117 / 197
第1章(高校生入学編)
第117話 ボス戦開幕
しおりを挟む
僕はカーヴァント達を従え真っ直ぐにボスのいる所へ向かった。
しかし、小雪が舞い始めていた。
積もるまでかなりの時間を要するだろうが、真っ直ぐにボスがいる中心部へ向かう。
血を流し過ぎて少し貧血気味だけど、頑張っていこう!
「どうなされました?」
僕は独り言を言っていたようで、エレーナに言われたが独特な雰囲気のエレーナにドギマギしてしまった。
「あっ、うん。口に出しちゃってたか。頑張らなきゃって自己暗示しただけだよ」
「そうですね。頑張りましょう!」
エレーナのドレスアーマーは不思議で、普通の服のような柔らか等を持つ。
しかし対物理攻撃には瞬時に硬くなり衝撃を分散する。
試しに剣の鞘で叩いたんだけど、金属を叩いているような感覚だった。
だから抱きつかれると胸の感触が・・・
えっと、俯瞰して見たかったから後ろから羽交い締めにする形でとんでいたんだ。
翼の関係で背負われるのは無理だった。
なので正面から抱き合い首を正面に向けるか(斜め方向に移動)、お姫様抱っこして貰うか。
それと羽交い締めにするか。
僕が背負う形だと体重を支えられないし、ただ背後から抱きつかれる形だと下半身が下を向くのでうつ伏せ状態で飛べない。
下を向きたいのでエレーナが僕の体にまとわりつくといった、かなり際どい絡み方になる。
友里愛が見たら怒るだろうな。
お胸様の感触が堪りません!
しかし、僕は男なのでどうしても股間が膨らみ、エレーナの脚が絡みついているので気が付く訳で・・・
「やはりご主人様は我慢なされているのですね!その、大事な所が主張されています」
言わないで!・・・
「ごめん。これからの戦闘に興奮して、そうするとそうなる訳で・・・」
「無理しなくて・・・攻撃です」
さっと避けたが、何かを放って来た。
「あれがボスか・・・でかいね」
「クロノスよりも大きいですわね」
「倍のサイズにはなるよね」
つぶやきつつ漸く視界に入ったボスを見ると・・・肉団子だ。
ゴーストバスターズとミシュランのマスコットとキューピーのマスコットを足して3で割ったような、ぷにぷにしていて鈍そうな怪物が、奈良の大仏宜しく鎮座していた。
大体あの大きさだ。
「よい、倒そう!地上に降りようか。ってその前に単発モードの浪漫砲をぶっ放すよ。ちょっと熱いかもだから気を付けてね」
「お気遣い感謝します。やはりヤレる男は女に対しての気遣いが違いますね」
「何か言った?」
「独り言ですから気にしないで下さい」
聞こえていたけど、聞こえなかった振りをしよう。
エレーナは確かに美人でスタイルも好みだ。
でも僕は人間の、歳の近い女の子と仲良くしたいんだ。
ごめんよ。
それはともかく、先ずは1発目を放つと・・・あっ!避けおった!
えっ?どういう事?
メタボだよ?
でかいんだよ?
仕方がないので次はバースト3点モードだ。
ただ、でかいから良いけど、エレーナがこまめに動いているので中々狙いが定まらない。
何かを手から発射しているんだよな。
それでも浪漫砲が火を吹く・・・
今度は1発当たった。
肉が焼けてジューッ!と煙を出している。
そこから矢継ぎ早に何かを放ってきており、エレーナの動きも激しさを増す。
で僕の三半規管は悲鳴を上げ、リバース。
下にいるボスに掛かった。
するとあり得ない位悶絶し始めた。
何故か嘔吐物が効いたけど、僕がリバースしたのでエレーナは慌てて少し離れた位置に僕を降ろした。
「申し訳ありませんでした。ご主人様が人であるのを失念しておりました。コライリスが警護をするようなので、他はボスへアタックします」
僕はフラフラになりながら水を取り出すと嗽いをし、水を飲み干した。
あれっ?と思うと、何かボスの体が割れて中から何かが出てきたな。
しかし、小雪が舞い始めていた。
積もるまでかなりの時間を要するだろうが、真っ直ぐにボスがいる中心部へ向かう。
血を流し過ぎて少し貧血気味だけど、頑張っていこう!
「どうなされました?」
僕は独り言を言っていたようで、エレーナに言われたが独特な雰囲気のエレーナにドギマギしてしまった。
「あっ、うん。口に出しちゃってたか。頑張らなきゃって自己暗示しただけだよ」
「そうですね。頑張りましょう!」
エレーナのドレスアーマーは不思議で、普通の服のような柔らか等を持つ。
しかし対物理攻撃には瞬時に硬くなり衝撃を分散する。
試しに剣の鞘で叩いたんだけど、金属を叩いているような感覚だった。
だから抱きつかれると胸の感触が・・・
えっと、俯瞰して見たかったから後ろから羽交い締めにする形でとんでいたんだ。
翼の関係で背負われるのは無理だった。
なので正面から抱き合い首を正面に向けるか(斜め方向に移動)、お姫様抱っこして貰うか。
それと羽交い締めにするか。
僕が背負う形だと体重を支えられないし、ただ背後から抱きつかれる形だと下半身が下を向くのでうつ伏せ状態で飛べない。
下を向きたいのでエレーナが僕の体にまとわりつくといった、かなり際どい絡み方になる。
友里愛が見たら怒るだろうな。
お胸様の感触が堪りません!
しかし、僕は男なのでどうしても股間が膨らみ、エレーナの脚が絡みついているので気が付く訳で・・・
「やはりご主人様は我慢なされているのですね!その、大事な所が主張されています」
言わないで!・・・
「ごめん。これからの戦闘に興奮して、そうするとそうなる訳で・・・」
「無理しなくて・・・攻撃です」
さっと避けたが、何かを放って来た。
「あれがボスか・・・でかいね」
「クロノスよりも大きいですわね」
「倍のサイズにはなるよね」
つぶやきつつ漸く視界に入ったボスを見ると・・・肉団子だ。
ゴーストバスターズとミシュランのマスコットとキューピーのマスコットを足して3で割ったような、ぷにぷにしていて鈍そうな怪物が、奈良の大仏宜しく鎮座していた。
大体あの大きさだ。
「よい、倒そう!地上に降りようか。ってその前に単発モードの浪漫砲をぶっ放すよ。ちょっと熱いかもだから気を付けてね」
「お気遣い感謝します。やはりヤレる男は女に対しての気遣いが違いますね」
「何か言った?」
「独り言ですから気にしないで下さい」
聞こえていたけど、聞こえなかった振りをしよう。
エレーナは確かに美人でスタイルも好みだ。
でも僕は人間の、歳の近い女の子と仲良くしたいんだ。
ごめんよ。
それはともかく、先ずは1発目を放つと・・・あっ!避けおった!
えっ?どういう事?
メタボだよ?
でかいんだよ?
仕方がないので次はバースト3点モードだ。
ただ、でかいから良いけど、エレーナがこまめに動いているので中々狙いが定まらない。
何かを手から発射しているんだよな。
それでも浪漫砲が火を吹く・・・
今度は1発当たった。
肉が焼けてジューッ!と煙を出している。
そこから矢継ぎ早に何かを放ってきており、エレーナの動きも激しさを増す。
で僕の三半規管は悲鳴を上げ、リバース。
下にいるボスに掛かった。
するとあり得ない位悶絶し始めた。
何故か嘔吐物が効いたけど、僕がリバースしたのでエレーナは慌てて少し離れた位置に僕を降ろした。
「申し訳ありませんでした。ご主人様が人であるのを失念しておりました。コライリスが警護をするようなので、他はボスへアタックします」
僕はフラフラになりながら水を取り出すと嗽いをし、水を飲み干した。
あれっ?と思うと、何かボスの体が割れて中から何かが出てきたな。
2
あなたにおすすめの小説
異世界転生、防御特化能力で彼女たちを英雄にしようと思ったが、そんな彼女たちには俺が英雄のようだ。
Mです。
ファンタジー
異世界学園バトル。
現世で惨めなサラリーマンをしていた……
そんな会社からの帰り道、「転生屋」という見慣れない怪しげな店を見つける。
その転生屋で新たな世界で生きる為の能力を受け取る。
それを自由イメージして良いと言われた為、せめて、新しい世界では苦しまないようにと防御に突出した能力をイメージする。
目を覚ますと見知らぬ世界に居て……学生くらいの年齢に若返っていて……
現実か夢かわからなくて……そんな世界で出会うヒロイン達に……
特殊な能力が当然のように存在するその世界で……
自分の存在も、手に入れた能力も……異世界に来たって俺の人生はそんなもん。
俺は俺の出来ること……
彼女たちを守り……そして俺はその能力を駆使して彼女たちを英雄にする。
だけど、そんな彼女たちにとっては俺が英雄のようだ……。
※※多少意識はしていますが、主人公最強で無双はなく、普通に苦戦します……流行ではないのは承知ですが、登場人物の個性を持たせるためそのキャラの物語(エピソード)や回想のような場面が多いです……後一応理由はありますが、主人公の年上に対する態度がなってません……、後、私(さくしゃ)の変な癖で「……」が凄く多いです。その変ご了承の上で楽しんで頂けると……Mです。の本望です(どうでもいいですよね…)※※
※※楽しかった……続きが気になると思って頂けた場合、お気に入り登録……このエピソード好みだなとか思ったらコメントを貰えたりすると軽い絶頂を覚えるくらいには喜びます……メンタル弱めなので、誹謗中傷てきなものには怯えていますが、気軽に頂けると嬉しいです。※※
転生したら遊び人だったが遊ばず修行をしていたら何故か最強の遊び人になっていた
ぐうのすけ
ファンタジー
カクヨムで先行投稿中。
遊戯遊太(25)は会社帰りにふらっとゲームセンターに入った。昔遊んだユーフォーキャッチャーを見つめながらつぶやく。
「遊んで暮らしたい」その瞬間に頭に声が響き時間が止まる。
「異世界転生に興味はありますか?」
こうして遊太は異世界転生を選択する。
異世界に転生すると最弱と言われるジョブ、遊び人に転生していた。
「最弱なんだから努力は必要だよな!」
こうして雄太は修行を開始するのだが……
素材ガチャで【合成マスター】スキルを獲得したので、世界最強の探索者を目指します。
名無し
ファンタジー
学園『ホライズン』でいじめられっ子の生徒、G級探索者の白石優也。いつものように不良たちに虐げられていたが、勇気を出してやり返すことに成功する。その勢いで、近隣に出没したモンスター討伐に立候補した優也。その選択が彼の運命を大きく変えていくことになるのであった。
出戻り勇者は自重しない ~異世界に行ったら帰って来てからが本番だよね~
TB
ファンタジー
中2の夏休み、異世界召喚に巻き込まれた俺は14年の歳月を費やして魔王を倒した。討伐報酬で元の世界に戻った俺は、異世界召喚をされた瞬間に戻れた。28歳の意識と異世界能力で、失われた青春を取り戻すぜ!
東京五輪応援します!
色々な国やスポーツ、競技会など登場しますが、どんなに似てる感じがしても、あくまでも架空の設定でご都合主義の塊です!だってファンタジーですから!!
~最弱のスキルコレクター~ スキルを無限に獲得できるようになった元落ちこぼれは、レベル1のまま世界最強まで成り上がる
僧侶A
ファンタジー
沢山のスキルさえあれば、レベルが無くても最強になれる。
スキルは5つしか獲得できないのに、どのスキルも補正値は5%以下。
だからレベルを上げる以外に強くなる方法はない。
それなのにレベルが1から上がらない如月飛鳥は当然のように落ちこぼれた。
色々と試行錯誤をしたものの、強くなれる見込みがないため、探索者になるという目標を諦め一般人として生きる道を歩んでいた。
しかしある日、5つしか獲得できないはずのスキルをいくらでも獲得できることに気づく。
ここで如月飛鳥は考えた。いくらスキルの一つ一つが大したことが無くても、100個、200個と大量に集めたのならレベルを上げるのと同様に強くなれるのではないかと。
一つの光明を見出した主人公は、最強への道を一直線に突き進む。
土曜日以外は毎日投稿してます。
レベルが上がらない【無駄骨】スキルのせいで両親に殺されかけたむっつりスケベがスキルを奪って世界を救う話。
玉ねぎサーモン
ファンタジー
絶望スキル× 害悪スキル=限界突破のユニークスキル…!?
成長できない主人公と存在するだけで周りを傷つける美少女が出会ったら、激レアユニークスキルに!
故郷を魔王に滅ぼされたむっつりスケベな主人公。
この世界ではおよそ1000人に1人がスキルを覚醒する。
持てるスキルは人によって決まっており、1つから最大5つまで。
主人公のロックは世界最高5つのスキルを持てるため将来を期待されたが、覚醒したのはハズレスキルばかり。レベルアップ時のステータス上昇値が半減する「成長抑制」を覚えたかと思えば、その次には経験値が一切入らなくなる「無駄骨」…。
期待を裏切ったため育ての親に殺されかける。
その後最高レア度のユニークスキル「スキルスナッチ」スキルを覚醒。
仲間と出会いさらに強力なユニークスキルを手に入れて世界最強へ…!?
美少女たちと冒険する主人公は、仇をとり、故郷を取り戻すことができるのか。
この作品はカクヨム・小説家になろう・Youtubeにも掲載しています。
痩せる為に不人気のゴブリン狩りを始めたら人生が変わりすぎた件~痩せたらお金もハーレムも色々手に入りました~
ぐうのすけ
ファンタジー
主人公(太田太志)は高校デビューと同時に体重130キロに到達した。
食事制限とハザマ(ダンジョン)ダイエットを勧めれるが、太志は食事制限を後回しにし、ハザマダイエットを開始する。
最初は甘えていた大志だったが、人とのかかわりによって徐々に考えや行動を変えていく。
それによりスキルや人間関係が変化していき、ヒロインとの関係も変わっていくのだった。
※最初は成長メインで描かれますが、徐々にヒロインの展開が多めになっていく……予定です。
カクヨムで先行投稿中!
最強賢者の最強メイド~主人もメイドもこの世界に敵がいないようです~
津ヶ谷
ファンタジー
綾瀬樹、都内の私立高校に通う高校二年生だった。
ある日、樹は交通事故で命を落としてしまう。
目覚めた樹の前に現れたのは神を名乗る人物だった。
その神により、チートな力を与えられた樹は異世界へと転生することになる。
その世界での樹の功績は認められ、ほんの数ヶ月で最強賢者として名前が広がりつつあった。
そこで、褒美として、王都に拠点となる屋敷をもらい、執事とメイドを派遣してもらうことになるのだが、このメイドも実は元世界最強だったのだ。
これは、世界最強賢者の樹と世界最強メイドのアリアの異世界英雄譚。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる