ、ダメですフレデリク様。みんなが見てますぅ……」
「みんなに君の魅力を見せつけるのさ。さあ、そこの記者くん。なにか質問はあるかな?」
「はい、殿下。いつもこうやってキスは唐突に始まるのですか?」
「ああ、だいたいね。ゼナはキスをするととても悦ぶから。そうしたら、身体が開いていくのが分かる」
「なるほど、身体が開く……」
「んっ、そ、そんな……恥ずかしいです、フレデリク様……」
「いいんだよゼナ、これも君の良さを訂正記事に反映させるためだ。それの取材なんだよ……。君はただ、いつものようにしていればいいんだ」
「で、でも、恥ずかしいですぅ」
「何故? 君はこんなにも可愛いのに。僕は君を自慢したくて仕方ないよ」
そう言いながら、ゼナの唇にキスをするフレデリク。
舌が絡み合い、濃厚なディープキスになる。
じゅぷっ、ちゅ……ちゅ……れろ……。
「んん……んはぁ……んくっ……」
ちゅ、じゅるっ、れるぅ……
「はあん、フレさま……激しい……はあ……あふ……」
「ゼナも興奮してきたようだね。記者くん、ちゃんとメモはとっているかい?」
「はい、もちろん」
「ゼナはとても感じやすいんだ。それをちゃんと記録しておくんだぞ。こうなってくると、ゼナはもう僕に夢中になる」
「はい、殿下」
記者は言われたことをメモにさらさらと書き付けていた。
「ゼナさんはとても感じやすく、フレデリク殿下にキスされるとその気になる。その様はまるで……その様はまるで……うーん、まるで――何にしようかな」
「そうだ、記者くん。頭をひねって臨場感溢れる文章を書け。中途半端じゃ誰の心も動かせないぞ」
「うくっ。心に刺さるアドバイスありがとうございます、殿下」
「さあ、これからだ。魅力溢れる本当のゼナを見せてやろう。記者くん……ちゃんと見ているんだぞ」
フレデリクは言うと、こんどはゼナの胸に手を伸ばしてきた。
「あ、フ、フレデリク様……」
「さあ、ゼナの本当の姿には服なんて邪魔だからとってしまおうね」
そう言いながら、ゼナの制服のボタンは一つ一つ外されていき……。
「あ……」
ゼナは前をはだけさせられていた。ブラジャーはしておらず、直に柔肌が空気に触れる。でも、なんでノーブラなんだろう……。不思議に思うがそれどころではない。
豊かなゼナの胸が新聞部員たちの目の前にさらけ出されたのだ。
「うわ……、すごい、大きい」
「乳首、綺麗なピンク色なんですね……か、かわいい……」
「大きい……。それに形もいい」
「すげえ……」
「そのピンクの乳首ボタンを押したら胸がぼーんてなりそうですね」
新聞部たちは口々に感想を述べていく。
(み、見ないでぇ……)
胸を隠そうとするゼナの腕を、フレデリクがわざわざ後ろに組ませてしまった。
「ほら、ゼナ。隠さないでみんなに見せてあげるんだ、君のおっぱいを。こんなに綺麗なおっぱいなんだ、みんなも見たくてたまらないんだよ。君のおっぱいは国の宝、そうまさに国宝おっぱいだからね」
「は、はい……」
顔を赤くして震えながらも、ゼナは言われるままに両腕を後ろ手に組んだままでいた。
そのせいで、ゼナの大きな乳房は余計に強調されてしまっている。
誘うようにピンと固くなったゼナの先端……。
ごくり。
思わず唾を飲み込む男たち。
「乳首、すごく尖ってますね」
「触られてるわけでもないのに……」
「もしかして見られてるだけで感じちゃってるんですか?」
「ち、違うの、見ないで……」
「じゃあ、どうしてそんなにピンク乳首がビンビンに勃起してるんですかねえ。洗濯物引っかけられそうですよ?」
言われれば言われるほど、先端は固くしこっていく。
そして下半身がうずいてくる……。
(どうしよう、私、だめなのに。見られてるだけなのに……感じてるの……?)
「ふむ、取材の続きをしようか。ゼナ、スカートを脱いでごらん」
「はい、殿下」
ゼナは自分のスカートに手をかけるとホックを外してチャックを下げ、ストンと足下に落とした。
「おお……」
男子生徒達がどよめきをあげる。
「ゼナさん、下着履いてないんですね……」
「ゼナさんてノーパンなんだ」
「ブラジャーもしてないし。そういう健康法なんですか?」
「え……?」
ゼナは驚いて自分の下半身を見た。
そこにはあるはずのショーツがなかったのだ……。
「え……え……?」
なにかがおかしい。
いつもならしているはずのブラジャーもないし、履いているはずのショーツも履いていないだなんて。
これは、どういうことなんだろう?
「いつもノーパンノーブラなんですか、ゼナさん? 健康法なんですか?」
メモを片手に記者が質問てくる。
「え、え……そんなことは……いつもは履いています」
「じゃあ今日はわざわざ?」
「ああ。今日は君たちにゼナの良さを知ってもらいたくてね。最初からつけていないのさ。健康法じゃないぞ」
フレデリクが説明すると、
「ゼナさん、エロい……」
「そうなんだ……」
「大胆なことをするんですね……」
「健康法じゃなくてちょっと残念です……」
新聞部の面々は納得したようだ。
しかしゼナはまだ違和感を感じていた。
ブラをしないまま制服を着た覚えも、ショーツを脱いだ覚えもないのだ。
これはどういうことなのだろうか。
(そうだ、私……図書館でトゥルッセさんとお話していたのでは……?)
ぼんやりとした記憶が蘇ってくる。
それでフレデリクが一人で新聞部に抗議に行ったと聞いて……。
じゃ、じゃあこれはいったい?
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