51 / 70
第四章 残酷な組織のテーゼ
ロリコン疑惑!?
しおりを挟む
目が赤くチカチカして、薔薇の花びらが散る。
――ああ、またこれか……。
残る花弁は一つだけ。
ようやく普通の人と同じ、一つの命だ。
私は復活し、胸から短剣を抜いて投げ捨てた。
その直後、アルバーノが大きく息を吐く。
「ああ、良かった。カトリーナ様……」
――自分で刺しておきながら、よく言うわ。そりゃあ、クロム様との最後の授業だと、張り切ってパッドを多めにしたのは私だけど……。
【薔薇の瞳】の能力のおかげで、短剣は胸の詰め物に刺さったことになったみたい。
命は助かったものの、悔しい気がする。
怪我一つない私を見て、青い顔のクロム様まで息を吐く。
「はあ……ぐっ」
「えっ!?」
なんとアルバーノが素早く移動し、別の剣をクロム様の肩に突き立てた。
「どきなさい!」
慌てて突き飛ばし、クロム様の前にかがみ込む。
彼は荒い息を吐き、肩からは尋常じゃない量の血が流れている。
私はドレスの袖を破り、止血に充てた。けれど、彼の肩に巻き付けた紫色の生地は、みる間に赤く染まっていく。
「アルバーノ、卑怯よ!」
「卑怯? いいえ。手負いの獣ほど、恐ろしいものはありません。反撃される前に排除しないと」
変わってしまったアルバーノ。
これ以上、何を言っても無駄なの?
残る命は一つだけ。
身を投げ出せば、私は死んでしまう。
その後、クロム様が助かるという保証もない。
やはり、時間を稼ぐしか――。
ここに来てどのくらい経つかわからないけれど、ハーヴィーとルシウスの会議がそろそろ終わる。
部屋にいない私を心配した兄が、探しに来てくれれば助かるはずだ。
クロム様の髪にそっと触れ、私は彼に背を向けた。
アルバーノはトドメを刺そうと、剣を構え直している。
「ねえ、理由を聞かせて。あなたがこんなことをするのは、私のためよね?」
アルバーノの肩を押し、クロム様から遠ざけた。
次いで可愛く見えるよう、首をかしげる。
「お尋ねになるということは、やはりご存じなかったのですね。この男は、ある組織から派遣された刺客で、あなたの命を狙っております」
「知っているわ。でも、今は違う。だから……」
「だから見逃せ、とでも? いいえ、王女様。違うかどうかは判断がつきかねます。私は、あなたが傷つくところを見たくありません。降りかかる火の粉は、この私が全て払って差し上げましょう」
「ダメよ!」
「ダメ? どうして?」
――いかん、話が全然通じない。
「その前に教えてほしいの。こんな私のために、あなたがわざわざ危険を冒してくださるのはなぜ?」
アルバーノにぴったりくっつき、精一杯の上目遣い。自分でも鳥肌ものだが、我慢我慢。
本当は、すぐにでも叫んで兵を呼びたい。でも、彼らが駆けつける間にアルバーノが襲いかかれば、取り返しのつかないことになる。
クロム様が少しでも回復して、逃げられますように。
「それは私が、カトリーナ様をずっと……その、お慕いしていたから、です」
「まあ……。嬉しいわ。でも、どうして?」
本当は嬉しくないけれど、会話を長く引き延ばそう。
アルバーノには好きな女性がいたはずだけど、その方はどうなった?
「それは……。武を重んじるメリック家で肩身の狭い思いをしていた私を、あなたが導いてくださったから」
「……私?」
妙ね。彼の帰国後、恋バナ以外の話をした覚えはない。
「はい。といっても、九年ほど前のことです。聡明なあなたは、私の能力を見抜いてくださいました。『あなたはいずれ、素晴らしい発明をする人よ。すごい才能があるもの』と」
確かに言った。
でもそれは、ゲームの彼を知っていたせいだ。
ヘルプ係のアルバーノは、自分で発明するとも言っていた。アイテムの解析をするウサギ型のロボット、『わか~るくん』と『みえ~るくん』は、彼が作ったものだから。
「あなたの言葉に力を得た私は、セイボリー王国で研究にいそしみました。そしてご覧の通り、自らの手で魔道具を作り出したのです!」
まさかサブキャラの彼が、武器のようなものまで開発するとは思わなかった。そんな展開、ゲームにはない。
――でも待って? 九年前の私はまだ六歳。前世の基準でいけば、ようやく小学一年生。もしやアルバーノって……。
「ロリコンなの!?」
「カトリーナ様、ろりこん、とは?」
「ええっと……。もしかして、小さい方がお好き?」
「ご安心ください。カトリーナ様は、今でも小さく可愛らしい」
思わず胸を見下ろした。
ねえ、どこが?
アルバーノ、私のどこが小さいの?
「うう……」
クロム様の苦しそうな声を聞き、自分の使命を思い出す。
どうにかして、話を引き延ばそう。
アルバーノが好きなのは、どうやら私らしい。けれどもっと気になるのは、彼と組織の関係だ。
セイボリーへの留学中、彼にいったい何が起こったの?
「アルバーノ、魔道具を作り出せるなんて素晴らしいわ! こんなにすごい発明をするあなたは、セイボリー王国でもさぞ、重用されたのでしょうね」
大げさに褒めると、アルバーノが表情を曇らせた。
――――あれ?
「いいえ、師匠は私を理解してくれませんでした」
「ええっと……。それは、魔道具の師匠に恵まれなかったってこと?」
「違います。師匠はセイボリー王国一の発明家です。才能を見出された私は、弟子として師匠の下で熱心に学んでいました。しかし突然、破門されたのです」
「まあ!」
そんな話は知らない。
というより、アルバーノもクロム様と同じくサブキャラなので、詳しい経歴は不明だ。
背中越しに、クロム様の荒い息づかいが聞こえる。いまだに動けないほど弱っているなら、誰かが探しに来るまでもっと時間を稼ぎたい。
――愛する推しは、私が護る!
「ねえ、もっと聞かせて。発明ができるのに破門って……さっぱりわからないわ」
「これのせいです」
アルバーノはそう言って、仮面の形の眼鏡に触れた。
――ああ、またこれか……。
残る花弁は一つだけ。
ようやく普通の人と同じ、一つの命だ。
私は復活し、胸から短剣を抜いて投げ捨てた。
その直後、アルバーノが大きく息を吐く。
「ああ、良かった。カトリーナ様……」
――自分で刺しておきながら、よく言うわ。そりゃあ、クロム様との最後の授業だと、張り切ってパッドを多めにしたのは私だけど……。
【薔薇の瞳】の能力のおかげで、短剣は胸の詰め物に刺さったことになったみたい。
命は助かったものの、悔しい気がする。
怪我一つない私を見て、青い顔のクロム様まで息を吐く。
「はあ……ぐっ」
「えっ!?」
なんとアルバーノが素早く移動し、別の剣をクロム様の肩に突き立てた。
「どきなさい!」
慌てて突き飛ばし、クロム様の前にかがみ込む。
彼は荒い息を吐き、肩からは尋常じゃない量の血が流れている。
私はドレスの袖を破り、止血に充てた。けれど、彼の肩に巻き付けた紫色の生地は、みる間に赤く染まっていく。
「アルバーノ、卑怯よ!」
「卑怯? いいえ。手負いの獣ほど、恐ろしいものはありません。反撃される前に排除しないと」
変わってしまったアルバーノ。
これ以上、何を言っても無駄なの?
残る命は一つだけ。
身を投げ出せば、私は死んでしまう。
その後、クロム様が助かるという保証もない。
やはり、時間を稼ぐしか――。
ここに来てどのくらい経つかわからないけれど、ハーヴィーとルシウスの会議がそろそろ終わる。
部屋にいない私を心配した兄が、探しに来てくれれば助かるはずだ。
クロム様の髪にそっと触れ、私は彼に背を向けた。
アルバーノはトドメを刺そうと、剣を構え直している。
「ねえ、理由を聞かせて。あなたがこんなことをするのは、私のためよね?」
アルバーノの肩を押し、クロム様から遠ざけた。
次いで可愛く見えるよう、首をかしげる。
「お尋ねになるということは、やはりご存じなかったのですね。この男は、ある組織から派遣された刺客で、あなたの命を狙っております」
「知っているわ。でも、今は違う。だから……」
「だから見逃せ、とでも? いいえ、王女様。違うかどうかは判断がつきかねます。私は、あなたが傷つくところを見たくありません。降りかかる火の粉は、この私が全て払って差し上げましょう」
「ダメよ!」
「ダメ? どうして?」
――いかん、話が全然通じない。
「その前に教えてほしいの。こんな私のために、あなたがわざわざ危険を冒してくださるのはなぜ?」
アルバーノにぴったりくっつき、精一杯の上目遣い。自分でも鳥肌ものだが、我慢我慢。
本当は、すぐにでも叫んで兵を呼びたい。でも、彼らが駆けつける間にアルバーノが襲いかかれば、取り返しのつかないことになる。
クロム様が少しでも回復して、逃げられますように。
「それは私が、カトリーナ様をずっと……その、お慕いしていたから、です」
「まあ……。嬉しいわ。でも、どうして?」
本当は嬉しくないけれど、会話を長く引き延ばそう。
アルバーノには好きな女性がいたはずだけど、その方はどうなった?
「それは……。武を重んじるメリック家で肩身の狭い思いをしていた私を、あなたが導いてくださったから」
「……私?」
妙ね。彼の帰国後、恋バナ以外の話をした覚えはない。
「はい。といっても、九年ほど前のことです。聡明なあなたは、私の能力を見抜いてくださいました。『あなたはいずれ、素晴らしい発明をする人よ。すごい才能があるもの』と」
確かに言った。
でもそれは、ゲームの彼を知っていたせいだ。
ヘルプ係のアルバーノは、自分で発明するとも言っていた。アイテムの解析をするウサギ型のロボット、『わか~るくん』と『みえ~るくん』は、彼が作ったものだから。
「あなたの言葉に力を得た私は、セイボリー王国で研究にいそしみました。そしてご覧の通り、自らの手で魔道具を作り出したのです!」
まさかサブキャラの彼が、武器のようなものまで開発するとは思わなかった。そんな展開、ゲームにはない。
――でも待って? 九年前の私はまだ六歳。前世の基準でいけば、ようやく小学一年生。もしやアルバーノって……。
「ロリコンなの!?」
「カトリーナ様、ろりこん、とは?」
「ええっと……。もしかして、小さい方がお好き?」
「ご安心ください。カトリーナ様は、今でも小さく可愛らしい」
思わず胸を見下ろした。
ねえ、どこが?
アルバーノ、私のどこが小さいの?
「うう……」
クロム様の苦しそうな声を聞き、自分の使命を思い出す。
どうにかして、話を引き延ばそう。
アルバーノが好きなのは、どうやら私らしい。けれどもっと気になるのは、彼と組織の関係だ。
セイボリーへの留学中、彼にいったい何が起こったの?
「アルバーノ、魔道具を作り出せるなんて素晴らしいわ! こんなにすごい発明をするあなたは、セイボリー王国でもさぞ、重用されたのでしょうね」
大げさに褒めると、アルバーノが表情を曇らせた。
――――あれ?
「いいえ、師匠は私を理解してくれませんでした」
「ええっと……。それは、魔道具の師匠に恵まれなかったってこと?」
「違います。師匠はセイボリー王国一の発明家です。才能を見出された私は、弟子として師匠の下で熱心に学んでいました。しかし突然、破門されたのです」
「まあ!」
そんな話は知らない。
というより、アルバーノもクロム様と同じくサブキャラなので、詳しい経歴は不明だ。
背中越しに、クロム様の荒い息づかいが聞こえる。いまだに動けないほど弱っているなら、誰かが探しに来るまでもっと時間を稼ぎたい。
――愛する推しは、私が護る!
「ねえ、もっと聞かせて。発明ができるのに破門って……さっぱりわからないわ」
「これのせいです」
アルバーノはそう言って、仮面の形の眼鏡に触れた。
0
あなたにおすすめの小説
死亡予定の脇役令嬢に転生したら、断罪前に裏ルートで皇帝陛下に溺愛されました!?
六角
恋愛
「え、私が…断罪?処刑?――冗談じゃないわよっ!」
前世の記憶が蘇った瞬間、私、公爵令嬢スカーレットは理解した。
ここが乙女ゲームの世界で、自分がヒロインをいじめる典型的な悪役令嬢であり、婚約者のアルフォンス王太子に断罪される未来しかないことを!
その元凶であるアルフォンス王太子と聖女セレスティアは、今日も今日とて私の目の前で愛の劇場を繰り広げている。
「まあアルフォンス様! スカーレット様も本当は心優しい方のはずですわ。わたくしたちの真実の愛の力で彼女を正しい道に導いて差し上げましょう…!」
「ああセレスティア!君はなんて清らかなんだ!よし、我々の愛でスカーレットを更生させよう!」
(…………はぁ。茶番は他所でやってくれる?)
自分たちの恋路に酔いしれ、私を「救済すべき悪」と見なすめでたい頭の二人組。
あなたたちの自己満足のために私の首が飛んでたまるものですか!
絶望の淵でゲームの知識を総動員して見つけ出した唯一の活路。
それは血も涙もない「漆黒の皇帝」と万人に恐れられる若き皇帝ゼノン陛下に接触するという、あまりに危険な【裏ルート】だった。
「命惜しさにこの私に魂でも売りに来たか。愚かで滑稽で…そして実に唆る女だ、スカーレット」
氷の視線に射抜かれ覚悟を決めたその時。
冷酷非情なはずの皇帝陛下はなぜか私の悪あがきを心底面白そうに眺め、その美しい唇を歪めた。
「良いだろう。お前を私の『籠の中の真紅の鳥』として、この手ずから愛でてやろう」
その日から私の運命は激変!
「他の男にその瞳を向けるな。お前のすべては私のものだ」
皇帝陛下からの凄まじい独占欲と息もできないほどの甘い溺愛に、スカーレットの心臓は鳴りっぱなし!?
その頃、王宮では――。
「今頃スカーレットも一人寂しく己の罪を反省しているだろう」
「ええアルフォンス様。わたくしたちが彼女を温かく迎え入れてあげましょうね」
などと最高にズレた会話が繰り広げられていることを、彼らはまだ知らない。
悪役(笑)たちが壮大な勘違いをしている間に、最強の庇護者(皇帝陛下)からの溺愛ルート、確定です!
【本編完結】伯爵令嬢に転生して命拾いしたけどお嬢様に興味ありません!
ななのん
恋愛
早川梅乃、享年25才。お祭りの日に通り魔に刺されて死亡…したはずだった。死後の世界と思いしや目が覚めたらシルキア伯爵の一人娘、クリスティナに転生!きらきら~もふわふわ~もまったく興味がなく本ばかり読んでいるクリスティナだが幼い頃のお茶会での暴走で王子に気に入られ婚約者候補にされてしまう。つまらない生活ということ以外は伯爵令嬢として不自由ない毎日を送っていたが、シルキア家に養女が来た時からクリスティナの知らぬところで運命が動き出す。気がついた時には退学処分、伯爵家追放、婚約者候補からの除外…―― それでもクリスティナはやっと人生が楽しくなってきた!と前を向いて生きていく。
※本編完結してます。たまに番外編などを更新してます。
完璧(変態)王子は悪役(天然)令嬢を今日も愛でたい
咲桜りおな
恋愛
オルプルート王国第一王子アルスト殿下の婚約者である公爵令嬢のティアナ・ローゼンは、自分の事を何故か初対面から溺愛してくる殿下が苦手。
見た目は完璧な美少年王子様なのに匂いをクンカクンカ嗅がれたり、ティアナの使用済み食器を欲しがったりと何だか変態ちっく!
殿下を好きだというピンク髪の男爵令嬢から恋のキューピッド役を頼まれてしまい、自分も殿下をお慕いしていたと気付くが時既に遅し。不本意ながらも婚約破棄を目指す事となってしまう。
※糖度甘め。イチャコラしております。
第一章は完結しております。只今第二章を更新中。
本作のスピンオフ作品「モブ令嬢はシスコン騎士様にロックオンされたようです~妹が悪役令嬢なんて困ります~」も公開しています。宜しければご一緒にどうぞ。
本作とスピンオフ作品の番外編集も別にUPしてます。
「小説家になろう」でも公開しています。
転生したら悪役令嬢だった婚約者様の溺愛に気づいたようですが、実は私も無関心でした
ハリネズミの肉球
恋愛
気づけば私は、“悪役令嬢”として断罪寸前――しかも、乙女ゲームのクライマックス目前!?
容赦ないヒロインと取り巻きたちに追いつめられ、開き直った私はこう言い放った。
「……まぁ、別に婚約者様にも未練ないし?」
ところが。
ずっと私に冷たかった“婚約者様”こと第一王子アレクシスが、まさかの豹変。
無関心だったはずの彼が、なぜか私にだけやたらと優しい。甘い。距離が近い……って、え、なにこれ、溺愛モード突入!?今さらどういうつもり!?
でも、よく考えたら――
私だって最初からアレクシスに興味なんてなかったんですけど?(ほんとに)
お互いに「どうでもいい」と思っていたはずの関係が、“転生”という非常識な出来事をきっかけに、静かに、でも確実に動き始める。
これは、すれ違いと誤解の果てに生まれる、ちょっとズレたふたりの再恋(?)物語。
じれじれで不器用な“無自覚すれ違いラブ”、ここに開幕――!
本作は、アルファポリス様、小説家になろう様、カクヨム様にて掲載させていただいております。
アイデア提供者:ゆう(YuFidi)
URL:https://note.com/yufidi88/n/n8caa44812464
【完結】転生したら脳筋一家の令嬢でしたが、インテリ公爵令息と結ばれたので万事OKです。
櫻野くるみ
恋愛
ある日前世の記憶が戻ったら、この世界が乙女ゲームの舞台だと思い至った侯爵令嬢のルイーザ。
兄のテオドールが攻略対象になっていたことを思い出すと共に、大変なことに気付いてしまった。
ゲーム内でテオドールは「脳筋枠」キャラであり、家族もまとめて「脳筋一家」だったのである。
私も脳筋ってこと!?
それはイヤ!!
前世でリケジョだったルイーザが、脳筋令嬢からの脱却を目指し奮闘したら、推しの攻略対象のインテリ公爵令息と恋に落ちたお話です。
ゆるく軽いラブコメ目指しています。
最終話が長くなってしまいましたが、完結しました。
小説家になろう様でも投稿を始めました。少し修正したところがあります。
【完結】溺愛?執着?転生悪役令嬢は皇太子から逃げ出したい~絶世の美女の悪役令嬢はオカメを被るが、独占しやすくて皇太子にとって好都合な模様~
うり北 うりこ@ざまされ2巻発売中
恋愛
平安のお姫様が悪役令嬢イザベルへと転生した。平安の記憶を思い出したとき、彼女は絶望することになる。
絶世の美女と言われた切れ長の細い目、ふっくらとした頬、豊かな黒髪……いわゆるオカメ顔ではなくなり、目鼻立ちがハッキリとし、ふくよかな頬はなくなり、金の髪がうねるというオニのような見た目(西洋美女)になっていたからだ。
今世での絶世の美女でも、美意識は平安。どうにか、この顔を見られない方法をイザベルは考え……、それは『オカメ』を装備することだった。
オカメ狂の悪役令嬢イザベルと、
婚約解消をしたくない溺愛・執着・イザベル至上主義の皇太子ルイスのオカメラブコメディー。
※執着溺愛皇太子と平安乙女のオカメな悪役令嬢とのラブコメです。
※主人公のイザベルの思考と話す言葉の口調が違います。分かりにくかったら、すみません。
※途中からダブルヒロインになります。
イラストはMasquer様に描いて頂きました。
公爵令嬢は、どう考えても悪役の器じゃないようです。
三歩ミチ
恋愛
*本編は完結しました*
公爵令嬢のキャサリンは、婚約者であるベイル王子から、婚約破棄を言い渡された。その瞬間、「この世界はゲームだ」という認識が流れ込んでくる。そして私は「悪役」らしい。ところがどう考えても悪役らしいことはしていないし、そんなことができる器じゃない。
どうやら破滅は回避したし、ゲームのストーリーも終わっちゃったようだから、あとはまわりのみんなを幸せにしたい!……そこへ攻略対象達や、不遇なヒロインも絡んでくる始末。博愛主義の「悪役令嬢」が奮闘します。
※小説家になろう様で連載しています。バックアップを兼ねて、こちらでも投稿しています。
※以前打ち切ったものを、初めから改稿し、完結させました。73以降、展開が大きく変わっています。
【完結】【35万pt感謝】転生したらお飾りにもならない王妃のようなので自由にやらせていただきます
宇水涼麻
恋愛
王妃レイジーナは出産を期に入れ替わった。現世の知識と前世の記憶を持ったレイジーナは王子を産む道具である現状の脱却に奮闘する。
さらには息子に殺される運命から逃れられるのか。
中世ヨーロッパ風異世界転生。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる