136 / 311
子宮ができた④※
しおりを挟む
「……だが、まだ時期尚早だ」
「っふあああああーっ!」
バックの体勢で、そのままガツガツと子宮の奥を突かれる。
大きい瘤が出入りする尻の穴はギチギチに広げられたふちがめくれ上がって、苦しいのに、その苦しさすら気持ちいい。
ギリギリまでちんこを入れて腰を動かしているからこその、肉と肉がぶつかるパンパンとした音が、さらに快感を煽った。
「エディ……一年後だ……必ず一年後にはお前を孕ませてやる」
「ああんっ! うひゅっ! あへっ!」
「そして、正式にお前を俺の妻にする……隣で共に生きてくれと、憚ることなく言える立場に」
「っああああああァァァーっ!」
限界まで膨らんだ瘤を押し込まれると同時に、子宮の中に押し入った亀頭の先から、温かい精液が放出されたのがわかった。アストルディアの魔力に満ちた温かいそれに、子宮が歓喜して、一滴も零すもんかとでもいうようにアストルディアの亀頭の先に吸い付いている。
触っていない俺のちんこの先からも、再び精液が溢れだし、先端を白く汚しながらピクピクと震えていた。
「あふ……ひへ……ふう」
生理的な涙で滲んだ目をパチパチ開閉して、呼吸を落ち着かせる。口の端からはよだれがみっともなくダラダラと溢れ落ちていたが、四つん這いの体を支えるのが精一杯で拭く余裕もない。
ぎゅうっとアストルディアが俺の腹を抱いて、そのまま俺ごと横むきでベッドに寝転がったので、俺はくたりと背中をアストルディアの逞しい上半身に預けた。
「ありがとう。エディ。今日も気持ち良かった」
「……終わったみたいに言ってるけど……お前、まだ射精中だからな……」
「そうだな。今も、とても気持ちいい」
今もまだ精液が注がれ続けている子宮のあたりを、アストルディアが優しく撫でる。
魔力の量を調整している結果か、最初にアストルディアとシた時よりもだんだん精液の量も増えてきていて、最近ではアストルディアのちんこを抜く時には腹が若干膨れているような気がしていた。
今回、子宮という精液を貯めておく器官が出来たことで、完全にボテ腹になってしまうかもしれない。……ヴィジュアル的に、ちょっとやだな。
「そういえば、子どもの件だが」
「ーー忘れてくれ。完全に子宮に脳を乗っ取られてた」
……できればスルーしてほしかったなあ! その話題は!
穴があったら入りたいくらい恥ずかしいのに、ちんこがケツにぶっ挿さって瘤で離れられないようにされてるから、逃げられないし!
「……わかってる、わかってるんだ。根回しできてないのに、今デキたら色々まずいって……あの時の俺は頭がおかしくなってたんだ……頼むから、忘れてくれ。アスティ」
「……忘れたくはないな」
羞恥で顔を覆う俺のうなじを、アストルディアはいとおしげに口づける。
「嬉しかった。お前が俺の子を、望んでくれることが」
「……元々、そういう計画だっただろう」
「だが、それはあくまで戦争を起こさない為の手段であって、本当はお前は俺の子など産みたくはないのだと思っていた。だからそれが快感と俺の魔力に酔った結果だとしても、お前が俺の子を望んでくれたこと自体がとても嬉しいんだ」
舌でうなじの噛み跡をなぞられ、噛み跡に歯を重ねるように優しく甘噛みされた。
アストルディア自身はすごく嬉しそうだが、何だか俺は少しだけモヤっとした。
「アスティ。お前の子なら……俺は産みたくないなんて、思わないよ」
未だ下腹を撫でるアストルディアの大きな手に、自分の手を重ねた。
「男の子でも、女の子でも……きっと、すごくかわいい」
一瞬、生まれることができないであろう、黒い子どものことが脳裏によぎり、苦い気持ちになった。
原作の俺は、子どもを愛せなかった。アストルディアを殺させる為に暗殺者として厳しい育て、亡き弟を重ねて幼い体を犯した。
俺は絶対、そんな風にはならない。生まれて来る子どもを、親として心から愛し、慈しんでみせる。
……アストルディアとの間に生まれてくる子どもは、絶対に原作の子どもと同じになることはないと、わかっているけれど。
「っふあああああーっ!」
バックの体勢で、そのままガツガツと子宮の奥を突かれる。
大きい瘤が出入りする尻の穴はギチギチに広げられたふちがめくれ上がって、苦しいのに、その苦しさすら気持ちいい。
ギリギリまでちんこを入れて腰を動かしているからこその、肉と肉がぶつかるパンパンとした音が、さらに快感を煽った。
「エディ……一年後だ……必ず一年後にはお前を孕ませてやる」
「ああんっ! うひゅっ! あへっ!」
「そして、正式にお前を俺の妻にする……隣で共に生きてくれと、憚ることなく言える立場に」
「っああああああァァァーっ!」
限界まで膨らんだ瘤を押し込まれると同時に、子宮の中に押し入った亀頭の先から、温かい精液が放出されたのがわかった。アストルディアの魔力に満ちた温かいそれに、子宮が歓喜して、一滴も零すもんかとでもいうようにアストルディアの亀頭の先に吸い付いている。
触っていない俺のちんこの先からも、再び精液が溢れだし、先端を白く汚しながらピクピクと震えていた。
「あふ……ひへ……ふう」
生理的な涙で滲んだ目をパチパチ開閉して、呼吸を落ち着かせる。口の端からはよだれがみっともなくダラダラと溢れ落ちていたが、四つん這いの体を支えるのが精一杯で拭く余裕もない。
ぎゅうっとアストルディアが俺の腹を抱いて、そのまま俺ごと横むきでベッドに寝転がったので、俺はくたりと背中をアストルディアの逞しい上半身に預けた。
「ありがとう。エディ。今日も気持ち良かった」
「……終わったみたいに言ってるけど……お前、まだ射精中だからな……」
「そうだな。今も、とても気持ちいい」
今もまだ精液が注がれ続けている子宮のあたりを、アストルディアが優しく撫でる。
魔力の量を調整している結果か、最初にアストルディアとシた時よりもだんだん精液の量も増えてきていて、最近ではアストルディアのちんこを抜く時には腹が若干膨れているような気がしていた。
今回、子宮という精液を貯めておく器官が出来たことで、完全にボテ腹になってしまうかもしれない。……ヴィジュアル的に、ちょっとやだな。
「そういえば、子どもの件だが」
「ーー忘れてくれ。完全に子宮に脳を乗っ取られてた」
……できればスルーしてほしかったなあ! その話題は!
穴があったら入りたいくらい恥ずかしいのに、ちんこがケツにぶっ挿さって瘤で離れられないようにされてるから、逃げられないし!
「……わかってる、わかってるんだ。根回しできてないのに、今デキたら色々まずいって……あの時の俺は頭がおかしくなってたんだ……頼むから、忘れてくれ。アスティ」
「……忘れたくはないな」
羞恥で顔を覆う俺のうなじを、アストルディアはいとおしげに口づける。
「嬉しかった。お前が俺の子を、望んでくれることが」
「……元々、そういう計画だっただろう」
「だが、それはあくまで戦争を起こさない為の手段であって、本当はお前は俺の子など産みたくはないのだと思っていた。だからそれが快感と俺の魔力に酔った結果だとしても、お前が俺の子を望んでくれたこと自体がとても嬉しいんだ」
舌でうなじの噛み跡をなぞられ、噛み跡に歯を重ねるように優しく甘噛みされた。
アストルディア自身はすごく嬉しそうだが、何だか俺は少しだけモヤっとした。
「アスティ。お前の子なら……俺は産みたくないなんて、思わないよ」
未だ下腹を撫でるアストルディアの大きな手に、自分の手を重ねた。
「男の子でも、女の子でも……きっと、すごくかわいい」
一瞬、生まれることができないであろう、黒い子どものことが脳裏によぎり、苦い気持ちになった。
原作の俺は、子どもを愛せなかった。アストルディアを殺させる為に暗殺者として厳しい育て、亡き弟を重ねて幼い体を犯した。
俺は絶対、そんな風にはならない。生まれて来る子どもを、親として心から愛し、慈しんでみせる。
……アストルディアとの間に生まれてくる子どもは、絶対に原作の子どもと同じになることはないと、わかっているけれど。
813
あなたにおすすめの小説
やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。
毒島醜女
BL
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。
そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。
彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。
「これでやっと安心して退場できる」
これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。
目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。
「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」
その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。
「あなた……Ωになっていますよ」
「へ?」
そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て――
オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。
魔王の息子を育てることになった俺の話
お鮫
BL
俺が18歳の時森で少年を拾った。その子が将来魔王になることを知りながら俺は今日も息子としてこの子を育てる。そう決意してはや数年。
「今なんつった?よっぽど死にたいんだね。そんなに俺と離れたい?」
現在俺はかわいい息子に殺害予告を受けている。あれ、魔王は?旅に出なくていいの?とりあえず放してくれません?
魔王になる予定の男と育て親のヤンデレBL
BLは初めて書きます。見ずらい点多々あるかと思いますが、もしありましたら指摘くださるとありがたいです。
BL大賞エントリー中です。
この世界は僕に甘すぎる 〜ちんまい僕(もふもふぬいぐるみ付き)が溺愛される物語〜
COCO
BL
「ミミルがいないの……?」
涙目でそうつぶやいた僕を見て、
騎士団も、魔法団も、王宮も──全員が本気を出した。
前世は政治家の家に生まれたけど、
愛されるどころか、身体目当ての大人ばかり。
最後はストーカーの担任に殺された。
でも今世では……
「ルカは、僕らの宝物だよ」
目を覚ました僕は、
最強の父と美しい母に全力で愛されていた。
全員190cm超えの“男しかいない世界”で、
小柄で可愛い僕(とウサギのぬいぐるみ)は、今日も溺愛されてます。
魔法全属性持ち? 知識チート? でも一番すごいのは──
「ルカ様、可愛すぎて息ができません……!!」
これは、世界一ちんまい天使が、世界一愛されるお話。
お兄ちゃんができた!!
くものらくえん
BL
ある日お兄ちゃんができた悠は、そのかっこよさに胸を撃ち抜かれた。
お兄ちゃんは律といい、悠を過剰にかわいがる。
「悠くんはえらい子だね。」
「よしよ〜し。悠くん、いい子いい子♡」
「ふふ、かわいいね。」
律のお兄ちゃんな甘さに逃げたり、逃げられなかったりするあまあま義兄弟ラブコメ♡
「お兄ちゃん以外、見ないでね…♡」
ヤンデレ一途兄 律×人見知り純粋弟 悠の純愛ヤンデレラブ。
希少なΩだと隠して生きてきた薬師は、視察に来た冷徹なα騎士団長に一瞬で見抜かれ「お前は俺の番だ」と帝都に連れ去られてしまう
水凪しおん
BL
「君は、今日から俺のものだ」
辺境の村で薬師として静かに暮らす青年カイリ。彼には誰にも言えない秘密があった。それは希少なΩ(オメガ)でありながら、その性を偽りβ(ベータ)として生きていること。
ある日、村を訪れたのは『帝国の氷盾』と畏れられる冷徹な騎士団総長、リアム。彼は最上級のα(アルファ)であり、カイリが必死に隠してきたΩの資質をいとも簡単に見抜いてしまう。
「お前のその特異な力を、帝国のために使え」
強引に帝都へ連れ去られ、リアムの屋敷で“偽りの主従関係”を結ぶことになったカイリ。冷たい命令とは裏腹に、リアムが時折見せる不器用な優しさと孤独を秘めた瞳に、カイリの心は次第に揺らいでいく。
しかし、カイリの持つ特別なフェロモンは帝国の覇権を揺るがす甘美な毒。やがて二人は、宮廷を渦巻く巨大な陰謀に巻き込まれていく――。
運命の番(つがい)に抗う不遇のΩと、愛を知らない最強α騎士。
偽りの関係から始まる、甘く切ない身分差ファンタジー・ラブ!
【完結】愛されたかった僕の人生
Kanade
BL
✯オメガバース
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
お見合いから一年半の交際を経て、結婚(番婚)をして3年。
今日も《夫》は帰らない。
《夫》には僕以外の『番』がいる。
ねぇ、どうしてなの?
一目惚れだって言ったじゃない。
愛してるって言ってくれたじゃないか。
ねぇ、僕はもう要らないの…?
独りで過ごす『発情期』は辛いよ…。
異世界にやってきたら氷の宰相様が毎日お手製の弁当を持たせてくれる
七瀬京
BL
異世界に召喚された大学生ルイは、この世界を救う「巫覡」として、力を失った宝珠を癒やす役目を与えられる。
だが、異界の食べ物を受けつけない身体に苦しみ、倒れてしまう。
そんな彼を救ったのは、“氷の宰相”と呼ばれる美貌の男・ルースア。
唯一ルイが食べられるのは、彼の手で作られた料理だけ――。
優しさに触れるたび、ルイの胸に芽生える感情は“感謝”か、それとも“恋”か。
穏やかな日々の中で、ふたりの距離は静かに溶け合っていく。
――心と身体を癒やす、年の差主従ファンタジーBL。
小悪魔系世界征服計画 ~ちょっと美少年に生まれただけだと思っていたら、異世界の救世主でした~
朱童章絵
BL
「僕はリスでもウサギでもないし、ましてやプリンセスなんかじゃ絶対にない!」
普通よりちょっと可愛くて、人に好かれやすいという以外、まったく普通の男子高校生・瑠佳(ルカ)には、秘密がある。小さな頃からずっと、別な世界で日々を送り、成長していく夢を見続けているのだ。
史上最強の呼び声も高い、大魔法使いである祖母・ベリンダ。
その弟子であり、物腰柔らか、ルカのトラウマを刺激しまくる、超絶美形・ユージーン。
外見も内面も、強くて男らしくて頼りになる、寡黙で優しい、薬屋の跡取り・ジェイク。
いつも笑顔で温厚だけど、ルカ以外にまったく価値を見出さない、ヤンデレ系神父・ネイト。
領主の息子なのに気さくで誠実、親友のイケメン貴公子・フィンレー。
彼らの過剰なスキンシップに狼狽えながらも、ルカは日々を楽しく過ごしていたが、ある時を境に、現実世界での急激な体力の衰えを感じ始める。夢から覚めるたびに強まる倦怠感に加えて、祖母や仲間達の言動にも不可解な点が。更には魔王の復活も重なって、瑠佳は次第に世界全体に疑問を感じるようになっていく。
やがて現実の自分の不調の原因が夢にあるのではないかと考えた瑠佳は、「夢の世界」そのものを否定するようになるが――。
無自覚小悪魔ちゃん、総受系愛され主人公による、保護者同伴RPG(?)。
(この作品は、小説家になろう、カクヨムにも掲載しています)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる