69 / 197
第1章(高校生入学編)
投稿漏れ 第69話 高校生達の戦い
しおりを挟む
通路一杯に皆が並んで魔物を突き刺す簡単なお仕事で、時折護衛と殲滅組が変わっていた。
経験値が・・・とカーヴァントが言っていたが、誰も正確な意味が分からなかった。
レベルがあるようだから魔物を殺せば経験値が入りレベルが上がるのかな?位の認識だ。
又は実戦闘での経験を経験値がといったのかなぁ!?程度だ。
カーヴァントが思っているのと、探索者が思っているのでは理解度が違う。
人間にはカードの裏にある簡易的なステータスしか見えず、パラメーターなんてゲームの世界での話であり、現実では見えない。
しかし、上位のカーヴァントには見えたりする。
しかし、これまではそこまでの意思疎通が出来ないから知られてはいない。
ゲーム等の空想世界の話と現実とは違うと、ゲームの話を持ち込む者は皆無だ。
持ち込んだ者は真っ先に死ぬから、そういう事を考えるなと教えられる。
空想世界の思考にハマると、ラビリンスの中で真っ先に死ぬぞ!
俺TUEEEなんて奴はオリンピックで金メダルを取れるような奇跡の一握りしかいない。
勘違いした中2病程早死にするぞ!
等と言われている。
但し、例外がいる。
何にでもいるが、2世がそうだ。
なので、斗升以外は皆絶対に俺TUEEE等にはならない。
斗升は俺TUEEE!に憧れているが、2世という立場とそれに伴う考えや制約の違いから、皆斗升に引きずられていたりする。
しかし、俺TUEEEと勘違いしてもおかしくないカードにして貰った。
有象無象のゴブリンのカード10枚がエリートナイトを子供のごとくあしらっていた。
少なくともランク6以上だと認識した。
友里愛経由で斗升のカードが規格外だと聞いていたが、実のところ皆精々ナイトと渡り合えれば御の字だろうと思っていたのだ。
ランク3のカードがコスト1だとすればこれだけでもかなりヤバイ。
百聞は一見にしかずとはいったもので、目の当たりにして驚くしかなかった。
筋肉達はうざいし暑苦しいが、女の子ゴブリンの見た目もやばい。
バチン言ったよ!おっぱいぷるるんしたよ!BYめぐみん
自分達と同じか年上のきれいなお姉さんが出てきたのだ。
こう言った見た目の変化だけでもかなりの価値がある。
そんなカードを持ち、あり得ない強さをまざまざと見せつけられたならば俺TUEEE!を発症しなくとも、実は自分達凄い系じゃない!と思ってしまうのも仕方がない。
斗升の言う事を聞いていれば間違いないぞとなっており、誰かが斗升がこれをしたほうが良いと言ったらそれが正になる。
事実として生き物を直接殺す事が出来ないと、いざという時に相手の武器の前に黙って殺られるとなりかねない。
ラビリンスへ入る法的義務はない。
生活が苦しかったりするのもあるが、適性者は少なくとも20歳くらいまでラビリンスへ入らないと、社会的に殺される。
反社会的存在としてどこの企業も雇ってくれない。
結局親からの支援がなくなれば行きてはいられない。
だから必死にやる。
勿論稼ぎが良いのはメリットだが、殆どの女子は入りたがらない。
ただ、強者の庇護下に入れば安泰な生活が待ってもいる。
しかし、その享受を受ける前に多くの若者が命を落とすのもラビリンスという所の現実だ。
親もそうだ。
正当な理由もなく適性者をラビリンスへ行かさずに匿っていると、やはり非国民として社会的に殺されるので、送り出さなければならない。
愛莉の場合、2世とは本人も知らず、母親の事、仲間の死がありギルド職員になる事で良かったが、かなりのイレギュラーだ。
しかし、今は斗升のお陰で再びラビリンスへ入る事ができている。
・
・
・
魔物は訳も分からず刺し殺されていき、最後の1体が死ぬと、そこにはおびただしい数の魔石とカードが落ちていた。
小さい魔石が大量に落ちているので、カーヴァント達に拾ってもらい、ほぼ回収してから先へ進む。
魔石を踏んでひっくり返り頭を打ちました!では洒落にならないからだ。
貪欲さがない訳では無いが、足元をちゃんとしないと逃げ惑っている時に、文字通り足元を救われ兼ねないからだ。
こちらからはカーヴァントも普通に出入りできる。
ただ、落ちているドロップの数は倒した個体数と合わなかった。
そう、少なかったのだ。
後書き失礼します。
ストック尽きました・・・
明日からは1話か2話の投稿になると思います。
宜しくお願いします!
経験値が・・・とカーヴァントが言っていたが、誰も正確な意味が分からなかった。
レベルがあるようだから魔物を殺せば経験値が入りレベルが上がるのかな?位の認識だ。
又は実戦闘での経験を経験値がといったのかなぁ!?程度だ。
カーヴァントが思っているのと、探索者が思っているのでは理解度が違う。
人間にはカードの裏にある簡易的なステータスしか見えず、パラメーターなんてゲームの世界での話であり、現実では見えない。
しかし、上位のカーヴァントには見えたりする。
しかし、これまではそこまでの意思疎通が出来ないから知られてはいない。
ゲーム等の空想世界の話と現実とは違うと、ゲームの話を持ち込む者は皆無だ。
持ち込んだ者は真っ先に死ぬから、そういう事を考えるなと教えられる。
空想世界の思考にハマると、ラビリンスの中で真っ先に死ぬぞ!
俺TUEEEなんて奴はオリンピックで金メダルを取れるような奇跡の一握りしかいない。
勘違いした中2病程早死にするぞ!
等と言われている。
但し、例外がいる。
何にでもいるが、2世がそうだ。
なので、斗升以外は皆絶対に俺TUEEE等にはならない。
斗升は俺TUEEE!に憧れているが、2世という立場とそれに伴う考えや制約の違いから、皆斗升に引きずられていたりする。
しかし、俺TUEEEと勘違いしてもおかしくないカードにして貰った。
有象無象のゴブリンのカード10枚がエリートナイトを子供のごとくあしらっていた。
少なくともランク6以上だと認識した。
友里愛経由で斗升のカードが規格外だと聞いていたが、実のところ皆精々ナイトと渡り合えれば御の字だろうと思っていたのだ。
ランク3のカードがコスト1だとすればこれだけでもかなりヤバイ。
百聞は一見にしかずとはいったもので、目の当たりにして驚くしかなかった。
筋肉達はうざいし暑苦しいが、女の子ゴブリンの見た目もやばい。
バチン言ったよ!おっぱいぷるるんしたよ!BYめぐみん
自分達と同じか年上のきれいなお姉さんが出てきたのだ。
こう言った見た目の変化だけでもかなりの価値がある。
そんなカードを持ち、あり得ない強さをまざまざと見せつけられたならば俺TUEEE!を発症しなくとも、実は自分達凄い系じゃない!と思ってしまうのも仕方がない。
斗升の言う事を聞いていれば間違いないぞとなっており、誰かが斗升がこれをしたほうが良いと言ったらそれが正になる。
事実として生き物を直接殺す事が出来ないと、いざという時に相手の武器の前に黙って殺られるとなりかねない。
ラビリンスへ入る法的義務はない。
生活が苦しかったりするのもあるが、適性者は少なくとも20歳くらいまでラビリンスへ入らないと、社会的に殺される。
反社会的存在としてどこの企業も雇ってくれない。
結局親からの支援がなくなれば行きてはいられない。
だから必死にやる。
勿論稼ぎが良いのはメリットだが、殆どの女子は入りたがらない。
ただ、強者の庇護下に入れば安泰な生活が待ってもいる。
しかし、その享受を受ける前に多くの若者が命を落とすのもラビリンスという所の現実だ。
親もそうだ。
正当な理由もなく適性者をラビリンスへ行かさずに匿っていると、やはり非国民として社会的に殺されるので、送り出さなければならない。
愛莉の場合、2世とは本人も知らず、母親の事、仲間の死がありギルド職員になる事で良かったが、かなりのイレギュラーだ。
しかし、今は斗升のお陰で再びラビリンスへ入る事ができている。
・
・
・
魔物は訳も分からず刺し殺されていき、最後の1体が死ぬと、そこにはおびただしい数の魔石とカードが落ちていた。
小さい魔石が大量に落ちているので、カーヴァント達に拾ってもらい、ほぼ回収してから先へ進む。
魔石を踏んでひっくり返り頭を打ちました!では洒落にならないからだ。
貪欲さがない訳では無いが、足元をちゃんとしないと逃げ惑っている時に、文字通り足元を救われ兼ねないからだ。
こちらからはカーヴァントも普通に出入りできる。
ただ、落ちているドロップの数は倒した個体数と合わなかった。
そう、少なかったのだ。
後書き失礼します。
ストック尽きました・・・
明日からは1話か2話の投稿になると思います。
宜しくお願いします!
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
979
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる