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第1章
第49話 反省会
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帰路にミノタウロスが5体現れたが、苦戦する事もなくささっと片付けた。ミザリアがダウンしていても何とかなった。それとミノタウロスはB級の魔物と伝えられた。
宿に到着したのは丁度お昼だったので、昼食を食べてからミザリアを寝かせてきた。
魔力をチャージをしたとはいえ、1度魔力が枯渇したのだからと大人しくするように言い聞かせて寝かせたが、ミリアが一緒にいてくれる。やっぱりミリアは優しいな。
残りのメンバーはギルドへ向かう。魔石及びグリフォンの卵の換金に向かう。
グリフォンの卵は取って来る事が出来る者が極端に少なく、グルメの間では幻の食材として高値で取引される。
魔石は合計で100万Gになり、卵は200万Gになった。
そしてミザリアの状態を踏まえ、今まで補充し忘れていたり、そもそも購入していなかったポーション類を買う事にした。
ポーション類があるという事を知らず、その関係で俺は用意していなかったし、今日までは必要性を感じていなかった。買い忘れはミザリアだった。俺は知らなかったが、間抜けな話だよな。小説やアニメ、ゲーム等では定番なのに、目まぐるしい展開に思い至らなかったんだよな。
特に傷を治すのと、魔力を補充するポーションが必要だ。ミザリアが持っていたのは、グリフォン戦にて使い切ったという。
宿で教えて貰った道具屋で各種ポーションを購入する事にした。ポーションの入った瓶にはラベルが貼ってあるが、勿論俺には読めない。分かっているからか、瓶を手に取るとイリアが読んでくれた。
毒消し、異常回復、傷回復大と中、魔力回復薬大を各々数個買い、お店を引き上げた。大人買いをしたがったが、他の冒険者に迷惑が掛かるから自重した。自重するなんて偉いよね!?当たり前だって?・・・
買い出しを終えて宿へ引き上げると、ゼツエイは食堂で飲むというので1人だけ置いてきた。
部屋に戻るとミザリアは寝息を立てており、椅子に座ったミリアはウトウトしていた。
俺はミリアをお姫様抱っし、ベッドへ運んでいき寝かせた。2人共既に風呂に入った後で、風呂上がりの良い香りがするのと、部屋着を着ていた。
ミザリアの様子を見て額に触れたが、熱はなかったのでそっと額にキスをしてから部屋を出た。
俺達も風呂に入るが、イリアがどうしても一緒に入りたがるので、バスタオルを巻き、体をちゃんと隠す事を条件に了承受した。そうでもしなければ、裸で乱入してくると確信しているので、それならば条件を付けた方が良いと判断した。流石に裸で入られたらアウトだろう!?何?お前はロリコンではないのかって?失礼な。ボン・キュッ・ボンが大好きだぞ!
しかし相変わらずフランカは1人でお風呂に入るし、脱衣場にも施錠する等の徹底振りだ。何がそこまでフランカをさせるのだろうか?やはり息子さんに何かあるのか?
コッホん。イリア相手だと裸でもどうという事はない。父親が幼い子と一緒にお風呂に入る程度の感覚だよ。彼女達の言う成長期が終わり、大人の体になればそうはいかないだろうが、今はそんな感じだ。
風呂を上がると、俺はイリアの髪の手入れしていた。何気に髪を梳くのは俺も好きだったりする。
風呂上がりに髪を梳いた後、イリアを後ろからそっと抱きしめる。
すると短く、あっ!?と呻いた。
「今日はすまなかった。俺がもっとしっかりしていればあれ程苦戦しなかっただろうし、イリアを危険な目に合わせてしまう事も無かった筈だ。俺は駄目だな。もっとしっかりし、踏み止まる位の事をしなきゃだったのにな」
「そんな事ないもん!友安はよく戦ったよ!ちゃんと2体を誘き寄せていたし、私達の態勢が整う時間を稼いでくれたから、お姉様の魔法が間に合ったのよ!友安はちゃんと頑張っていたよ!格好良かったもん」
そうするとイリアが俺の方に顔を向けて来たので、見つめ合う形になり、どちらからともなく唇を重ねた。イリアとミリアになら自然に対応できる。なんで日本でこうやって自然に出来なかったのかな。
しかし俺は・・・モフった!そうモフりまくった。イリアの苦悶の唸りは俺には届かない。キスしながらモフった!モフモフは正義!猫耳を見たら普通モフるよね?やめられない止まらない!ああ、モフモフ!ビバモフモフ!
そうしているとドアがノックされたので、慌てて離れたが、遠慮気味にフランカが入って来た。また、ミリアも起きたので、先の戦闘の反省会を4人で始るのであった。
宿に到着したのは丁度お昼だったので、昼食を食べてからミザリアを寝かせてきた。
魔力をチャージをしたとはいえ、1度魔力が枯渇したのだからと大人しくするように言い聞かせて寝かせたが、ミリアが一緒にいてくれる。やっぱりミリアは優しいな。
残りのメンバーはギルドへ向かう。魔石及びグリフォンの卵の換金に向かう。
グリフォンの卵は取って来る事が出来る者が極端に少なく、グルメの間では幻の食材として高値で取引される。
魔石は合計で100万Gになり、卵は200万Gになった。
そしてミザリアの状態を踏まえ、今まで補充し忘れていたり、そもそも購入していなかったポーション類を買う事にした。
ポーション類があるという事を知らず、その関係で俺は用意していなかったし、今日までは必要性を感じていなかった。買い忘れはミザリアだった。俺は知らなかったが、間抜けな話だよな。小説やアニメ、ゲーム等では定番なのに、目まぐるしい展開に思い至らなかったんだよな。
特に傷を治すのと、魔力を補充するポーションが必要だ。ミザリアが持っていたのは、グリフォン戦にて使い切ったという。
宿で教えて貰った道具屋で各種ポーションを購入する事にした。ポーションの入った瓶にはラベルが貼ってあるが、勿論俺には読めない。分かっているからか、瓶を手に取るとイリアが読んでくれた。
毒消し、異常回復、傷回復大と中、魔力回復薬大を各々数個買い、お店を引き上げた。大人買いをしたがったが、他の冒険者に迷惑が掛かるから自重した。自重するなんて偉いよね!?当たり前だって?・・・
買い出しを終えて宿へ引き上げると、ゼツエイは食堂で飲むというので1人だけ置いてきた。
部屋に戻るとミザリアは寝息を立てており、椅子に座ったミリアはウトウトしていた。
俺はミリアをお姫様抱っし、ベッドへ運んでいき寝かせた。2人共既に風呂に入った後で、風呂上がりの良い香りがするのと、部屋着を着ていた。
ミザリアの様子を見て額に触れたが、熱はなかったのでそっと額にキスをしてから部屋を出た。
俺達も風呂に入るが、イリアがどうしても一緒に入りたがるので、バスタオルを巻き、体をちゃんと隠す事を条件に了承受した。そうでもしなければ、裸で乱入してくると確信しているので、それならば条件を付けた方が良いと判断した。流石に裸で入られたらアウトだろう!?何?お前はロリコンではないのかって?失礼な。ボン・キュッ・ボンが大好きだぞ!
しかし相変わらずフランカは1人でお風呂に入るし、脱衣場にも施錠する等の徹底振りだ。何がそこまでフランカをさせるのだろうか?やはり息子さんに何かあるのか?
コッホん。イリア相手だと裸でもどうという事はない。父親が幼い子と一緒にお風呂に入る程度の感覚だよ。彼女達の言う成長期が終わり、大人の体になればそうはいかないだろうが、今はそんな感じだ。
風呂を上がると、俺はイリアの髪の手入れしていた。何気に髪を梳くのは俺も好きだったりする。
風呂上がりに髪を梳いた後、イリアを後ろからそっと抱きしめる。
すると短く、あっ!?と呻いた。
「今日はすまなかった。俺がもっとしっかりしていればあれ程苦戦しなかっただろうし、イリアを危険な目に合わせてしまう事も無かった筈だ。俺は駄目だな。もっとしっかりし、踏み止まる位の事をしなきゃだったのにな」
「そんな事ないもん!友安はよく戦ったよ!ちゃんと2体を誘き寄せていたし、私達の態勢が整う時間を稼いでくれたから、お姉様の魔法が間に合ったのよ!友安はちゃんと頑張っていたよ!格好良かったもん」
そうするとイリアが俺の方に顔を向けて来たので、見つめ合う形になり、どちらからともなく唇を重ねた。イリアとミリアになら自然に対応できる。なんで日本でこうやって自然に出来なかったのかな。
しかし俺は・・・モフった!そうモフりまくった。イリアの苦悶の唸りは俺には届かない。キスしながらモフった!モフモフは正義!猫耳を見たら普通モフるよね?やめられない止まらない!ああ、モフモフ!ビバモフモフ!
そうしているとドアがノックされたので、慌てて離れたが、遠慮気味にフランカが入って来た。また、ミリアも起きたので、先の戦闘の反省会を4人で始るのであった。
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