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第四章 告白の行方
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「と、いうわけで貴女は……ねえ、ミレディアと呼んでもいいかしら?」
「もちろんです、王妃様」
こうなりゃ自棄だわ。クラウスの好みはどんな人なのか、観察してみよう。
「ふふ、嬉しいわ。では、ミレディアは私の後ろに隠れていてね?」
観察失敗。王妃の言葉を聞いて、より一層クラウスの元カノ疑惑が濃厚に。手招きされたため、私は渋々玉座の後ろに回った。楽しそうな王妃に比べて、クラウスはうんざりしたような顔をしている。
苦しいけれど、彼の過去に何人女性がいようと構わない。だって、私が一番彼を愛しているから。
国王の合図で両開きの扉が開き、何人かの足音が聞こえてきた。隠れているので声しかわからないけれど、口調には聞き覚えがあるような。
「まああ、国王陛下。それに王妃様も」
「クラウス殿下まで! どうして?」
「あの……招待されて参りましたが、私達場違いなのではないでしょうか?」
エルゼの取り巻きだ! じゃあ、彼女達がクラウスと親しかったの?
耳を澄ませていたところ、クラウスの低い声が響いた。
「君達のことはよく知らないが、俺のディアが――ミレディア嬢が世話になったな。覚えがないとは言わせない」
「ひっ」
「な、何のことでしょう?」
「お、おお、おっしゃる意味がよく……」
彼女達は動揺しているらしく、声が裏返っている。
ああそうか、そういうことなのね?
愛人だなんてとんでもない! 彼は私のために怒ってくれているのだ。
「デリウス家のエルゼと親しい君達は、故意にミレディア=ベルツ嬢を傷つけた。相違ないな?」
「べ、別に親しくなど!」
「そうです。私達は知りません」
呆れたわ。あんなにエルゼを慕っていたのに、彼女が捕まった途端、手のひらを返したようになるなんてね? 私に対する嫌がらせもなかったことにするらしい。フィリスだけは違っていて、未だにエルゼを妄信しているようだ。
「クラウス殿下は騙されているのです。あの女――ミレディアは、アウロス殿下と仲が良かったはずでしょう? エルゼ様のお心を傷つけたのは、彼女の方よ!」
いえ、そもそもエルゼが二人を狙っていたような?
王妃様が背もたれの向こうで動いた。私とアウロス王子とは恋人のフリだけだけど、やはり快く思っていらっしゃらないのだろう。
「君は……? そうか、エルゼの本性を知らないのか」
「本性? それっていったい……」
「父上、どうせ彼女もこの場に呼び付けているのでしょう? さっさと通したらどうです?」
戸惑うようなフィリスの声にクラウスの声が重なる。続いて国王が答えた。
「まあそう焦るでない。あれにはアウロスが怒っていてな? 間もなく引っ立てて来るはずだ」
その言葉通り、遠くから聞こえる喚き声がどんどん近くなってくる。別の数人が部屋に入ってきたみたい。
「……アウロス様、いい加減にしてちょうだい! 何かの間違いだと言っているでしょう?」
エルゼだ! 彼女は国王夫妻とクラウスにすぐに気づいたらしく、甘えた声を出した。
「ああ、クラウス様。国王様と王妃様もお久しゅうございます。公爵家のわたくしが、どうしてこんな目に遭うのでしょうか? どうかアウロス様の横暴な振る舞いを止めて下さい」
見えないけれど大体想像はつく。エルゼは大きな目に涙をためて、可愛らしく懇願していることだろう。
「横暴? 横暴なのはどっちだ? ディアを……ミレディアを生きたまま焼くように指示したくせに」
「だから、誰がそんな嘘を吹き込んだのです? アウロス様、なぜそんな恐ろしいことを?」
白々しいことこの上ない。エルゼはこの期に及んでも、自分のしたことを認めないつもりなのね?
「エルゼ様……」
アウロス王子の発言にはフィリスも度肝を抜かれたようで、呟いたまま絶句している。
ああ、見たい――今どうなっているのか、すごく見てみたい。王妃様はどうして私に隠れるように言ったのかしら? クラウスもなぜ、反対しなかったの?
「あら、貴女達。そこにいたの。ねえお願い、貴女達なら誤解だってわかってくれるでしょう?」
「いえ、私は……」
「公爵様も捕まったと聞きました」
あんなにベッタリだったくせに、取り巻きの令嬢は本格的にエルゼとの縁を切ると決めたらしい。それもそうね? 事前にクラウスが脅していたから、エルゼの仲間だと認めれば、彼女達の身も危うくなるもの。
「それが何か? 父は父、わたくしはわたくしよ? 罪もないわたくしが何日も捕えられているなんて、おかしいとは思わなくて?」
エルゼには呆れて物も言えない。冷酷に命令していたくせに、直接手を下さなければ罪にならない、とでも考えているのかしら?
「おかしいのはお前の頭だ、エルゼ。デリウス家の侍従や女官に扮した女性も拘束し、証言は取っている。もちろん、ベルツ家の者からも」
「クラウス様まで! ミレディア様が亡くなられたのはお気の毒だけど、だからってどうして彼らの嘘を信じるんですか? これは何かの罠よ。わたくしではありません!」
きっぱり言い切るエルゼは、声だけ聴くと冤罪で捕まったかのようだ。……って、今おかしな単語が出たわよね? 私、エルゼの中では既に亡くなっているの?
「ほう? 父親はあっさり罪を認めたというのにしぶといな。とてもディアに大怪我をさせろ、と命じた者とは思えない」
「だから、わたくしは知らないわ!」
「東屋で襲わせたこともあったっけ? 僕が残して先に戻ったせいで、ミレディアが危険な目に遭わされた」
「なぜわたくしをお疑いになるの? 彼女が勝手に人を集めて、けしかけたのに……」
「彼女? バカな貴族の子弟をそそのかしたのが女性だと、どうして知っている?」
クラウスの低い声にマズいと思ったのか、エルゼは急に黙りこんでしまう。
東屋で襲われかけた私を案じて、クラウスが駆け付けてくれた。その直後、彼とレースを隔てた初めてのキスをして――いけない、甘い思い出に浸っている場合ではなかったわ。
「自分では手を下さずに、他人を使うのは得意か。だが、公爵とは意見が異なっていたようだな。娘も同じように他人の命を平気で奪うと聞き、驚いていたぞ?」
「違う、わたくしは何も知らないの。周りが勝手に……そう、きっとわたくしに罪を被せようとしているのよ。ひどいわ!」
泣き崩れるエルゼは、最後まで演技派女優だった。彼女に比べればアウロス王子の恋人役を演じた私は、大根役者そのものだ。
「お願い、クラウス様。わたくしを信じて? 小さい頃からずっとお慕いしておりました。貴方だけが好きなの」
「おかしいな。その言葉、僕も聞いた気がするけど?」
アウロス王子がすぐに茶々を入れる。エルゼが堂々と無視する姿が、目に浮かぶ。
「そんな! エルゼ様は、アウロス殿下に決めたと……」
「うるっさいわね。大事なところで邪魔しないでちょうだい!」
エルゼは取り巻きのフィリスにはすぐに噛みついた。フィリスは、豹変したエルゼにびっくりしているかもね? どうなっているのか見たいのに、出てきなさいとは言われない。まさか私、存在自体忘れられているんじゃあ……
そんな中、クラウスの声が再び響く。
「エルゼ、昔も今も君にはうんざりだ。俺が君を相手にするわけないだろう?」
「どうしてそんなことをおっしゃるの? 貴方はわたくしのことが好きなはずよ?」
「そんな気持ちは、欠片も抱いたことがない。俺が好きになったのは、心が優しく美しい人。ミレディア=ベルツ……ディアこそ俺が唯一望んだ女性だ」
クラウスの言葉が嬉しい。彼への愛情でいっぱいになった私は、胸を熱くしながら思わず立ち上がる。そんな私の背中を、振り向いた王妃様が笑顔で押して下さった。クラウスの側に行きなさい、ということらしい。
ここから見ると左手にクラウス、右手には三人の取り巻き達がいる。正面には後ろ手に拘束されたエルゼと兵士がいて、そのすぐ横にアウロス王子が立っていた。ほとんどの人が私に視線を向けて驚くような顔をしたけれど、エルゼは自分の話に夢中で、この場に私がいることに未だに気付いていない。
「それは……お悔み申し上げます。彼女を亡くしたショックで、クラウス様もわたくしに変な疑いをかけていらっしゃるのね? でも、わたくしは無実よ。これからゆっくり貴方を癒して差し上げ……」
歩く私に注目したエルゼが、限界まで目を見開いた。その顔がサッと青ざめる。
「う、嘘! どうして貴女がここに? あ、あのまま亡くなったはずよ!!!」
「もちろんです、王妃様」
こうなりゃ自棄だわ。クラウスの好みはどんな人なのか、観察してみよう。
「ふふ、嬉しいわ。では、ミレディアは私の後ろに隠れていてね?」
観察失敗。王妃の言葉を聞いて、より一層クラウスの元カノ疑惑が濃厚に。手招きされたため、私は渋々玉座の後ろに回った。楽しそうな王妃に比べて、クラウスはうんざりしたような顔をしている。
苦しいけれど、彼の過去に何人女性がいようと構わない。だって、私が一番彼を愛しているから。
国王の合図で両開きの扉が開き、何人かの足音が聞こえてきた。隠れているので声しかわからないけれど、口調には聞き覚えがあるような。
「まああ、国王陛下。それに王妃様も」
「クラウス殿下まで! どうして?」
「あの……招待されて参りましたが、私達場違いなのではないでしょうか?」
エルゼの取り巻きだ! じゃあ、彼女達がクラウスと親しかったの?
耳を澄ませていたところ、クラウスの低い声が響いた。
「君達のことはよく知らないが、俺のディアが――ミレディア嬢が世話になったな。覚えがないとは言わせない」
「ひっ」
「な、何のことでしょう?」
「お、おお、おっしゃる意味がよく……」
彼女達は動揺しているらしく、声が裏返っている。
ああそうか、そういうことなのね?
愛人だなんてとんでもない! 彼は私のために怒ってくれているのだ。
「デリウス家のエルゼと親しい君達は、故意にミレディア=ベルツ嬢を傷つけた。相違ないな?」
「べ、別に親しくなど!」
「そうです。私達は知りません」
呆れたわ。あんなにエルゼを慕っていたのに、彼女が捕まった途端、手のひらを返したようになるなんてね? 私に対する嫌がらせもなかったことにするらしい。フィリスだけは違っていて、未だにエルゼを妄信しているようだ。
「クラウス殿下は騙されているのです。あの女――ミレディアは、アウロス殿下と仲が良かったはずでしょう? エルゼ様のお心を傷つけたのは、彼女の方よ!」
いえ、そもそもエルゼが二人を狙っていたような?
王妃様が背もたれの向こうで動いた。私とアウロス王子とは恋人のフリだけだけど、やはり快く思っていらっしゃらないのだろう。
「君は……? そうか、エルゼの本性を知らないのか」
「本性? それっていったい……」
「父上、どうせ彼女もこの場に呼び付けているのでしょう? さっさと通したらどうです?」
戸惑うようなフィリスの声にクラウスの声が重なる。続いて国王が答えた。
「まあそう焦るでない。あれにはアウロスが怒っていてな? 間もなく引っ立てて来るはずだ」
その言葉通り、遠くから聞こえる喚き声がどんどん近くなってくる。別の数人が部屋に入ってきたみたい。
「……アウロス様、いい加減にしてちょうだい! 何かの間違いだと言っているでしょう?」
エルゼだ! 彼女は国王夫妻とクラウスにすぐに気づいたらしく、甘えた声を出した。
「ああ、クラウス様。国王様と王妃様もお久しゅうございます。公爵家のわたくしが、どうしてこんな目に遭うのでしょうか? どうかアウロス様の横暴な振る舞いを止めて下さい」
見えないけれど大体想像はつく。エルゼは大きな目に涙をためて、可愛らしく懇願していることだろう。
「横暴? 横暴なのはどっちだ? ディアを……ミレディアを生きたまま焼くように指示したくせに」
「だから、誰がそんな嘘を吹き込んだのです? アウロス様、なぜそんな恐ろしいことを?」
白々しいことこの上ない。エルゼはこの期に及んでも、自分のしたことを認めないつもりなのね?
「エルゼ様……」
アウロス王子の発言にはフィリスも度肝を抜かれたようで、呟いたまま絶句している。
ああ、見たい――今どうなっているのか、すごく見てみたい。王妃様はどうして私に隠れるように言ったのかしら? クラウスもなぜ、反対しなかったの?
「あら、貴女達。そこにいたの。ねえお願い、貴女達なら誤解だってわかってくれるでしょう?」
「いえ、私は……」
「公爵様も捕まったと聞きました」
あんなにベッタリだったくせに、取り巻きの令嬢は本格的にエルゼとの縁を切ると決めたらしい。それもそうね? 事前にクラウスが脅していたから、エルゼの仲間だと認めれば、彼女達の身も危うくなるもの。
「それが何か? 父は父、わたくしはわたくしよ? 罪もないわたくしが何日も捕えられているなんて、おかしいとは思わなくて?」
エルゼには呆れて物も言えない。冷酷に命令していたくせに、直接手を下さなければ罪にならない、とでも考えているのかしら?
「おかしいのはお前の頭だ、エルゼ。デリウス家の侍従や女官に扮した女性も拘束し、証言は取っている。もちろん、ベルツ家の者からも」
「クラウス様まで! ミレディア様が亡くなられたのはお気の毒だけど、だからってどうして彼らの嘘を信じるんですか? これは何かの罠よ。わたくしではありません!」
きっぱり言い切るエルゼは、声だけ聴くと冤罪で捕まったかのようだ。……って、今おかしな単語が出たわよね? 私、エルゼの中では既に亡くなっているの?
「ほう? 父親はあっさり罪を認めたというのにしぶといな。とてもディアに大怪我をさせろ、と命じた者とは思えない」
「だから、わたくしは知らないわ!」
「東屋で襲わせたこともあったっけ? 僕が残して先に戻ったせいで、ミレディアが危険な目に遭わされた」
「なぜわたくしをお疑いになるの? 彼女が勝手に人を集めて、けしかけたのに……」
「彼女? バカな貴族の子弟をそそのかしたのが女性だと、どうして知っている?」
クラウスの低い声にマズいと思ったのか、エルゼは急に黙りこんでしまう。
東屋で襲われかけた私を案じて、クラウスが駆け付けてくれた。その直後、彼とレースを隔てた初めてのキスをして――いけない、甘い思い出に浸っている場合ではなかったわ。
「自分では手を下さずに、他人を使うのは得意か。だが、公爵とは意見が異なっていたようだな。娘も同じように他人の命を平気で奪うと聞き、驚いていたぞ?」
「違う、わたくしは何も知らないの。周りが勝手に……そう、きっとわたくしに罪を被せようとしているのよ。ひどいわ!」
泣き崩れるエルゼは、最後まで演技派女優だった。彼女に比べればアウロス王子の恋人役を演じた私は、大根役者そのものだ。
「お願い、クラウス様。わたくしを信じて? 小さい頃からずっとお慕いしておりました。貴方だけが好きなの」
「おかしいな。その言葉、僕も聞いた気がするけど?」
アウロス王子がすぐに茶々を入れる。エルゼが堂々と無視する姿が、目に浮かぶ。
「そんな! エルゼ様は、アウロス殿下に決めたと……」
「うるっさいわね。大事なところで邪魔しないでちょうだい!」
エルゼは取り巻きのフィリスにはすぐに噛みついた。フィリスは、豹変したエルゼにびっくりしているかもね? どうなっているのか見たいのに、出てきなさいとは言われない。まさか私、存在自体忘れられているんじゃあ……
そんな中、クラウスの声が再び響く。
「エルゼ、昔も今も君にはうんざりだ。俺が君を相手にするわけないだろう?」
「どうしてそんなことをおっしゃるの? 貴方はわたくしのことが好きなはずよ?」
「そんな気持ちは、欠片も抱いたことがない。俺が好きになったのは、心が優しく美しい人。ミレディア=ベルツ……ディアこそ俺が唯一望んだ女性だ」
クラウスの言葉が嬉しい。彼への愛情でいっぱいになった私は、胸を熱くしながら思わず立ち上がる。そんな私の背中を、振り向いた王妃様が笑顔で押して下さった。クラウスの側に行きなさい、ということらしい。
ここから見ると左手にクラウス、右手には三人の取り巻き達がいる。正面には後ろ手に拘束されたエルゼと兵士がいて、そのすぐ横にアウロス王子が立っていた。ほとんどの人が私に視線を向けて驚くような顔をしたけれど、エルゼは自分の話に夢中で、この場に私がいることに未だに気付いていない。
「それは……お悔み申し上げます。彼女を亡くしたショックで、クラウス様もわたくしに変な疑いをかけていらっしゃるのね? でも、わたくしは無実よ。これからゆっくり貴方を癒して差し上げ……」
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