58 / 170
7 ポーション
55.5 勇者の恩恵
しおりを挟む
家族を好きになるのは当然のことだ。
以前の僕なら考えられなかったことだが、ほとんどの人間が家族を好いているだろう。もちろん『家族愛』だ。恋愛感情があるというわけではなく、そんなものがあるのは異常だ。
例えばだが、男性は自分の母親と似た女性を好きになり、女性は父親に似た男性を好きになるなんていう俗説があるらしいが、それはあくまで似た他人を好きになるというだけのことで、実際のところは親に恋愛感情を持っているというわけではない。
そういえばどこかの研究結果で見たことがあるのだが、血のつながりが近い相手に対しては遺伝子が恋心を抱かないようにしているらしい。記憶としてはあいまいだが、そうなっているらしい。
『だから、僕が妹に恋をするはずがない』
なんて結論がはじき出されるわけじゃない。
だがしかし、恋心を抱く可能性は限りなく低いというわけだ。だからどうだ、こうだいうわけではないが、とにかく僕は認めない。もし仮に、僕の遺伝子が妹を求めていたとしても――僕の意思がそれを否定する。
ふんわりとした頭の中で、僕はそんなことを考えていたと思う。
いや、今では詳しく思い出せないのだが、夢というのはそう言うものだろう? だけど、夢の中でした決心だけは絶対に揺るがないだろう。
「――あんたは暇人か?」
ぼんやりとした思考が、ようやく現世に戻ってきたのを確認した時に、イチゴが誰かと言い争っているような声が聞こえた。
「イザベラ。君は勇者についてよく知らないのだろう?」
どうやら相手は、大公のリグダミス・ロットワイラーらしい。目がかすんでよく見えないが、間違いなく彼の声だ。
「でも、そんな……それじゃあまるで呪いじゃないか!?」
「いいや、祝福さ……だからこそ僕は彼に依頼をしたわけだからね」
言い争っている内容がすべてわかるわけではないが、どうやら僕とメリーのことについて何かを話しているらしい。それなのに、僕とメリーは蚊帳の外だ。
「何の話ですか?」
視界がぼやける中、僕はゆっくりと体を起こして尋ねる。
「起きたのか……」
イチゴの声からは驚きと同時に申し訳なさが伝わってきた。何となくわかってはいたが、僕が倒れた理由と何か関係がありそうだ。
「勇者の祝福について話していたのだよ」
「リグダミスっ!!」
大公があっさりとした口調で言うのをイチゴが咎める。
本人に聞かせるのには衝撃的な内容なのかもしれない。だけどそれでも僕は知りたかった。そこには僕が妹を好きになってしまった理由があるだろうから。
「聞かせてください。お願いします」
今聞いておかなければ後悔することになる。
ようやく視界がはっきりとして、大公がイチゴにアイコンタクトする様子が見えた。
「お前は初めてアルタを見た時どう思った?」
質問の意図がわからない。だがそれが重要な質問だということは彼の顔を見ればよくわかる。
アルタの父親である彼の前でこんなことを口にするのもどうかと思ったが、僕は素直に思ったことを口にする。
「きれいな人だと……思いました」
「それだけかい?」
大公は真剣なまなざしで聞き返してくる。
確かに、それだけではない。もし仮に、前世での経験がなければ確実に一目ぼれしていたであろう。だがそんなことをここで言うのは拷問だ。それでもこの空気、言わなければならないのだろうな。
ほんの少しだけためらいながら僕は口を開く。
「い、一瞬だけ恋心を抱いたかもしれません……」
僕は本人の父親を前にして、何を言わされているのだろう。これじゃあただの羞恥プレイだ。
そんな僕の様子を見てロットワイラー大公は大笑いする。
「やはりお前は勇者の恩恵に弱いらしい……わかっているとは思うが、お前のような雑種が私の娘に手を出すなよ?」
「出しませんし、出せませんよ。僕と彼女じゃ身分が全然違いますからね」
「よくわかっているじゃないか……だけど、話はそう簡単でもない。勇者の恩恵……すなわち、『人々に愛される力』は常時発動している。勇者をやめない限りは永遠に」
「つまり、それはメリーに対しても――ってことで何でしょうね……」
メリーの名前を口にしただけで、意識が持って行かれそうだ。
「ああ、だが普通この世界に生きる獣人なら誰しもその力に対する耐性を持っているはずだ。それなのにケンは耐性が限りなく低い。能力が低いメリーに対しては何も感じなかったが、訓練で能力を上げたメリーに対しては耐えられなかったのだろう」
イチゴが僕たちの会話に割って入ってくる。それも申し訳なさそうな顔をして。
「そうだよ。イザベラが気づいていれば、こんな面倒なことにはならなかったはずだ。私がいちいちこんな場所に何度も出向く必要もなかっただろうね。だがお前は私の大事な駒だ。誰よりも早くポーションを作れるのはお前で、不本意だが私の娘を救えるのもお前だけだからね」
大公は苦悶の表情を浮かべながら、言葉を口にした。
娘を救える……どういう意味だ。アルタはすでに山を越えたはずだ。
「どういうことです……アルタはもう大丈夫なんじゃ……?」
僕の質問に大公は答えない。
それに耐えきれなかったのだろうイチゴが代わりに答えた。
「――命に別状はない。だが、それは今のところだといったところだろう」
「やはり気がついていたのかい。流石はイザベラだよ……アルタはこのままじゃ助からない。だから何としてもポーションが必要なのさ、それも一ヶ月以内にね」
こんなに悔しそうな顔をしている大公の顔は初めて見た。いつもなら、ひょうひょうとして、たまに僕へと殺気を放つだけだった。それだけ娘のことが大切だということなのだろう。
「だったら、早く魔力水を探さないと……」
そんな彼を見ていると、昔の僕を思い出す。
誰も救えなかった僕のことを……嫌いな家族も、気持ちの悪い仲間たちを、たった一人の親友を……なにもカモを救えなかった自分自身を。
僕はベッドから体を起こす。
「本当に不本意だが、お前にはこれをやろう」
そう言って、大公は僕に小さな指輪を一つ差し出した。
指輪はおそらく金でできており、その綺麗な薄緑色の宝石が埋め込まれている。宝石には疎い僕でも何となくわかったが、それはかなり高価なものだ。
「いえ、もらえませんよ。報酬も十分頂いていますから」
「私だって本当はやりたくない! だが、お前は妹を想像するだけで意識を失うほどに勇者の恩恵に耐性がない。この魅了を防ぐ指輪をはめておくしかないのだよ!」
大公に怒鳴られて僕はしぶしぶ指輪を受け取った。
「まさか、お前がこれを持っていたとは……」
イチゴは大公に対して失望にも似た表情を向ける。
二人の間に何があったのかは知らないが、おそらくあまりいいことではないのだろう。役所のお姉さんも言っていたが、大公、リグミダス・ロットワイラーはイチゴが冒険者を引退することになった原因らしいから、僕なんかには想像できないようなおぞましい因縁があるのだろう。
しかし、大公はそんなイチゴの態度をまるで気にも留めないと言った風に、あっさりと言って見せた。
「彼女の物だ。私が持っていても何もおかしくはないだろう……そんなことより、ケンと言ったか? その指輪は非常に高価なものだ。あまり人に見せびらかしたりするなよ。そんなことになったら、奪った側を消さなければならなくなるからね」
大公は最後に恐ろしいことだけ口にして、悠々と店から去って行った
。
以前の僕なら考えられなかったことだが、ほとんどの人間が家族を好いているだろう。もちろん『家族愛』だ。恋愛感情があるというわけではなく、そんなものがあるのは異常だ。
例えばだが、男性は自分の母親と似た女性を好きになり、女性は父親に似た男性を好きになるなんていう俗説があるらしいが、それはあくまで似た他人を好きになるというだけのことで、実際のところは親に恋愛感情を持っているというわけではない。
そういえばどこかの研究結果で見たことがあるのだが、血のつながりが近い相手に対しては遺伝子が恋心を抱かないようにしているらしい。記憶としてはあいまいだが、そうなっているらしい。
『だから、僕が妹に恋をするはずがない』
なんて結論がはじき出されるわけじゃない。
だがしかし、恋心を抱く可能性は限りなく低いというわけだ。だからどうだ、こうだいうわけではないが、とにかく僕は認めない。もし仮に、僕の遺伝子が妹を求めていたとしても――僕の意思がそれを否定する。
ふんわりとした頭の中で、僕はそんなことを考えていたと思う。
いや、今では詳しく思い出せないのだが、夢というのはそう言うものだろう? だけど、夢の中でした決心だけは絶対に揺るがないだろう。
「――あんたは暇人か?」
ぼんやりとした思考が、ようやく現世に戻ってきたのを確認した時に、イチゴが誰かと言い争っているような声が聞こえた。
「イザベラ。君は勇者についてよく知らないのだろう?」
どうやら相手は、大公のリグダミス・ロットワイラーらしい。目がかすんでよく見えないが、間違いなく彼の声だ。
「でも、そんな……それじゃあまるで呪いじゃないか!?」
「いいや、祝福さ……だからこそ僕は彼に依頼をしたわけだからね」
言い争っている内容がすべてわかるわけではないが、どうやら僕とメリーのことについて何かを話しているらしい。それなのに、僕とメリーは蚊帳の外だ。
「何の話ですか?」
視界がぼやける中、僕はゆっくりと体を起こして尋ねる。
「起きたのか……」
イチゴの声からは驚きと同時に申し訳なさが伝わってきた。何となくわかってはいたが、僕が倒れた理由と何か関係がありそうだ。
「勇者の祝福について話していたのだよ」
「リグダミスっ!!」
大公があっさりとした口調で言うのをイチゴが咎める。
本人に聞かせるのには衝撃的な内容なのかもしれない。だけどそれでも僕は知りたかった。そこには僕が妹を好きになってしまった理由があるだろうから。
「聞かせてください。お願いします」
今聞いておかなければ後悔することになる。
ようやく視界がはっきりとして、大公がイチゴにアイコンタクトする様子が見えた。
「お前は初めてアルタを見た時どう思った?」
質問の意図がわからない。だがそれが重要な質問だということは彼の顔を見ればよくわかる。
アルタの父親である彼の前でこんなことを口にするのもどうかと思ったが、僕は素直に思ったことを口にする。
「きれいな人だと……思いました」
「それだけかい?」
大公は真剣なまなざしで聞き返してくる。
確かに、それだけではない。もし仮に、前世での経験がなければ確実に一目ぼれしていたであろう。だがそんなことをここで言うのは拷問だ。それでもこの空気、言わなければならないのだろうな。
ほんの少しだけためらいながら僕は口を開く。
「い、一瞬だけ恋心を抱いたかもしれません……」
僕は本人の父親を前にして、何を言わされているのだろう。これじゃあただの羞恥プレイだ。
そんな僕の様子を見てロットワイラー大公は大笑いする。
「やはりお前は勇者の恩恵に弱いらしい……わかっているとは思うが、お前のような雑種が私の娘に手を出すなよ?」
「出しませんし、出せませんよ。僕と彼女じゃ身分が全然違いますからね」
「よくわかっているじゃないか……だけど、話はそう簡単でもない。勇者の恩恵……すなわち、『人々に愛される力』は常時発動している。勇者をやめない限りは永遠に」
「つまり、それはメリーに対しても――ってことで何でしょうね……」
メリーの名前を口にしただけで、意識が持って行かれそうだ。
「ああ、だが普通この世界に生きる獣人なら誰しもその力に対する耐性を持っているはずだ。それなのにケンは耐性が限りなく低い。能力が低いメリーに対しては何も感じなかったが、訓練で能力を上げたメリーに対しては耐えられなかったのだろう」
イチゴが僕たちの会話に割って入ってくる。それも申し訳なさそうな顔をして。
「そうだよ。イザベラが気づいていれば、こんな面倒なことにはならなかったはずだ。私がいちいちこんな場所に何度も出向く必要もなかっただろうね。だがお前は私の大事な駒だ。誰よりも早くポーションを作れるのはお前で、不本意だが私の娘を救えるのもお前だけだからね」
大公は苦悶の表情を浮かべながら、言葉を口にした。
娘を救える……どういう意味だ。アルタはすでに山を越えたはずだ。
「どういうことです……アルタはもう大丈夫なんじゃ……?」
僕の質問に大公は答えない。
それに耐えきれなかったのだろうイチゴが代わりに答えた。
「――命に別状はない。だが、それは今のところだといったところだろう」
「やはり気がついていたのかい。流石はイザベラだよ……アルタはこのままじゃ助からない。だから何としてもポーションが必要なのさ、それも一ヶ月以内にね」
こんなに悔しそうな顔をしている大公の顔は初めて見た。いつもなら、ひょうひょうとして、たまに僕へと殺気を放つだけだった。それだけ娘のことが大切だということなのだろう。
「だったら、早く魔力水を探さないと……」
そんな彼を見ていると、昔の僕を思い出す。
誰も救えなかった僕のことを……嫌いな家族も、気持ちの悪い仲間たちを、たった一人の親友を……なにもカモを救えなかった自分自身を。
僕はベッドから体を起こす。
「本当に不本意だが、お前にはこれをやろう」
そう言って、大公は僕に小さな指輪を一つ差し出した。
指輪はおそらく金でできており、その綺麗な薄緑色の宝石が埋め込まれている。宝石には疎い僕でも何となくわかったが、それはかなり高価なものだ。
「いえ、もらえませんよ。報酬も十分頂いていますから」
「私だって本当はやりたくない! だが、お前は妹を想像するだけで意識を失うほどに勇者の恩恵に耐性がない。この魅了を防ぐ指輪をはめておくしかないのだよ!」
大公に怒鳴られて僕はしぶしぶ指輪を受け取った。
「まさか、お前がこれを持っていたとは……」
イチゴは大公に対して失望にも似た表情を向ける。
二人の間に何があったのかは知らないが、おそらくあまりいいことではないのだろう。役所のお姉さんも言っていたが、大公、リグミダス・ロットワイラーはイチゴが冒険者を引退することになった原因らしいから、僕なんかには想像できないようなおぞましい因縁があるのだろう。
しかし、大公はそんなイチゴの態度をまるで気にも留めないと言った風に、あっさりと言って見せた。
「彼女の物だ。私が持っていても何もおかしくはないだろう……そんなことより、ケンと言ったか? その指輪は非常に高価なものだ。あまり人に見せびらかしたりするなよ。そんなことになったら、奪った側を消さなければならなくなるからね」
大公は最後に恐ろしいことだけ口にして、悠々と店から去って行った
。
0
あなたにおすすめの小説
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
御家騒動なんて真っ平ごめんです〜捨てられた双子の片割れは平凡な人生を歩みたい〜
伽羅
ファンタジー
【幼少期】
双子の弟に殺された…と思ったら、何故か赤ん坊に生まれ変わっていた。
ここはもしかして異世界か?
だが、そこでも双子だったため、後継者争いを懸念する親に孤児院の前に捨てられてしまう。
ようやく里親が見つかり、平和に暮らせると思っていたが…。
【学院期】
学院に通い出すとそこには双子の片割れのエドワード王子も通っていた。
周りに双子だとバレないように学院生活を送っていたが、何故かエドワード王子の影武者をする事になり…。
転生貴族の領地経営〜現代知識で領地を豊かにして成り上がる
初
ファンタジー
ネーデル王国の北のリーディア辺境伯家には天才的な少年レイトがいた。しかしその少年の正体は現代日本から転生してきた転生者だった。
レイトが洗礼を受けた際、圧倒的な量の魔力やスキルが与えられた。その力を見込んだ父の辺境伯は12歳のレイトを辺境伯領の北の異種族の住むハーデミア領を治める領主とした。しかしハーデミア領は貧困に喘いだ貧乏領地だった。
これはそんなレイトが異世界の領地を経営し、領地を豊かにして成り上がる物語である。
転生してチートを手に入れました!!生まれた時から精霊王に囲まれてます…やだ
如月花恋
ファンタジー
…目の前がめっちゃ明るくなったと思ったら今度は…真っ白?
「え~…大丈夫?」
…大丈夫じゃないです
というかあなた誰?
「神。ごめんね~?合コンしてたら死んじゃってた~」
…合…コン
私の死因…神様の合コン…
…かない
「てことで…好きな所に転生していいよ!!」
好きな所…転生
じゃ異世界で
「異世界ってそんな子供みたいな…」
子供だし
小2
「まっいっか。分かった。知り合いのところ送るね」
よろです
魔法使えるところがいいな
「更に注文!?」
…神様のせいで死んだのに…
「あぁ!!分かりました!!」
やたね
「君…結構策士だな」
そう?
作戦とかは楽しいけど…
「う~ん…だったらあそこでも大丈夫かな。ちょうど人が足りないって言ってたし」
…あそこ?
「…うん。君ならやれるよ。頑張って」
…んな他人事みたいな…
「あ。爵位は結構高めだからね」
しゃくい…?
「じゃ!!」
え?
ちょ…しゃくいの説明ぃぃぃぃ!!
『5階にトラック突撃!?ポンコツ女神の使役権と地球通販を得た医学生、辺境の村でワスプ薙刀と現代医療を駆使し最強防衛ライフを始める』
月神世一
ファンタジー
マンションの5階でカレーを作っていたら、なぜかトラックが突っ込んできた件。
外科医を目指す医学生・中村優太(24)は、特製の絶品バターチキンカレーを食べる寸前、マンションの「5階」に突撃してきた理不尽なトラックによって命を落としてしまう。
目を覚ますと、そこはコタツでカップ麺を啜るジャージ姿の駄女神・ルチアナの部屋だった。
「飲み会があるから定時で帰りたい」と適当な理由で異世界転移をさせられそうになる優太だったが、怒りのガラポン抽選でユニークスキル【地球ショッピング】と【女神ルチアナこき使い権】を引き当てる!
かくして、ポンコツ女神を強制連行して剣と魔法の世界『アナステシア』に降り立った優太。
しかし、彼にはただのチートスキルだけではない、元SEALs直伝の「CQB(近接戦闘術)」、有段者の「薙刀術」、そして何より「現代医療の知識」があった――!
降り立った辺境のポポロ村で彼を待っていたのは、クセが強すぎる住人たち。
キャルル: マッハの飛び蹴りを放つ、ファミレス大好きなウサ耳村長。
リーザ: タダ飯とポイ活に命を懸ける、図太すぎる地下アイドル人魚。
ルナ: 善意で市場や生態系を破壊する、歩く大災害の天然エルフ。
ルチアナ: 優太のポイントでソシャゲ課金と酒を目論む、労働拒否の駄女神。
優太は【地球ショッピング】で召喚した現代物資と、自身のサバイバル能力&薙刀術で野盗や魔物を無双! さらには特製のスパイスカレーで異世界人の胃袋を完全に掌握していく。
そして、村人に危機が迫った時。
優太の「絶対に命を救う」という善意の心が、奇跡の黄金ガチャを引き起こす……!
「俺は医者だ。この村の命も、平和な日常も、俺の戦術(スキル)で全部守り抜く!」
現代の【医療・戦術・料理】×【理不尽ギャグ】×【異世界サバイバル】!
凶悪な「ワスプ薙刀」を振るい、ヤバすぎる仲間たちと送る、最強医学生のドタバタ辺境防衛ライフが今始まる!
【完結】転生したら最強の魔法使いでした~元ブラック企業OLの異世界無双~
きゅちゃん
ファンタジー
過労死寸前のブラック企業OL・田中美咲(28歳)が、残業中に倒れて異世界に転生。転生先では「セリア・アルクライト」という名前で、なんと世界最強クラスの魔法使いとして生まれ変わる。
前世で我慢し続けた鬱憤を晴らすかのように、理不尽な権力者たちを魔法でバッサバッサと成敗し、困っている人々を助けていく。持ち前の社会人経験と常識、そして圧倒的な魔法力で、この世界の様々な問題を解決していく痛快ストーリー。
【完結】ポーションが不味すぎるので、美味しいポーションを作ったら
七鳳
ファンタジー
※毎日8時と18時に更新中!
※いいねやお気に入り登録して頂けると励みになります!
気付いたら異世界に転生していた主人公。
赤ん坊から15歳まで成長する中で、異世界の常識を学んでいくが、その中で気付いたことがひとつ。
「ポーションが不味すぎる」
必需品だが、みんなが嫌な顔をして買っていく姿を見て、「美味しいポーションを作ったらバカ売れするのでは?」
と考え、試行錯誤をしていく…
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる