やさしい月

日本列島に南から台風が近づいてきていた夏の日。
大学生の寿洸太は背中の傷の痛みに耐えながら、とある店の前で意識を手放してしまった。
目を覚ますと洸太を助けてくれていたのは倒れ込んだ店の店主。
彼は洸太に「お前さえよければこのままここにいても構わない」と言ってくれた。
その日から幼さの残る洸太と、小料理屋を営む三十路の彼の生活がはじまった。

寿 洸太 19歳
店主の彼 35歳

※性的虐待の表現があります。苦手な方はお引き返しください。
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