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第三章 偽の恋人
破滅の足音 1
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城の一室で悪びれないデリウス公爵と対峙しながら、俺、クラウスはイライラが頂点に達していた。
「ほう? 自分で指示を出しながら、公爵はここに書かれた全てに覚えがないと言うのか」
「はて、いったい何のことですか? 指示なんてとんでもない! 下の者が勝手にやったことでしょう。私のせいにされても、困るだけですな」
親子揃ってよく似ている。自分より弱い者に罪をなすりつけ、自分は知らん顔をするつもりなのか。
「よくもまあ、見え透いた嘘を吐く。文書には貴公のサインもあり、関わった者の言質も取っている。それでもまだ、シラを切ると?」
「そ、それは……」
「言い逃れはできない。もちろん気づかなかった弟にも責任を取らせよう。取り調べは以上だ、牢に連れて行け」
これ以上顔を見るのも嫌だと、俺は席を立つ。足を踏み出しかけたその時に、デリウス公爵が大声を上げた。
「待ってください、クラウス殿下! 実は今日、野良猫を捕まえる予定でして」
「……猫?」
俺は顔をしかめた。公爵はこの期に及んで、何を言い出すつもりだ? まさか先日の話の続きでもあるまいし。猫の話といえば……時々つらそうな視線を俺に向けるミレディアは、今日もアウロスと会っているのだろうか? 気にしたって仕方がない。彼女の心は、とっくに弟のものなのだ。
「ええ。高貴な二人に可愛がられて、大きな顔をしている猫です。生意気なので、躾け直そうかと思いまして」
公爵の言葉に気がつき、足を止める。目を合わせると、ふてぶてしい丸顔の中の小さな目が嬉しそうに輝いた。
「なあに、大事にしますよ。でも今は、少しだけ遠くにおりますがね」
俺は大股で近づくと、公爵の胸倉を掴んで激しく揺さぶる。
「貴様! まさか、白昼堂々人を攫ったのか?」
「い、いえ、とんでもない。私は猫の話をしておりまして」
ものすごく嫌な予感がする。
俺は周りに指示を飛ばした。
「ミレディア嬢は今、どこにいる? 至急アウロスを呼べ。ベルツ家にも遣いを出せ!」
「それでしたら今朝、こちらが届きました。業務に支障が出るので、後からお見せしようかと考えておりまして」
走り去る護衛をよそに、秘書官が持っていた手紙を渡す。ひったくるように手にしたそこには、『今日これから、依頼された一角獣の刺繍入り手巾と、総レースの女性用長手袋をお届けに上がります』と、ミレディア自身の筆跡で書かれてあった。
「今朝……と言ったな? 今は昼過ぎだが、まだ来ていないのか?」
「ええ、いらしてないようです」
「その後連絡は?」
「何も」
何かがおかしい。予定が変わるのであれば、真面目なディアなら連絡を入れてくるはずだ。
焦る俺を見て、公爵が声を立てて笑う。
「はっはっはー。猫は気まぐれですから今頃どこにいるのやら。もしそちらで飼われるのでしたら、お譲りしましょうか? まずは条件の話し合いですな」
俺は公爵を睨みつけた。挑発には乗らず、事実確認が先だ。間もなく走って来た弟が、青ざめた顔で俺に告げる。
「僕の所には来てないよ。今日ディアが来るという話も聞いていなかった。公爵……まだ観念していなかったのか」
「アウロス様! 私は貴方様のためを思えばこそ……く、苦しい。クラウス様、放して下さいっ」
俺は公爵の胸倉を再び掴むと、そのまま持ち上げた。もし猫がディアを指すのなら、早く助けないと大変なことになる。公爵だけならまだしも、彼の娘が関わっているとなると恐ろしい。
「どこにいるのか白状しろっ。お前の娘、エルゼはこのことを知っているのか!」
掴む手に力がこもる。公爵の太い首が服に絞めつけられて、顔が赤黒く変わっていく。
「ぐ……ぎ……」
「待て、クラウス。それ以上はさすがにマズいだろ。喋れなければ、居場所もわからない」
アウロスに止められ、俺は手を放した。床に落ちた公爵が、這うように両手をついて必死に空気を取り込んでいる。
「ぐへっごへっへっはっ」
「公爵も早く話した方がいい。僕もクラウスも、許せる気分じゃないから」
許す、だと? 罪を重ねたばかりかディアにまで手を出したのに?
「かはっ、王子が、手荒なことをして、た、ただで済むと?」
「犯罪者に言われたくない」
「なっ、そんな言い方で、私が話すとお思いですか? ここは一つ、冷静に取引を……」
「話さないなら、話したくなるように仕向けるまでだ。最初はどこがいい?」
「は? いったい何を……痛、いたたた」
公爵の手首を握り、ギリギリと力を込めた。優秀な部下達は、見て見ぬ振りを貫いている。早くしないとディアが危ない。
「そ、そんなことで私が屈すると、お、思うのか」
「ほう? 公爵は腕が要らないようだな」
「クラウスは軍隊上がりだから、加減を知らないよ?」
アウロスが横から口を挟む。のん気なことだ。元々はお前のせいで……
「お、王太子が……次期王太子がこんなことをしていいと、思っているのか!」
「王太子の地位などアウロスにくれてやる。それより、ディアに何かあればお前を生かしてはおかない!」
「ぐあっ、ま、待て待て待て。わかった、言うから離せ、離してくれ!」
公爵の悲鳴に近い声に、俺は腕を緩めた。睨みつけたまま先を促す。
「まったくもう、こんな男にエルゼは……痛いっ」
「時間がない。俺は答えを待っている」
さすがに我慢の限界だ。答えないなら次こそこいつを、思いっきり蹴飛ばそう。
「森だ! 東の『暗い森――ドゥンケルヴァルト』。なるべく遠くへ連れて行くよう命じた」
「誰に?」
「よく知らん。娘の側にいた女だ」
思わず舌打ちした。それなら、ディアの行方はエルゼの耳にも届いているだろう。しかも『深い森』は広大で、迷えば見つけるまでに時間がかかる。まあ公爵家の者と一緒なら、迷う心配はないのだが。
「公爵を牢に繋いでおけ。ミレディア嬢が見つかるまで、何も与えるな」
「な……食事抜きだと?」
「黙って。クラウスの邪魔をして、ぶっ飛ばされたいの?」
「アウロス、後を頼む。俺に何かあれば、お前が代わりを務めてくれ」
「クラウス、僕が行くよ。ディアは僕の恋人だ」
刺すような痛みは無視することにする。ディアがアウロスのことを好きでも、俺はまだ自分の気持ちを彼女に告げていない。
「森なら俺の方が慣れている。ベルツ家に寄り、そのまま向かう。お前は兵を連れて公爵家へ」
「……わかった。その代わり、見つけたらすぐに連絡をくれ」
「ああ、約束しよう」
信頼できる護衛を連れて、俺は城を飛び出した。速駆けなら得意だ。
王都にあるベルツの屋敷に到着したところ、大騒ぎになっていた。
「信じられない! ミレディアを引き渡すなんてどういうことだ!」
「お嬢を残して帰って来たって……。お前、それでも護衛か?」
「貴方は要りません。お嬢様を連れて帰って下さいっ」
玄関ホールの大声が、外にまで聞こえている。構わず中に入った俺は、跪いて泣く大きな男の姿を見た。ディアの兄によると、この護衛が自分の仲間と引き換えに、彼女を公爵の手の者に差し出したらしい。怒りが湧き起こるが、かろうじて抑えた。今は一刻も早くディアを助け出す必要がある。
「ああもう、だからアウロス王子に協力するのは反対だったんだ!」
ヨルクの言葉が引っかかり、俺はすかさず尋ねた。
「協力? どういうことだ?」
「あれ、クラウス王子は聞いてませんか? アウロス王子が王太子の座とエルゼを回避するため、ミレディアに恋人のフリを頼んだのですが」
「恋人の……フリ?」
聞き間違いだろうか。ディアは、アウロスのことが好きではないのか? 戸惑う俺にヨルクが続けた。
「はい。クラウス様が王太子になれば、安心できる世の中になると言って」
「オ……私も聞いた。ついでに何かいろいろ約束したんだって」
リーゼという名のディアの侍女も答えた。
思わず顔を片手で覆う。それなら俺は……彼女を諦めなくてもいいのか?
城の一室で悪びれないデリウス公爵と対峙しながら、俺、クラウスはイライラが頂点に達していた。
「ほう? 自分で指示を出しながら、公爵はここに書かれた全てに覚えがないと言うのか」
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「待ってください、クラウス殿下! 実は今日、野良猫を捕まえる予定でして」
「……猫?」
俺は顔をしかめた。公爵はこの期に及んで、何を言い出すつもりだ? まさか先日の話の続きでもあるまいし。猫の話といえば……時々つらそうな視線を俺に向けるミレディアは、今日もアウロスと会っているのだろうか? 気にしたって仕方がない。彼女の心は、とっくに弟のものなのだ。
「ええ。高貴な二人に可愛がられて、大きな顔をしている猫です。生意気なので、躾け直そうかと思いまして」
公爵の言葉に気がつき、足を止める。目を合わせると、ふてぶてしい丸顔の中の小さな目が嬉しそうに輝いた。
「なあに、大事にしますよ。でも今は、少しだけ遠くにおりますがね」
俺は大股で近づくと、公爵の胸倉を掴んで激しく揺さぶる。
「貴様! まさか、白昼堂々人を攫ったのか?」
「い、いえ、とんでもない。私は猫の話をしておりまして」
ものすごく嫌な予感がする。
俺は周りに指示を飛ばした。
「ミレディア嬢は今、どこにいる? 至急アウロスを呼べ。ベルツ家にも遣いを出せ!」
「それでしたら今朝、こちらが届きました。業務に支障が出るので、後からお見せしようかと考えておりまして」
走り去る護衛をよそに、秘書官が持っていた手紙を渡す。ひったくるように手にしたそこには、『今日これから、依頼された一角獣の刺繍入り手巾と、総レースの女性用長手袋をお届けに上がります』と、ミレディア自身の筆跡で書かれてあった。
「今朝……と言ったな? 今は昼過ぎだが、まだ来ていないのか?」
「ええ、いらしてないようです」
「その後連絡は?」
「何も」
何かがおかしい。予定が変わるのであれば、真面目なディアなら連絡を入れてくるはずだ。
焦る俺を見て、公爵が声を立てて笑う。
「はっはっはー。猫は気まぐれですから今頃どこにいるのやら。もしそちらで飼われるのでしたら、お譲りしましょうか? まずは条件の話し合いですな」
俺は公爵を睨みつけた。挑発には乗らず、事実確認が先だ。間もなく走って来た弟が、青ざめた顔で俺に告げる。
「僕の所には来てないよ。今日ディアが来るという話も聞いていなかった。公爵……まだ観念していなかったのか」
「アウロス様! 私は貴方様のためを思えばこそ……く、苦しい。クラウス様、放して下さいっ」
俺は公爵の胸倉を再び掴むと、そのまま持ち上げた。もし猫がディアを指すのなら、早く助けないと大変なことになる。公爵だけならまだしも、彼の娘が関わっているとなると恐ろしい。
「どこにいるのか白状しろっ。お前の娘、エルゼはこのことを知っているのか!」
掴む手に力がこもる。公爵の太い首が服に絞めつけられて、顔が赤黒く変わっていく。
「ぐ……ぎ……」
「待て、クラウス。それ以上はさすがにマズいだろ。喋れなければ、居場所もわからない」
アウロスに止められ、俺は手を放した。床に落ちた公爵が、這うように両手をついて必死に空気を取り込んでいる。
「ぐへっごへっへっはっ」
「公爵も早く話した方がいい。僕もクラウスも、許せる気分じゃないから」
許す、だと? 罪を重ねたばかりかディアにまで手を出したのに?
「かはっ、王子が、手荒なことをして、た、ただで済むと?」
「犯罪者に言われたくない」
「なっ、そんな言い方で、私が話すとお思いですか? ここは一つ、冷静に取引を……」
「話さないなら、話したくなるように仕向けるまでだ。最初はどこがいい?」
「は? いったい何を……痛、いたたた」
公爵の手首を握り、ギリギリと力を込めた。優秀な部下達は、見て見ぬ振りを貫いている。早くしないとディアが危ない。
「そ、そんなことで私が屈すると、お、思うのか」
「ほう? 公爵は腕が要らないようだな」
「クラウスは軍隊上がりだから、加減を知らないよ?」
アウロスが横から口を挟む。のん気なことだ。元々はお前のせいで……
「お、王太子が……次期王太子がこんなことをしていいと、思っているのか!」
「王太子の地位などアウロスにくれてやる。それより、ディアに何かあればお前を生かしてはおかない!」
「ぐあっ、ま、待て待て待て。わかった、言うから離せ、離してくれ!」
公爵の悲鳴に近い声に、俺は腕を緩めた。睨みつけたまま先を促す。
「まったくもう、こんな男にエルゼは……痛いっ」
「時間がない。俺は答えを待っている」
さすがに我慢の限界だ。答えないなら次こそこいつを、思いっきり蹴飛ばそう。
「森だ! 東の『暗い森――ドゥンケルヴァルト』。なるべく遠くへ連れて行くよう命じた」
「誰に?」
「よく知らん。娘の側にいた女だ」
思わず舌打ちした。それなら、ディアの行方はエルゼの耳にも届いているだろう。しかも『深い森』は広大で、迷えば見つけるまでに時間がかかる。まあ公爵家の者と一緒なら、迷う心配はないのだが。
「公爵を牢に繋いでおけ。ミレディア嬢が見つかるまで、何も与えるな」
「な……食事抜きだと?」
「黙って。クラウスの邪魔をして、ぶっ飛ばされたいの?」
「アウロス、後を頼む。俺に何かあれば、お前が代わりを務めてくれ」
「クラウス、僕が行くよ。ディアは僕の恋人だ」
刺すような痛みは無視することにする。ディアがアウロスのことを好きでも、俺はまだ自分の気持ちを彼女に告げていない。
「森なら俺の方が慣れている。ベルツ家に寄り、そのまま向かう。お前は兵を連れて公爵家へ」
「……わかった。その代わり、見つけたらすぐに連絡をくれ」
「ああ、約束しよう」
信頼できる護衛を連れて、俺は城を飛び出した。速駆けなら得意だ。
王都にあるベルツの屋敷に到着したところ、大騒ぎになっていた。
「信じられない! ミレディアを引き渡すなんてどういうことだ!」
「お嬢を残して帰って来たって……。お前、それでも護衛か?」
「貴方は要りません。お嬢様を連れて帰って下さいっ」
玄関ホールの大声が、外にまで聞こえている。構わず中に入った俺は、跪いて泣く大きな男の姿を見た。ディアの兄によると、この護衛が自分の仲間と引き換えに、彼女を公爵の手の者に差し出したらしい。怒りが湧き起こるが、かろうじて抑えた。今は一刻も早くディアを助け出す必要がある。
「ああもう、だからアウロス王子に協力するのは反対だったんだ!」
ヨルクの言葉が引っかかり、俺はすかさず尋ねた。
「協力? どういうことだ?」
「あれ、クラウス王子は聞いてませんか? アウロス王子が王太子の座とエルゼを回避するため、ミレディアに恋人のフリを頼んだのですが」
「恋人の……フリ?」
聞き間違いだろうか。ディアは、アウロスのことが好きではないのか? 戸惑う俺にヨルクが続けた。
「はい。クラウス様が王太子になれば、安心できる世の中になると言って」
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