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第1章(高校生入学編)
第77話 斗升は猪突する
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階段を降りると直ぐに引き連れてきたマンティスリーダー達の半分を10体を1組として各隊へと分け、索敵に送り出すと僕らは1番太い道を進む。
ジョーイが匂いなどの痕跡からめぐみんとりっちゃんが進んだのが太い道だと判断していた。
道中行き止まりまで行ったマンティス達が戻ってきたが、オークが大量に出たらしい。
戻って来たマンティス達が魔石やオークのカードを抱えて持ってきたのだ。
隊の中で役割分担が決まっていて、荷物持ちになった者はカードや魔石等を抱えていた。
斥候、アタッカー、タンクと動やっているのか分からないが、役目が決まっているらしい。
「キモいけど、強いねー」
「ランク4だけど、10体で掛かればランク7のサイクロプスも瞬く間にやれるからねー」
「よゐこよゐこ!」
階段を降りた後先へと進んでいたが、分岐路で状況判断をする為に一旦止まっている間、アレクシアは・・・マンティスと戯れていた。
「確かにサイクロプスのカードも凄い事になってるねー!流石アタシ達の斗升ね!」
「ウンウン」
「って何で2人がいるのさ!?友里愛と残ったんじゃないの?」
「何言っているの?パーティー員で指示を受けたのはゆりっちだけよ!」
アレクシアは頷く。
さも当たり前だと言わんばかりにみーこはどやっていた。
「ご主人様、この先に進んだ痕跡があります!それと・・・」
レイラが先行させているマンティス達から報告を受けていたが、痕跡からこの先にボス部屋らしき部屋がある。
そこでは現在進行系で戦闘が行われていると分かった。
「レイラは僕と一緒に。マンティス達は引き続きフロアの確認を。確認が終わったらボス部屋へ。他の者は・・・僕に続けえぇぇ!」
僕は戦いの予感に興奮していた。
レイラの手を取ると僕の前に座らせる。
レイラはジョーイにうまく乗れるので、そんなレイラにしがみつく。
そしてジョーイは一気に駆け出し、みーこ等はもう!とか悪態をつきつつライカンスロープに跨った。
「ご主人様、私にしっかり捕まっていて下さい!ジョーイ、全力ですよ!」
僕は必死にレイラにしがみついた。
その柔らかさは人と変わらない。
違うのは目と肌の色だけだ。
暖かく心地良い。
ゴブリンなのになんか良い香りがする。
気の所為かな?
あっ!シャンプーしたからその匂いだな!
「ご主人様、もっと強くです。そんなだと落ちてしまいますよ。胸を触っても怒りませんし嫌に思いませんから落ちない事を優先して下さい」
レイラには僕がライカンスロープやジョーイにまともに乗れない事が分かっているから、そう言ってくれる。
その、がっつり掴まると胸に時折手が当たるんだ。
上下に揺れるとそうなるんだよね。
そうならないように脇を掴んでいたから怒られたんだ。
だから時折私服の感触が!
レイラ・・・ごめんね。
ジョーイの背に揺られる事3分?目的の場所に到着したけど、先行しているマンティスがドアを押さえているサイクロプスの所で警戒をしているな。
あのサイクロプスはどうやら敵ではない?
本来ボス部屋の扉は閉まってしまい、ボスを倒すかボス戦を挑んだ者が全滅しないと開かないはずだ。
そうか!こんな裏技があったのか!
グングンと入口が近付くもサイクロプスはじっと動かず、接近する僕達を眺めていたな。
僕は入り口に到着するやいなや、中2病な愛剣を手にレイラのあっ!と言う声を無視し、ボス部屋の中へと駆け込むのだった。
ジョーイが匂いなどの痕跡からめぐみんとりっちゃんが進んだのが太い道だと判断していた。
道中行き止まりまで行ったマンティス達が戻ってきたが、オークが大量に出たらしい。
戻って来たマンティス達が魔石やオークのカードを抱えて持ってきたのだ。
隊の中で役割分担が決まっていて、荷物持ちになった者はカードや魔石等を抱えていた。
斥候、アタッカー、タンクと動やっているのか分からないが、役目が決まっているらしい。
「キモいけど、強いねー」
「ランク4だけど、10体で掛かればランク7のサイクロプスも瞬く間にやれるからねー」
「よゐこよゐこ!」
階段を降りた後先へと進んでいたが、分岐路で状況判断をする為に一旦止まっている間、アレクシアは・・・マンティスと戯れていた。
「確かにサイクロプスのカードも凄い事になってるねー!流石アタシ達の斗升ね!」
「ウンウン」
「って何で2人がいるのさ!?友里愛と残ったんじゃないの?」
「何言っているの?パーティー員で指示を受けたのはゆりっちだけよ!」
アレクシアは頷く。
さも当たり前だと言わんばかりにみーこはどやっていた。
「ご主人様、この先に進んだ痕跡があります!それと・・・」
レイラが先行させているマンティス達から報告を受けていたが、痕跡からこの先にボス部屋らしき部屋がある。
そこでは現在進行系で戦闘が行われていると分かった。
「レイラは僕と一緒に。マンティス達は引き続きフロアの確認を。確認が終わったらボス部屋へ。他の者は・・・僕に続けえぇぇ!」
僕は戦いの予感に興奮していた。
レイラの手を取ると僕の前に座らせる。
レイラはジョーイにうまく乗れるので、そんなレイラにしがみつく。
そしてジョーイは一気に駆け出し、みーこ等はもう!とか悪態をつきつつライカンスロープに跨った。
「ご主人様、私にしっかり捕まっていて下さい!ジョーイ、全力ですよ!」
僕は必死にレイラにしがみついた。
その柔らかさは人と変わらない。
違うのは目と肌の色だけだ。
暖かく心地良い。
ゴブリンなのになんか良い香りがする。
気の所為かな?
あっ!シャンプーしたからその匂いだな!
「ご主人様、もっと強くです。そんなだと落ちてしまいますよ。胸を触っても怒りませんし嫌に思いませんから落ちない事を優先して下さい」
レイラには僕がライカンスロープやジョーイにまともに乗れない事が分かっているから、そう言ってくれる。
その、がっつり掴まると胸に時折手が当たるんだ。
上下に揺れるとそうなるんだよね。
そうならないように脇を掴んでいたから怒られたんだ。
だから時折私服の感触が!
レイラ・・・ごめんね。
ジョーイの背に揺られる事3分?目的の場所に到着したけど、先行しているマンティスがドアを押さえているサイクロプスの所で警戒をしているな。
あのサイクロプスはどうやら敵ではない?
本来ボス部屋の扉は閉まってしまい、ボスを倒すかボス戦を挑んだ者が全滅しないと開かないはずだ。
そうか!こんな裏技があったのか!
グングンと入口が近付くもサイクロプスはじっと動かず、接近する僕達を眺めていたな。
僕は入り口に到着するやいなや、中2病な愛剣を手にレイラのあっ!と言う声を無視し、ボス部屋の中へと駆け込むのだった。
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