冷酷組長の狂愛

さてぃー

文字の大きさ
53 / 69

53

しおりを挟む
瀧さんはそう言って俺の頭を撫で、それ以上は何も言わず部屋を出ていった


正直、瀧さんから告白されるとは微塵も思っていなかったため頭がショートしてる

何も考えられず、しばらくベッドの上でボーっとしてしていた



時間が経過してくると、ようやく頭が回り始める


え、、えっ?おれ、瀧さんから告白受けたんだよな??

で、でも、今までそんな素振りなかったじゃん、、 


それにもし、瀧さんが俺を本当に好きだとしてもすぐに飽きてしまうだろう

なんたって、瀧さんの周りには美男美女ばかりが集まり、俺なんか突出しているものもない


俺今度から、どんな顔して瀧さんと顔合わせればいいんだ、、、


ちなみに心の中でこんなに混乱しているにも関わらず俺の表情はほとんど動いていない


はぁ、、、、、


瀧さんから告白されて俺は正直嬉しい気持ちがあった

嫌われていなかったのも分かったし、ほっとした


でも、俺には瀧さんの唯一になる自信はない


明日にでも俺の正直な気持ちを瀧さんに伝えよう!


そう決心して、俺はベッドに横になると瞼が閉じ、眠りの世界へ入った















「ん、、、、、?、、、、」


朝、寝返りを打つと腕に何か温かいものが触れた

ん??なにこれ??

頭にはてなが浮かびつつも少しずつ目を開けて自分の目の前にある光景を見た瞬間、


「っ、、!!!!!!」


大声を出さなかっただけ褒めてやりたい

そこには上半身裸であろうことが予測される瀧さんが横たわっていた

俺の腕は瀧さんの胸あたりに触れており、瀧さんの温度を直に感じている

あったかい、、、、、ってそうじゃない!
おいおいおいおいっ、、、

なんでここにいるんだよ!!っと問いただしたいが俺にそんな勇気はない


チキンな俺でごめんなさい


とにかく、この状況をどうにかしなくては、、


少しずつ、腕や足を動かしてベッドから降りようと試みる

しかし、そんなにうまくいかないのがこの世の中だ


「、、、、瑞稀?」


声がした瞬間、俺の体はビチッと固まる

ギギギッと、顔を上へ向けるとぱっちり目が開いた瀧さんと目が合う


何も言わない俺に瀧さんは、


「、、、瑞稀、おはよ」

まるで愛しいものを見るみたいに目を細め、柔らかな表情をしている瀧さんを見て、心臓がドキンッと鳴った


「っ!、お、おはようございます、、、」


なぜドキッとしたかは分からないがきっと普段笑わない人が笑ったからびっくりしただけだ

そう結論付けて、挨拶をなんとか返せた


返事を返すと、満足そうに頭を撫でてくる


あ、、、きもちいぃ、、、、
どうやら俺は猫気質なようだ
瀧さんに撫でられると何故か心が落ち着き、尚且つすごく気持ちよくなってしまう
思わず、もっとと、頭を押し付けたいところだ


この前まで散々犯されていたにも関わらずこんなことを考えてしまう俺はおかしいのだろうか



しばらく、俺の気持ち良さそうなのを見ていた瀧さんがふと手を止めて話しかけてくる



「瑞稀、お前は嫌かもしれないが今日は俺の付き人として過ごしてもらいたい」
しおりを挟む
感想 37

あなたにおすすめの小説

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

上司、快楽に沈むまで

赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。 冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。 だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。 入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。 真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。 ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、 篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」 疲労で僅かに緩んだ榊の表情。 その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。 「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」 指先が榊のネクタイを掴む。 引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。 拒むことも、許すこともできないまま、 彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。 言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。 だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。 そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。 「俺、前から思ってたんです。  あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」 支配する側だったはずの男が、 支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。 上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。 秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。 快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。 ――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。

騙されて快楽地獄

てけてとん
BL
友人におすすめされたマッサージ店で快楽地獄に落とされる話です。長すぎたので2話に分けています。

R指定

ヤミイ
BL
ハードです。

後輩が二人がかりで、俺をどんどん責めてくるー快楽地獄だー

天知 カナイ
BL
イケメン後輩二人があやしく先輩に迫って、おいしくいただいちゃう話です。

スライムパンツとスライムスーツで、イチャイチャしよう!

ミクリ21
BL
とある変態の話。

【完結】退職を伝えたら、無愛想な上司に囲われました〜逃げられると思ったのが間違いでした〜

来栖れいな
恋愛
逃げたかったのは、 疲れきった日々と、叶うはずのない憧れ――のはずだった。 無愛想で冷静な上司・東條崇雅。 その背中に、ただ静かに憧れを抱きながら、 仕事の重圧と、自分の想いの行き場に限界を感じて、私は退職を申し出た。 けれど―― そこから、彼の態度は変わり始めた。 苦手な仕事から外され、 負担を減らされ、 静かに、けれど確実に囲い込まれていく私。 「辞めるのは認めない」 そんな言葉すらないのに、 無言の圧力と、不器用な優しさが、私を縛りつけていく。 これは愛? それともただの執着? じれじれと、甘く、不器用に。 二人の距離は、静かに、でも確かに近づいていく――。 無愛想な上司に、心ごと囲い込まれる、じれじれ溺愛・執着オフィスラブ。 ※この物語はフィクションです。 登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。

処理中です...