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顔を変えた過去
スパイになってくれ
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東南アジアへ旅立つ前夜も、達也はレイを指名した。
部屋に入るなり、レイは昨晩の快感が忘れられずにいて、既に濡れていた。
「その前に頼みがあるんだ」
達也は興奮しているレイを制し、ある事を頼んだ。
「え~、終ってからでいいじゃん!それより早くしよっ」
「いや、その前に頼みたい事があるんだよ。それが無理なら、今日は帰ってくれ」
「…わかったわ。何でも聞くから、早くお願い…」
レイは今すぐにでも達也と交わり、昨晩のような、突き抜ける程のエクスタシーを覚えてしまい、達也じゃなきゃ、ダメな身体になってしまった。
「明日、オレは東南アジアに発つ。そこでなんだが、しばらくの間、オレの会社で働いてくれないか?」
「働く…?だって私、未経験だし、仕事だなんて無理よ」
レイは今までコンビニのバイトや、デリヘル嬢として生計を立てているが、傷害事件を起こした事に加え、在日という事もあってか、まともな職に就いた事は無い。
「働くと言っても、清掃業者になりすまして、オレに報告して欲しい。
そこで、徹底的にマークして欲しいのはコイツだ」
達也は沢渡の写真をレイに見せた。
「誰、この人?」
「ウチの副社長で、沢渡という男だ。コイツがオレを消そうとしている。だから、アンタは清掃業者になりすまして、コイツをマークして欲しい」
レイにスパイを頼んだ。
「…でも、どうやって?」
レイは戸惑いながらも、プレイが待ち遠しいせいか、モジモジと身悶えている。
「アンタが掃除をするフリをして、分からないようにコイツをマークしてくれ。オレはコイツに消される可能性が高い。
だから、旅行に見せかけて顔を変えてくる。な、頼むよ、アンタしかいないんだ、頼れるのは」
達也はレイのミニスカートの中に手を入れ、パンティ越しに、秘部を指でなぞりながら頼んだ。
「…あぁ、もうすごく濡れてるの…直に触って」
レイは愛液でグッショリに濡れていた。
「どうだ、引き受けてくれるか?帰ってきたら、オレもアンタもリセットして、人生やり直そうぜ」
「…う、うん。私、リセットしたい…リセットして、人生…あぁん、やり直したい…」
「そういや、お互い名を名乗ってなかったな。オレは古賀達也、この会社の社長をしている」
達也は名刺を渡した。
「…ホントに社長なんだ…でもなんで、社長のあなたが整形なんて…あぁ~、そこいぃ…」
達也は指の動きを止めずに、レイの反応を見ている。
「私はナツ、木下奈津美。勿論通名だけど…あぁ、ホントは朴奈津美って名前なの…はぁん、こんなに気持ちいいなんて…」
「だから前に言った通り、オレを社長の座から降ろして、テメーがその座に就きたがってるんだよ。その為には、オレの存在が邪魔って事らしい。間違いなくコイツは、オレに何かを仕掛けてくる。
だからアンタは、コイツの同行を監視するんだ。じゃなきゃ、オレは顔を変えたとしても、コイツに消されちまう。
だから、コイツの先手を取って、オレを消すという企みを阻む!」
「何で?何であなたが殺されるの?私イヤっ!あなたがこの世からいなくなるなんて、絶対にイヤっ!」
達也はパンティの中から指を直接秘部の中に挿れ、刺激を強めた。
「だろ?オレだってまだ死にたくねえよ…だって、オレ19だぜ?ハタチ前に死ぬなんて、冗談じゃねえっつうんだよ」
「…あ…あなた…19才、んん、はぁ~…私より2つ下…もうダメ…イク、イクっ!」
レイは指だけでイッてしまった。
達也にしがみつきながら、ビクンビクンと身体を反応させて。
「アンタ21才か…可愛そうに、今までいい思いしてなかったんだろ?だからリセットして、これからはもっともっといい思いしようぜ、お互いに。な?」
達也はレイの唇を重ね、舌を絡ませてきた。
「もっと、いい思いいっぱいしたい…だから、一緒にリセットしよっ…もぅ、大好きっ!あなたが好きになって…あぁ~っ!」
レイは完全に達也に惚れてしまった。
媚薬だけじゃ、こうも達也の事を好きにはならない。
毎日のようにレイを指名して、最初は嫌々ながら相手をしたが、達也に情が湧いたのか、いつしか達也を意識し始めた。
また、この男が指名したのか…なんて思いながらも、もう一方では、達也に指名して欲しいという矛盾がレイの中に生じた。
頃合いを見て、媚薬を使い、性の虜にさせてしまった。
亮輔も相手に性の虜にさせる才能はあるが、調教できるという点では、達也の方が格段に上だ。
持って生まれた才能なのか、達也は女に苦労した事が無い。
常にキープできる女は、何人もいた。
長身でチャラいが、爽やかな顔立ち。
そして社長という地位で、女の扱いが長けている。
モテないはずがない。
そしてレイも、達也をただの客という関係から、特別な存在へと変わっていった。
「明日から…さっき言った男をマークしてくれ。それと、決してバレないようにな…この男は勘が鋭い。だからこそ、オレは顔を変えて、コイツに復讐する。
母親の行方が分からなくなったのも、コイツが一枚噛んでるに違いない…」
「…えっ…」
「多分、オフクロを消したのはコイツだ!やたらと社長になりたがってるってのは、前から耳にしていた。そのためには、オレという存在が邪魔らしい…
オフクロとオレが消えれば、会社はコイツの思い通りに動かせるからな…」
沢渡という男は危険だ。
コイツが一番の悪だ、と洗脳するかのように、愛撫しながら説明した。
「…大丈夫…ちゃんと、上手くやるから…だから、必ず帰って来てね…あぁ、またイクっ!」
愛撫だけで、またイッてしまった。
あの媚薬の効果が絶大だったのか、快感の余韻がいまだに残っている。
「社内には、防犯用のカメラが何台も設置してある。
そこに映らないよう、気をつけてこれを付けて欲しい」
達也は小型の盗聴器を数個、レイに渡した。
「これ、何?んん…」
「盗聴器だ。実は既に、いくつかの部屋に盗聴器は仕掛けてある。だが、ヤツは勘が鋭いから、オレがいなくなったら業者を呼んで、盗聴器が何処にあるか調べさせるだろう。その後に、盗聴器を設置して欲しい」
「…あぁ、どうやって?ん~…ダメっまたイクっ!」
ギュッと達也にしがみつき、エクスタシーに達した。
「社長室、会議室、そしてコイツがいつもいる、二階の奥の部屋にある、資料室だ」
「…私出来るかな…不安だな」
レイは自分がそのような役割が務まるのか、不安になってきた。
「頼むのアンタしかいねぇんだよ…アンタは掃除しながら、コイツの同行を見て、オレに連絡してくれればいい。
多分、オレが旅立って2,3日経った頃に、コイツは間違いなく業者を手配する!盗聴器が仕掛けられてるかどうか確認する為に。
業者が仕掛けられた盗聴器を回収した後に再度、盗聴器を付けるんだ。
机の下でもどこでもいい、分からない場所に付けてくれりゃいいんだ。アイツら盗聴器を回収した後、油断するだろう」
「…う、うん、裏をかくのね…はぁ~…気持ち良すぎて…ねぇ、必ず帰って来てね…私、毎日報告の連絡するから…んん、もうダメっ…」
「よし、じゃ約束通り、今日も楽しもう!」
達也は服を脱がし、シャワーも浴びずにレイの身体にローションを塗りたくった。もうレイには、媚薬は必要ない、達也という存在が媚薬そのものに変わっているからだ。
「…あぁ、おしりの穴が、こんなに気持ちいいなんてっ…またイッちゃう!もう何回イッても足りないぐらいっ!もっともっとイキたいっ!」
「ああ、そうだ…もっともっと気持ち良くなろうぜ、うぅ、この締まりクセになるぜっ!」
二人だけの約束事を交わし、朝まで激しく貪り合った。
部屋に入るなり、レイは昨晩の快感が忘れられずにいて、既に濡れていた。
「その前に頼みがあるんだ」
達也は興奮しているレイを制し、ある事を頼んだ。
「え~、終ってからでいいじゃん!それより早くしよっ」
「いや、その前に頼みたい事があるんだよ。それが無理なら、今日は帰ってくれ」
「…わかったわ。何でも聞くから、早くお願い…」
レイは今すぐにでも達也と交わり、昨晩のような、突き抜ける程のエクスタシーを覚えてしまい、達也じゃなきゃ、ダメな身体になってしまった。
「明日、オレは東南アジアに発つ。そこでなんだが、しばらくの間、オレの会社で働いてくれないか?」
「働く…?だって私、未経験だし、仕事だなんて無理よ」
レイは今までコンビニのバイトや、デリヘル嬢として生計を立てているが、傷害事件を起こした事に加え、在日という事もあってか、まともな職に就いた事は無い。
「働くと言っても、清掃業者になりすまして、オレに報告して欲しい。
そこで、徹底的にマークして欲しいのはコイツだ」
達也は沢渡の写真をレイに見せた。
「誰、この人?」
「ウチの副社長で、沢渡という男だ。コイツがオレを消そうとしている。だから、アンタは清掃業者になりすまして、コイツをマークして欲しい」
レイにスパイを頼んだ。
「…でも、どうやって?」
レイは戸惑いながらも、プレイが待ち遠しいせいか、モジモジと身悶えている。
「アンタが掃除をするフリをして、分からないようにコイツをマークしてくれ。オレはコイツに消される可能性が高い。
だから、旅行に見せかけて顔を変えてくる。な、頼むよ、アンタしかいないんだ、頼れるのは」
達也はレイのミニスカートの中に手を入れ、パンティ越しに、秘部を指でなぞりながら頼んだ。
「…あぁ、もうすごく濡れてるの…直に触って」
レイは愛液でグッショリに濡れていた。
「どうだ、引き受けてくれるか?帰ってきたら、オレもアンタもリセットして、人生やり直そうぜ」
「…う、うん。私、リセットしたい…リセットして、人生…あぁん、やり直したい…」
「そういや、お互い名を名乗ってなかったな。オレは古賀達也、この会社の社長をしている」
達也は名刺を渡した。
「…ホントに社長なんだ…でもなんで、社長のあなたが整形なんて…あぁ~、そこいぃ…」
達也は指の動きを止めずに、レイの反応を見ている。
「私はナツ、木下奈津美。勿論通名だけど…あぁ、ホントは朴奈津美って名前なの…はぁん、こんなに気持ちいいなんて…」
「だから前に言った通り、オレを社長の座から降ろして、テメーがその座に就きたがってるんだよ。その為には、オレの存在が邪魔って事らしい。間違いなくコイツは、オレに何かを仕掛けてくる。
だからアンタは、コイツの同行を監視するんだ。じゃなきゃ、オレは顔を変えたとしても、コイツに消されちまう。
だから、コイツの先手を取って、オレを消すという企みを阻む!」
「何で?何であなたが殺されるの?私イヤっ!あなたがこの世からいなくなるなんて、絶対にイヤっ!」
達也はパンティの中から指を直接秘部の中に挿れ、刺激を強めた。
「だろ?オレだってまだ死にたくねえよ…だって、オレ19だぜ?ハタチ前に死ぬなんて、冗談じゃねえっつうんだよ」
「…あ…あなた…19才、んん、はぁ~…私より2つ下…もうダメ…イク、イクっ!」
レイは指だけでイッてしまった。
達也にしがみつきながら、ビクンビクンと身体を反応させて。
「アンタ21才か…可愛そうに、今までいい思いしてなかったんだろ?だからリセットして、これからはもっともっといい思いしようぜ、お互いに。な?」
達也はレイの唇を重ね、舌を絡ませてきた。
「もっと、いい思いいっぱいしたい…だから、一緒にリセットしよっ…もぅ、大好きっ!あなたが好きになって…あぁ~っ!」
レイは完全に達也に惚れてしまった。
媚薬だけじゃ、こうも達也の事を好きにはならない。
毎日のようにレイを指名して、最初は嫌々ながら相手をしたが、達也に情が湧いたのか、いつしか達也を意識し始めた。
また、この男が指名したのか…なんて思いながらも、もう一方では、達也に指名して欲しいという矛盾がレイの中に生じた。
頃合いを見て、媚薬を使い、性の虜にさせてしまった。
亮輔も相手に性の虜にさせる才能はあるが、調教できるという点では、達也の方が格段に上だ。
持って生まれた才能なのか、達也は女に苦労した事が無い。
常にキープできる女は、何人もいた。
長身でチャラいが、爽やかな顔立ち。
そして社長という地位で、女の扱いが長けている。
モテないはずがない。
そしてレイも、達也をただの客という関係から、特別な存在へと変わっていった。
「明日から…さっき言った男をマークしてくれ。それと、決してバレないようにな…この男は勘が鋭い。だからこそ、オレは顔を変えて、コイツに復讐する。
母親の行方が分からなくなったのも、コイツが一枚噛んでるに違いない…」
「…えっ…」
「多分、オフクロを消したのはコイツだ!やたらと社長になりたがってるってのは、前から耳にしていた。そのためには、オレという存在が邪魔らしい…
オフクロとオレが消えれば、会社はコイツの思い通りに動かせるからな…」
沢渡という男は危険だ。
コイツが一番の悪だ、と洗脳するかのように、愛撫しながら説明した。
「…大丈夫…ちゃんと、上手くやるから…だから、必ず帰って来てね…あぁ、またイクっ!」
愛撫だけで、またイッてしまった。
あの媚薬の効果が絶大だったのか、快感の余韻がいまだに残っている。
「社内には、防犯用のカメラが何台も設置してある。
そこに映らないよう、気をつけてこれを付けて欲しい」
達也は小型の盗聴器を数個、レイに渡した。
「これ、何?んん…」
「盗聴器だ。実は既に、いくつかの部屋に盗聴器は仕掛けてある。だが、ヤツは勘が鋭いから、オレがいなくなったら業者を呼んで、盗聴器が何処にあるか調べさせるだろう。その後に、盗聴器を設置して欲しい」
「…あぁ、どうやって?ん~…ダメっまたイクっ!」
ギュッと達也にしがみつき、エクスタシーに達した。
「社長室、会議室、そしてコイツがいつもいる、二階の奥の部屋にある、資料室だ」
「…私出来るかな…不安だな」
レイは自分がそのような役割が務まるのか、不安になってきた。
「頼むのアンタしかいねぇんだよ…アンタは掃除しながら、コイツの同行を見て、オレに連絡してくれればいい。
多分、オレが旅立って2,3日経った頃に、コイツは間違いなく業者を手配する!盗聴器が仕掛けられてるかどうか確認する為に。
業者が仕掛けられた盗聴器を回収した後に再度、盗聴器を付けるんだ。
机の下でもどこでもいい、分からない場所に付けてくれりゃいいんだ。アイツら盗聴器を回収した後、油断するだろう」
「…う、うん、裏をかくのね…はぁ~…気持ち良すぎて…ねぇ、必ず帰って来てね…私、毎日報告の連絡するから…んん、もうダメっ…」
「よし、じゃ約束通り、今日も楽しもう!」
達也は服を脱がし、シャワーも浴びずにレイの身体にローションを塗りたくった。もうレイには、媚薬は必要ない、達也という存在が媚薬そのものに変わっているからだ。
「…あぁ、おしりの穴が、こんなに気持ちいいなんてっ…またイッちゃう!もう何回イッても足りないぐらいっ!もっともっとイキたいっ!」
「ああ、そうだ…もっともっと気持ち良くなろうぜ、うぅ、この締まりクセになるぜっ!」
二人だけの約束事を交わし、朝まで激しく貪り合った。
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