奴隷を買うぞ・・異世界煩悩記

切粉立方体

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15 ステータス

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ピーに新しい服とズボンを買ってやろうと思ったのだが、ファーレに怒られてしまった。

「私達のお古で十分よ」
「でも男だろ、ズボンと男用のパンツは欲しいんじゃないか」
「何よ、ピーは女よ」
「えっ?男だろ」
「何言ってんのよ、あんたが昨日突っ込んで女にしたでしょ。ピーはもう、身も心も女なの」
「ピーにその気は有るのか」
「ピーの意思は関係無いわ、私達が相談して決めたの。ピーは女として教育するわ。オークがちんぽ突っ込んだ瞬間にピーの運命は変わったのよ。あーあ、ピー可哀そう。オークって本当に鬼畜よね」

朝食時、三人は何事かをピーに言い聞かせていた。
ピーがチラチラと僕の方を見て、その度恥ずかしそうに頬を赤く染めていた。
物凄く気になったが、あえて確認しないことにした。

「それじゃメモるから読み上げて、オークの分も含めて全員よ」

朝食後、ピーのステータスを確認することになったのだが、実は、僕は撲自身のステータスを見ることすらも三人から禁止されていた。
奴隷と主人の関係は、神様がパーティーとして考えているらしく、自分のステータスだけ見ようと思っても、自動的に三人のステータスも見えてしまうのだ。
三人からも同様に僕のステータスが確認出来れば問題無かったのだが、パーティーリーダーの特権らしく、確認は僕からの一方通行だった。
僕が彼女達の能力を知っているのは、奴隷売買での商品説明だと彼女達は思っていたらしいのだが、何かの話で、僕には彼女達のステータスは全部見えると話したら、顔色を変えられた。
当然ながら僕は、奴隷の主人としての権利と思っていた。
だが、乙女のプライバシーを黙って覗くなんて、最低で鬼畜で腐れチンポで論外だと激怒され、ステータスの確認禁止が平和協定に加わったのだ。

だが今回はピーが新しく加わったので、ピーのステータスを見たいと言う好奇心が自身のプライバシー保護の欲求を上回ったらしく、ステータスの確認が許可された。
そして、僕だけ全員のステータスを知っているのは物凄く不公平だとファーレが言い出し、揉めた末、全員分を書き出して互いに教え合う事になったのだ。

「ステータスオープン」

光港族ピー 十歳 男
職業:奴隷 属性:光
レベル:2
経験値:16/20 
腕力:3 体力:3
知力:3 精神力:4
速力:5 器用さ:5
魔力:3 根性:1
生命力:20/20
魔力:3/3
武器:無し
防具:頭:無し、上半身:布服(+2)、腕:無し、下半身:無し、足:無し
補助装備:拘束の首輪
攻撃力:3 防御力:6
魔攻力:3 魔防力:8
特殊スキル  遠写し

ピーはまだ十歳だった、なんか僕の良心がほんのちょっと痛んだが、既に突っ込んでしまった以上仕方がない。
能力的には・・・まあ普通だ。

「ピー、遠写しってなんだ」
「遠くの景色を近くに写し出す能力なんです。僕の一族は貿易商人の一族なんで、海賊船を警戒する為に発達した能力らしいです」
「ちょっと見せてくれ」
「はい」

窓の外の光景を、ピーが食堂のテーブルの上に映し出す。
どんどん拡大して行くと、遥か彼方の山脈を歩く雪狼の姿が浮かび上がった、これは凄い。

「へー、面白い。ちょっと待ってて」

何を思ったのか、テオが目を瞑る。
すると雪狼の映像に狼の息使いや風音が付加され、存在感がまるで違って来る。

「凄いなこれは」
「へへへ」

次はテオ。

風丘族テオ 十二歳 女
職業:見習神官(奴隷) 属性:風
レベル:5
経験値:18/160 
腕力:6 体力:6
知力:6 精神力:4
速力:10 器用さ:9
魔力:6 根性:1
生命力:160/160
魔力:6/6
武器:無し
防具:頭:無し、上半身:布服(+2)、腕:無し、下半身:無し、足:無し
補助装備:拘束の首輪
攻撃力:6 防御力:10
魔攻力:6 魔防力:18
特殊スキル 音聞き、音騙し、歌唱

「へー、レベルアップしてる」
「職業が変わってる。偽物じゃ無くなったのかな」
「ああ、神様が認めたんだから大丈夫だろう」
「えっ!これって神様が決めるの?」
「そうらしいぞ」

「生命力が百六十って、初級冒険者並みよ」
「ああ、鼠に咬まれても大丈夫だな」
「嫌よ」

「朝の礼拝で毎日歌ってるから、歌唱は判るけど、音騙しって何か嫌だな」
「これで生き延びられたんだから、文句言うな」
「ぶー」

次はミューア

陽湖族ミューア 十二歳 女
職業:見習神官(奴隷) 属性:陽
レベル:5
経験値:16/160 
腕力:5 体力:5
知力:10 精神力:10
速力:4 器用さ:6
魔力:10 根性:2
生命力:160/160
魔力:10/10
武器:無し
防具:頭:無し、上半身:布服(+2)、腕:無し、下半身:無し、足:無し
補助装備:拘束の首輪
攻撃力:5 防御力:10
魔攻力:10 魔防力:34
特殊スキル 治療、歌唱

「ふん、どうせ私は普通の治癒能力しか無い、普通の女よ」
「ミューア、知力も精神力も大したもんだぞ」
「ふん、慰めてくれなくても良いもん」

次はファーレ

学森族ファーレ 十二歳 女
職業:見習神官(奴隷) 属性:祈
レベル:5
経験値:19/160 
腕力:5 体力:5
知力:8 精神力:8
速力:6 器用さ:10
魔力:8 根性:2
生命力:160/160
魔力:8/8
武器:無し
防具:頭:無し、上半身:布服(+2)、腕:無し、下半身:無し、足:無し
補助装備:拘束の首輪
攻撃力:5 防御力:10
魔攻力:8 魔防力:26
特殊スキル 刻書、歌唱、節約

げっ、節約?

「ふっ、ふっ、ふっ。日頃の修練の成果ね」

そして撲

山田肇 三十八歳 男
職業:上級神官 属性:闇
レベル:10
経験値:1632/5120 
腕力:27 体力:29
知力:20 精神力:19
速力:15 器用さ:11
魔力:20 根性:35
生命力:5120/5120
魔力:20/20
武器:無し
防具:頭:無し、上半身:布服(+1)、鎖帷子上(+20)腕:無し、下半身:布の半ズボン(+1)、鎖帷子下(+20)足:無し
補助装備:無し
攻撃力:27 防御力:106
魔攻力:20 魔防力:92
特殊スキル 歌唱、詠唱、祓術、皮剥ぎ

「オーク、自分のステータスを読み上げてよ」
「これが僕の本名だ」
「三十八歳って、お父さんじゃん」
「お父さんが娘と同い年の子にチンコ突っ込むかなー、まったく」
「うん、鬼畜、鬼畜」
「上級神官なんて、うわー、嘘臭い」
「決めてるの神様じゃなく悪魔なんじゃない」
「知力が私より上なんて絶対に変、嘘言ってるんでしょ」
「生命力が五千百二十なんて人間じゃないよ」
「やっぱりオークなのね、正体を現したわね」

なんか騒いでいるが放っておこう。
駅馬車を襲って来た鼠と犬はずいぶん殺したし、ゾンビ退治も相当数こなした。
戦っている最中に何度か頭の中でファンファーレが聞こえたのは覚えているが、経験値が相当溜まっていたらしい。

少しびくびくしていたので、偽神官では無く、大手を振って神官を名乗れるのは凄く嬉しい。
詠唱や祓術などのそれらしいスキルも獲得できたので、なんか坊さんらしくなって来た。
どこかの世界では、坊さんのセクハラが問題になっていたが、ここでも見習いにチンコ突っ込むのは問題になるのだろうか。
少し調べてみよう。

「ねえオーク、ちゃんと聞いてるの」
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