47 / 79
第46話 閉ざされた悪夢
しおりを挟む
「話が、違うじゃねえか……!」
ディノッゾの悲痛な叫びは、ミノタウロスの、闘争に満ちた咆哮によってかき消された。
だが、本当の悪夢はその背後からやって来た。
ダンジョンの奥、別の通路から、凄まじい絶叫が響き渡ったのだ。
「ぎゃあああああっ!」
「いやっ! 来ないで!」
次の瞬間、ディノッゾたちより先にダンジョンへ入っていったはずの、少年少女たちがワラワラと通路を逆走して逃げてくる。その誰もが、血と涙と恐怖で顔をぐしゃぐしゃにしていた。
「オークだ! オークジェネラルが現れた!」
「こっちの通路には、巨大な目玉の化け物が……!」
どうやらこのダンジョンの異常事態は、入り口付近だけではなかったらしい。ダンジョン全体が、挑戦者の実力――ディノッゾの実力に呼応し、本来ならあり得ない、高ランクの魔物を無数に生成し始めたのだ。
逃げてきた少年少女たちは、ディノッゾたちのいる通路の角を曲がり、そして、絶望に顔を染めた。
退路を塞ぐようにして立つ、巨大なミノタウロス。
前門の虎、後門の狼。彼らは、完全に逃げ場を失ったのだ。
「ちっ……!」
ディノッゾは、悪態をつくと、リリアとパニックに陥る少年少女たちを背後にかばうように、一歩前に出た。
「てめえら! ごちゃごちゃ喚いてねえで、俺の後ろに下がりやがれ!」
彼は槍を中段に構え、戦士のそれとは似ても似つかない、しかし、凄まじい威圧感を放つ大声をあげた。
その大きく頼もしい背中に、少年少女たちが、一瞬だけ希望を見出す。
何人かはディノッゾの言葉を信じ、その後ろへと駆け込んだ。
だが、恐怖に支配された3人の少年は、逆の方向――自分たちが入ってきた入り口へと、最後の望みを賭けて駆け出した。
「そうだ、外へ! 外へ出れば……!」
しかし、彼らが入り口があったはずの壁にたどり着いた時、そこに待っていたのはさらなる絶望だった。
そこにあるはずの外への出口が跡形もなく消え失せていた。そう、ただの冷たい石壁が、そこにあるだけ。
ドンドン!と壁を叩くが、びくともしない。
出口に向かった少年の一人が、振り返ると悲痛な声を上げた。
「だめだ……! 出口が……出口がないっ!」
その絶望の叫びが、狭い通路に木霊した。
ディノッゾも、リリアも、そしてそこにいる全ての者が理解した。
自分たちは何故か高ランクの魔物ばかりがひしめく、このイレギュラーが発生したダンジョンに完全に閉じ込められたのだと。
生きてここから出るには、この悪夢そのものとしか言えないダンジョンを踏破するしかないのだと。
「だめだ……! 出口が……出口がないっ!」
絶望の叫びが狭い通路に木霊すると、ディノッゾはちっと舌打ちを一つした。
ミノタウロスの衝撃波で吹き飛ばされた子供をエアクッションを駆使して受け止めたが、その手足はあり得ない方向に折れ曲がり、すでにボロボロでどう見ても歩けないほどの重傷だった。
「リリア! こいつらを頼む!」
ディノッゾは重傷者をリリアに任せると、一人、ミノタウロスへと向き直った。
「―――邪魔だ」
呟きと同時に彼の姿が消える。次の瞬間には、ミノタウロスの懐に潜り込み、下から上へと槍を振り抜いていた。ミノタウロスは抵抗する暇もなく、その巨体を真っ二つに分断され絶命した。
魔物は霧散し、その場には巨大な魔石と、有益そうなアイテムがドロップした。
だが、ディノッゾはアイテムには目もくれず、リリアが介抱する重傷者に駆け寄った。
少年の一人が、苦痛に顔を歪めながら、うわ言のように呟いている。
「ポーション……ポーションを……」
だが、なりたての15歳である彼らが、高価なポーションなど持っているはずもなかった。応急手当をするにも、まともな道具すらない。
絶望が再びその場を支配しようとしていた。
その時、ディノッゾの脳裏に、今朝の光景が蘇った。
ダンジョンへ出発する直前、心配性の聖騎士様が、半ば無理やりリリアのアイテムボックスに何かを詰め込んでいた、あの光景が。
(……そう言えば、何かを持たされたな)
「リリア! セスティーナさんから貰ったもんは、まだ入ってるか!?」
「え? うん、まだあるけど……」
「出してやれ!」
リリアは言われるがままにアイテムボックスを開き、セスティーナが持たせてくれた布袋を取り出した。
中から出てきたのは青白い光を放つ、見覚えのある瓶。
それも、一本や二本ではない。20本近い上級回復ポーションだった。
一本でも街の一般人の年収が軽く飛ぶほどの、あまりにも過剰な餞別。
(……あの聖騎士やりすぎだろ)
ディノッゾは呆れと、そして心の底からの感謝で、天を仰いだ。
(セスティーナ、ナイス! あとで頭撫でてやらんとな!)
彼はそんな不敬なことを思いつつ、リリアに指示を飛ばした。
「リリア、そいつを重傷の奴らに飲ませて治してやれ! 遠慮はいらねえ、全部使ってでもだ!」
「はい、ディノ!」
リリアがポーションを配り始めると、ディノッゾは入り口があったはずの壁際で泣きじゃくっている4人の少年少女に近づき、有無を言わせぬ口調で問い詰めた。
「おい、お前ら! 何人だ! 生き残ってるのはこれで全員か!」
「は、はい……! 僕たちのパーティーは、全員ここに……」
「先に入ったのは?」
「い、いえ……ギルドの人に、自分たちが今日の1番目だと聞きました……」
「私たちは2番目・・・揃ってます」
つまり、今日、このダンジョンに入ったのは、ディノッゾたちを含め、3パーティーのみ。
そして、その全員が今、この入り口付近に集まっている。
セスティーナの置き土産のおかげで、重傷者も命だけは繋ぎ留めることができた。
だが、状況は、まだ何も好転していない。
閉じ込められた生存者は、9名。
そして、このダンジョンの奥には、A級クラスの魔物が、無数にうろついている。
それは、あまりにも、絶望的な状況だった。
ディノッゾの悲痛な叫びは、ミノタウロスの、闘争に満ちた咆哮によってかき消された。
だが、本当の悪夢はその背後からやって来た。
ダンジョンの奥、別の通路から、凄まじい絶叫が響き渡ったのだ。
「ぎゃあああああっ!」
「いやっ! 来ないで!」
次の瞬間、ディノッゾたちより先にダンジョンへ入っていったはずの、少年少女たちがワラワラと通路を逆走して逃げてくる。その誰もが、血と涙と恐怖で顔をぐしゃぐしゃにしていた。
「オークだ! オークジェネラルが現れた!」
「こっちの通路には、巨大な目玉の化け物が……!」
どうやらこのダンジョンの異常事態は、入り口付近だけではなかったらしい。ダンジョン全体が、挑戦者の実力――ディノッゾの実力に呼応し、本来ならあり得ない、高ランクの魔物を無数に生成し始めたのだ。
逃げてきた少年少女たちは、ディノッゾたちのいる通路の角を曲がり、そして、絶望に顔を染めた。
退路を塞ぐようにして立つ、巨大なミノタウロス。
前門の虎、後門の狼。彼らは、完全に逃げ場を失ったのだ。
「ちっ……!」
ディノッゾは、悪態をつくと、リリアとパニックに陥る少年少女たちを背後にかばうように、一歩前に出た。
「てめえら! ごちゃごちゃ喚いてねえで、俺の後ろに下がりやがれ!」
彼は槍を中段に構え、戦士のそれとは似ても似つかない、しかし、凄まじい威圧感を放つ大声をあげた。
その大きく頼もしい背中に、少年少女たちが、一瞬だけ希望を見出す。
何人かはディノッゾの言葉を信じ、その後ろへと駆け込んだ。
だが、恐怖に支配された3人の少年は、逆の方向――自分たちが入ってきた入り口へと、最後の望みを賭けて駆け出した。
「そうだ、外へ! 外へ出れば……!」
しかし、彼らが入り口があったはずの壁にたどり着いた時、そこに待っていたのはさらなる絶望だった。
そこにあるはずの外への出口が跡形もなく消え失せていた。そう、ただの冷たい石壁が、そこにあるだけ。
ドンドン!と壁を叩くが、びくともしない。
出口に向かった少年の一人が、振り返ると悲痛な声を上げた。
「だめだ……! 出口が……出口がないっ!」
その絶望の叫びが、狭い通路に木霊した。
ディノッゾも、リリアも、そしてそこにいる全ての者が理解した。
自分たちは何故か高ランクの魔物ばかりがひしめく、このイレギュラーが発生したダンジョンに完全に閉じ込められたのだと。
生きてここから出るには、この悪夢そのものとしか言えないダンジョンを踏破するしかないのだと。
「だめだ……! 出口が……出口がないっ!」
絶望の叫びが狭い通路に木霊すると、ディノッゾはちっと舌打ちを一つした。
ミノタウロスの衝撃波で吹き飛ばされた子供をエアクッションを駆使して受け止めたが、その手足はあり得ない方向に折れ曲がり、すでにボロボロでどう見ても歩けないほどの重傷だった。
「リリア! こいつらを頼む!」
ディノッゾは重傷者をリリアに任せると、一人、ミノタウロスへと向き直った。
「―――邪魔だ」
呟きと同時に彼の姿が消える。次の瞬間には、ミノタウロスの懐に潜り込み、下から上へと槍を振り抜いていた。ミノタウロスは抵抗する暇もなく、その巨体を真っ二つに分断され絶命した。
魔物は霧散し、その場には巨大な魔石と、有益そうなアイテムがドロップした。
だが、ディノッゾはアイテムには目もくれず、リリアが介抱する重傷者に駆け寄った。
少年の一人が、苦痛に顔を歪めながら、うわ言のように呟いている。
「ポーション……ポーションを……」
だが、なりたての15歳である彼らが、高価なポーションなど持っているはずもなかった。応急手当をするにも、まともな道具すらない。
絶望が再びその場を支配しようとしていた。
その時、ディノッゾの脳裏に、今朝の光景が蘇った。
ダンジョンへ出発する直前、心配性の聖騎士様が、半ば無理やりリリアのアイテムボックスに何かを詰め込んでいた、あの光景が。
(……そう言えば、何かを持たされたな)
「リリア! セスティーナさんから貰ったもんは、まだ入ってるか!?」
「え? うん、まだあるけど……」
「出してやれ!」
リリアは言われるがままにアイテムボックスを開き、セスティーナが持たせてくれた布袋を取り出した。
中から出てきたのは青白い光を放つ、見覚えのある瓶。
それも、一本や二本ではない。20本近い上級回復ポーションだった。
一本でも街の一般人の年収が軽く飛ぶほどの、あまりにも過剰な餞別。
(……あの聖騎士やりすぎだろ)
ディノッゾは呆れと、そして心の底からの感謝で、天を仰いだ。
(セスティーナ、ナイス! あとで頭撫でてやらんとな!)
彼はそんな不敬なことを思いつつ、リリアに指示を飛ばした。
「リリア、そいつを重傷の奴らに飲ませて治してやれ! 遠慮はいらねえ、全部使ってでもだ!」
「はい、ディノ!」
リリアがポーションを配り始めると、ディノッゾは入り口があったはずの壁際で泣きじゃくっている4人の少年少女に近づき、有無を言わせぬ口調で問い詰めた。
「おい、お前ら! 何人だ! 生き残ってるのはこれで全員か!」
「は、はい……! 僕たちのパーティーは、全員ここに……」
「先に入ったのは?」
「い、いえ……ギルドの人に、自分たちが今日の1番目だと聞きました……」
「私たちは2番目・・・揃ってます」
つまり、今日、このダンジョンに入ったのは、ディノッゾたちを含め、3パーティーのみ。
そして、その全員が今、この入り口付近に集まっている。
セスティーナの置き土産のおかげで、重傷者も命だけは繋ぎ留めることができた。
だが、状況は、まだ何も好転していない。
閉じ込められた生存者は、9名。
そして、このダンジョンの奥には、A級クラスの魔物が、無数にうろついている。
それは、あまりにも、絶望的な状況だった。
64
あなたにおすすめの小説
盾の間違った使い方
KeyBow
ファンタジー
その日は快晴で、DIY日和だった。
まさかあんな形で日常が終わるだなんて、誰に想像できただろうか。
マンションの屋上から落ちてきた女子高生と、運が悪く――いや、悪すぎることに激突して、俺は死んだはずだった。
しかし、当たった次の瞬間。
気がつけば、今にも動き出しそうなドラゴンの骨の前にいた。
周囲は白骨死体だらけ。
慌てて武器になりそうなものを探すが、剣はすべて折れ曲がり、鎧は胸に大穴が空いたりひしゃげたりしている。
仏様から脱がすのは、物理的にも気持ち的にも無理だった。
ここは――
多分、ボス部屋。
しかもこの部屋には入り口しかなく、本来ドラゴンを倒すために進んできた道を、逆進行するしかなかった。
与えられた能力は、現代日本の商品を異世界に取り寄せる
【異世界ショッピング】。
一見チートだが、完成された日用品も、人が口にできる食べ物も飲料水もない。買えるのは素材と道具、作業関連品、農作業関連の品や種、苗等だ。
魔物を倒して魔石をポイントに換えなければ、
水一滴すら買えない。
ダンジョン最奥スタートの、ハード・・・どころか鬼モードだった。
そんな中、盾だけが違った。
傷はあっても、バンドの残った盾はいくつも使えた。
両手に円盾、背中に大盾、そして両肩に装着したL字型とスパイク付きのそれは、俺をリアルザクに仕立てた。
盾で殴り
盾で守り
腹が減れば・・・盾で焼く。
フライパン代わりにし、竈の一部にし、用途は盛大に間違っているが、生きるためには、それが正解だった。
ボス部屋手前のセーフエリアを拠点に、俺はひとりダンジョンを生き延びていく。
――そんなある日。
聞こえるはずのない女性の悲鳴が、ボス部屋から響いた。
盾のまちがった使い方から始まる異世界サバイバル、ここに開幕。
【AIの使用について】
本作は執筆補助ツールとして生成AIを使用しています。
主な用途は「誤字脱字のチェック」「表現の推敲」「壁打ち(アイデア出しの補助)」です。
ストーリー構成および本文の執筆は作者自身が行っております。
無能扱いされ会社を辞めさせられ、モフモフがさみしさで命の危機に陥るが懸命なナデナデ配信によりバズる~色々あって心と音速の壁を突破するまで~
ぐうのすけ
ファンタジー
大岩翔(オオイワ カケル・20才)は部長の悪知恵により会社を辞めて家に帰った。
玄関を開けるとモフモフ用座布団の上にペットが座って待っているのだが様子がおかしい。
「きゅう、痩せたか?それに元気もない」
ペットをさみしくさせていたと反省したカケルはペットを頭に乗せて大穴(ダンジョン)へと走った。
だが、大穴に向かう途中で小麦粉の大袋を担いだJKとぶつかりそうになる。
「パンを咥えて遅刻遅刻~ではなく原材料を担ぐJKだと!」
この奇妙な出会いによりカケルはヒロイン達と心を通わせ、心に抱えた闇を超え、心と音速の壁を突破する。
なんか人類滅亡直前の世界で勇者召喚にて大ハズレみたいな顔をされた【弱体術師】の俺ですが、実は人生4周目にて過去には【勇者】の実績もある最強
ルシェ(Twitter名はカイトGT)
ファンタジー
なんか人類滅亡直前の世界で勇者召喚にて大ハズレみたいな顔をされた【弱体術師】の俺ですが、実は人生4周目にて過去には【勇者】の実績もある銀河最強レベルの【調停者】
外れスキル【アイテム錬成】でSランクパーティを追放された俺、実は神の素材で最強装備を創り放題だったので、辺境で気ままな工房を開きます
夏見ナイ
ファンタジー
Sランクパーティで「外れスキル」と蔑まれ、雑用係としてこき使われていた錬金術師のアルト。ある日、リーダーの身勝手な失敗の責任を全て押し付けられ、無一文でパーティから追放されてしまう。
絶望の中、流れ着いた辺境の町で、彼は偶然にも伝説の素材【神の涙】を発見。これまで役立たずと言われたスキル【アイテム錬成】が、実は神の素材を扱える唯一無二のチート能力だと知る。
辺境で小さな工房を開いたアルトの元には、彼の作る規格外のアイテムを求めて、なぜか聖女や竜王(美少女の姿)まで訪れるようになり、賑やかで幸せな日々が始まる。
一方、アルトを失った元パーティは没落の一途を辿り、今更になって彼に復帰を懇願してくるが――。「もう、遅いんです」
これは、不遇だった青年が本当の居場所を見つける、ほのぼの工房ライフ&ときどき追放ざまぁファンタジー!
社会の底辺に落ちたオレが、国王に転生した異世界で、経済の知識を活かして富国強兵する、冒険コメディ
のらねこま(駒田 朗)
ファンタジー
リーマンショックで会社が倒産し、コンビニのバイトでなんとか今まで生きながらえてきた俺。いつものように眠りについた俺が目覚めた場所は異世界だった。俺は中世時代の若き国王アルフレッドとして目が覚めたのだ。ここは斜陽国家のアルカナ王国。産業は衰退し、国家財政は火の車。国外では敵対国家による侵略の危機にさらされ、国内では政権転覆を企む貴族から命を狙われる。
目覚めてすぐに俺の目の前に現れたのは、金髪美少女の妹姫キャサリン。天使のような姿に反して、実はとんでもなく騒がしいS属性の妹だった。やがて脳筋女戦士のレイラ、エルフ、すけべなドワーフも登場。そんな連中とバカ騒ぎしつつも、俺は魔法を習得し、内政を立て直し、徐々に無双国家への道を突き進むのだった。
ハズレ職業の料理人で始まった俺のVR冒険記、気づけば最強アタッカーに!ついでに、女の子とVチューバー始めました
グミ食べたい
ファンタジー
現実に疲れた俺が辿り着いたのは、自由度抜群のVRMMORPG『アナザーワールド・オンライン』。
選んだ職業は“料理人”。
だがそれは、戦闘とは無縁の完全な負け組職業だった。
地味な日々の中、レベル上げ中にネームドモンスター「猛き猪」が出現。
勝てないと判断したアタッカーはログアウトし、残されたのは三人だけ。
熊型獣人のタンク、ヒーラー、そして非戦闘職の俺。
絶体絶命の状況で包丁を構えた瞬間――料理スキルが覚醒し、常識外のダメージを叩き出す!
そこから始まる、料理人の大逆転。
ギルド設立、仲間との出会い、意外な秘密、そしてVチューバーとしての活動。
リアルでは無職、ゲームでは負け組。
そんな男が奇跡を起こしていくVRMMO物語。
ハズレスキル【地図化(マッピング)】で追放された俺、実は未踏破ダンジョンの隠し通路やギミックを全て見通せる世界で唯一の『攻略神』でした
夏見ナイ
ファンタジー
勇者パーティの荷物持ちだったユキナガは、戦闘に役立たない【地図化】スキルを理由に「無能」と罵られ、追放された。
しかし、孤独の中で己のスキルと向き合った彼は、その真価に覚醒する。彼の脳内に広がるのは、モンスター、トラップ、隠し通路に至るまで、ダンジョンの全てを完璧に映し出す三次元マップだった。これは最強の『攻略神』の眼だ――。
彼はその圧倒的な情報力を武器に、同じく不遇なスキルを持つ仲間たちの才能を見出し、不可能と言われたダンジョンを次々と制覇していく。知略と分析で全てを先読みし、完璧な指示で仲間を導く『指揮官』の成り上がり譚。
一方、彼を失った勇者パーティは迷走を始める……。爽快なダンジョン攻略とカタルシス溢れる英雄譚が、今、始まる!
家族転生 ~父、勇者 母、大魔導師 兄、宰相 姉、公爵夫人 弟、S級暗殺者 妹、宮廷薬師 ……俺、門番~
北条新九郎
ファンタジー
三好家は一家揃って全滅し、そして一家揃って異世界転生を果たしていた。
父は勇者として、母は大魔導師として異世界で名声を博し、現地人の期待に応えて魔王討伐に旅立つ。またその子供たちも兄は宰相、姉は公爵夫人、弟はS級暗殺者、妹は宮廷薬師として異世界を謳歌していた。
ただ、三好家第三子の神太郎だけは異世界において冴えない立場だった。
彼の職業は………………ただの門番である。
そして、そんな彼の目的はスローライフを送りつつ、異世界ハーレムを作ることだった。
お気に入り・感想、宜しくお願いします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる