25 / 31
第参譚
0025:マーキュリー殿下とレオ
しおりを挟む
【side マーキュリー殿下】
「……ツクヨミ、これは一体何があったんだ?(こめかみピクピク)」
「ま、マーキュリー殿下‼(恐怖)」
「随分と派手になったもんだな。(怒)」
「も、申し訳ありません‼(泣)」
予定より早くランドット王国から帰ってみれば、第一魔法省『イリアルテ』内は大荒れに荒れていた。核であるツクヨミの居室まで来てみると、お部屋は壊滅状態、おまけに室内(?)の片隅では、ツクヨミのローブの中で灰かぶり姫が、スピスピと気持ちよさそうに寝ているではないか。(灰かぶり姫は可愛いから悪くないよ! 悪いのは灰かぶり姫を見てデレデレしているツクヨミだ‼)
「…………僕のいない間に、灰かぶり姫とお楽しみ中であったか、ツクヨミよ。(怒)」
「ち、違うんです、殿下‼ ……マーズ殿下が僕の部屋(核)をぶち壊してしまって、イリアルテ内のセキュリティが弱くなっているので、灰かぶり姫を僕のローブの中で保護しているところなのですよ‼(泣)」
「ほお?(背後ブリザード)」
「本当ですって! マーズ殿下が『レオの館』にいらっしゃるので、行って確かめてくださいよ!(困り眉)」
「なんだって⁉」
『レオの館』の主人、レオ・ナユタは古くからの知人である。僕は陰で『変態サディスト野郎』と呼んでいるのだが、マーズは昔から奴と何故だか馬が合うらしい。……さては、マーズ、あの野郎に仕事の依頼をしに行ったのではないか⁉ これは大変だ‼ 急いで行って止めに入らねばならない!
「ツクヨミ、ちょっと奴の館へ行ってくる!」
「了解なのです、殿下‼」
「……灰かぶり姫にお手付きしたら許さないからな。(ボソッと)」
「そ、そんなことしませんよ‼(脂汗)」
「ツクヨミさーーん。……スピスピ。(気持ちよさそうな寝顔)」
「――――っ‼(茹蛸状態のツクヨミ)」
……早く戻って二人を引き剝がさなければならないな。(遠い目)
僕は転送魔法を発動して、『レオの館』へと向かうのであった。
◇ ◇ ◇
「やあ、マーキュリー、久しぶりだね‼(にこっ)」
「……先月の爆弾事件で会ったはずだが?」
「あっ、ばれてた?(悪びらないテヘペロ)」
「ベルにも会って聞いている‼ ……お前たち、何が目的なんだ‼(テーブルをドンと叩く)」
「まあまあ、落ち着いてよ、マーキュリー。ゆっくり話そうじゃないか。(にんまり)」
『レオの館』へ到着した僕は、初めて見る女の子(彼女曰く、奴の弟子らしい)に促されて、奴のいる応接間へと足を踏み入れた。
「爆弾が弾けたときにあそこにいたのは、只のまぐれだよ。……結構びっくりしちゃったから、ベルには一応報告したけどね。……それよりも、ランドット王国はどうだった?(にやり)」
「相変わらずだったよ。(リリアナ嬢はとても可愛かった。ベルは全然変わらないな。)」
「そうかー。僕も帰りたいんだけどね、今国外追放真っ只中だからさ、……恋しいな。(遠い目)」
「帰りたそうに見えないのは僕だけか?」
「えへへっ! アデル皇国は僕の第二の故郷だからね。ここでの暮らしも存外良いんだよね‼」
「いや帰れ‼ 今すぐにお前の母国に帰れ‼」
「ひどいよ、マーキュリー。……僕たち、心の通い合った幼馴染じゃないか! あの頃は『レオ、大好き!』って僕の後ろを追っかけて来てくれたのに。(ウソ泣き)」
「そんな記憶は僕には無い‼ 頭の片隅に残っているのは、いつも僕の服に蛇を入れて遊んで楽しんでいた悪魔な思い出だけだ‼(怒)」
「……毒への耐性をつける為に、致し方なくやったことなんだよ。(ウソ泣き)」
「言い訳はいらない! マーズはどこだ! 僕は、マーズを連れて戻りにきたんだ‼」
「……そう言うと思ってたよ。(にんまり)」
にやにやしながら、奴はテーブルの上に、一枚の紙きれを置いた。
「なんだ、これは?(怪訝)」
「今回、マーズから依頼されたお仕事の契約書だよ♪」
そこには、こう書かれていた。
【依頼する仕事内容】
其一 ナラフォンス・ルシエル及びアデリア・リッツの保護及び護衛
其二 ベル・ナユタ及びリリアナ・ヘレンの保護及び護衛
以上の仕事を依頼する。マーズ・サイフォン
――マーーズーーっ‼(激おこ)
僕に無断で契約書にサインしやがったな‼
「……これ、破棄は?(ギロリ)」
「もちろんできないよ! 魔法紙をつかっているからね‼(今日一番の悪い笑み)」
「――――っ‼(イライラマックス)」
僕は最後のあがきとして、契約書を両手で引き裂こうとしたが、無理だった。……相手が異次元の魔法マニアであるレオなのだから、仕方がないのだが、解せない。解せないぞ、こら‼
「マーキュリー、下部の報酬の欄も見てみてね♡(ウインク)」
「どうせ、お前のことだから、僕たちに出せないくらいの高額をふっかけたんだろ。(報酬の欄を見て)…………おい、お前、これ‼(ガクブル)」
「えへへ、幼馴染価格だよ‼(にんまり)」
そこには、【報酬】『マーキュリーの男装禁止。永遠に女性として生きること。』と、書かれていたのであった。(汗)
「……ちょっとこれは、無理な願いだな。キャンセルだ。(脂汗)」
「……賢いマーキュリーなら、魔法紙に書かれた契約が実行されないと、瞬時に強制執行になるってわかるよね?(ものすごい圧)」
「ううっ……、卑怯だ、この野郎‼(ガクブル)」
「……何も全然、卑怯ではないよ、僕は。……マーキュリーのやったことに比べたら、僕なんかほんと、優しさマックスなんだからね。(冷たい視線をマーキュリーに向けて)」
「――――っ‼(生まれたての小鹿のような顔)」
「マーキュリー、君は、今からただの女の子だ。もう軍服も着ないし、剣も扱わない。……あと女の子たちを口説いたりしない‼」
「……でも、僕が女の格好をしたら、夢の通りになってしまう‼(ウルウル)」
「……それでいいじゃないか。全く問題ない。」
「でも――っ‼」
「長生きするよりも、彼を守ることよりも、大切なことがあるんだよ、マーキュリー。(真顔)」
「…………‼(打ちひしがれている)」
「明日死んだって、いいじゃないか。三歳の命も、八十歳の命も同じ命だ。……心次第だろ?」
「…………。(言い返せなくて悔しい)」
「……僕は、今生きて、出会っている人たち全員に幸せになってほしいんだ。王族、貴族、平民、関係なく、ね。……マーキュリー、心を犠牲にしている人間は、死んでいるも同然なんだよ。(真顔)」
「…………。(ショックを受けすぎて再起不能)」
「……というわけで、そろそろマーキュリーのドレスができると思うから、さっそく着替えようか‼(どす黒いニヤニヤ)」
「ひいいいいいいい‼(ガクブル)」
「レオ様、指示されたドレスが出来上がりましたけど、どうすればよろしいですか? ……って、お客様、大丈夫ですか⁉」
大丈夫じゃない。……僕は、これから降りかかるであろう災難を思い浮かべて、ショックでその場に気絶するのであった。
――マーキュリー殿下は何かを隠している⁉――
「……ツクヨミ、これは一体何があったんだ?(こめかみピクピク)」
「ま、マーキュリー殿下‼(恐怖)」
「随分と派手になったもんだな。(怒)」
「も、申し訳ありません‼(泣)」
予定より早くランドット王国から帰ってみれば、第一魔法省『イリアルテ』内は大荒れに荒れていた。核であるツクヨミの居室まで来てみると、お部屋は壊滅状態、おまけに室内(?)の片隅では、ツクヨミのローブの中で灰かぶり姫が、スピスピと気持ちよさそうに寝ているではないか。(灰かぶり姫は可愛いから悪くないよ! 悪いのは灰かぶり姫を見てデレデレしているツクヨミだ‼)
「…………僕のいない間に、灰かぶり姫とお楽しみ中であったか、ツクヨミよ。(怒)」
「ち、違うんです、殿下‼ ……マーズ殿下が僕の部屋(核)をぶち壊してしまって、イリアルテ内のセキュリティが弱くなっているので、灰かぶり姫を僕のローブの中で保護しているところなのですよ‼(泣)」
「ほお?(背後ブリザード)」
「本当ですって! マーズ殿下が『レオの館』にいらっしゃるので、行って確かめてくださいよ!(困り眉)」
「なんだって⁉」
『レオの館』の主人、レオ・ナユタは古くからの知人である。僕は陰で『変態サディスト野郎』と呼んでいるのだが、マーズは昔から奴と何故だか馬が合うらしい。……さては、マーズ、あの野郎に仕事の依頼をしに行ったのではないか⁉ これは大変だ‼ 急いで行って止めに入らねばならない!
「ツクヨミ、ちょっと奴の館へ行ってくる!」
「了解なのです、殿下‼」
「……灰かぶり姫にお手付きしたら許さないからな。(ボソッと)」
「そ、そんなことしませんよ‼(脂汗)」
「ツクヨミさーーん。……スピスピ。(気持ちよさそうな寝顔)」
「――――っ‼(茹蛸状態のツクヨミ)」
……早く戻って二人を引き剝がさなければならないな。(遠い目)
僕は転送魔法を発動して、『レオの館』へと向かうのであった。
◇ ◇ ◇
「やあ、マーキュリー、久しぶりだね‼(にこっ)」
「……先月の爆弾事件で会ったはずだが?」
「あっ、ばれてた?(悪びらないテヘペロ)」
「ベルにも会って聞いている‼ ……お前たち、何が目的なんだ‼(テーブルをドンと叩く)」
「まあまあ、落ち着いてよ、マーキュリー。ゆっくり話そうじゃないか。(にんまり)」
『レオの館』へ到着した僕は、初めて見る女の子(彼女曰く、奴の弟子らしい)に促されて、奴のいる応接間へと足を踏み入れた。
「爆弾が弾けたときにあそこにいたのは、只のまぐれだよ。……結構びっくりしちゃったから、ベルには一応報告したけどね。……それよりも、ランドット王国はどうだった?(にやり)」
「相変わらずだったよ。(リリアナ嬢はとても可愛かった。ベルは全然変わらないな。)」
「そうかー。僕も帰りたいんだけどね、今国外追放真っ只中だからさ、……恋しいな。(遠い目)」
「帰りたそうに見えないのは僕だけか?」
「えへへっ! アデル皇国は僕の第二の故郷だからね。ここでの暮らしも存外良いんだよね‼」
「いや帰れ‼ 今すぐにお前の母国に帰れ‼」
「ひどいよ、マーキュリー。……僕たち、心の通い合った幼馴染じゃないか! あの頃は『レオ、大好き!』って僕の後ろを追っかけて来てくれたのに。(ウソ泣き)」
「そんな記憶は僕には無い‼ 頭の片隅に残っているのは、いつも僕の服に蛇を入れて遊んで楽しんでいた悪魔な思い出だけだ‼(怒)」
「……毒への耐性をつける為に、致し方なくやったことなんだよ。(ウソ泣き)」
「言い訳はいらない! マーズはどこだ! 僕は、マーズを連れて戻りにきたんだ‼」
「……そう言うと思ってたよ。(にんまり)」
にやにやしながら、奴はテーブルの上に、一枚の紙きれを置いた。
「なんだ、これは?(怪訝)」
「今回、マーズから依頼されたお仕事の契約書だよ♪」
そこには、こう書かれていた。
【依頼する仕事内容】
其一 ナラフォンス・ルシエル及びアデリア・リッツの保護及び護衛
其二 ベル・ナユタ及びリリアナ・ヘレンの保護及び護衛
以上の仕事を依頼する。マーズ・サイフォン
――マーーズーーっ‼(激おこ)
僕に無断で契約書にサインしやがったな‼
「……これ、破棄は?(ギロリ)」
「もちろんできないよ! 魔法紙をつかっているからね‼(今日一番の悪い笑み)」
「――――っ‼(イライラマックス)」
僕は最後のあがきとして、契約書を両手で引き裂こうとしたが、無理だった。……相手が異次元の魔法マニアであるレオなのだから、仕方がないのだが、解せない。解せないぞ、こら‼
「マーキュリー、下部の報酬の欄も見てみてね♡(ウインク)」
「どうせ、お前のことだから、僕たちに出せないくらいの高額をふっかけたんだろ。(報酬の欄を見て)…………おい、お前、これ‼(ガクブル)」
「えへへ、幼馴染価格だよ‼(にんまり)」
そこには、【報酬】『マーキュリーの男装禁止。永遠に女性として生きること。』と、書かれていたのであった。(汗)
「……ちょっとこれは、無理な願いだな。キャンセルだ。(脂汗)」
「……賢いマーキュリーなら、魔法紙に書かれた契約が実行されないと、瞬時に強制執行になるってわかるよね?(ものすごい圧)」
「ううっ……、卑怯だ、この野郎‼(ガクブル)」
「……何も全然、卑怯ではないよ、僕は。……マーキュリーのやったことに比べたら、僕なんかほんと、優しさマックスなんだからね。(冷たい視線をマーキュリーに向けて)」
「――――っ‼(生まれたての小鹿のような顔)」
「マーキュリー、君は、今からただの女の子だ。もう軍服も着ないし、剣も扱わない。……あと女の子たちを口説いたりしない‼」
「……でも、僕が女の格好をしたら、夢の通りになってしまう‼(ウルウル)」
「……それでいいじゃないか。全く問題ない。」
「でも――っ‼」
「長生きするよりも、彼を守ることよりも、大切なことがあるんだよ、マーキュリー。(真顔)」
「…………‼(打ちひしがれている)」
「明日死んだって、いいじゃないか。三歳の命も、八十歳の命も同じ命だ。……心次第だろ?」
「…………。(言い返せなくて悔しい)」
「……僕は、今生きて、出会っている人たち全員に幸せになってほしいんだ。王族、貴族、平民、関係なく、ね。……マーキュリー、心を犠牲にしている人間は、死んでいるも同然なんだよ。(真顔)」
「…………。(ショックを受けすぎて再起不能)」
「……というわけで、そろそろマーキュリーのドレスができると思うから、さっそく着替えようか‼(どす黒いニヤニヤ)」
「ひいいいいいいい‼(ガクブル)」
「レオ様、指示されたドレスが出来上がりましたけど、どうすればよろしいですか? ……って、お客様、大丈夫ですか⁉」
大丈夫じゃない。……僕は、これから降りかかるであろう災難を思い浮かべて、ショックでその場に気絶するのであった。
――マーキュリー殿下は何かを隠している⁉――
1
あなたにおすすめの小説
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
猫なので、もう働きません。
具なっしー
恋愛
不老不死が実現した日本。600歳まで社畜として働き続けた私、佐々木ひまり。
やっと安楽死できると思ったら――普通に苦しいし、目が覚めたら猫になっていた!?
しかもここは女性が極端に少ない世界。
イケオジ貴族に拾われ、猫幼女として溺愛される日々が始まる。
「もう頑張らない」って決めたのに、また頑張っちゃう私……。
これは、社畜上がりの猫幼女が“だらだらしながら溺愛される”物語。
※表紙はAI画像です
ストーカーから逃げ切ったつもりが、今度はヤンデレ騎士団に追われています。
由汰のらん
恋愛
ストーカーから逃げていたある日、ハルは異世界に召喚されてしまう。
しかし神官によれば、どうやらハルは間違って召喚された模様。さらに王子に盾ついてしまったことがきっかけで、ハルは国外追放されてしまう。
さらに連行されている道中、魔族に襲われ、ハルの荷馬車は置き去りに。
そのさなか、黒い閃光を放つ騎士が、ハルに取引を持ちかけてきた。
「貴様の血を差し出せ。さすれば助けてやろう。」
やたら態度のでかい騎士は、なんとダンピールだった!
しかしハルの血が特殊だと知った騎士はハルを連れ帰って?
いっそ美味しい血と癒しを与えるダンピール騎士団のセラピストを目指します!
橘若頭と怖がり姫
真木
恋愛
八歳の希乃は、母を救うために極道・橘家の門を叩き、「大人になったら自分のすべてを差し出す」と約束する。
その言葉を受け取った橘家の若頭・司は、希乃を保護し、慈しみ、外界から遠ざけて育ててきた。
高校生になった希乃は、虚弱体質で寝込んでばかり。思いつめて、今まで養ってもらったお金を返そうと夜の街に向かうが、そこに司が現れて……。
世間知らずな山ごもり薬師は、××な騎士団長の性癖淫愛から逃げ出せない
二位関りをん
恋愛
平民薬師・クララは国境沿いの深い山奥で暮らしながら、魔法薬の研究に没頭している。招集が下れば山を下りて麓にある病院や娼館で診察補助をしたりしているが、世間知らずなのに変わりはない。
ある日、山の中で倒れている男性を発見。彼はなんと騎士団長・レイルドで女嫌いの噂を持つ人物だった。
当然女嫌いの噂なんて知らないクララは良心に従い彼を助け、治療を施す。
だが、レイルドには隠している秘密……性癖があった。
――君の××××、触らせてもらえないだろうか?
悪役令嬢の心変わり
ナナスケ
恋愛
不慮の事故によって20代で命を落としてしまった雨月 夕は乙女ゲーム[聖女の涙]の悪役令嬢に転生してしまっていた。
7歳の誕生日10日前に前世の記憶を取り戻した夕は悪役令嬢、ダリア・クロウリーとして最悪の結末 処刑エンドを回避すべく手始めに婚約者の第2王子との婚約を破棄。
そして、処刑エンドに繋がりそうなルートを回避すべく奮闘する勘違いラブロマンス!
カッコイイ系主人公が男社会と自分に仇なす者たちを斬るっ!
英雄の番が名乗るまで
長野 雪
恋愛
突然発生した魔物の大侵攻。西の果てから始まったそれは、いくつもの集落どころか国すら飲みこみ、世界中の国々が人種・宗教を越えて協力し、とうとう終息を迎えた。魔物の駆逐・殲滅に目覚ましい活躍を見せた5人は吟遊詩人によって「五英傑」と謳われ、これから彼らの活躍は英雄譚として広く知られていくのであろう。
大侵攻の終息を祝う宴の最中、己の番《つがい》の気配を感じた五英傑の一人、竜人フィルは見つけ出した途端、気を失ってしまった彼女に対し、番の誓約を行おうとするが失敗に終わる。番と己の寿命を等しくするため、何より番を手元に置き続けるためにフィルにとっては重要な誓約がどうして失敗したのか分からないものの、とにかく庇護したいフィルと、ぐいぐい溺愛モードに入ろうとする彼に一歩距離を置いてしまう番の女性との一進一退のおはなし。
※小説家になろうにも投稿
大金で買われた少女、狂愛の王子の檻で宝石になる ―無自覚な天才調合師は第二王子の婚約者(虫除け)を演じることになりました―
甘塩ます☆
恋愛
「君を金貨三十枚で買ったのは、安すぎたかな」
酒浸りの父と病弱な母に売られた少女・ユナを救ったのは、国中から「放蕩王子」と蔑まれる第二王子・エルフレードだった。
「虫除けの婚約者になってほしい」というエルの言葉を受け、彼の別邸で暮らすことになったユナ。しかし、彼女には無自覚の天才調合師だった。
ユナがその才能を現すたび、エルの瞳は暗く濁り、独占欲を剥き出しにしていく。
「誰にも見せないで。君の価値に、世界が気づいてしまうから」
これは、あまりに純粋な天才少女と、彼女を救うふりをして世界から隠し、自分の檻に閉じ込めようとする「猛禽」な王子の物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる