24 / 80
22:重い想い(2)
しおりを挟む
「気持ち悪いですか?兄上」
「まあ、正直に言うのなら」
「そこは『そんなことないよ』と言うところです」
「いや、言えんだろう」
こんなものを見せられて、『そんなことないよ!』と言えるやつがいたとしたら、それはもう聖人だ。
残念ながら、ヨハネスは普通に煩悩まみれの凡人なので、そんなことは嘘でも言えない。
「リリアンは?」
「先ほど門まで送りました」
「そうか……」
「……」
「……」
沈黙が気まずい。
リリアンとどんな話をしたのか。リリアンの反応はどうだったのか。気になるのに聞いて良いのかわからない。
そんな兄の複雑な心情を察したのか、ジェレミーはクスッと笑みを浮かべて話し始めた。
「兄上。リリアンは俺を好きになる努力をしてくれるそうです」
「….…好きになる努力? 努力だけなのか?」
「そうですね。好きになれるかどうかはわからないとは言ってました」
「ほ、ほう。そうか……」
ヨハネスは怪訝な顔でジッと弟を見つめる。
リリアンはリリアンなりに、ジェレミーに対して誠実に振る舞おうと思って『好きになる保証はないが、好きになる努力はする』と約束したのだろうが……。
(あのリリアンだぞ? 恋愛の『れ』の字も知らないようなリリアン・ハイネだぞ? そう簡単に行くだろうか……)
リリアン・ハイネという令嬢は夫にしたい男NO,1のヨハネスにでさえ恋心を抱かなかったのだ。
その彼女が今まで弟としてしか見ていなかった男を意識し出したところで、そう簡単に恋愛感情など芽生えるだろうか。甚だ疑問である。
すると、またしてもそんな兄の考えを悟ったのか、ジェレミーは勝ち誇ったようにフッと笑みをこぼした。
「兄上の言いたいことは十分にわかります。けれど、残念ながらもうすでにリリアンは俺をかなり意識しています」
「それは妄想ではなく?」
「失礼なことを言わないでください。事実です。先ほども俺がちょっと迫っただけで顔を真っ赤にしていましたし、十分に見込みはあるかと」
「それ、単に男に慣れていないからそういう初心な反応になるだけじゃないのか?」
「………どうしてそうマイナスなことばかり言うんですか」
ジェレミーは半眼で兄を見下ろした。
「いや、だって……。お前どうするつもりだよ」
「何がですか?」
「リリアンがお前のことを好きにならなかったら……」
「その時はその時です」
「……その時はその時って。手放すつもはないんだろ?」
「もちろんです」
「でもそれって……」
辛くなるのではないだろうか。そう言おうとして、ヨハネスは口をつぐんだ。
ジェレミーがふと見せた表情がそのことを十分にわかってるものだったからだ。
手放すつもりはないけれど『やっぱり好きになれなかった』と言われてしまった場合、彼はこれから先、絶望しかない人生を歩むことになる。
また数秒だけ、気まずい空気が二人の間を流れた。
「……」
「……」
「……用事はそれだけですか? ならばもう、お引き取り願いたいのですが。執務もありますし」
「あ、いや。用事はもう一つある」
ヨハネスは弟から視線を逸らせたまま、隣のダニエルの腕を肘で小突いた。
ダニエルは持っていたファイルを無言でジェレミーに手渡す。
「何ですか? これ」
「新しく採用した騎士の名簿だ。私の宮に配属される予定だったが、お前に譲ろうと思う」
「必要ありませんよ。俺がいるのに」
「お前が強いことは知っているが、それでもこの宮の警備はもう少し厚くするべきだ。お前は皇子なんだから」
「皇子、ねぇ……」
「それにこれからはリリアンが頻繁に宮に通うことになるだろう? 備えておくことに越したことはないと思うが?」
「そうかもしれませんが、リリアンも別に……」
「安心しろ。身辺調査は済ませてある。どの男も信頼できる人の推薦だ」
ジェレミーの住む第二皇子宮は、彼自身が拒否しているせいもあり、必要最低限の人員しかいない。
それは使用人のふりをして彼の命を狙う不届き者が多かったためだ。そのせいで一時期はヨハネスと共に第一皇子宮で過ごしていたこともあった。
今でこそ、強くなり過ぎたジェレミーを恐れ、暗殺者の魔の手は落ち着いたが、彼の側に彼の弱点となる人物が置かれるとなると、奴らはまた隙をついて何か仕掛けてくるかもしれない。
「標的がお前なら良いが、リリアンとなるとどうだ?」
「リリアンに敵う人間もなかなかいないとは思いますが、まあ、確かにそうですね。リリアンに手を出されたら、俺は帝国そのものを壊してしまいそうです」
「だから、な? 帝国のためにも腕の立つ者を数名近くに置いておいてくれ」
