78 / 170
8 新たなる武器
75 実戦にて 5
しおりを挟む
迫りくる炎に、僕はなす術もない。
ただ、焼かれ、消え去るのを待つばかりで、一瞬たりとも安らげる瞬間は存在しなかった。
熱気に体を焦される前に死を迎えるか、それとも、体が黒こげになかってようやく死を迎えるのか、それだけが気になった。
誰しも、苦しんで死にたくはない。
「というか、二度目の死はごめんだ」
あらがいようがないなら、ないなりに抗おう。
僕は手に持っていた杖を魔物の方へ突き出す。その行動に何かしらの意味があったかと聞かれると、返事に困るが、ともかく、あの炎が魔力によって生じるものだとすれば、ほんの少しぐらいは威力を弱めることができるかもしれない。
期待はできないが、何もしないよりかは遥かにマシだろう。
「無駄だ。我のブレスで生き残った獣人はただの1人たりともいない。それが犬種ともなれば、死は必然だ」
笑っているのか、怒っているのか分からないほどに魔物が体を震わせている。
もし、笑っているのだとしたら、やつは油断しているということだ。それで、ほんの少しでも力を緩めてくれればこっちのものだ。
「そうだとしても、僕は諦めない。せっかく生き返ったんだ……今度の人生は、少しでも長く生きてやる。妹のためにもな」
「妹? まさか、シスコンというやつか……くく、これはまた笑いものだ。犬種で異常性癖の持ち主とはな」
なんとでもいうがいい。生き残ったもの勝ちだ。この世界において敗者とは、死んでしまったものだけを指す。僕は敗者にはならない。
「灰になるつもりはない!」
「ほざくな!」
魔物の口から叫び声と同時に赤い炎が溢れる。
赤い炎は青い炎よりか幾分か温度が低いらしい。それでも、人間が……獣人が耐えることのできる温度を遥かに凌駕している。
思わず僕は唾を飲む。自分が吐き出した言葉が、いかに上っ面だけのものだったのかを思い知らされた。もし仮に、タイムマシンなるものが存在していたなら、言葉を口の中に留めておきたいぐらいだ。
構えた杖をさらに前に突き出して、魔物の炎を受ける準備をする。
「来るなら……来いっ!」
吐いた唾は飲み込めない。
僕は出来る限り威勢がいいフリをして、魔物を挑発する。
魔物は目にも止まらぬスピードで僕を吹き飛ばすことが出来るらしい。僕を絶命させるために選んだ攻撃手段が、口から放たれる炎だとするなら、きっとそれはそれに準じる速さを誇っているのだろう。
一応躱すことも視野に入れながら、辺りをちらりと確認する。街に近い場所だとはいえ、所詮は森の中だ。躱せたとしても、きっと大惨事になるだろう。
山火事といのは、広がるスピードが速い。万が一、生き残ることに成功したとして、地獄の始まりに過ぎないかもしれない。
「隠れる場所でも探しているのか……犬種?」
「まさか……獣人にとっても、魔物にとっても、森というのは重要な資源だろ? 僕が生き残ったとしても、それが消えたら意味がない」
「馬鹿な……貴様が生き残ることはないにしろ、我がそんな不始末をするはずがなかろう。お前だけを消し去ることなど容易なことさ」
「それを聞いて安心した」
もはや猶予はない。
「では、サヨナラだ」
迫りくる炎が目に映った時は、もうすでに熱が体に迫っていた。熱いと思うことすら間に合わず、次の瞬間には体が消滅したかに思われた。
だが、僕の予想とは裏腹に、炎は体に到達する前に消えた。それと同時に、手の中に握られていた杖が熱を帯びる。
「一体どうなっているんだ……」
何事もなかったかのように森の中に強風が吹く。いや、確かに何か熱気を帯びたものが存在していたような考えは残っている。
残り火のような、ほんのり温かい感覚だ。もし仮に、これがあの炎の熱気だというのなら、全てが夢であったかと感じるほどに生暖かい。いうなれば、夏に吹く熱風。それが今しがた肌に触れたような感じだ。
「我の炎を……なるほど、ただの犬種ではなかったか。卓越した魔法の使い手……使者……神の御使い……呼び方は様々だが、幾千の武器を携え、世界の理を教える存在……『使徒』……面倒なことだ」
魔物は言葉の通りさぞかし面倒臭そうに呟く。様子を見ているようで、攻撃を仕掛けてもこない。
しかし、驚いた。まさか、職業を言い当てられるとは……受付のお姉さんは、知らない職だと言った。だがそれ以上に驚いたのは、目の前まで迫っていた炎がすべて杖に吸収されたことだ。それどころか、僕の体の奥底まで吸収された炎が流れ込んでくるような熱気を感じる。
あまりの暑さに悶えそうなほどに、熱気は感覚を刺激する。それなのに痛みはまるで感じない。むしろ、先ほどまで体中が悲鳴を上げていたのにそれが消えた。
「まるでポーションを飲んだような感覚だ」
何とも言い難いが、不快感はなく、体中に力がみなぎってくるようだ。
「魔法が通用しないなら、物理的に殺すまで……」
どうやら魔物は待ってくれないようだ。
ターン制バトルに興じているわけではない。これは実戦だ。相手が待ってくれるわけがない。
「なるほど、でも僕も殺されるわけにはいかない。抵抗はさせてもらう」
「無駄なこと……」
無駄なことなどない。もう少しだ。ほんのもう少し、あともう少し持ちこたえれば、増援が来るはずだ。
僕に出来ることは耐えることのみ。
「くるなら……こいっ……!」
魔物はもはや一言も話すことはなく、ほんの一瞬にして僕の視界から消えた。見えるとか見えないとかの問題ではない。最初に感じたのは、巨大な質量が移動したことによる風圧。それが来てようやく魔物が動いたのだという事に気が付けた。
次に僕の感覚を刺激したのは痛覚だった。
「っ……!」
声にもならない悲鳴がこぼれたが、何とか足が地面から離れずにすんだ。それでも、地面には二本の短い直線が描かれていることから、かなりの衝撃だったことがわかる。
最初に受けた攻撃と比べると、ずいぶんと優しい一撃だったが、それでもたかだか獣人ごときには堪える。先ほどのダメージを負ったままなら、すぐさまに昇天していたことだろう。
「なに……?」
しばらくして魔物がそう呟いた。
魔物の表情というのは、獣人の僕からしてみればまるで読み取れないのだが、それでも驚いているという事だけは何となく理解できた。その驚き故に、魔物は動きを止めたのだろう。
これはチャンスだ。
たぶん、僕の攻撃はまるで通用しないだろう。スピードも、防御力もほとんどない僕が唯一誇れるのは、犬として生まれ持った感覚だけだ。
「犬っていうのは……人間の1億倍近いらしい……お前に理解できるかは知らないが、距離としては十分だ。でも、もう少しだけ粘らせてもらうとするよ」
とは言っても、相手はあの巨体でとてつもない速度で攻撃を繰り出す。僕がどれだけ耐えられるかが重要になる。
「粘る? たった一撃でそれほどのダメージを負うような脆弱な存在が、我の攻撃にどれほど耐えられると言うのだ……笑わせてくれる!」
口ではそういったが、魔物の表情に変化はない。
もし仮に、どこかに変化があったというのなら、それは魔物の意思だ。おそらくもう、先程までのような僕をギリギリ殺せるであろう攻撃はせず、確実に殺せる一撃で来ることだろう。魔物にはもはやそれほどの余裕がない。だから自分の言葉に少しだけ後悔する。口は災のもととはよく言ったものだ。
魔物は体中から光を発して、みるみる小さくなってゆく。
「なんだ……新しい能力か……」
今ですら絶望的な戦力差だというのに、これ以上何を見せてくれると言うのだろう。こちらとしては、もはやお腹いっぱいだ。これ以上はいらない。
ただ、焼かれ、消え去るのを待つばかりで、一瞬たりとも安らげる瞬間は存在しなかった。
熱気に体を焦される前に死を迎えるか、それとも、体が黒こげになかってようやく死を迎えるのか、それだけが気になった。
誰しも、苦しんで死にたくはない。
「というか、二度目の死はごめんだ」
あらがいようがないなら、ないなりに抗おう。
僕は手に持っていた杖を魔物の方へ突き出す。その行動に何かしらの意味があったかと聞かれると、返事に困るが、ともかく、あの炎が魔力によって生じるものだとすれば、ほんの少しぐらいは威力を弱めることができるかもしれない。
期待はできないが、何もしないよりかは遥かにマシだろう。
「無駄だ。我のブレスで生き残った獣人はただの1人たりともいない。それが犬種ともなれば、死は必然だ」
笑っているのか、怒っているのか分からないほどに魔物が体を震わせている。
もし、笑っているのだとしたら、やつは油断しているということだ。それで、ほんの少しでも力を緩めてくれればこっちのものだ。
「そうだとしても、僕は諦めない。せっかく生き返ったんだ……今度の人生は、少しでも長く生きてやる。妹のためにもな」
「妹? まさか、シスコンというやつか……くく、これはまた笑いものだ。犬種で異常性癖の持ち主とはな」
なんとでもいうがいい。生き残ったもの勝ちだ。この世界において敗者とは、死んでしまったものだけを指す。僕は敗者にはならない。
「灰になるつもりはない!」
「ほざくな!」
魔物の口から叫び声と同時に赤い炎が溢れる。
赤い炎は青い炎よりか幾分か温度が低いらしい。それでも、人間が……獣人が耐えることのできる温度を遥かに凌駕している。
思わず僕は唾を飲む。自分が吐き出した言葉が、いかに上っ面だけのものだったのかを思い知らされた。もし仮に、タイムマシンなるものが存在していたなら、言葉を口の中に留めておきたいぐらいだ。
構えた杖をさらに前に突き出して、魔物の炎を受ける準備をする。
「来るなら……来いっ!」
吐いた唾は飲み込めない。
僕は出来る限り威勢がいいフリをして、魔物を挑発する。
魔物は目にも止まらぬスピードで僕を吹き飛ばすことが出来るらしい。僕を絶命させるために選んだ攻撃手段が、口から放たれる炎だとするなら、きっとそれはそれに準じる速さを誇っているのだろう。
一応躱すことも視野に入れながら、辺りをちらりと確認する。街に近い場所だとはいえ、所詮は森の中だ。躱せたとしても、きっと大惨事になるだろう。
山火事といのは、広がるスピードが速い。万が一、生き残ることに成功したとして、地獄の始まりに過ぎないかもしれない。
「隠れる場所でも探しているのか……犬種?」
「まさか……獣人にとっても、魔物にとっても、森というのは重要な資源だろ? 僕が生き残ったとしても、それが消えたら意味がない」
「馬鹿な……貴様が生き残ることはないにしろ、我がそんな不始末をするはずがなかろう。お前だけを消し去ることなど容易なことさ」
「それを聞いて安心した」
もはや猶予はない。
「では、サヨナラだ」
迫りくる炎が目に映った時は、もうすでに熱が体に迫っていた。熱いと思うことすら間に合わず、次の瞬間には体が消滅したかに思われた。
だが、僕の予想とは裏腹に、炎は体に到達する前に消えた。それと同時に、手の中に握られていた杖が熱を帯びる。
「一体どうなっているんだ……」
何事もなかったかのように森の中に強風が吹く。いや、確かに何か熱気を帯びたものが存在していたような考えは残っている。
残り火のような、ほんのり温かい感覚だ。もし仮に、これがあの炎の熱気だというのなら、全てが夢であったかと感じるほどに生暖かい。いうなれば、夏に吹く熱風。それが今しがた肌に触れたような感じだ。
「我の炎を……なるほど、ただの犬種ではなかったか。卓越した魔法の使い手……使者……神の御使い……呼び方は様々だが、幾千の武器を携え、世界の理を教える存在……『使徒』……面倒なことだ」
魔物は言葉の通りさぞかし面倒臭そうに呟く。様子を見ているようで、攻撃を仕掛けてもこない。
しかし、驚いた。まさか、職業を言い当てられるとは……受付のお姉さんは、知らない職だと言った。だがそれ以上に驚いたのは、目の前まで迫っていた炎がすべて杖に吸収されたことだ。それどころか、僕の体の奥底まで吸収された炎が流れ込んでくるような熱気を感じる。
あまりの暑さに悶えそうなほどに、熱気は感覚を刺激する。それなのに痛みはまるで感じない。むしろ、先ほどまで体中が悲鳴を上げていたのにそれが消えた。
「まるでポーションを飲んだような感覚だ」
何とも言い難いが、不快感はなく、体中に力がみなぎってくるようだ。
「魔法が通用しないなら、物理的に殺すまで……」
どうやら魔物は待ってくれないようだ。
ターン制バトルに興じているわけではない。これは実戦だ。相手が待ってくれるわけがない。
「なるほど、でも僕も殺されるわけにはいかない。抵抗はさせてもらう」
「無駄なこと……」
無駄なことなどない。もう少しだ。ほんのもう少し、あともう少し持ちこたえれば、増援が来るはずだ。
僕に出来ることは耐えることのみ。
「くるなら……こいっ……!」
魔物はもはや一言も話すことはなく、ほんの一瞬にして僕の視界から消えた。見えるとか見えないとかの問題ではない。最初に感じたのは、巨大な質量が移動したことによる風圧。それが来てようやく魔物が動いたのだという事に気が付けた。
次に僕の感覚を刺激したのは痛覚だった。
「っ……!」
声にもならない悲鳴がこぼれたが、何とか足が地面から離れずにすんだ。それでも、地面には二本の短い直線が描かれていることから、かなりの衝撃だったことがわかる。
最初に受けた攻撃と比べると、ずいぶんと優しい一撃だったが、それでもたかだか獣人ごときには堪える。先ほどのダメージを負ったままなら、すぐさまに昇天していたことだろう。
「なに……?」
しばらくして魔物がそう呟いた。
魔物の表情というのは、獣人の僕からしてみればまるで読み取れないのだが、それでも驚いているという事だけは何となく理解できた。その驚き故に、魔物は動きを止めたのだろう。
これはチャンスだ。
たぶん、僕の攻撃はまるで通用しないだろう。スピードも、防御力もほとんどない僕が唯一誇れるのは、犬として生まれ持った感覚だけだ。
「犬っていうのは……人間の1億倍近いらしい……お前に理解できるかは知らないが、距離としては十分だ。でも、もう少しだけ粘らせてもらうとするよ」
とは言っても、相手はあの巨体でとてつもない速度で攻撃を繰り出す。僕がどれだけ耐えられるかが重要になる。
「粘る? たった一撃でそれほどのダメージを負うような脆弱な存在が、我の攻撃にどれほど耐えられると言うのだ……笑わせてくれる!」
口ではそういったが、魔物の表情に変化はない。
もし仮に、どこかに変化があったというのなら、それは魔物の意思だ。おそらくもう、先程までのような僕をギリギリ殺せるであろう攻撃はせず、確実に殺せる一撃で来ることだろう。魔物にはもはやそれほどの余裕がない。だから自分の言葉に少しだけ後悔する。口は災のもととはよく言ったものだ。
魔物は体中から光を発して、みるみる小さくなってゆく。
「なんだ……新しい能力か……」
今ですら絶望的な戦力差だというのに、これ以上何を見せてくれると言うのだろう。こちらとしては、もはやお腹いっぱいだ。これ以上はいらない。
0
あなたにおすすめの小説
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
御家騒動なんて真っ平ごめんです〜捨てられた双子の片割れは平凡な人生を歩みたい〜
伽羅
ファンタジー
【幼少期】
双子の弟に殺された…と思ったら、何故か赤ん坊に生まれ変わっていた。
ここはもしかして異世界か?
だが、そこでも双子だったため、後継者争いを懸念する親に孤児院の前に捨てられてしまう。
ようやく里親が見つかり、平和に暮らせると思っていたが…。
【学院期】
学院に通い出すとそこには双子の片割れのエドワード王子も通っていた。
周りに双子だとバレないように学院生活を送っていたが、何故かエドワード王子の影武者をする事になり…。
転生貴族の領地経営〜現代知識で領地を豊かにして成り上がる
初
ファンタジー
ネーデル王国の北のリーディア辺境伯家には天才的な少年レイトがいた。しかしその少年の正体は現代日本から転生してきた転生者だった。
レイトが洗礼を受けた際、圧倒的な量の魔力やスキルが与えられた。その力を見込んだ父の辺境伯は12歳のレイトを辺境伯領の北の異種族の住むハーデミア領を治める領主とした。しかしハーデミア領は貧困に喘いだ貧乏領地だった。
これはそんなレイトが異世界の領地を経営し、領地を豊かにして成り上がる物語である。
転生してチートを手に入れました!!生まれた時から精霊王に囲まれてます…やだ
如月花恋
ファンタジー
…目の前がめっちゃ明るくなったと思ったら今度は…真っ白?
「え~…大丈夫?」
…大丈夫じゃないです
というかあなた誰?
「神。ごめんね~?合コンしてたら死んじゃってた~」
…合…コン
私の死因…神様の合コン…
…かない
「てことで…好きな所に転生していいよ!!」
好きな所…転生
じゃ異世界で
「異世界ってそんな子供みたいな…」
子供だし
小2
「まっいっか。分かった。知り合いのところ送るね」
よろです
魔法使えるところがいいな
「更に注文!?」
…神様のせいで死んだのに…
「あぁ!!分かりました!!」
やたね
「君…結構策士だな」
そう?
作戦とかは楽しいけど…
「う~ん…だったらあそこでも大丈夫かな。ちょうど人が足りないって言ってたし」
…あそこ?
「…うん。君ならやれるよ。頑張って」
…んな他人事みたいな…
「あ。爵位は結構高めだからね」
しゃくい…?
「じゃ!!」
え?
ちょ…しゃくいの説明ぃぃぃぃ!!
『5階にトラック突撃!?ポンコツ女神の使役権と地球通販を得た医学生、辺境の村でワスプ薙刀と現代医療を駆使し最強防衛ライフを始める』
月神世一
ファンタジー
マンションの5階でカレーを作っていたら、なぜかトラックが突っ込んできた件。
外科医を目指す医学生・中村優太(24)は、特製の絶品バターチキンカレーを食べる寸前、マンションの「5階」に突撃してきた理不尽なトラックによって命を落としてしまう。
目を覚ますと、そこはコタツでカップ麺を啜るジャージ姿の駄女神・ルチアナの部屋だった。
「飲み会があるから定時で帰りたい」と適当な理由で異世界転移をさせられそうになる優太だったが、怒りのガラポン抽選でユニークスキル【地球ショッピング】と【女神ルチアナこき使い権】を引き当てる!
かくして、ポンコツ女神を強制連行して剣と魔法の世界『アナステシア』に降り立った優太。
しかし、彼にはただのチートスキルだけではない、元SEALs直伝の「CQB(近接戦闘術)」、有段者の「薙刀術」、そして何より「現代医療の知識」があった――!
降り立った辺境のポポロ村で彼を待っていたのは、クセが強すぎる住人たち。
キャルル: マッハの飛び蹴りを放つ、ファミレス大好きなウサ耳村長。
リーザ: タダ飯とポイ活に命を懸ける、図太すぎる地下アイドル人魚。
ルナ: 善意で市場や生態系を破壊する、歩く大災害の天然エルフ。
ルチアナ: 優太のポイントでソシャゲ課金と酒を目論む、労働拒否の駄女神。
優太は【地球ショッピング】で召喚した現代物資と、自身のサバイバル能力&薙刀術で野盗や魔物を無双! さらには特製のスパイスカレーで異世界人の胃袋を完全に掌握していく。
そして、村人に危機が迫った時。
優太の「絶対に命を救う」という善意の心が、奇跡の黄金ガチャを引き起こす……!
「俺は医者だ。この村の命も、平和な日常も、俺の戦術(スキル)で全部守り抜く!」
現代の【医療・戦術・料理】×【理不尽ギャグ】×【異世界サバイバル】!
凶悪な「ワスプ薙刀」を振るい、ヤバすぎる仲間たちと送る、最強医学生のドタバタ辺境防衛ライフが今始まる!
【完結】転生したら最強の魔法使いでした~元ブラック企業OLの異世界無双~
きゅちゃん
ファンタジー
過労死寸前のブラック企業OL・田中美咲(28歳)が、残業中に倒れて異世界に転生。転生先では「セリア・アルクライト」という名前で、なんと世界最強クラスの魔法使いとして生まれ変わる。
前世で我慢し続けた鬱憤を晴らすかのように、理不尽な権力者たちを魔法でバッサバッサと成敗し、困っている人々を助けていく。持ち前の社会人経験と常識、そして圧倒的な魔法力で、この世界の様々な問題を解決していく痛快ストーリー。
【完結】ポーションが不味すぎるので、美味しいポーションを作ったら
七鳳
ファンタジー
※毎日8時と18時に更新中!
※いいねやお気に入り登録して頂けると励みになります!
気付いたら異世界に転生していた主人公。
赤ん坊から15歳まで成長する中で、異世界の常識を学んでいくが、その中で気付いたことがひとつ。
「ポーションが不味すぎる」
必需品だが、みんなが嫌な顔をして買っていく姿を見て、「美味しいポーションを作ったらバカ売れするのでは?」
と考え、試行錯誤をしていく…
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる