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第四章 告白の行方
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パチパチと薪の爆ぜる音がする。
――まだ小屋の中? まさか私、逃げきれていないの?
恐ろしい考えにガバッと飛び起きた。その途端、掛けられていた毛布がはらりと床に落ち、驚愕の事実に気がつく。
「な、な、ななな………」
なんと、毛布の下はすっぽんぽん。いえ、かろうじてドロワーズは履いているものの、それ以外は何もなし。裸のため、無数の擦り傷や火傷の火ぶくれが白い肌に浮かび上がって見える。煤や泥の汚れはなくなっていたけれど、着ていたはずのラベンダー色のドレスが近くになかった。
私は毛布を巻きつけて、状況を見極めようと目を凝らす。
「ここ、どこ?」
見覚えのない場所にいるため、戸惑う。今はいつでここはどこ? 私はどのくらい眠っていたの?
囚われていたかび臭い小屋とは趣が随分違う。濃い色の床には毛皮が敷かれ、私はその上に寝ていたみたい。正面には暖炉が明々と燃えて暖かく、近くには高価そうな木の椅子とテーブルが置かれている。壁には鹿の頭部の剥製や地図、銃まで飾ってあった。結構広いし奥には別の部屋もありそうで、狩猟小屋というよりお屋敷に近いような印象を受ける。
きょろきょろしていたところ、背後から声がかかった。
「ディア、気がついたのか。もう大丈夫だ」
「ク、ク、クラウス様!」
彼の白いシャツのボタンは開き、筋肉質の胸が覗いている。黒いトラウザーズに長い足を包み、その手にはコップを握っていた。
そういえば、喉が渇いたような。私は手渡されたコップを受け取ると、両手で持って中の水を勢いよく飲んだ。……で、見事にむせる。
「ゴホッ、ゴホゴホ」
「すまない。弱っているのに、いきなりは無理だったな。貸してごらん?」
言われた通りコップをおとなしく差し出すと、彼は自分で口にした。代わりに飲んであげるって、そういうこと? そのままじっと見ていると、王子が私の前に片膝をつく。肩を抱き寄せ、長い指で私の顎を支えたかと思うと、当たり前のように顔を近づけてきた。
重ねられた唇から、冷たい水が流し込まれる。びっくりして思わずごくんと飲み込むけれど、こ、ここ、これっていわゆる『口移し』よね?
「もう少し持ってこようか? お腹は空いてない?」
クラウス王子が私の頬に手を添えながら、優しく聞いた。
私は後ずさり、首をぶんぶん横に振る。激しく否定したために、頭がくらくらするような。いえ、くらくらするのはキスのせい……じゃないでしょ、これって単なる口移し。だから、深い意味などないの。必死に自分に言い聞かせるものの、混乱して心臓もバクバクいっている。
対するクラウス王子は平気な顔。ふと彼の視線を感じて下を見ると、毛布がずり落ちていた。何てこと! 私は焦って引き上げて、胸を隠す。恥ずかしくて、顔から火が出そうだ。
クラウス王子は何も言わず、紳士らしく見なかったことにするらしい。彼はコップをテーブルの上に置くと、暖炉の前に座る私の隣に同じように腰を下ろした。私は二度と醜態を晒さないように、毛布を固く握り締める。
「ディア、体調はどう? 冷え切っていたため、急いでここに運び込んだのだが……顔色は少し良くなったようだな」
そうだわ。彼は森で彷徨っていた私を助けてくれたのに、まだお礼も言っていなかった。
「あの、ありがとうございます。おかげで助かりました」
「いや、礼はいい。元々は、君を危険に巻き込んだアウロスの責任だ。あいつには言いたいことが山ほどある」
もしかして恋人のフリがバレたの? それとも私が城に行かなかったから? 今回はアウロス王子は関係ない。依頼された品をクラウス王子に届けようとしたのは私の独断で、誘拐を命じていたのはデリウス公爵だ。実際は、エルゼが出てきたけれど……
それより私は、今の状況が知りたい。アウロス王子のことは後回しだ。
「ええっと、今はいつで、ここはどこですか? あと、できれば何か着る物を……」
この建物が誰かの屋敷で女官がいるなら、何か服を貸してもらおう。
「ディアを発見してから、そう時間は経っていない。といっても、もうすぐ夜になる」
森でクラウス王子に会ったのが朝方だから、私はずっと寝ていたということ? 黙っていると、彼が続けた。
「ここは、王家が所有する狩猟小屋だ。北で見つけたディアが冷え切っていたので、一番近いこの場所に連れて来た」
「狩猟小屋、ですか?」
狩りをしないので知らないけれど、小屋というのに豪華な造りなのは、王家の持ち物だからだろうか? 自信を持って歩いていた私が、西ではなく北に進んでいたなんて大失敗だ。どうりでなかなか、森の終わりが見当たらないと思ったわ。
「それと、残念ながら服はない。冬場はここを閉じるため、予備がなかった。呼びかけても起きる気配がなく、俺が勝手に脱がし……」
クラウス王子が失言したというように、自分の口元を手で塞ぐ。
ちょっと待って! 今何か、不穏なセリフが聞こえた気が……俺って言った? 見た? もしかして、全部見たの!?
「ま、ま、まさか!」
「すまない。ドレスはボロボロだったし、冷え切った身体を一刻も早く温める必要があった。そのままだと、病気になってしまう」
「いえ、あの。ドレスのことじゃなくって……ほ、他の方は?」
「取り急ぎ城に報告に戻らせた。一人は近くの村で服を調達しているから、もうすぐ戻るだろう」
「みんな男性……ですか?」
「そうだが? ああ、心配しなくていい。ディアの世話は俺が全部一人でしたから」
それが一番心配だから! 好きな人に寝顔どころか全てをさらけ出すって……傷だらけで泥だらけ、ボロボロでじめじめの身体を見られてしまった。恥ずかしさを通り越し、頭が真っ白になってしまう。
「な、ななな……」
「誓って変なことはしていない。温めて拭っただけだ。ぐったりして目を覚まさなかったから、不安になったことは確かだが」
触られたのに起きない私も相当だけど、王子なのに世話を焼くって……温めたってどうやって? 私が目を見開くと、クラウス王子が自分の額に手を当てて、ぼそりと漏らした。
「暖炉に火を入れ部屋が暖かくなるまで、俺が君を抱いていた。人肌が一番良いが、さすがにそこまでは」
「抱っ……」
それ以上言葉が続かなかった。覚えていない間に、すごい事態になっていたらしい。彼は服を着ているから、ギリギリセーフだ。セーフって何が?……ダメだ、とにかく話題を変えよう。
「あの、エルゼ様は今どこに?」
唐突に彼女の名前を出した。すると、クラウス王子が苦虫を噛み潰したような顔になる。
「やはりエルゼが元凶か。しかし、君を捕らえる指示を出したのは父親の公爵だ。彼は今牢の中で、エルゼの確保にはアウロスが向かっている」
「そう、ですか」
安心して力が抜けた。追手は放たれていなかったようね? クラウス王子に尋ねられたため、私は捕らえられ、小屋に連れて行かれた後のことを詳しく語った。
「くそっ、あの女……」
クラウス王子の怒りはすさまじく、拳を床に叩きつけている。安物の木材でなくて良かったわ。昨日の小屋なら確実に穴が開いていた。穴といえば、私は壁の穴から命からがら逃げ出して……
不意に「小屋ごと焼いて」というエルゼの声を思い出し、私は恐怖に身を震わせた。
「ごめんディア。その恰好では寒いだろう? ベッドの用意ができたから、向こうの部屋で休むといい」
「いえ、私は別に……」
私の膝裏に手を入れて、抱え上げようとするクラウス王子。重病人ではないのだから、そのくらい自分で歩けるわ。私は彼の胸に手を置いて、離れようとする。けれど、触れた指先に彼の肌の熱を感じたため、ドキリとして慌てて引っ込めた。
吐息のかかる近さ、唇さえ触れそうな距離に好きな人がいる。その事実だけで、私の胸は激しく高鳴った。向けられた青い瞳、困ったようなその表情を和らげてあげたくて。
クラウス王子の頬に向かって伸ばした手を、しかし本人に掴まれてしまう。
「ご、ごめんなさい。私ったら……」
慌てて引き抜こうにもびくともしない。クラウス王子は目を伏せて、私の手のひらにキスをした。再び開けたその目には、激しい思いが浮かんでいるようで。緊張して苦しくなる胸を押さえながら、私は急ぎ言葉を探す。
「クラウス様、私は……」
「ディア、聞いてほしい。俺は君が好きだ。アウロスよりも深く君を愛している」
――まだ小屋の中? まさか私、逃げきれていないの?
恐ろしい考えにガバッと飛び起きた。その途端、掛けられていた毛布がはらりと床に落ち、驚愕の事実に気がつく。
「な、な、ななな………」
なんと、毛布の下はすっぽんぽん。いえ、かろうじてドロワーズは履いているものの、それ以外は何もなし。裸のため、無数の擦り傷や火傷の火ぶくれが白い肌に浮かび上がって見える。煤や泥の汚れはなくなっていたけれど、着ていたはずのラベンダー色のドレスが近くになかった。
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「ここ、どこ?」
見覚えのない場所にいるため、戸惑う。今はいつでここはどこ? 私はどのくらい眠っていたの?
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きょろきょろしていたところ、背後から声がかかった。
「ディア、気がついたのか。もう大丈夫だ」
「ク、ク、クラウス様!」
彼の白いシャツのボタンは開き、筋肉質の胸が覗いている。黒いトラウザーズに長い足を包み、その手にはコップを握っていた。
そういえば、喉が渇いたような。私は手渡されたコップを受け取ると、両手で持って中の水を勢いよく飲んだ。……で、見事にむせる。
「ゴホッ、ゴホゴホ」
「すまない。弱っているのに、いきなりは無理だったな。貸してごらん?」
言われた通りコップをおとなしく差し出すと、彼は自分で口にした。代わりに飲んであげるって、そういうこと? そのままじっと見ていると、王子が私の前に片膝をつく。肩を抱き寄せ、長い指で私の顎を支えたかと思うと、当たり前のように顔を近づけてきた。
重ねられた唇から、冷たい水が流し込まれる。びっくりして思わずごくんと飲み込むけれど、こ、ここ、これっていわゆる『口移し』よね?
「もう少し持ってこようか? お腹は空いてない?」
クラウス王子が私の頬に手を添えながら、優しく聞いた。
私は後ずさり、首をぶんぶん横に振る。激しく否定したために、頭がくらくらするような。いえ、くらくらするのはキスのせい……じゃないでしょ、これって単なる口移し。だから、深い意味などないの。必死に自分に言い聞かせるものの、混乱して心臓もバクバクいっている。
対するクラウス王子は平気な顔。ふと彼の視線を感じて下を見ると、毛布がずり落ちていた。何てこと! 私は焦って引き上げて、胸を隠す。恥ずかしくて、顔から火が出そうだ。
クラウス王子は何も言わず、紳士らしく見なかったことにするらしい。彼はコップをテーブルの上に置くと、暖炉の前に座る私の隣に同じように腰を下ろした。私は二度と醜態を晒さないように、毛布を固く握り締める。
「ディア、体調はどう? 冷え切っていたため、急いでここに運び込んだのだが……顔色は少し良くなったようだな」
そうだわ。彼は森で彷徨っていた私を助けてくれたのに、まだお礼も言っていなかった。
「あの、ありがとうございます。おかげで助かりました」
「いや、礼はいい。元々は、君を危険に巻き込んだアウロスの責任だ。あいつには言いたいことが山ほどある」
もしかして恋人のフリがバレたの? それとも私が城に行かなかったから? 今回はアウロス王子は関係ない。依頼された品をクラウス王子に届けようとしたのは私の独断で、誘拐を命じていたのはデリウス公爵だ。実際は、エルゼが出てきたけれど……
それより私は、今の状況が知りたい。アウロス王子のことは後回しだ。
「ええっと、今はいつで、ここはどこですか? あと、できれば何か着る物を……」
この建物が誰かの屋敷で女官がいるなら、何か服を貸してもらおう。
「ディアを発見してから、そう時間は経っていない。といっても、もうすぐ夜になる」
森でクラウス王子に会ったのが朝方だから、私はずっと寝ていたということ? 黙っていると、彼が続けた。
「ここは、王家が所有する狩猟小屋だ。北で見つけたディアが冷え切っていたので、一番近いこの場所に連れて来た」
「狩猟小屋、ですか?」
狩りをしないので知らないけれど、小屋というのに豪華な造りなのは、王家の持ち物だからだろうか? 自信を持って歩いていた私が、西ではなく北に進んでいたなんて大失敗だ。どうりでなかなか、森の終わりが見当たらないと思ったわ。
「それと、残念ながら服はない。冬場はここを閉じるため、予備がなかった。呼びかけても起きる気配がなく、俺が勝手に脱がし……」
クラウス王子が失言したというように、自分の口元を手で塞ぐ。
ちょっと待って! 今何か、不穏なセリフが聞こえた気が……俺って言った? 見た? もしかして、全部見たの!?
「ま、ま、まさか!」
「すまない。ドレスはボロボロだったし、冷え切った身体を一刻も早く温める必要があった。そのままだと、病気になってしまう」
「いえ、あの。ドレスのことじゃなくって……ほ、他の方は?」
「取り急ぎ城に報告に戻らせた。一人は近くの村で服を調達しているから、もうすぐ戻るだろう」
「みんな男性……ですか?」
「そうだが? ああ、心配しなくていい。ディアの世話は俺が全部一人でしたから」
それが一番心配だから! 好きな人に寝顔どころか全てをさらけ出すって……傷だらけで泥だらけ、ボロボロでじめじめの身体を見られてしまった。恥ずかしさを通り越し、頭が真っ白になってしまう。
「な、ななな……」
「誓って変なことはしていない。温めて拭っただけだ。ぐったりして目を覚まさなかったから、不安になったことは確かだが」
触られたのに起きない私も相当だけど、王子なのに世話を焼くって……温めたってどうやって? 私が目を見開くと、クラウス王子が自分の額に手を当てて、ぼそりと漏らした。
「暖炉に火を入れ部屋が暖かくなるまで、俺が君を抱いていた。人肌が一番良いが、さすがにそこまでは」
「抱っ……」
それ以上言葉が続かなかった。覚えていない間に、すごい事態になっていたらしい。彼は服を着ているから、ギリギリセーフだ。セーフって何が?……ダメだ、とにかく話題を変えよう。
「あの、エルゼ様は今どこに?」
唐突に彼女の名前を出した。すると、クラウス王子が苦虫を噛み潰したような顔になる。
「やはりエルゼが元凶か。しかし、君を捕らえる指示を出したのは父親の公爵だ。彼は今牢の中で、エルゼの確保にはアウロスが向かっている」
「そう、ですか」
安心して力が抜けた。追手は放たれていなかったようね? クラウス王子に尋ねられたため、私は捕らえられ、小屋に連れて行かれた後のことを詳しく語った。
「くそっ、あの女……」
クラウス王子の怒りはすさまじく、拳を床に叩きつけている。安物の木材でなくて良かったわ。昨日の小屋なら確実に穴が開いていた。穴といえば、私は壁の穴から命からがら逃げ出して……
不意に「小屋ごと焼いて」というエルゼの声を思い出し、私は恐怖に身を震わせた。
「ごめんディア。その恰好では寒いだろう? ベッドの用意ができたから、向こうの部屋で休むといい」
「いえ、私は別に……」
私の膝裏に手を入れて、抱え上げようとするクラウス王子。重病人ではないのだから、そのくらい自分で歩けるわ。私は彼の胸に手を置いて、離れようとする。けれど、触れた指先に彼の肌の熱を感じたため、ドキリとして慌てて引っ込めた。
吐息のかかる近さ、唇さえ触れそうな距離に好きな人がいる。その事実だけで、私の胸は激しく高鳴った。向けられた青い瞳、困ったようなその表情を和らげてあげたくて。
クラウス王子の頬に向かって伸ばした手を、しかし本人に掴まれてしまう。
「ご、ごめんなさい。私ったら……」
慌てて引き抜こうにもびくともしない。クラウス王子は目を伏せて、私の手のひらにキスをした。再び開けたその目には、激しい思いが浮かんでいるようで。緊張して苦しくなる胸を押さえながら、私は急ぎ言葉を探す。
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「ディア、聞いてほしい。俺は君が好きだ。アウロスよりも深く君を愛している」
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