「わかりました。兄上の言う通りにします」
「ん。よろしい」
ヨハネスは満足げに微笑むと、ジェレミーの頭をわしゃわしゃっと撫でまわし、『婚約おめでとう』と言い残して執務室を去って行った。
この間、必要最低限の呼吸しかしていなかったキースは、カチャッと扉が閉まる音を確認すると、『プハッ!』と息継ぎをするように息を吐き出した。
「死ぬかと思った!」
「そのまま死ねばよかったのに」
「ひどっ!? 酷すぎる!!」
「どうやったら隠し扉なんて見つけられるんだよ」
「それは、その、偶然……。ほんっと、すみませんでしたぁ!」
「安い土下座だな」
「なんてこと言うんですか! ほんと酷い!」
ジェレミーはキースのキレのある土下座を冷めた目で見下ろしつつ、先程のファイルを彼に渡した。
「このリストの騎士の身辺調査。今週中だ」
「ヨハネス殿下が信用できないと?」
「兄上の信頼できる人が全員、俺の信頼できる人とは限らないからな」
自嘲するように、ハッと笑うジェレミー。
自分が慕う兄の采配すら信じられないとは、哀れなものだと彼自身も思っているのだろう。
その生い立ちを思うと仕方がないのかもしれないが、彼の生き方はあまりにも寂しい。
キースは大きなため息をこぼすと、手渡されたファイルに目を通した。そして思う。
(ああ、調べろとはこういう事か)
この主人様は本当に嫌われ者だ。
キースは痛む頭を片手で押さえて、パタンとファイルを閉じた。
「まあ、正直に言うのなら」
「そこは『そんなことないよ』と言うところです」
「いや、言えんだろう」
こんなものを見せられて、『そんなことないよ!』と言えるやつがいたとしたら、それはもう聖人だ。
残念ながら、ヨハネスは普通に煩悩まみれの凡人なので、そんなことは嘘でも言えない。
「リリアンは?」
「先ほど門まで送りました」
「そうか……」
「……」
「……」
沈黙が気まずい。
リリアンとどんな話をしたのか。リリアンの反応はどうだったのか。気になるのに聞いて良いのかわからない。
そんな兄の複雑な心情を察したのか、ジェレミーはクスッと笑みを浮かべて話し始めた。
「兄上。リリアンは俺を好きになる努力をしてくれるそうです」
「….…好きになる努力? 努力だけなのか?」
「そうですね。好きになれるかどうかはわからないとは言ってました」
「ほ、ほう。そうか……」
ヨハネスは怪訝な顔でジッと弟を見つめる。
リリアンはリリアンなりに、ジェレミーに対して誠実に振る舞おうと思って『好きになる保証はないが、好きになる努力はする』と約束したのだろうが……。
(あのリリアンだぞ? 恋愛の『れ』の字も知らないようなリリアン・ハイネだぞ? そう簡単に行くだろうか……)
リリアン・ハイネという令嬢は夫にしたい男NO,1のヨハネスにでさえ恋心を抱かなかったのだ。
その彼女が今まで弟としてしか見ていなかった男を意識し出したところで、そう簡単に恋愛感情など芽生えるだろうか。甚だ疑問である。
すると、またしてもそんな兄の考えを悟ったのか、ジェレミーは勝ち誇ったようにフッと笑みをこぼした。
「兄上の言いたいことは十分にわかります。けれど、残念ながらもうすでにリリアンは俺をかなり意識しています」
「それは妄想ではなく?」
「失礼なことを言わないでください。事実です。先ほども俺がちょっと迫っただけで顔を真っ赤にしていましたし、十分に見込みはあるかと」
「それ、単に男に慣れていないからそういう初心な反応になるだけじゃないのか?」
「………どうしてそうマイナスなことばかり言うんですか」
ジェレミーは半眼で兄を見下ろした。
「いや、だって……。お前どうするつもりだよ」
「何がですか?」
「リリアンがお前のことを好きにならなかったら……」
「その時はその時です」
「……その時はその時って。手放すつもはないんだろ?」
「もちろんです」
「でもそれって……」
辛くなるのではないだろうか。そう言おうとして、ヨハネスは口をつぐんだ。
ジェレミーがふと見せた表情がそのことを十分にわかってるものだったからだ。
手放すつもりはないけれど『やっぱり好きになれなかった』と言われてしまった場合、彼はこれから先、絶望しかない人生を歩むことになる。
また数秒だけ、気まずい空気が二人の間を流れた。
「……」
「……」
「……用事はそれだけですか? ならばもう、お引き取り願いたいのですが。執務もありますし」
「あ、いや。用事はもう一つある」
ヨハネスは弟から視線を逸らせたまま、隣のダニエルの腕を肘で小突いた。
ダニエルは持っていたファイルを無言でジェレミーに手渡す。
「何ですか? これ」
「新しく採用した騎士の名簿だ。私の宮に配属される予定だったが、お前に譲ろうと思う」
「必要ありませんよ。俺がいるのに」
「お前が強いことは知っているが、それでもこの宮の警備はもう少し厚くするべきだ。お前は皇子なんだから」
「皇子、ねぇ……」
「それにこれからはリリアンが頻繁に宮に通うことになるだろう? 備えておくことに越したことはないと思うが?」
「そうかもしれませんが、リリアンも別に……」
「安心しろ。身辺調査は済ませてある。どの男も信頼できる人の推薦だ」
ジェレミーの住む第二皇子宮は、彼自身が拒否しているせいもあり、必要最低限の人員しかいない。
それは使用人のふりをして彼の命を狙う不届き者が多かったためだ。そのせいで一時期はヨハネスと共に第一皇子宮で過ごしていたこともあった。
今でこそ、強くなり過ぎたジェレミーを恐れ、暗殺者の魔の手は落ち着いたが、彼の側に彼の弱点となる人物が置かれるとなると、奴らはまた隙をついて何か仕掛けてくるかもしれない。
「標的がお前なら良いが、リリアンとなるとどうだ?」
「リリアンに敵う人間もなかなかいないとは思いますが、まあ、確かにそうですね。リリアンに手を出されたら、俺は帝国そのものを壊してしまいそうです」
「だから、な? 帝国のためにも腕の立つ者を数名近くに置いておいてくれ」
「わかりました。兄上の言う通りにします」
「ん。よろしい」
ヨハネスは満足げに微笑むと、ジェレミーの頭をわしゃわしゃっと撫でまわし、『婚約おめでとう』と言い残して執務室を去って行った。
この間、必要最低限の呼吸しかしていなかったキースは、カチャッと扉が閉まる音を確認すると、『プハッ!』と息継ぎをするように息を吐き出した。
「死ぬかと思った!」
「そのまま死ねばよかったのに」
「ひどっ!? 酷すぎる!!」
「どうやったら隠し扉なんて見つけられるんだよ」
「それは、その、偶然……。ほんっと、すみませんでしたぁ!」
「安い土下座だな」
「なんてこと言うんですか! ほんと酷い!」
ジェレミーはキースのキレのある土下座を冷めた目で見下ろしつつ、先程のファイルを彼に渡した。
「このリストの騎士の身辺調査。今週中だ」
「ヨハネス殿下が信用できないと?」
「兄上の信頼できる人が全員、俺の信頼できる人とは限らないからな」
自嘲するように、ハッと笑うジェレミー。
自分が慕う兄の采配すら信じられないとは、哀れなものだと彼自身も思っているのだろう。
その生い立ちを思うと仕方がないのかもしれないが、彼の生き方はあまりにも寂しい。
キースは大きなため息をこぼすと、手渡されたファイルに目を通した。そして思う。
(ああ、調べろとはこういう事か)
この主人様は本当に嫌われ者だ。
キースは痛む頭を片手で押さえて、パタンとファイルを閉じた。
20
あなたにおすすめの小説
転移先で日本語を読めるというだけで最強の男に囚われました
桜あずみ
恋愛
異世界に転移して2年。
言葉も話せなかったこの国で、必死に努力して、やっとこの世界に馴染んできた。
しかし、ただ一つ、抜けなかった癖がある。
──ふとした瞬間に、日本語でメモを取ってしまうこと。
その一行が、彼の目に留まった。
「この文字を書いたのは、あなたですか?」
美しく、完璧で、どこか現実離れした男。
日本語という未知の文字に強い関心を示した彼は、やがて、少しずつ距離を詰めてくる。
最初はただの好奇心だと思っていた。
けれど、気づけば私は彼の手の中にいた。
彼の正体も、本当の目的も知らないまま。すべてを知ったときには、もう逃げられなかった。
毎日19時に更新予定です。
転生皇女セラフィナ
秋月真鳥
恋愛
公爵家のメイド・クラリッサは、幼い主君アルベルトを庇って十五歳で命を落とした。
目覚めたとき、彼女は皇女セラフィナとして生まれ変わっていた——死の、わずか翌日に。
赤ん坊の身体に十五歳の記憶を持ったまま、セラフィナは新しい人生を歩み始める。
皇帝に溺愛され、優しい母に抱かれ、兄に慈しまれる日々。
前世で冷遇されていた彼女にとって、家族の愛は眩しすぎるほどだった。
しかし、セラフィナの心は前世の主・アルベルトへの想いに揺れ続ける。
一歳のお披露目で再会した彼は、痩せ細り、クラリッサの死を今も引きずっていた。
「わたしは生涯結婚もしなければ子どもを持つこともない。わたしにはそんな幸福は許されない」
そう語るアルベルトの姿に、セラフィナは決意する。
言葉も満足に話せない。自由に動くこともできない。前世の記憶を明かすこともできない。
それでも、彼を救いたい。彼に幸せになってほしい。
転生した皇女が、小さな身体で挑む、長い長い物語が始まる。
※ノベルアップ+、小説家になろうでも掲載しています。
【完結】モブのメイドが腹黒公爵様に捕まりました
ベル
恋愛
皆さまお久しぶりです。メイドAです。
名前をつけられもしなかった私が主人公になるなんて誰が思ったでしょうか。
ええ。私は今非常に困惑しております。
私はザーグ公爵家に仕えるメイド。そして奥様のソフィア様のもと、楽しく時に生温かい微笑みを浮かべながら日々仕事に励んでおり、平和な生活を送らせていただいておりました。
...あの腹黒が現れるまでは。
『無口な旦那様は妻が可愛くて仕方ない』のサイドストーリーです。
個人的に好きだった二人を今回は主役にしてみました。
魔法師団長の家政婦辞めたら溺愛されました
iru
恋愛
小説家になろうですでに完結済みの作品です。よければお気に入りブックマークなどお願いします。
両親と旅をしている途中、魔物に襲われているところを、魔法師団に助けられたティナ。
両親は亡くなってしまったが、両親が命をかけて守ってくれた自分の命を無駄にせず強く生きていこうと決めた。
しかし、肉親も家もないティナが途方に暮れていると、魔物から助けてくれ、怪我の入院まで面倒を見てくれた魔法師団の団長レオニスから彼の家政婦として住み込みで働かないと誘われた。
魔物から助けられた時から、ひどく憧れていたレオニスの誘いを、ティナはありがたく受ける事にした。
自分はただの家政婦だと強く言い聞かせて、日に日に膨らむ恋心を抑え込むティナだった。
一方、レオニスもティナにどんどん惹かれていっていた。
初めはなくなった妹のようで放っては置けないと家政婦として雇ったが、その健気な様子に強く惹かれていった。
恋人になりたいが、年上で雇い主。
もしティナも同じ気持ちでないなら仕事まで奪ってしまうのではないか。
そんな思いで一歩踏み出せないレオニスだった。
そんな中ある噂から、ティナはレオニスの家政婦を辞めて家を出る決意をする。
レオニスは思いを伝えてティナを引き止めることができるのか?
両片思いのすれ違いのお話です。
婚約破棄された悪役令嬢の心の声が面白かったので求婚してみた
夕景あき
恋愛
人の心の声が聞こえるカイルは、孤独の闇に閉じこもっていた。唯一の救いは、心の声まで真摯で温かい異母兄、第一王子の存在だけだった。
そんなカイルが、外交(婚約者探し)という名目で三国交流会へ向かうと、目の前で隣国の第二王子による公開婚約破棄が発生する。
婚約破棄された令嬢グレースは、表情一つ変えない高潔な令嬢。しかし、カイルがその心の声を聞き取ると、思いも寄らない内容が聞こえてきたのだった。
竜人のつがいへの執着は次元の壁を越える
たま
恋愛
次元を超えつがいに恋焦がれるストーカー竜人リュートさんと、うっかりリュートのいる異世界へ落っこちた女子高生結の絆されストーリー
その後、ふとした喧嘩らか、自分達が壮大な計画の歯車の1つだったことを知る。
そして今、最後の歯車はまずは世界の幸せの為に動く!
ご褒美人生~転生した私の溺愛な?日常~
紅子
恋愛
魂の修行を終えた私は、ご褒美に神様から丈夫な身体をもらい最後の転生しました。公爵令嬢に生まれ落ち、素敵な仮婚約者もできました。家族や仮婚約者から溺愛されて、幸せです。ですけど、神様。私、お願いしましたよね?寿命をベッドの上で迎えるような普通の目立たない人生を送りたいと。やりすぎですよ💢神様。
毎週火・金曜日00:00に更新します。→完結済みです。毎日更新に変更します。
R15は、念のため。
自己満足の世界に付き、合わないと感じた方は読むのをお止めください。設定ゆるゆるの思い付き、ご都合主義で書いているため、深い内容ではありません。さらっと読みたい方向けです。矛盾点などあったらごめんなさい(>_<)
異世界から来た娘が、たまらなく可愛いのだが(同感)〜こっちにきてから何故かイケメンに囲まれています〜
京
恋愛
普通の女子高生、朱璃はいつのまにか異世界に迷い込んでいた。
右も左もわからない状態で偶然出会った青年にしがみついた結果、なんとかお世話になることになる。一宿一飯の恩義を返そうと懸命に生きているうちに、国の一大事に巻き込まれたり巻き込んだり。気付くと個性豊かなイケメンたちに大切に大切にされていた。
そんな乙女ゲームのようなお話。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる