生前死後、変わらぬ想い。

たあこ

文字の大きさ
上 下
3 / 3

さよなら三角、またきて四角。

しおりを挟む
***

 バスジャック犯は二人。
 双方ともに武器を持っていて、一方は銃、もう一方はナイフと金槌だ。……金槌ってなんだよ。
 とにかく、どうにかしてこの場を切り抜ける作戦を考えなければ。俺には、命を懸けてでも守りたい人がいるのだ。ああ、くそ、久しぶりに会えたと思ったらこれだ。こんなことになるのなら会えなくて良かった。千歳ちゃんをこんな目に遭わせるくらいなら、会えなくて良かった。もし、今日会えたのが、俺が願ったせいならば、俺は自分を呪わずにはいられない。
 過ぎたことを悔やんでも仕方ない。窮地を切り抜けるヒーローというのは、いつだって前を向くものだ。手元のスマホを操作しつつ、犯人の動きを目で追う。こういうとき、犯人は怪しい動きをするやつに敏感だ。悟られないよう、警戒しながら文字を打っていく。高校のとき、うるさいくらいLINEがくるグループに所属していてよかったと初めて思った。あれのおかげで、俺は画面を見なくても文字が打てるくらいになっている。
 全文打ち終えたところで、千歳ちゃんの腕をつつき、画面を見せる。『信頼できる人に、バスジャックに巻き込まれたから通報して、って連絡して。そのあいだは俺が庇うから』。犯人にバレたら即終了の賭けだが、やらないよりはマシだ。千歳ちゃんがゆっくり頷くのを確認して、犯人の様子を窺う。
 犯人は、大きな声で叫んだ。
「全員ケータイをこっちに寄越せ!」
 今、千歳ちゃんのスマホを取られると、通報への希望が途絶える。かと言って、スマホ持ってないんです、が通用するご時世でもない。そんなことを言えば疑われるのは目に見えている。そんなリスキーなことを千歳ちゃんにさせてたまるか。
 小声でごめんと断り、千歳ちゃんのスマホカバーを外して、俺のスマホにつけた。一旦スマホ隠しておいて、とジェスチャーで伝え、言われた通り隠した千歳ちゃんに俺のスマホを持たせた。順に回収している犯人が俺たちのところまで来た。俺は千歳ちゃんの手から、『千歳ちゃんのスマホカバーがついた俺のスマホ』を取って、犯人に渡す。ごめん、千歳ちゃん。この騒動が終わったら、ちゃんと弁償するから。回収していた、金槌のほうの犯人は、俺もスマホを出せと目線で促した。全く言い訳を思いつかなかった俺は、息を吸って答える。
「俺、今スマホ持ってなくて」
 持っていないわけがないだろうと疑われること間違いなしのこの作戦を、千歳ちゃんにやらせるわけにはいかない。だから、これで良かったのだ。これが最善だったと、自分に言い聞かせる。もっといいやり方があったのではと思ってしまう。例えば、星夜だったらもっと、うまくやれたんじゃないか、とか。
「持ってない? 嘘ついたらどうなるかわかってんだろうな」
「嘘じゃないって、ホントだよ。この前水ポチャしちゃったから、今から買いに行くとこだったんだけど。あ、調べる?」
 本当は怖いけれど、それを悟られては終わりな気がして、笑顔を崩さないように気をつけた。千歳ちゃんがスマホを持っていることに気づかれないよう、俺が目立つ。金槌は、舌打ちをして、「もういい、座れ」と言った。どうやらバレなかったらしい。
 全員分のケータイやスマホを回収したらしい金槌は、運転手の横に立っている銃を持った方の男にそれを渡した。そしてしばらく何か相談した後、こちらを向いて、サングラスを外した。目つきを鋭くし、大きな声で言う。
「俺たちの目的は、現在服役中の銀行強盗犯、三山の釈放。そして、逃走手段と資金だ」
 三山……何ヶ月か前、銀行に押し入って従業員に発砲したやつだ。確か、あの事件の犯人は三人組で、主犯格の三山だけが捕まり、他二人は未だ逃走中だった。なるほど、彼らはその二人なのか。
 千歳ちゃんの方を見ると、俺が言ったことを打ち終え、さらに今言った犯人の要望も追加していた。これで少し信憑性が出る。さすが千歳ちゃんだ。警察も馬鹿じゃないから、これだけ言えば犯人の検討もつくだろう。
「このバスはこれから五丁目の廃工場に向かう。そこで俺たちは警察と交渉を行う」
 運転手さんは犯人に銃を突きつけられている。あれでは言うことを聞くほかない。千歳ちゃんは、行き先も打ち込んでいるようだ。それにしても、この犯人たちは、ずいぶん喋る。こんなに話していいのだろうか。三山の名を出せば、彼の共犯だろうと気づくのは俺だけではないはずだ。あげく、彼らはサングラスも外してしまった。顔もバラしているのだ、要望が叶ったところで俺たち人質を無事に解放するかどうかも怪しい。
 千歳ちゃんに、送信したかどうかを尋ねる意図の目線を送ると、彼女は首を縦に動かした。……よし。あとは、その連絡を受け取る友達さんに賭けるしかない。千歳ちゃんの信頼に。
「いいか、お前らは人質だ。死にたくなけりゃ、黙って俺に従え。いいな?」
 乗客に銃を向ける男を前に、俺は心の中で悪態をついた。嫌だね、大人しく言うことを聞くほど、良い子じゃないんだ。
 そのとき、突然、一番後ろの席……つまり俺の後ろに座っていた幼児が泣き出した。こんな状況じゃ当たり前だろう。俺だって泣きたいくらいだ、むしろ、今まで我慢していたのが偉いと思う。銃の男が、向かってくる。
「おい、うるせぇぞ。死にてぇのか」
「す、すみません! すぐ泣き止ませますから……」
 母親が必死にあやすが、泣き止まない男の子。ちらりと後ろを窺うと、なんと、その親子には見覚えがあった。ちょうど一ヶ月前、バレンタインの日、公園で会った親子だ。俺のせいで男の子のジュースがこぼれてしまったので、新しいのを買ってあげたのだ。
 銃の男は、いっそう大きくなる泣き声に、明らかにいらだっていた。本当に引き金を引きそうな剣幕だ。
 ……俺は、他人だ。確かに面識はあるけど、一回会っただけ。他人のために懸けられる命はない。これは千歳ちゃんに懸けるのだ。だから、見て見ぬふりをするのが、一番いい。そう分かっていた。
「やめなよ、おじさん」
 力づくで黙らせようとしたのか、男の腕が振り上げられたのを見て、黙っていられなかった。男は、腕を掴んだ俺を、ものすごい剣幕で睨む。どうしよう。反射的に止めたが、俺は死ぬかもしれない。
「なんだてめぇ……」
「感情的になるのは良くないと思うな。落ち着きなよ」
「あぁ!?」
 落ち着くべきは俺の心臓だ。かつてないくらいにばくばくしている。至近距離で怒鳴られ、びくっとする。それを態度に出さないように必死に笑う。隙を見せたら終わりな気がした。こいつには何か切り札があって、この場を切り抜ける自信を持っているんだ、くらい思わせないと。
「その子に何かすると、おじさんの罪状が増えちゃうよ。罪が重くなればなるほど、警察も動くと思うけどな」
 平静を保ちながら、内心ではとてつもなく焦っている。そもそも、平静を保てているのかわからないが。
「……ちっ」
 男は、舌打ちをして離せと促した。俺が腕を離すと、そのまま前へ戻って行く。後ろの席の男の子はいつの間にか泣き止んでいた。
 犯人の二人が、何か相談している。ちらちらと俺を見ているのが分かる。ごめん、千歳ちゃん、やっぱり俺はでしゃばりすぎた。
「お前ら」
 振り返りざまにそう言いながら、銃の男が、映画やドラマでよく見る、人質を取って頭に銃を突きつける動作をした。
「警察はどうせ、俺たちをどうにかして捕まえようとする。そのときのための、最後の最後まで一緒に来てもらう人質を一人用意する。そうだな、そこのうるさい金髪の、……隣の女」
「は……?」
 俺が、呼ばれると思っていた。なのに、呼ばれたのは千歳ちゃんで。千歳ちゃんもそうだったようで、予想外の指名に肩を揺らしていた。銃の男が俺たちの前まで来て、千歳ちゃんに銃を向けた。
「来い」
 ……ごめんね、千歳ちゃん。こんなことになったのは、全部俺のせいだ。千歳ちゃんに会いたいと思ったところから始まって、さっきの男の子を庇ったことまで。結果的に、千歳ちゃんを危険な目に遭わせてしまったのは、全部、全部俺のせいだ。俺が騒ぎすぎた。俺が騒いだのだから、何かあるとしても俺にだと、高を括っていた。千歳ちゃんに害が及ぶなんて、思ってなかった。誰よりも守りたい人を守れないなんて、片想いする資格すらない。
「待てよ」
 はっきり、明確に敵意を込めて、男を睨む。それから、千歳ちゃんを庇うように立った。
「なんのつもりだ?」
「彼女は渡せない」
「ただの人質だ。殺しはしない。死んだ人質なんて価値がないだろ?」
 まるで駄々っ子を諭すように言う。その通りかもしれない。ものすごい威圧感があるけれど、引き下がるわけにはいかなかった。
「それは逃げる過程の話だ。逃げ切ったあとは要らなくなるだろ。殺さない保証なんてないのに、そんな危険な目に晒せないっつってんだよ」
 全乗客の視線が、俺に集まっている。きっと俺のことを、馬鹿だと思っている人がたくさんいるだろう。馬鹿でもいいんだ、それで千歳ちゃんが助かるならなんでもいい。
 バスが、目的地に停車した。
「退け。今なら見逃してやる」
「はっ、嫌だね」
 引きつった笑顔でそう言うと、男はため息をついて、銃のスライドを引いた。まずい、なんてのは俺にも分かった。スライドを引くのは、六発ある弾丸のうち、初弾を発砲するときだけでいい。一回スライドを引けば、あとは発砲した勢いで次の弾が装填され、引き金を引くだけでどんどん撃てるようになる。それがオートマチックだ。漫画で読んだそんな知識を思い出しながら、俺は男の親指を見ていた。スライドが引かれたこの銃はあと、男の親指がかかっている安全装置が外されただけで発砲が可能になる。早い話、俺が死ぬまであと最速で五秒程度しかないのだ。
「打つ勇気が、ないと思うか?」
「罪が重くなるよ」
「計画の邪魔をするなら容赦はない。それに、俺はもう……」
 強盗しちゃったから、ってか。
 額に銃が突きつけられる。
「どうしてそんなにそいつを庇う?」
 絶体絶命のこんな状況でも、その質問の答えは一瞬で出てきた。好きだからだ。何年も前からずっと、千歳ちゃんが好きだから。それだけだ。好きな人が目の前で怯えているのをただ見ているだけなんて、そんなの嫌だからだ。
 ……だけど、それを今言っても、千歳ちゃんには重いだろう。高校のときに一回振られてるし。今すぐここで死ぬかもしれないやつに告白されても、トラウマになるだけだと思う。一生忘れられない思い出になれるのは悪くないけれど、俺は千歳ちゃんの枷になりたくない。
「……友達、だから」
 そんなわけで、好きだから、って言いたかったけれど、やめた。
「死にたいのか、お前」
「できれば、生きたい」
「なら、なんで退かない」
 同じことを聞かれ、さっきも言ったじゃないかと思った。でも、何度だって同じことを言ってやろう。俺の気は変わらない。
「だから、さぁ、友達だから。大事な人だから」
 その言葉を聞いた男は、「そうか、馬鹿なんだな」と呟いて、銃の安全装置を外した。あの人差し指がかかった引き金を引くだけで、人ひとりの命を奪える状態になった銃の銃口が、俺を見ている。
「せいぜい後悔するんだな。女のために命を投げた馬鹿な自分を呪え」
 三歩下がって、男は引き金を引いた。俺は死を覚悟してぎゅっと目を瞑る。
 痛いというより、ただただ、熱かった。
 耳が。
 乗客の悲鳴が聞こえた。
 左耳から。
 目を開けると、乗客全員がやはり、俺を見ていた。違和感と熱を感じる右耳に触れると、手には真っ赤な血がついた。
 殺されると思っていたが、どうやらまだ生かすらしい。男は銃を下ろした。
「いっ、てぇ……」
 そう言ってはみたものの、実際は痛みよりも、熱さが強い。感覚はほぼなかった。それでもまだ千歳ちゃんの前を動かない俺を見て、男は面白がるように尋ねてきた。
「なぁ、生きたいんだろ?」
「そう、だけど」
 俺の答えを聞いて、待ってましたと言わんばかりに続けた。
「なら、選ばせてやるよ……お前が死ぬか、そいつが死ぬか」
「……っなんで、そうなる」
 お前の頭がどうかしてるのは、十分わかった。もうやめてくれよ。そう思ったけれど、俺と、その後ろの千歳ちゃんに交互に銃を向ける男は、どうにもやめそうにない。
「俺は本気だ。お前の勇気に免じて、どっちかは必ず助けてやるよ。お前が死ぬならそいつには手は出さないし、お前が生きるならそいつは今殺す」
 なんで俺が、そんなの選ばなきゃいけないんだ。そんなの、決まってるのに。
「さっきから、散々言ってるだろ。彼女を死なせるって選択肢は、俺にはないんだって」
 少しの間沈黙した男は、笑った。声を上げて笑い、俺に真っ直ぐ銃を向けた。今度こそ、きっと俺は生かされない。生死を選ぶ権利を与えられたのに、死を選んだ俺は、ある意味自殺と言われるのだろうか。どうでもいいことを考えるのをやめ、俺は意識を全部千歳ちゃんに集中させた。
 さっき撃たれてからずっと、もういいよと言うように俺の服の裾を掴んでいる、大好きで、大切な千歳ちゃんに。
 それだけで俺は十分に幸せだったのに、男は俺の胸倉を掴んでバスの通路に引っ張り出した。
「言い残したことはないな」
 本当に相手の息の根を一瞬で止めたいのなら、鼻の頭を打て。これも漫画で読んだ知識だが、男も知っていたらしく、俺の鼻先に銃口を当てている。
 できるだけ綺麗に死にたいな、なんて思っていたら、サイレンが聞こえた。
「おい、警察が来たぞ! どういうことだ、要求は伝えたがこの場所は伝えてないだろ!?」
 警察の訪れに金槌が焦った声を上げる。
「くそ、なんで……!」
 銃の男も予想していなかったらしく、舌打ちをして、いよいよ意識が朦朧としてきた俺のことを、あのよく見る人質のように拘束した。バスの窓を開け、パトカーの方へ向かい叫ぶ。
「うるせぇ、黙って要求呑まねぇと、こいつぶっ殺すぞ!」
 呑んでも殺すくせに。そう悪態をつく元気も残っていない。一気に血を失いすぎた。このままではもう一度撃たれなくてもそのうち死ぬんじゃないだろうか。
「民間人に罪はない、解放しろ!」
 相当切羽詰まった状態らしく、男があまりに腕に力をいれるので、俺は首が絞まってむせる。警察の声ももうぼやっとしか聞こえない。五感の能力の低下。死の近づき。
「俺が本気だって分からせてやる!」
 虚ろな俺の目と、男の目が合った。視界もはっきりしないのに、さっきよりも殺意が増しているのは分かった。今度こそ本当に死ぬ。
「千歳ちゃん……」
 呼んだつもりが、全く声が出ていなかった。それでも、千歳ちゃんは俺を見てくれた。これから死ぬって言うのに、千歳ちゃんが見えるのが嬉しいなんて、俺は馬鹿なのかもしれない。ああ、馬鹿でもいいから、……死んでもいいから、千歳ちゃんを助けたかったんだった。それだけは、叶ったかもしれない。
 泣いている千歳ちゃん。泣かせたくはなかったけど、俺のために泣いていると思うと、ほんの少しだけ嬉しい。救いようのない自分に苦笑いが浮かぶ。
「泣かないで、大丈夫だから……」
 何も大丈夫じゃないのに、三秒でバレる嘘でもいいから、千歳ちゃんを安心させたかった。泣き顔も嫌いじゃないけど、やっぱり、千歳ちゃんの笑顔が見たかった。つられて笑ってくれないだろうかと、俺は笑ってみた。だけど、千歳ちゃんは嫌だと首を振って泣く。泣き止ませてあげたくて、その涙を拭ってあげたくて、力を振り絞って千歳ちゃんに腕を伸ばした。
 銃声は、ギリギリ聞こえた。その後の千歳ちゃんの俺を呼ぶ声も、微妙に聞こえた。次に鳴った、二つ目の銃声は、もう聞こえなかった。
 最後に聞こえたのが千歳ちゃんの声だなんて、あはは、俺って幸せ者だ。ただ、もう少しだけ欲を言うなら。
 ――もっと、ずっと。千歳ちゃんと、一緒に居たかった。片想いでも良かった。千歳ちゃんに彼氏ができても、本人の前では笑顔で祝福できる自信があった。一緒に居られるだけで、千歳ちゃんの笑顔が見られるだけで幸せだって、分かったから。一方通行でもいいから、もっと一緒に居たかった。そんな贅沢な夢を見ながら、俺はしばらく覚めない眠りについた。

 この事件は、大々的に報道された。バスジャックというだけでもそれなりの大事件だったし、犯人が先日の銀行強盗と同一犯だったからだ。そして、警察が犯人を射殺した、数少ない事例だったのも大きい。
 あのとき、俺が撃たれて、すぐ後。人質から死者を出したということで、警察がやむを得ず発砲したらしい。バスジャックのような事件では、狙撃班の準備も元々あるのだとか。銃の男は搬送先の病院で死亡、金槌の男は無傷で逮捕された。俺はというと、銃の男の手が震えていて弾が急所を外れ、すぐに病院に運ばれたことから、昏睡状態ではあるが生き延びた。しかし、事件から半年、状態が急変し、病室で静かに死んだ。

 そんなことがあって、死後もまた色々あって、不思議なことに、今俺は生きているときと同じように暮らしている。雲の上の街、という場所で。あの世のようなものなのかもしれないが、本当に、いろんな人と話したり、遊んだり、普通に生活ができるのだ。
 そして、今日も。
「綾瀬くん!」
 俺は、あの日助けたはずの、この世で一番大切な人に名前を呼ばれる。不思議な話だ。死後の世界に来たと思ったら、彼女の姿があったのだから。
 普通ならここで、せっかく俺が助けたのに……と思うべきなのだろう。彼女が死後の世界であるここに居ることを嘆くべきなのだろう。
 ただ、俺は、全然普通じゃなかったから。
「どうしたの、千歳ちゃん?」
 君にまた会えたのが、嬉しくて、嬉しくて仕方ないんだ。
しおりを挟む

この作品の感想を投稿する

1 / 5

この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!

婚約者はわたしよりも、病弱で可憐な実の妹の方が大事なようです。

恋愛 / 完結 24h.ポイント:724pt お気に入り:9,475

続 地獄と悪夢

ホラー / 連載中 24h.ポイント:0pt お気に入り:2

蜉蝣

現代文学 / 完結 24h.ポイント:0pt お気に入り:2

僕たちのありきたりで普通の恋

BL / 完結 24h.ポイント:0pt お気に入り:4

ふぁんとむ。らいたー。

キャラ文芸 / 連載中 24h.ポイント:0pt お気に入り:0

少し長い一瞬

現代文学 / 完結 24h.ポイント:0pt お気に入り:0

恋の神様

恋愛 / 完結 24h.ポイント:0pt お気に入り:2

デッキブラシは武器である

ファンタジー / 連載中 24h.ポイント:0pt お気に入り:0

処理中です...