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湖を渡る小舟は水面を滑るように静かに進んだ。アルヴィンさんがゆっくりと櫂を漕ぎ、私とルゥフさんは近づいてくる館を静かに見つめていた。霧の中に浮かぶ白い館は、まるでこの世のものではないような幻想的な美しさをまとっている。長い年月をこの静かな湖と共に過ごしてきたのだろう。
やがて舟は、大理石でできた小さな船着き場にこつんと軽い音を立てて接岸した。
「さあ、こちらへ。主がお待ちです」
アルヴィンさんの声はひどく緊張しているように聞こえた。私たちは舟を降り、彼に続いて館の入り口へと向かう。重厚な木の扉には繊細な植物の彫刻が施されていた。アルヴィンさんがそっと扉を押すと、中は驚くほど明るく清浄な空気に満ちていた。
壁や柱は白い木材で作られているようで、磨き上げられた床には高い天井にある窓から差し込む光が反射している。家具は少ない。けれど一つ一つが芸術品のように美しく、手入れが行き届いていた。人の気配がほとんど感じられず、まるで時が止まってしまったかのようにしんと静まり返っていた。
「主の部屋は、この先にあります」
アルヴィンさんに導かれ、私たちは螺旋状の階段を上っていく。彼の足音だけが静かな館に響いていた。二階の廊下の突き当たり、ひときわ大きな扉の前で彼は足を止めた。
「フィン様。陽だまりのパン屋のユイ殿と、ルゥフ殿をお連れいたしました」
アルヴィンさんが静かに声をかけると、扉は音もなく内側へ向かって開いた。
部屋の中はたくさんの植物で満たされていた。壁には蔦が絡まり、窓辺には見たこともないような美しい花が咲き誇っている。そして部屋の中央に置かれた、蔓で飾られた大きな寝台の上に一人のエルフが横たわっていた。
それがこの館の主、フィンさんだった。
長く白銀に輝く髪が、枕の上に川のように広がっている。閉じられた瞼は青白く、その顔立ちは性別を超越した神々しいまでの美しさだった。けれどその体からは生命の輝きがほとんど感じられない。まるで美しいガラス細工のように儚く、壊れてしまいそうな気配を漂わせていた。
「フィン様……」
アルヴィンさんが悲痛な声で呼びかける。けれどフィンさんの瞼はぴくりとも動かなかった。ただ浅い呼吸だけが、彼がまだ生きていることを示している。
「これが、主の今の状態です。もう何年もこうして眠り続けておられます。いえ……これは、眠りとは少し違う。自らの意思で、心を閉ざしてしまっているのです」
「心を……?」
「ええ。我々がいくら呼びかけても声は届きません。どんなに栄養のあるものを差し出しても、体が受け付けないのです。まるで、生きることを自ら拒絶しているかのように……。日に日に、フィン様の生命の光は弱くなっています」
アルヴィンさんの目には深い悲しみがたたえられていた。私は寝台のそばにそっと近づき、フィンさんの顔を覗き込んだ。本当に美しい人だった。けれどその表情は深い悲しみに凍りついているように見える。
「私に、できることをやってみます」
私はルゥフさんとアルヴィンさんに頷きかけると、ボルギンさんが作ってくれた携帯用のかまどを取り出した。この静かで神聖な場所で火を使うのは少し気が引けたけれど、温かいパンをすぐに食べさせてあげたかった。
私は一番生命力の強い「ささやき小麦」の粉と、森の酵母を使って小さな丸いパンを焼き始めた。生地をこねながら、私はフィンさんのことだけを考えた。
(どうか、元気になってください。あなたの周りには、あなたを心配している人がこんなにもいるんですよ)
祈りを込めて、私は自分の生命魔法をたっぷりと生地に注ぎ込んだ。金色の光が私の手のひらから溢れ出し、パン生地の中へと吸い込まれていく。
やがてパンはこんがりと、美しい狐色に焼き上がった。工房で焼くパンと同じくらい素晴らしい出来栄えだった。焼きたてのパンからは湯気と共に、小麦の甘い香りが立ち上る。
「フィン様、どうかこれを」
私はそのパンを食べやすいように小さくちぎると、フィンさんの口元へとそっと運んだ。けれど信じられないことが起こった。
パンが彼の唇に触れるか触れないかの、その瞬間。パンに込められていた温かい光が、ふっと霧のように掻き消えてしまったのだ。まるで、見えない壁に弾かれたかのように。
「なっ……!?」
私は驚いてもう一度試してみた。けれど結果は同じだった。パンの力は彼に届く前に、すべて弾かれてしまう。
「どうして……?」
「やはり、駄目か……」
アルヴィンさんが力なく呟いた。
「フィン様の心はあまりにも固く閉ざされている。どんな癒やしの力も、今のあの方には届かないのです」
「何か原因があるはずです。フィンさんはどうしてこんなことになってしまったんですか?」
私の問いにアルヴィンさんはしばらくの間、黙り込んでいた。けれどやがて意を決したように、重い口を開いた。
「……あれは、もう何百年も前のことです」
彼は窓の外に広がる静かな湖を見つめながら、遠い昔を懐かしむように静かに語り始めた。
「フィン様は我々エルフ族の中でも、突出して強大な魔力を持って生まれてこられました。その力は森の木々を意のままに操り、天候さえも変えることができるほどでした。若き日のフィン様は、その力を森を豊かにするために使っておられました」
彼の声にはフィンさんへの深い敬愛がこもっている。
「しかしあの方はあまりにも優しすぎた。そして若すぎたのです。ある時、森の一部に原因不明の病が広がりました。木々は枯れ、動物たちは住処を失い、森は急速にその生命力を失っていったのです」
「フィン様は、その病から森を救うためにご自身の魔力をすべて解放されました。けれどその力は若き日のフィン様にも、完全には制御しきれないほどあまりにも強大すぎたのです」
アルヴィンさんの表情が悲しみに曇った。
「力の奔流は病んだ部分だけでなく、健康な森の一部までも根こそぎ焼き払ってしまいました。フィン様は森を救おうとして、逆にその一部を自らの手で破壊してしまったのです」
「そんな……」
「幸い森の病は消え去り、長い年月をかけて焼き払われた土地にも少しずつ緑が戻り始めています。けれどフィン様の心に刻まれた傷は、癒えることはありませんでした」
「……罪悪感、ですか」
ルゥフさんが低い声で呟いた。彼の横顔に、かすかな痛みの色が浮かんでいた。
「その通りです」
アルヴィンさんは静かに頷いた。
「フィン様は自分が森を傷つけたという罪の意識に、ずっと苛まれ続けてこられました。『この手で森を傷つけた私に、森の恵みを受ける資格はない』と……。そうやってご自身を責め続け、少しずつ食事も取らなくなり、やがてこうして心を閉ざしてしまわれたのです」
なんと悲しい話だろう。彼は森を愛するあまり、自分自身を許せなくなってしまったのだ。
「ただ力を込めただけのパンでは、駄目なんですね……」
私は自分の手の中にあるパンを見つめた。このパンは確かに生命力に満ち溢れている。けれど今のフィンさんに必要なのは、ただの生命力ではない。
彼の凍りついた心を優しく溶かし、過去の痛みを受け入れ、もう一度前を向くための希望を与えてくれるような、そんな特別なパン。
「アルヴィンさん。フィンさんが元気だった頃……何か、特別に好きだった食べ物はありますか? その味を思い出せたら、彼の心の扉が少しだけ開くかもしれません」
私の言葉にアルヴィンさんははっとしたように顔を上げた。彼はしばらくの間何かを思い出すように、じっと考え込んでいた。そしてやがて一つの名前を口にした。
「……月光茸」
「げっこうだけ?」
「ええ。森の奥深く、月の光が最も清らかに降り注ぐ場所にしか生えない幻のキノコです。夜になるとその名の通り、月光を浴びて淡い青色の光を放つのです。フィン様は若い頃、そのキノコを使ったスープをことのほか好んでおられました」
月光茸。その名前を聞いただけで私の心は決まった。
「そのキノコを、探しに行きます。そしてそのキノコを使って、フィンさんのためのパンを焼きます」
「しかし、月光茸が生える場所は森の最も深い場所……。簡単に見つかるものでは……」
心配そうなアルヴィンさんの言葉を、ルゥフさんの静かな声が遮った。
「その場所なら、心当たりがある」
私は頼もしい相棒の顔を見上げた。彼の金色の瞳が力強く私を見つめ返してくれる。
「道案内は俺に任せろ。必ず見つけてみせる」
彼の言葉に迷いはなかった。私たちはもう一度フィンさんの眠る顔を見つめた。
(待っていてください、フィンさん。必ずあなたの心を温めるパンを持ってきますから)
私は心の中で強く誓うと、ルゥフさんと共に再び森の奥深くへと足を踏み出す準備を始めた。アルヴィンさんは私たちに深々と頭を下げ、何度も感謝の言葉を繰り返していた。
館の外に出ると、空は少しずつ夕暮れの色に染まり始めていた。月光茸は夜に光るという。これからが探索の本番だ。
ルゥフさんは少しだけ空の匂いを嗅ぐと、迷いのない足取りで森のさらに奥へと続く道なき道を進み始めた。彼の広い背中を追いながら、私はリュックサックの中の小麦粉の感触をそっと確かめた。
やがて舟は、大理石でできた小さな船着き場にこつんと軽い音を立てて接岸した。
「さあ、こちらへ。主がお待ちです」
アルヴィンさんの声はひどく緊張しているように聞こえた。私たちは舟を降り、彼に続いて館の入り口へと向かう。重厚な木の扉には繊細な植物の彫刻が施されていた。アルヴィンさんがそっと扉を押すと、中は驚くほど明るく清浄な空気に満ちていた。
壁や柱は白い木材で作られているようで、磨き上げられた床には高い天井にある窓から差し込む光が反射している。家具は少ない。けれど一つ一つが芸術品のように美しく、手入れが行き届いていた。人の気配がほとんど感じられず、まるで時が止まってしまったかのようにしんと静まり返っていた。
「主の部屋は、この先にあります」
アルヴィンさんに導かれ、私たちは螺旋状の階段を上っていく。彼の足音だけが静かな館に響いていた。二階の廊下の突き当たり、ひときわ大きな扉の前で彼は足を止めた。
「フィン様。陽だまりのパン屋のユイ殿と、ルゥフ殿をお連れいたしました」
アルヴィンさんが静かに声をかけると、扉は音もなく内側へ向かって開いた。
部屋の中はたくさんの植物で満たされていた。壁には蔦が絡まり、窓辺には見たこともないような美しい花が咲き誇っている。そして部屋の中央に置かれた、蔓で飾られた大きな寝台の上に一人のエルフが横たわっていた。
それがこの館の主、フィンさんだった。
長く白銀に輝く髪が、枕の上に川のように広がっている。閉じられた瞼は青白く、その顔立ちは性別を超越した神々しいまでの美しさだった。けれどその体からは生命の輝きがほとんど感じられない。まるで美しいガラス細工のように儚く、壊れてしまいそうな気配を漂わせていた。
「フィン様……」
アルヴィンさんが悲痛な声で呼びかける。けれどフィンさんの瞼はぴくりとも動かなかった。ただ浅い呼吸だけが、彼がまだ生きていることを示している。
「これが、主の今の状態です。もう何年もこうして眠り続けておられます。いえ……これは、眠りとは少し違う。自らの意思で、心を閉ざしてしまっているのです」
「心を……?」
「ええ。我々がいくら呼びかけても声は届きません。どんなに栄養のあるものを差し出しても、体が受け付けないのです。まるで、生きることを自ら拒絶しているかのように……。日に日に、フィン様の生命の光は弱くなっています」
アルヴィンさんの目には深い悲しみがたたえられていた。私は寝台のそばにそっと近づき、フィンさんの顔を覗き込んだ。本当に美しい人だった。けれどその表情は深い悲しみに凍りついているように見える。
「私に、できることをやってみます」
私はルゥフさんとアルヴィンさんに頷きかけると、ボルギンさんが作ってくれた携帯用のかまどを取り出した。この静かで神聖な場所で火を使うのは少し気が引けたけれど、温かいパンをすぐに食べさせてあげたかった。
私は一番生命力の強い「ささやき小麦」の粉と、森の酵母を使って小さな丸いパンを焼き始めた。生地をこねながら、私はフィンさんのことだけを考えた。
(どうか、元気になってください。あなたの周りには、あなたを心配している人がこんなにもいるんですよ)
祈りを込めて、私は自分の生命魔法をたっぷりと生地に注ぎ込んだ。金色の光が私の手のひらから溢れ出し、パン生地の中へと吸い込まれていく。
やがてパンはこんがりと、美しい狐色に焼き上がった。工房で焼くパンと同じくらい素晴らしい出来栄えだった。焼きたてのパンからは湯気と共に、小麦の甘い香りが立ち上る。
「フィン様、どうかこれを」
私はそのパンを食べやすいように小さくちぎると、フィンさんの口元へとそっと運んだ。けれど信じられないことが起こった。
パンが彼の唇に触れるか触れないかの、その瞬間。パンに込められていた温かい光が、ふっと霧のように掻き消えてしまったのだ。まるで、見えない壁に弾かれたかのように。
「なっ……!?」
私は驚いてもう一度試してみた。けれど結果は同じだった。パンの力は彼に届く前に、すべて弾かれてしまう。
「どうして……?」
「やはり、駄目か……」
アルヴィンさんが力なく呟いた。
「フィン様の心はあまりにも固く閉ざされている。どんな癒やしの力も、今のあの方には届かないのです」
「何か原因があるはずです。フィンさんはどうしてこんなことになってしまったんですか?」
私の問いにアルヴィンさんはしばらくの間、黙り込んでいた。けれどやがて意を決したように、重い口を開いた。
「……あれは、もう何百年も前のことです」
彼は窓の外に広がる静かな湖を見つめながら、遠い昔を懐かしむように静かに語り始めた。
「フィン様は我々エルフ族の中でも、突出して強大な魔力を持って生まれてこられました。その力は森の木々を意のままに操り、天候さえも変えることができるほどでした。若き日のフィン様は、その力を森を豊かにするために使っておられました」
彼の声にはフィンさんへの深い敬愛がこもっている。
「しかしあの方はあまりにも優しすぎた。そして若すぎたのです。ある時、森の一部に原因不明の病が広がりました。木々は枯れ、動物たちは住処を失い、森は急速にその生命力を失っていったのです」
「フィン様は、その病から森を救うためにご自身の魔力をすべて解放されました。けれどその力は若き日のフィン様にも、完全には制御しきれないほどあまりにも強大すぎたのです」
アルヴィンさんの表情が悲しみに曇った。
「力の奔流は病んだ部分だけでなく、健康な森の一部までも根こそぎ焼き払ってしまいました。フィン様は森を救おうとして、逆にその一部を自らの手で破壊してしまったのです」
「そんな……」
「幸い森の病は消え去り、長い年月をかけて焼き払われた土地にも少しずつ緑が戻り始めています。けれどフィン様の心に刻まれた傷は、癒えることはありませんでした」
「……罪悪感、ですか」
ルゥフさんが低い声で呟いた。彼の横顔に、かすかな痛みの色が浮かんでいた。
「その通りです」
アルヴィンさんは静かに頷いた。
「フィン様は自分が森を傷つけたという罪の意識に、ずっと苛まれ続けてこられました。『この手で森を傷つけた私に、森の恵みを受ける資格はない』と……。そうやってご自身を責め続け、少しずつ食事も取らなくなり、やがてこうして心を閉ざしてしまわれたのです」
なんと悲しい話だろう。彼は森を愛するあまり、自分自身を許せなくなってしまったのだ。
「ただ力を込めただけのパンでは、駄目なんですね……」
私は自分の手の中にあるパンを見つめた。このパンは確かに生命力に満ち溢れている。けれど今のフィンさんに必要なのは、ただの生命力ではない。
彼の凍りついた心を優しく溶かし、過去の痛みを受け入れ、もう一度前を向くための希望を与えてくれるような、そんな特別なパン。
「アルヴィンさん。フィンさんが元気だった頃……何か、特別に好きだった食べ物はありますか? その味を思い出せたら、彼の心の扉が少しだけ開くかもしれません」
私の言葉にアルヴィンさんははっとしたように顔を上げた。彼はしばらくの間何かを思い出すように、じっと考え込んでいた。そしてやがて一つの名前を口にした。
「……月光茸」
「げっこうだけ?」
「ええ。森の奥深く、月の光が最も清らかに降り注ぐ場所にしか生えない幻のキノコです。夜になるとその名の通り、月光を浴びて淡い青色の光を放つのです。フィン様は若い頃、そのキノコを使ったスープをことのほか好んでおられました」
月光茸。その名前を聞いただけで私の心は決まった。
「そのキノコを、探しに行きます。そしてそのキノコを使って、フィンさんのためのパンを焼きます」
「しかし、月光茸が生える場所は森の最も深い場所……。簡単に見つかるものでは……」
心配そうなアルヴィンさんの言葉を、ルゥフさんの静かな声が遮った。
「その場所なら、心当たりがある」
私は頼もしい相棒の顔を見上げた。彼の金色の瞳が力強く私を見つめ返してくれる。
「道案内は俺に任せろ。必ず見つけてみせる」
彼の言葉に迷いはなかった。私たちはもう一度フィンさんの眠る顔を見つめた。
(待っていてください、フィンさん。必ずあなたの心を温めるパンを持ってきますから)
私は心の中で強く誓うと、ルゥフさんと共に再び森の奥深くへと足を踏み出す準備を始めた。アルヴィンさんは私たちに深々と頭を下げ、何度も感謝の言葉を繰り返していた。
館の外に出ると、空は少しずつ夕暮れの色に染まり始めていた。月光茸は夜に光るという。これからが探索の本番だ。
ルゥフさんは少しだけ空の匂いを嗅ぐと、迷いのない足取りで森のさらに奥へと続く道なき道を進み始めた。彼の広い背中を追いながら、私はリュックサックの中の小麦粉の感触をそっと確かめた。
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