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21:重い想い(1)
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今朝のリリアンの困惑した様子が頭から離れないヨハネスは、居ても立っても居られなくなり、第二皇子宮の執務室に押しかけた。
しかし、タイミングが悪くジェレミーは不在だったようだ。そしてその代わりに、なぜか部屋の中で地べたに座り込んで真っ青になるキース・クラインと遭遇した。
床に散らばるのはパパラッチが書いたと思しき無数の絵。それからヨハネスの記憶が正しければ数年前に作られたはずの花冠に、おそらく使用済みのストロー。極め付けは銀髪のカツラをつけた推定158センチの不気味な女の人形。
「御機嫌よう。ヨハネス殿下。ミュラー卿……」
「……ご、御機嫌よう」
「……ご機嫌よう」
状況から察するに、キースは執務室の棚にあった隠し戸を開けてしまったのだろう。そしてその中に保管されていた見てはいけない物たちを見てしまったのだ。
ヨハネスはダニエルと顔を見合わせると、何事もなかったかのように執務室の扉を静かに閉めた。
「ジェレミーはいないみたいだな、ダニエル」
「そのようですね、殿下」
「帰るか」
「ええ、帰りましょう」
爽やかな笑顔を貼り付けたヨハネスたちは何事もなかったかのように踵を返し、その場を後にしようとする。
しかし、慌てて部屋から飛び出してきたキースがそれを止めた。
「見ましたよね!? 今絶対見ちゃいましたよね!? 見捨てないでください!!」
「何も見ていないぞ、クライン卿! ハイネ嬢によく似た無数の絵に、ハイネ嬢を彷彿とさせる銀髪の等身大人形など見ていない!」
「めちゃくちゃ見てるじゃないっすか!! ミュラー卿! なんか等身大人形が怖すぎるんですけどぉ!?」
「私も何も見ていない! 何も知らない!! あの花冠、昔リリーがジェレミーにあげたやつだよな、とか。その時期、一時的に保存に関する研究をしていたなとか、そんなこと考えたりなんてしてないぞ!」
「めちゃくちゃ考えてるじゃないっすか、殿下ぁ! 何!? 保存の研究って何!? 騎士が保存の研究ってどういうこと!?」
肩で息をしながら叫び合う3人。
そろそろ周囲の目が痛くなってきたので、彼らは何食わぬ顔で再び執務室の扉を開けた。
そして今度は内側に入り、そっと扉を閉める。
室内には相変わらず、不気味なものが散乱していた。
「銀髪の人形と目が合うんですけど、ミュラー卿」
「何であんなに虚な目をしてるんだろうな。というかどこで売ってるんだよ、あんな人形……」
「あれの用途って何なんですかね」
「考えるな、クライン卿。考えたら負けだ」
「なあ、ダニエル。あのストローってもしかして……」
「ダメです、殿下。それは口にしちゃいけないことです。間違いなくダメなやつ」
口にしたらジェレミーのことをただのヤバいやつとしか見れなくなると、ダニエルはヨハネスの口を塞いだ。
(……重い方だとは思っていたが、ここまでとは)
等身大人形はおそらくリリアンを模しており、花冠は昔リリアンがジェレミーの頭に乗せた手作りの花冠。そして床に散らばるリリアンの絵。
明らかにリリアン・ハイネのコレクションだ。
彼女との思い出や彼女の記録が目の前に散らばっている。ヨハネスは目を閉じて、小さく息を吐き出した。
ついひと月ほど前、偶然にも弟の想いを知ったヨハネスは彼の想いが普通の愛より少し重いことは理解していたつもりだった。だが、もしかすると想定していたよりもずっと重いのかもしれない。
(やっぱ、早まったかなぁ……)
弟が思っていたよりも危ないやつかもしれないという事実に、ヨハネスはリリアンとの婚約を解消したことを一ミリほど後悔した。
(まあ、多少重くともリリアンにも受け止めてもらうしかないか)
なんだかんだで器のでかい女だ。『頑張れ、リリアン』と心の中で激励を送ると、ヨハネスは目を開けて自分の口を塞ぐダニエルの手に噛み付いた。
そしてダニエルが痛いと抗議の視線を向けてくるのをサクッと無視して、に散らばる絵を集め始める。
そこに描かれている絵は、どれもリリアンがヨハネス共に歩いている絵ばかりだった。
ジェレミーがこの絵を眺めながら、彼女への想いを募らせていたのだと考えると、なんというか……。
「ううっ……。心が痛い」
「ハイネ嬢の隣にいるのがヨハネス殿下なのは仕方がないことですよ。婚約していたのですから」
「あいつはこれを見てどう思っていたんだろうか……』
「たまに殺してやりたいとは思っていましたよ」
「そうか、殺してやりたいか。そうか………………、え?」
ダニエルらしくない返答に、ヨハネスは恐る恐る振り返った。 するとそこにいたのは案の定、この部屋の主ジェレミーだった。
「おまっ!? いつの間に!?」
「ヒィ!! これは違うんですぅ!! 故意ではなくてぇ!!」
「ジェレミー殿下! 落ち着きましょう! 落ち着いて!! ね!?」
「……十分に落ち着いていると思うが?」
ジェレミーは化け物を見るような目で見てくる一同に一瞥をくべると、いろんなものが散乱した床に視線を落とす。
そして珍しくニコッと微笑むと、ゆっくりと後退りしてドアの鍵をかけた。
カチャっという音が不気味に部屋に響く。
「あぁぁぁぁぁあ! 退路を断たれた!」
「まだ諦めるな、クライン卿! 窓がある!!」
「落ち着け、ジェレミー! 冷静に話し合おう!」
「だから、俺は落ち着いていますって。俺よりもそちらが落ち着いてください」
『大丈夫、何もしませんよ』とジェレミーはまた微笑んだ。だが手が腰の剣に添えられおり、油断はできそうにない。
三人は自主的にその場に正座した。
「言っておくがジェレミー、私とダニエルは巻き込まれただけだ。私たちが来た時にはすでにこの状況で、全てはクライン卿がやらかしたことだ」
「ひどっ!? 清々しいほどに庇ってくれない!!」
「事実だろう」
「そうですけど!!」
「キース。うるさい」
「ヒィ! 黙りますぅ!!」
ジェレミーが睨むと、キースは口に手を当てて息を止めた。
いつもならここで『息を止めろとまでは言っていない』とツッコミが入るはずなのに、その言葉がないあたり、彼もまた秘蔵のコレクションを見られて内心パニック状態なのだろう。
ヨハネスは上目遣いで恐る恐る聞いてみた。
「……ジェレミー。これは全部お前の物か?」
「……そうですが、何か?」
兄の問いかけに若干太々しい態度で答えるジェレミー。
ヨハネスは後頭部をポリポリと掻くと、小さくため息をこぼした。
「リリアンへの想い故か? 特にこの絵とか」
「……公式の場で、俺が彼女の隣を歩く頃はありませんから。その絵を見て妄想していたんです。自分が彼女の隣に立つ姿を」
「花冠、まだ持ってたんだな」
「以前、魔塔の研究を手伝ったついでに保存の魔法をかけてもらいました。俺にとっては宝物なので。家宝みたいなものです」
「……あの不気味な人形は何だ?」
「人肌が恋しい季節に大活躍していました、リリアン2号です」
「あのストロー……」
「殿下! それは聞いちゃダメ!!」
ダニエルが咄嗟にヨハネスの口を塞いだ。本日二度目である。
シンと静まり返る室内。いやな汗が頬を伝う。
ジェレミーは自分の椅子にドカッと腰掛けると、自嘲するように『ハッ』と笑った。
しかし、タイミングが悪くジェレミーは不在だったようだ。そしてその代わりに、なぜか部屋の中で地べたに座り込んで真っ青になるキース・クラインと遭遇した。
床に散らばるのはパパラッチが書いたと思しき無数の絵。それからヨハネスの記憶が正しければ数年前に作られたはずの花冠に、おそらく使用済みのストロー。極め付けは銀髪のカツラをつけた推定158センチの不気味な女の人形。
「御機嫌よう。ヨハネス殿下。ミュラー卿……」
「……ご、御機嫌よう」
「……ご機嫌よう」
状況から察するに、キースは執務室の棚にあった隠し戸を開けてしまったのだろう。そしてその中に保管されていた見てはいけない物たちを見てしまったのだ。
ヨハネスはダニエルと顔を見合わせると、何事もなかったかのように執務室の扉を静かに閉めた。
「ジェレミーはいないみたいだな、ダニエル」
「そのようですね、殿下」
「帰るか」
「ええ、帰りましょう」
爽やかな笑顔を貼り付けたヨハネスたちは何事もなかったかのように踵を返し、その場を後にしようとする。
しかし、慌てて部屋から飛び出してきたキースがそれを止めた。
「見ましたよね!? 今絶対見ちゃいましたよね!? 見捨てないでください!!」
「何も見ていないぞ、クライン卿! ハイネ嬢によく似た無数の絵に、ハイネ嬢を彷彿とさせる銀髪の等身大人形など見ていない!」
「めちゃくちゃ見てるじゃないっすか!! ミュラー卿! なんか等身大人形が怖すぎるんですけどぉ!?」
「私も何も見ていない! 何も知らない!! あの花冠、昔リリーがジェレミーにあげたやつだよな、とか。その時期、一時的に保存に関する研究をしていたなとか、そんなこと考えたりなんてしてないぞ!」
「めちゃくちゃ考えてるじゃないっすか、殿下ぁ! 何!? 保存の研究って何!? 騎士が保存の研究ってどういうこと!?」
肩で息をしながら叫び合う3人。
そろそろ周囲の目が痛くなってきたので、彼らは何食わぬ顔で再び執務室の扉を開けた。
そして今度は内側に入り、そっと扉を閉める。
室内には相変わらず、不気味なものが散乱していた。
「銀髪の人形と目が合うんですけど、ミュラー卿」
「何であんなに虚な目をしてるんだろうな。というかどこで売ってるんだよ、あんな人形……」
「あれの用途って何なんですかね」
「考えるな、クライン卿。考えたら負けだ」
「なあ、ダニエル。あのストローってもしかして……」
「ダメです、殿下。それは口にしちゃいけないことです。間違いなくダメなやつ」
口にしたらジェレミーのことをただのヤバいやつとしか見れなくなると、ダニエルはヨハネスの口を塞いだ。
(……重い方だとは思っていたが、ここまでとは)
等身大人形はおそらくリリアンを模しており、花冠は昔リリアンがジェレミーの頭に乗せた手作りの花冠。そして床に散らばるリリアンの絵。
明らかにリリアン・ハイネのコレクションだ。
彼女との思い出や彼女の記録が目の前に散らばっている。ヨハネスは目を閉じて、小さく息を吐き出した。
ついひと月ほど前、偶然にも弟の想いを知ったヨハネスは彼の想いが普通の愛より少し重いことは理解していたつもりだった。だが、もしかすると想定していたよりもずっと重いのかもしれない。
(やっぱ、早まったかなぁ……)
弟が思っていたよりも危ないやつかもしれないという事実に、ヨハネスはリリアンとの婚約を解消したことを一ミリほど後悔した。
(まあ、多少重くともリリアンにも受け止めてもらうしかないか)
なんだかんだで器のでかい女だ。『頑張れ、リリアン』と心の中で激励を送ると、ヨハネスは目を開けて自分の口を塞ぐダニエルの手に噛み付いた。
そしてダニエルが痛いと抗議の視線を向けてくるのをサクッと無視して、に散らばる絵を集め始める。
そこに描かれている絵は、どれもリリアンがヨハネス共に歩いている絵ばかりだった。
ジェレミーがこの絵を眺めながら、彼女への想いを募らせていたのだと考えると、なんというか……。
「ううっ……。心が痛い」
「ハイネ嬢の隣にいるのがヨハネス殿下なのは仕方がないことですよ。婚約していたのですから」
「あいつはこれを見てどう思っていたんだろうか……』
「たまに殺してやりたいとは思っていましたよ」
「そうか、殺してやりたいか。そうか………………、え?」
ダニエルらしくない返答に、ヨハネスは恐る恐る振り返った。 するとそこにいたのは案の定、この部屋の主ジェレミーだった。
「おまっ!? いつの間に!?」
「ヒィ!! これは違うんですぅ!! 故意ではなくてぇ!!」
「ジェレミー殿下! 落ち着きましょう! 落ち着いて!! ね!?」
「……十分に落ち着いていると思うが?」
ジェレミーは化け物を見るような目で見てくる一同に一瞥をくべると、いろんなものが散乱した床に視線を落とす。
そして珍しくニコッと微笑むと、ゆっくりと後退りしてドアの鍵をかけた。
カチャっという音が不気味に部屋に響く。
「あぁぁぁぁぁあ! 退路を断たれた!」
「まだ諦めるな、クライン卿! 窓がある!!」
「落ち着け、ジェレミー! 冷静に話し合おう!」
「だから、俺は落ち着いていますって。俺よりもそちらが落ち着いてください」
『大丈夫、何もしませんよ』とジェレミーはまた微笑んだ。だが手が腰の剣に添えられおり、油断はできそうにない。
三人は自主的にその場に正座した。
「言っておくがジェレミー、私とダニエルは巻き込まれただけだ。私たちが来た時にはすでにこの状況で、全てはクライン卿がやらかしたことだ」
「ひどっ!? 清々しいほどに庇ってくれない!!」
「事実だろう」
「そうですけど!!」
「キース。うるさい」
「ヒィ! 黙りますぅ!!」
ジェレミーが睨むと、キースは口に手を当てて息を止めた。
いつもならここで『息を止めろとまでは言っていない』とツッコミが入るはずなのに、その言葉がないあたり、彼もまた秘蔵のコレクションを見られて内心パニック状態なのだろう。
ヨハネスは上目遣いで恐る恐る聞いてみた。
「……ジェレミー。これは全部お前の物か?」
「……そうですが、何か?」
兄の問いかけに若干太々しい態度で答えるジェレミー。
ヨハネスは後頭部をポリポリと掻くと、小さくため息をこぼした。
「リリアンへの想い故か? 特にこの絵とか」
「……公式の場で、俺が彼女の隣を歩く頃はありませんから。その絵を見て妄想していたんです。自分が彼女の隣に立つ姿を」
「花冠、まだ持ってたんだな」
「以前、魔塔の研究を手伝ったついでに保存の魔法をかけてもらいました。俺にとっては宝物なので。家宝みたいなものです」
「……あの不気味な人形は何だ?」
「人肌が恋しい季節に大活躍していました、リリアン2号です」
「あのストロー……」
「殿下! それは聞いちゃダメ!!」
ダニエルが咄嗟にヨハネスの口を塞いだ。本日二度目である。
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