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第2章
第99話 デート
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デートに行く前にムネチカとエルザに下着姿になって貰った。というよりも、着替える時についでに採寸をする為だ。
馬車の中や宿の中で散々裸も見てはいるが、服のサイズは確認していなかったからだ。冒険者モードだとエロ目線で見ないからサイズも確認していなかった。
時間の制約から今日は2人の服を買う。余裕があればフランカのも見繕うつもりだ。
夕食までの短い時間、それも必要物な物を買いに行くのだと分かってはいるが、エルザは嬉しがっていた。
これまでエルザに言い寄ってくる者といえば、貴族や王族の息子達ばかりだったという。王家の血筋、これを目当てで言い寄ってくる。純粋な好意で口説かれたのが初めてだった為、とても嬉しかったと。
宿に入ってからは普段着に着替えていた。スカートの丈が少し合わなかったので、後で直してあげると言ってある。 彼女の服も着た後の服をガチャ用にと収納へ入れているので、服の数が尚更少なくなった。
半分俺の所為である。また1回りサイズが大きいスカートしかなかった為、ウエストもぶかぶかであったが、ウエストだけは出掛ける前のちょっとした時間に俺が詰めていく。
念の為にベルトをして貰うようにした。
普段男勝りの格好しかしていないと言うが、これがまた中々普段着も似合っている。
「私の格好は変ではないか?足元がスースーして歩きにくそうなのだが、大丈夫だろうか?」
先程サイズを測る為に下着姿になって貰ったが、サイズを測る為に下着姿を見るのと、そうではない普通の服を着ている時にまじまじと見るのとではやはり違う。下着というのは見せられても何とも思わないが、意図せずに見えてしまうとドキドキする。風が舞い、スカートがふわっと捲れてパンティーが見えるとラッキー!と思うよね。
彼女のすらっとした脚は鍛えられてはいるが、太くはなくアスリートのように引き締まっている。
「うん大丈夫!よく似合っているよ!」
宿を出てすぐに似合ってるかどうか聞かれたので、勿論心の底から似合っていると答えてあげた。
普段エルザは髪をポニーテールにしているのだが、今は髪を解いている為、いつもと雰囲気が違う。中々グッとくる。なので俺は髪型も褒めてあげたが、普段の振る舞いとは違い、反応が初で宜しい!
うん、そんな仕草がとても可愛いぞ。
そうこうしていると宿屋で教えて貰った服屋に着いた。
イリアとミリアは貴族だった為、庶民が買いに行くような服屋というのを知らなかった。というのは、服屋というのは屋敷に来る商会しか知らなかった。そう、服を買いに店に赴いた事がなかったのだ。
その為、イリアとミリアが生まれ育った町ではあるが、お店関係に関しては案内がまともにできないのだ。その為、宿屋で店等について教えて貰った。
また、この国の女性は皆そうなのだが、得てして胸元の開いている服を着る傾向がある。どう見ても男の気を引く為の服としか思えない。胸が強調される事で魅力を上げる為だろう。
エルザの胸元もかなり開いており、その見事な双丘が作り出す谷間が見える。俺はその胸元が気になって仕方がない。
そんな俺の視線にエルザは気が付いたようだ。
「友安殿?私の胸がどうかしたのだろうか?やはり変だろうか?」
「いや、そうじゃないんだ。ちょっと胸元が開き過ぎてやしないか?そう思っただけなんだ」
「そういえば友安様は無類のおっぱい好きなのでしたね。私の胸の感触も味わってみたいのですか?いけない方だ」
今は服屋を引き上げて近くの公園のベンチに座っている。
そう言い放ったエルザは俺の腕を掴むと、胸に抱き寄せて頭を俺の肩に預けてきた。
彼女の胸は見た目より弾力があり、柔らかく心地良かった。
エルザが頭を離してきたので、どさくさに紛れて胸をタッチした。
小さく「いやん」と唸ったが、怒られなかった。つまりお触りオッケーなのだ。
夕食まで少しまだ時間があったので、ベンチでまったりとくつろいでいた。
エルザは従姉妹や兄弟の話をしてくれた。兄達がいるらしいが 、当然の如く兄達よりもエルサの方が強い。
また、エルザの言うには、従姉妹達はエルザの何倍も綺麗だと言うが、俺はそうは思わない。俺から言わせるとミザリアもそうだが、エルザも絶世の美女だ。これより美しい者はそうはおらんだろうと思っている。単なる着飾ったお嬢様はどうも好かない。
まったりしていると夕刻を告げる教会の鐘が鳴った。そろそろ引き上げて宿に戻らなければならない 。エルザは俺がキスをするのを待っていたが、中々俺は踏み出せなかった。
キスをして嫌われたらどうしよう?というしょうもない事を思っていたんだ。
業を煮やしたのか、俺がおろおろしていたから、エルザは俺の胸元にピタッと寄り添う形になっており、更に上目遣いで俺に告げてきた。
「友安様!エルザは友安様の事をお慕い申しております。好きなのです」
エルザの方からはっきりと告白してきた。
「俺もエルザの事を愛しているよ」
ついつい考えなしに返事をしたが、エルザは 涙を流していた 。もうすこし歯に衣着せぬ事をいえればよいのだが。
そんなエルザの涙をハンカチでそっと拭いていると、目と目が合う。
良い雰囲気だった。そのまま自然とエルザの顎を軽く掴み、エルザの唇に俺の唇を合わせた。夕焼けに照らされたエルザの顔は美しかった。
お約束とも言える出来事だが、俺のお腹が鳴ってしまい、2人がハッとなる。日が暮れてきていたので急いで宿に戻らねば!となり、腕を組んで 宿に向かうのであった。
馬車の中や宿の中で散々裸も見てはいるが、服のサイズは確認していなかったからだ。冒険者モードだとエロ目線で見ないからサイズも確認していなかった。
時間の制約から今日は2人の服を買う。余裕があればフランカのも見繕うつもりだ。
夕食までの短い時間、それも必要物な物を買いに行くのだと分かってはいるが、エルザは嬉しがっていた。
これまでエルザに言い寄ってくる者といえば、貴族や王族の息子達ばかりだったという。王家の血筋、これを目当てで言い寄ってくる。純粋な好意で口説かれたのが初めてだった為、とても嬉しかったと。
宿に入ってからは普段着に着替えていた。スカートの丈が少し合わなかったので、後で直してあげると言ってある。 彼女の服も着た後の服をガチャ用にと収納へ入れているので、服の数が尚更少なくなった。
半分俺の所為である。また1回りサイズが大きいスカートしかなかった為、ウエストもぶかぶかであったが、ウエストだけは出掛ける前のちょっとした時間に俺が詰めていく。
念の為にベルトをして貰うようにした。
普段男勝りの格好しかしていないと言うが、これがまた中々普段着も似合っている。
「私の格好は変ではないか?足元がスースーして歩きにくそうなのだが、大丈夫だろうか?」
先程サイズを測る為に下着姿になって貰ったが、サイズを測る為に下着姿を見るのと、そうではない普通の服を着ている時にまじまじと見るのとではやはり違う。下着というのは見せられても何とも思わないが、意図せずに見えてしまうとドキドキする。風が舞い、スカートがふわっと捲れてパンティーが見えるとラッキー!と思うよね。
彼女のすらっとした脚は鍛えられてはいるが、太くはなくアスリートのように引き締まっている。
「うん大丈夫!よく似合っているよ!」
宿を出てすぐに似合ってるかどうか聞かれたので、勿論心の底から似合っていると答えてあげた。
普段エルザは髪をポニーテールにしているのだが、今は髪を解いている為、いつもと雰囲気が違う。中々グッとくる。なので俺は髪型も褒めてあげたが、普段の振る舞いとは違い、反応が初で宜しい!
うん、そんな仕草がとても可愛いぞ。
そうこうしていると宿屋で教えて貰った服屋に着いた。
イリアとミリアは貴族だった為、庶民が買いに行くような服屋というのを知らなかった。というのは、服屋というのは屋敷に来る商会しか知らなかった。そう、服を買いに店に赴いた事がなかったのだ。
その為、イリアとミリアが生まれ育った町ではあるが、お店関係に関しては案内がまともにできないのだ。その為、宿屋で店等について教えて貰った。
また、この国の女性は皆そうなのだが、得てして胸元の開いている服を着る傾向がある。どう見ても男の気を引く為の服としか思えない。胸が強調される事で魅力を上げる為だろう。
エルザの胸元もかなり開いており、その見事な双丘が作り出す谷間が見える。俺はその胸元が気になって仕方がない。
そんな俺の視線にエルザは気が付いたようだ。
「友安殿?私の胸がどうかしたのだろうか?やはり変だろうか?」
「いや、そうじゃないんだ。ちょっと胸元が開き過ぎてやしないか?そう思っただけなんだ」
「そういえば友安様は無類のおっぱい好きなのでしたね。私の胸の感触も味わってみたいのですか?いけない方だ」
今は服屋を引き上げて近くの公園のベンチに座っている。
そう言い放ったエルザは俺の腕を掴むと、胸に抱き寄せて頭を俺の肩に預けてきた。
彼女の胸は見た目より弾力があり、柔らかく心地良かった。
エルザが頭を離してきたので、どさくさに紛れて胸をタッチした。
小さく「いやん」と唸ったが、怒られなかった。つまりお触りオッケーなのだ。
夕食まで少しまだ時間があったので、ベンチでまったりとくつろいでいた。
エルザは従姉妹や兄弟の話をしてくれた。兄達がいるらしいが 、当然の如く兄達よりもエルサの方が強い。
また、エルザの言うには、従姉妹達はエルザの何倍も綺麗だと言うが、俺はそうは思わない。俺から言わせるとミザリアもそうだが、エルザも絶世の美女だ。これより美しい者はそうはおらんだろうと思っている。単なる着飾ったお嬢様はどうも好かない。
まったりしていると夕刻を告げる教会の鐘が鳴った。そろそろ引き上げて宿に戻らなければならない 。エルザは俺がキスをするのを待っていたが、中々俺は踏み出せなかった。
キスをして嫌われたらどうしよう?というしょうもない事を思っていたんだ。
業を煮やしたのか、俺がおろおろしていたから、エルザは俺の胸元にピタッと寄り添う形になっており、更に上目遣いで俺に告げてきた。
「友安様!エルザは友安様の事をお慕い申しております。好きなのです」
エルザの方からはっきりと告白してきた。
「俺もエルザの事を愛しているよ」
ついつい考えなしに返事をしたが、エルザは 涙を流していた 。もうすこし歯に衣着せぬ事をいえればよいのだが。
そんなエルザの涙をハンカチでそっと拭いていると、目と目が合う。
良い雰囲気だった。そのまま自然とエルザの顎を軽く掴み、エルザの唇に俺の唇を合わせた。夕焼けに照らされたエルザの顔は美しかった。
お約束とも言える出来事だが、俺のお腹が鳴ってしまい、2人がハッとなる。日が暮れてきていたので急いで宿に戻らねば!となり、腕を組んで 宿に向かうのであった。
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