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8 新たなる武器
70 未確定
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力のあるものが、誰かのために戦うというのは、非常に難しいことだろう。
僕は人よりも優遇されてこの世界に生を受けたが、それは決して強い力をもって……誰かの役に立つかもしれない力をもっているというわけではない。
確かに、僕の能力自体は戦闘向きかもしれないが、体は明らかに戦闘無ではない。筋肉量もさることながら、そもそも戦うための牙(剣を振り回せるような力)すら持っていない。明らかに身に余る能力だ。いくら武器の使い方がわかるからと言って、使うための体がないのなら能力の持ち腐れだ。
「僕は妹のために戦うだけです」
誰かのためにというなら、この世界で最も守りたい妹のためにしか僕は戦えない。尊敬は出来ても、家族としてはかなりいびつだった前世の家族とは違い、メリーは本当の意味で僕の家族だ。
力を持っていようと出来ることは限られている。今だって、自分の事ばかりに精いっぱいで、唯一の家族にすら目を向けることが出来ていない僕だ。僕が望んだとおり、最低最悪の環境にありながら、神より才能を与えられた。前世とは真逆で、それでいて最低な気分だ。
だが、それでもやはりわからない。僕に誰かを救う権利などあるのだろうか。
いつの間にか、アニーもお姉さんも黙り込んでしまった。
役所に溢れる作業音と、業務内容に関する会話だけが僕たちを包むと、ただひたすらに虚しさだけが込み上げてきた。
「なんか、変な空気になっちゃいましたね」
この空気自体、僕が作り出したものだというのに、なんだか僕自身が気まずくなってしまった。
今から命がけの仕事に行くというのに、暗い気分に長々とさらされ続けるというのはメンタル的にも悪いし、仕事にも影響しそうだ。
「……そうですよ。でもまあいいんじゃないですか、そういう風に言っておけば勘違いされずに済みますし」
「勘違い?」
お姉さんの言葉にアニーが不思議そうな顔をしてそうつぶやいた。
「なんでもないわ。それより、今日の依頼について話しておいた方がいいんじゃない?」
お姉さんは何を言っているのだろう。一体何を勘が違いされるというのだろう。まあ別にいいか。
それよりも、話を流してしまって悪いが、今日の依頼について聞いておく方が重要だ。
「そうだった。ケンも分かっていると思うけど、夜遅くに森に入るのは危険。だから、数時間程度でできる依頼をこなしつつ、杖の使い方を考えていくというのが得策だと思う。犬種にとっては夜の街も危険だけど、それでも夜の森よりははるかにマシだからね」
アニーは僕のことをチームメンバーとして心配してくれているらしい。彼女の言っている言葉は確かに正しい。
ただでさえ、魔物との戦いは文字通り命がけなのに、魔物は夜行性が多い。昼よりも凶暴な魔物が増えるということだ。
犬などの夜行性どうぶつの目にはタペタムと呼ばれる暗いところでも目が見えるようにする組織層があるらしく、幸いなことに獣人として進化した今でもそれは残っているらしい。
だがしかし、それでも夜の森は危険なのだ。油断して死んだ獣人は数知れないらしい。もちろん、僕はよっぽどのことがない限り夜に街の外には出ないつもりだ。
だからこそ、アニーの言うことには従っておく。
そもそも、特に金銭面では、アニーに苦労をかけっぱなしだし、彼女の言うことを否定できる立場でもないし、知識量を考えれば彼女の方が圧倒的だ。納得できなかったとしても従うに決まっている。
内心ではそんなことを考えつつ、僕は笑顔を作って彼女の言葉に同意した。
「そうですね。本当なら、杖の方だけに集中するべきなんでしょうけど、あいにくと、僕の懐はあまり暖かくないですからね」
あまりにも嘘っぽい笑顔だったからか、お姉さんが少しだけ怪訝な顔をした。
しかし、どうやら僕の嘘笑いに疑問を持ったわけではないらしい。
「報酬は山分けなんですよね? リグダミス様からもらった金貨があるのでは?」
それでも厄介なことを聞かれたのには違いがない。
「それは……」
僕は言葉に詰まった。
後ろめたい理由……というわけでもないが、それ故に彼女の妹を危険な目に遭わせるというのは、同じ妹持ちからしても快いものではないからだ。
今の僕と同じような理由で妹を危険にさらすやつを僕は許さないだろう。
そんな僕の葛藤に気がついたのか、アニーがお姉さんにくってかかる。
「冒険者が貯蓄しないといけないことぐらい、元冒険者であるお姉ちゃんは知ってるでしょう?」
もっともな理由だ。
これにはお姉さんも一部否定の言葉を入れながらも同意する。
「まあ、そうなんだけど。私だったら、達成報酬を優先するけどな……ってことよ」
一流の冒険者ともなると、お姉さんのように大きな魚は逃がさないということなのだろう。
「お姉ちゃん……じゃあ、魔力水がどこにいるのか教えてよ?」
「知らない。そもそも、魔力水は希少性はあって確かに高値……金貨2枚とかで取引もしてもらえるけど、期間が数か月から数年単位で長期化するのはもちろん、そもそも見つからないことの方が多いからね。配当金がそこそこな宝くじを買うのと大差ないわ。魔法使いだって、魔力水を使うような最上級のポーションだけで生計を立てているというわけでもないし……そもそも、魔法使いじゃない人が狙って探し求めることもそうそうないからね」
「そうでしょう? だったら、このひと月でそれが見つかる可能性を考えても見てよ」
「見つからないかもしれないわね。でも、ロットワイラー家の信頼を勝ち取るチャンスでもあるわ。私なら絶対に逃さないし、ケン様なら、間違いなく見つけると思うわ。そうですよね?」
どこからそんな自信が来るのだろうか……。お姉さんは、僕の方を見つめて、力強く言い放つ。
「同意を求められても……直接見たことがあるわけでもありませんし。でも見つけなくちゃいけないっていうのは事実ですからね」
事実、僕はイマイチ自信がない。この世には絶対的な保証もなければ、神が保証してくれるなんてこともないだろうし、そもそも神なんて信用できない。
神がまともで、この世界についてもっときちんと説明をしてくれていたならば、もっとまともな生活を送れただろう。……わかっている。ただの八つ当たりだ。僕がこういう状況に陥ったのは間違いなく僕のせいだ。僕が何も考えずにリグダミスの依頼を受けたのが悪い。
たぶんアニーもそう思っているはずだ。
だが彼女はそれに対しては何も言わない。それどころか、僕のこれからを心配してくれる。
「でも、楽観視してばかりはいられない。生活が……『命』がかかっているんだから」
「そうですよね……」
自分の頭で思っているよりも、他人の口から言われた方が危機感が湧く。本当にアニーの言うとおりだ。楽観視している暇などないくらいに、楽観視できない。
「一応、国直轄の役所兼、冒険者登録所ですから一般企業の労災とまではいきませんが、最低限の生活を送れるように保証金は出るのですが……そうですね。確かにアニーの言う通り、貯蓄はしておいた方がいいかもしれませんね。わかりました。でも、あまりうかうかしていられないのも事実ですよ。何もかもがアニーの言う通りで、魔力水の生息地が何となくわかるとしても、本格的に探すとなると、いくらケン様といっても時間は相当かかると思いますよ」
アニーの言葉に感化されたのか、お姉さんは弱弱しくそういった。
いくら保証があるとは言っても、それは会社員ほどのものでもなければ、それで兄妹で暮らしてくことはおろか、1人で暮らしていくのだって最低限でギリギリという程度だ。ある程度稼いだ後でならまだしも、貯蓄すらあまりない現在にそういう状況に陥ってしまえば、死が近づいて来る。
それに、2人の言うとおり、魔力水をどうやって探すのかすらわかっていない状況では、探すのにかなりの時間を要するだろう。
このまま、魔力に溢れた場所をしらみつぶしに探していけばいつかは見つかるかもしれないが、1か月の期限付きとなると、間に合わない可能性だって十分にある。何せ魔法使いが半年以上かけて探すようなものだ。素人の僕たちでは、相当運がよくなければ1か月以内に見つけるのは不可能に近いだろう。
せめてもう少し確定的な手掛かりでもあれば別なんだが。
「そうですよね……」
僕は力ない声をこぼして遠くの壁を眺める。壁には小さな亀裂が入っている。それを見ると大きなため息が出た。
役所の現状を見るに、怪我をした後の保証もまともに出るとは思えなかったからだ。
僕は人よりも優遇されてこの世界に生を受けたが、それは決して強い力をもって……誰かの役に立つかもしれない力をもっているというわけではない。
確かに、僕の能力自体は戦闘向きかもしれないが、体は明らかに戦闘無ではない。筋肉量もさることながら、そもそも戦うための牙(剣を振り回せるような力)すら持っていない。明らかに身に余る能力だ。いくら武器の使い方がわかるからと言って、使うための体がないのなら能力の持ち腐れだ。
「僕は妹のために戦うだけです」
誰かのためにというなら、この世界で最も守りたい妹のためにしか僕は戦えない。尊敬は出来ても、家族としてはかなりいびつだった前世の家族とは違い、メリーは本当の意味で僕の家族だ。
力を持っていようと出来ることは限られている。今だって、自分の事ばかりに精いっぱいで、唯一の家族にすら目を向けることが出来ていない僕だ。僕が望んだとおり、最低最悪の環境にありながら、神より才能を与えられた。前世とは真逆で、それでいて最低な気分だ。
だが、それでもやはりわからない。僕に誰かを救う権利などあるのだろうか。
いつの間にか、アニーもお姉さんも黙り込んでしまった。
役所に溢れる作業音と、業務内容に関する会話だけが僕たちを包むと、ただひたすらに虚しさだけが込み上げてきた。
「なんか、変な空気になっちゃいましたね」
この空気自体、僕が作り出したものだというのに、なんだか僕自身が気まずくなってしまった。
今から命がけの仕事に行くというのに、暗い気分に長々とさらされ続けるというのはメンタル的にも悪いし、仕事にも影響しそうだ。
「……そうですよ。でもまあいいんじゃないですか、そういう風に言っておけば勘違いされずに済みますし」
「勘違い?」
お姉さんの言葉にアニーが不思議そうな顔をしてそうつぶやいた。
「なんでもないわ。それより、今日の依頼について話しておいた方がいいんじゃない?」
お姉さんは何を言っているのだろう。一体何を勘が違いされるというのだろう。まあ別にいいか。
それよりも、話を流してしまって悪いが、今日の依頼について聞いておく方が重要だ。
「そうだった。ケンも分かっていると思うけど、夜遅くに森に入るのは危険。だから、数時間程度でできる依頼をこなしつつ、杖の使い方を考えていくというのが得策だと思う。犬種にとっては夜の街も危険だけど、それでも夜の森よりははるかにマシだからね」
アニーは僕のことをチームメンバーとして心配してくれているらしい。彼女の言っている言葉は確かに正しい。
ただでさえ、魔物との戦いは文字通り命がけなのに、魔物は夜行性が多い。昼よりも凶暴な魔物が増えるということだ。
犬などの夜行性どうぶつの目にはタペタムと呼ばれる暗いところでも目が見えるようにする組織層があるらしく、幸いなことに獣人として進化した今でもそれは残っているらしい。
だがしかし、それでも夜の森は危険なのだ。油断して死んだ獣人は数知れないらしい。もちろん、僕はよっぽどのことがない限り夜に街の外には出ないつもりだ。
だからこそ、アニーの言うことには従っておく。
そもそも、特に金銭面では、アニーに苦労をかけっぱなしだし、彼女の言うことを否定できる立場でもないし、知識量を考えれば彼女の方が圧倒的だ。納得できなかったとしても従うに決まっている。
内心ではそんなことを考えつつ、僕は笑顔を作って彼女の言葉に同意した。
「そうですね。本当なら、杖の方だけに集中するべきなんでしょうけど、あいにくと、僕の懐はあまり暖かくないですからね」
あまりにも嘘っぽい笑顔だったからか、お姉さんが少しだけ怪訝な顔をした。
しかし、どうやら僕の嘘笑いに疑問を持ったわけではないらしい。
「報酬は山分けなんですよね? リグダミス様からもらった金貨があるのでは?」
それでも厄介なことを聞かれたのには違いがない。
「それは……」
僕は言葉に詰まった。
後ろめたい理由……というわけでもないが、それ故に彼女の妹を危険な目に遭わせるというのは、同じ妹持ちからしても快いものではないからだ。
今の僕と同じような理由で妹を危険にさらすやつを僕は許さないだろう。
そんな僕の葛藤に気がついたのか、アニーがお姉さんにくってかかる。
「冒険者が貯蓄しないといけないことぐらい、元冒険者であるお姉ちゃんは知ってるでしょう?」
もっともな理由だ。
これにはお姉さんも一部否定の言葉を入れながらも同意する。
「まあ、そうなんだけど。私だったら、達成報酬を優先するけどな……ってことよ」
一流の冒険者ともなると、お姉さんのように大きな魚は逃がさないということなのだろう。
「お姉ちゃん……じゃあ、魔力水がどこにいるのか教えてよ?」
「知らない。そもそも、魔力水は希少性はあって確かに高値……金貨2枚とかで取引もしてもらえるけど、期間が数か月から数年単位で長期化するのはもちろん、そもそも見つからないことの方が多いからね。配当金がそこそこな宝くじを買うのと大差ないわ。魔法使いだって、魔力水を使うような最上級のポーションだけで生計を立てているというわけでもないし……そもそも、魔法使いじゃない人が狙って探し求めることもそうそうないからね」
「そうでしょう? だったら、このひと月でそれが見つかる可能性を考えても見てよ」
「見つからないかもしれないわね。でも、ロットワイラー家の信頼を勝ち取るチャンスでもあるわ。私なら絶対に逃さないし、ケン様なら、間違いなく見つけると思うわ。そうですよね?」
どこからそんな自信が来るのだろうか……。お姉さんは、僕の方を見つめて、力強く言い放つ。
「同意を求められても……直接見たことがあるわけでもありませんし。でも見つけなくちゃいけないっていうのは事実ですからね」
事実、僕はイマイチ自信がない。この世には絶対的な保証もなければ、神が保証してくれるなんてこともないだろうし、そもそも神なんて信用できない。
神がまともで、この世界についてもっときちんと説明をしてくれていたならば、もっとまともな生活を送れただろう。……わかっている。ただの八つ当たりだ。僕がこういう状況に陥ったのは間違いなく僕のせいだ。僕が何も考えずにリグダミスの依頼を受けたのが悪い。
たぶんアニーもそう思っているはずだ。
だが彼女はそれに対しては何も言わない。それどころか、僕のこれからを心配してくれる。
「でも、楽観視してばかりはいられない。生活が……『命』がかかっているんだから」
「そうですよね……」
自分の頭で思っているよりも、他人の口から言われた方が危機感が湧く。本当にアニーの言うとおりだ。楽観視している暇などないくらいに、楽観視できない。
「一応、国直轄の役所兼、冒険者登録所ですから一般企業の労災とまではいきませんが、最低限の生活を送れるように保証金は出るのですが……そうですね。確かにアニーの言う通り、貯蓄はしておいた方がいいかもしれませんね。わかりました。でも、あまりうかうかしていられないのも事実ですよ。何もかもがアニーの言う通りで、魔力水の生息地が何となくわかるとしても、本格的に探すとなると、いくらケン様といっても時間は相当かかると思いますよ」
アニーの言葉に感化されたのか、お姉さんは弱弱しくそういった。
いくら保証があるとは言っても、それは会社員ほどのものでもなければ、それで兄妹で暮らしてくことはおろか、1人で暮らしていくのだって最低限でギリギリという程度だ。ある程度稼いだ後でならまだしも、貯蓄すらあまりない現在にそういう状況に陥ってしまえば、死が近づいて来る。
それに、2人の言うとおり、魔力水をどうやって探すのかすらわかっていない状況では、探すのにかなりの時間を要するだろう。
このまま、魔力に溢れた場所をしらみつぶしに探していけばいつかは見つかるかもしれないが、1か月の期限付きとなると、間に合わない可能性だって十分にある。何せ魔法使いが半年以上かけて探すようなものだ。素人の僕たちでは、相当運がよくなければ1か月以内に見つけるのは不可能に近いだろう。
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