1 / 3
1.スマホから始まる恋
しおりを挟む
満足はてなの新作、面白かった。
生きづらさとグロテスクが上手く混ざり合うあの感じ。気味悪すぎて一文を読んだだけで疲れた。
普段はしょうもないことばっかつぶやいてるくせに、なんで心が折れる小説書けるんだよあいつ。
*
"配色がどこかの天気予報みたい" @manzokuhatenann(満足はてな)
――男の子のマネキンが赤と青のTシャツを着てるだけだろ、このネタ分かるの多分30代までだって。
"執筆します" @manzokuhatenann(満足はてな)
――宣言するなら何故にぬいぐるみをアップする?
"本日のメインイベント" @manzokuhatenann(満足はてな)
――トリプルアイス食ってやがる。よっぽど食いたかったんだな。
"推敲嫌いが災いしちゃった……他の人のだったらアホみたいに気がつくのに" @manzokuhatenann(満足はてな)
――分かる。自分のこと棚に上げるの気持ち良いよな。
"満足はてなさんがあなたをフォローしました"
*
……なんでだよ。
……なんで俺をフォローしたんだよ、満足はてな。
確かに俺はフォロワーだけど、あくまでイチ読者に過ぎないんだ。
別にあんたとの交流を求めてるわけじゃない。しょうもないつぶやきとグロテスクな作品が見たいだけ。片思いに過ぎないんだよ。
逆になんでフォローバックしてきたんだ?
あんたはファンが多い小説家。俺はしがない一般人。フォローしてる数なんて10人も満たなかったじゃん。
反対に俺はそういうの無関係なんで。このアカウントは、所詮便所の落書きだ。
*
"いつも見ています! フォローさせていただきました!" @manzokuhatenann(満足はてな)
*
リプもらっちゃった。
ていうか……見ています? 俺の投稿見てるってこと?
*
"見ないでくれ"
*
小っ恥ずかしい。
俺の投稿を見たところで何の得にもならないし、時間の無駄になると思う。
あのDMが届くまでは。
ピロン♪
*
『私に対してずっとエアリプしてましたよね? なんであんなに面白いんですか』
*
満足はてなからだった。
どうやら、時間の無駄にはなっていないらしい。
*
『すみませんでした。次からはちゃんと面と向かって言いますね』
*
とは送ったものの、リプライってどうすればいいんだろうな。
にしても、満足はてなが俺のファンだったのは意外だった。
そういうのは、もっと早い段階でリアクションしてくれ。
生きづらさとグロテスクが上手く混ざり合うあの感じ。気味悪すぎて一文を読んだだけで疲れた。
普段はしょうもないことばっかつぶやいてるくせに、なんで心が折れる小説書けるんだよあいつ。
*
"配色がどこかの天気予報みたい" @manzokuhatenann(満足はてな)
――男の子のマネキンが赤と青のTシャツを着てるだけだろ、このネタ分かるの多分30代までだって。
"執筆します" @manzokuhatenann(満足はてな)
――宣言するなら何故にぬいぐるみをアップする?
"本日のメインイベント" @manzokuhatenann(満足はてな)
――トリプルアイス食ってやがる。よっぽど食いたかったんだな。
"推敲嫌いが災いしちゃった……他の人のだったらアホみたいに気がつくのに" @manzokuhatenann(満足はてな)
――分かる。自分のこと棚に上げるの気持ち良いよな。
"満足はてなさんがあなたをフォローしました"
*
……なんでだよ。
……なんで俺をフォローしたんだよ、満足はてな。
確かに俺はフォロワーだけど、あくまでイチ読者に過ぎないんだ。
別にあんたとの交流を求めてるわけじゃない。しょうもないつぶやきとグロテスクな作品が見たいだけ。片思いに過ぎないんだよ。
逆になんでフォローバックしてきたんだ?
あんたはファンが多い小説家。俺はしがない一般人。フォローしてる数なんて10人も満たなかったじゃん。
反対に俺はそういうの無関係なんで。このアカウントは、所詮便所の落書きだ。
*
"いつも見ています! フォローさせていただきました!" @manzokuhatenann(満足はてな)
*
リプもらっちゃった。
ていうか……見ています? 俺の投稿見てるってこと?
*
"見ないでくれ"
*
小っ恥ずかしい。
俺の投稿を見たところで何の得にもならないし、時間の無駄になると思う。
あのDMが届くまでは。
ピロン♪
*
『私に対してずっとエアリプしてましたよね? なんであんなに面白いんですか』
*
満足はてなからだった。
どうやら、時間の無駄にはなっていないらしい。
*
『すみませんでした。次からはちゃんと面と向かって言いますね』
*
とは送ったものの、リプライってどうすればいいんだろうな。
にしても、満足はてなが俺のファンだったのは意外だった。
そういうのは、もっと早い段階でリアクションしてくれ。
0
あなたにおすすめの小説
邪神の祭壇へ無垢な筋肉を生贄として捧ぐ
零
BL
鍛えられた肉体、高潔な魂――
それは選ばれし“供物”の条件。
山奥の男子校「平坂学園」で、新任教師・高尾雄一は静かに歪み始める。
見えない視線、執着する生徒、触れられる肉体。
誇り高き男は、何に屈し、何に縋るのか。
心と肉体が削がれていく“儀式”が、いま始まる。
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
ちょっと大人な物語はこちらです
神崎 未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な短編物語集です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
敗戦国の姫は、敵国将軍に掠奪される
clayclay
恋愛
架空の国アルバ国は、ブリタニア国に侵略され、国は壊滅状態となる。
状況を打破するため、アルバ国王は娘のソフィアに、ブリタニア国使者への「接待」を命じたが……。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる