追放された【鑑定士】の俺、ゴミスキルのはずが『神の眼』で成り上がる〜今更戻ってこいと言われても、もう遅い〜

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夜が明け、森に朝日が差し込み始めると、俺はすぐに行動を開始した。
もはや絶望している暇は、どこにもない。
俺の頭の中は、【神の眼】で一体何ができるのか、その可能性を探ることでいっぱいだった。

まずは、実験から始めることにした。
俺は手当たり次第に、目につくもの全てを「視た」。

足元の土くれに、意識を向ける。
『【情報】栄養分に乏しい土壌。作物の栽培には不向き。深さ1メートルに地下水脈あり』
近くを流れる小川の水を、鑑定する。
『【情報】鉱物成分を豊富に含んだ湧き水。飲用可能。長時間飲み続けると、ごくわずかに体内の魔力循環を促進する効果が期待できる』
今までただの水だと思っていたものに、そんな効果があったとは。
情報一つで、世界の解像度がまったく違って見えてくる。

森の木々を、【神の眼】で鑑定する。
『【真名】鉄木(アイアンウッド)。極めて硬質な木材。武具の柄や高品質な矢の素材となる』
遠くの茂みで動く気配を、鑑定する。
『【真名】ゴブリン。弱点:左膝関節。行動パターン:単純な突進攻撃を好む』
地面そのものを、鑑定する。
『【情報】この岩の下、深さ30センチに低品質な鉄鉱石の鉱脈あり』

情報が、次から次へと溢れ出てくる。
今まで見えなかった世界の真の姿が、手に取るように分かった。
モンスターの弱点まで分かるのなら、戦闘経験の乏しい俺でも大丈夫だ。
立ち回り次第で、格下相手なら十分に戦えるだろう。

ふと、茂みの奥から、先程鑑定したゴブリンが姿を現した。
棍棒を手に、よだれを垂らしながらあたりをうかがっている。
俺はとっさに、木の陰に隠れた。
心臓が、どくりと大きく跳ねる。
Sランクパーティにいた頃、ゴブリンなどアレックスたちが一撃で蹴散らす雑魚だった。
だが、鑑定士である俺は、常に後方で支援に徹していた。
直接的な戦闘経験は、皆無に等しい。

恐怖で、足がすくみそうになる。
だが、頭の中に先程の情報が蘇った。
弱点は、左膝関節だ。
俺は唾を飲み込み、足元に転がっていた拳大の石を拾った。
震える手で、ゴブリンの注意を引くために石を遠くへ投げる。
ガサッという音に、ゴブリンが気を取られた隙を狙う。
俺は、木の陰から飛び出した。

ゴブリンがこちらに気づき、棍棒を振り上げて突進してくる。
その動きは、鑑定通り単純そのものだ。
俺は突進をギリギリでかわし、無防備にさらされた左膝へ、拾っておいた手頃な木の枝を力任せに叩きつけた。
ゴキッという鈍い感触と共に、ゴブリンが甲高い悲鳴を上げた。
体勢を崩した、その隙を逃さない。
俺は転倒したゴブリンの頭部に、何度も枝を振り下ろした。
やがてゴブリンは、完全に動かなくなった。

「はぁ……、はぁ……」
荒い息をつきながら、俺はその場に座り込んだ。
恐怖よりも、自分一人の力でモンスターを倒せたという事実が、熱い興奮となって全身を駆け巡る。
「すごい……、これさえあれば……」

俺はまず、昨夜見つけた陽光草(サンキス・ハーブ)を徹底的に集めることにした。
周囲を見渡せば、今までただの雑草だと思っていたものが、宝の山に見える。
俺は背負っていたみすぼらしい布袋がパンパンになるまで、陽光草を詰め込んだ。
ついでに、鑑定で見つけた他の薬草や、武具の素材になりそうな鉱石もいくつか拾い集めた。

半日ほど森を探索し、十分な収穫を得た俺は、一番近くにあるという辺境の街「ラトス」を目指した。
森の出口までは、そう遠くなかったのが幸いだった。
ラトスは活気があるものの、どこか荒々しい空気が漂う冒険者たちの街だ。
石畳の道を行き交うのは、屈強な戦士や、怪しい雰囲気の盗賊ばかりだ。
ローブを目深にかぶった魔術師など、一筋縄ではいかなそうな連中もいる。
酒場からは昼間だというのに、酔っ払いの怒声が聞こえてきた。
武具屋の前では、冒険者同士が些細なことで言い争っている。
俺はまず、換金のために冒険者ギルドの支部へと向かった。

ギルドの扉を開けると、酒と汗の匂いが混じった熱気が顔をなでた。
受付カウンターで、俺は陽光草の束を差し出す。

「すみません、これを買い取ってほしいんですが」
「あ? なんだ、ただの雑草か。そんなもん、買い取れるわけ……」
受付の男は、俺の持ってきた草を一目見ると、面倒臭そうに手を振った。
「坊主、ここは遊び場じゃねえぞ。帰んな」
周囲にいた冒険者たちが、くすくすと笑うのが聞こえる。
だが、ここで引き下がる俺ではない。

「よく見てください、これはただの雑草じゃありません」
腕のいい鑑定士か、薬師を呼んでもらえませんか。

俺の真剣な眼差しに、受付の男は何かを感じたようだ。
いぶかしげな顔をしながらも、彼は言った。
「……チッ、分かったよ。ポポロさんを呼んでやる」
だがな、と男は続けた。
「もしこれが本当にただの雑草だったら、タダじゃおかねえからな」
そう吐き捨て、ギルドの奥へと消えていった。

しばらくして、受付の男と一緒に、人の良さそうな初老の男性が現れた。
胸には、鑑定士ギルドのバッジが付いている。
彼が、この支部の鑑定士なのだろう。

「お待たせしました、私が鑑定士のポポロです」
あなたが、珍しい薬草を持ち込んだと聞きましたが……ほう。
ポポロと名乗った老人は、俺が差し出した陽光草を手に取った。
そして、まじまじと見つめ、やがて目を見開いた。

「こ、これは……! まさか、陽光草(サンキス・ハーブ)じゃないかね!?」
しかも、これだけの量を。
彼の驚きの声に、ギルド内がざわついた。
受付の男も、信じられないという顔でこちらを見ている。
「陽光草だと?」「あの伝説の薬草か?」「あんなガキがどこで……」
冒険者たちの、ささやき声が聞こえる。

「ええ、その通りです」
俺は落ち着いて答えた。
【神の眼】で得た知識を元に、交渉を始める。
「ご存知の通り、これはAランクの治癒薬の材料になります」
これだけの量があれば、かなりの額になるはずですが。

「もちろんですとも!」
ポポロさんは、興奮気味にうなずいた。
「一本あたり金貨1枚……いや、これだけの量だ」
まとめて、金貨20枚で買い取らせていただきたい。
「いかがかな、若者よ?」

金貨20枚、それは大金だ。
俺が『紅蓮の剣』にいた頃、一ヶ月死に物狂いで働いて手にする報酬が、金貨5枚だった。
それが、たった半日でその4倍もの金額になった。

「……分かりました、その値段でお願いします」
俺は平静を装ってうなずいたが、心臓は早鐘のように鳴っていた。

金貨20枚と、ついでに持ち込んだ鉄鉱石などの雑多な素材の代金として銀貨数枚を受け取った。
俺は、震える足でギルドを後にした。
懐にあるずっしりとした金貨の重みが、現実感を伝えてくる。
まずは宿だ、と俺は考えた。
俺は街で一番とまではいかないが、清潔で評判の良さそうな宿屋を選び、一番良い部屋を借りた。

ふかふかのベッド、そして綺麗なシーツ。
湯浴みを済ませ、新しい服に着替える。
それだけで、まるで生まれ変わったような気分だった。
そして、宿屋の食堂で、温かい食事を注文した。
じっくり煮込まれた肉のシチューと、焼きたての黒パン、そして冷えたエール。
パーティにいた頃は、いつも干し肉と固いパンばかりだった。
こんなにうまいものを食べるのは、いつ以来だろうか。

一口食べるごとに、追放された時の悔しさや悲しみが、じんわりと癒えていくようだった。
「これからだ……」
俺はエールのジョッキを傾けながら、つぶやいた。
手に入れた金で、まともな装備をそろえよう。
短剣と、革の鎧、それから冒険に必要な道具一式。
金は、まだ十分に余っている。

食事を終えた俺は、再びギルドへと向かった。
今度は、依頼を受けるためだ。
壁に貼られた依頼書(クエストボード)を、俺は眺める。
『依頼:ゴブリンの討伐(5体)。報酬:銀貨3枚』
『依頼:薬草「月見草」の採取。報酬:銀貨5枚』
『依頼:下水道の巨大ネズミ駆除。報酬:銀貨2枚』

他の冒険者たちが鼻にもかけないような、簡単な依頼ばかりだ。
だが、今の俺にとっては、それら全てが宝の山に見えた。
俺は【神の眼】で、依頼書そのものを鑑定した。

『【依頼書:ゴブリンの討伐】情報:討伐対象のゴブリンは、放棄された古い砦を根城にしている。砦の地下には、ゴブリンが隠した盗品が眠っている可能性がある』
戦闘は、まだ避けたい。
可能性だけでは、リスクが高いな。

『【依頼書:下水道の巨大ネズミ駆除】情報:巨大ネズミの正体は、希少な変異種『アルビノラット』。その毛皮は、特定の好事家に高値で売れる』
下水道は、ごめんだ。
それに、買い手を探す手間がかかる。

どんな依頼にも、裏がある。
隠された価値が、そこには眠っている。
俺は一枚ずつ、全ての依頼書を丁寧に鑑定していった。
そして、一番隅に貼られていた、ごく普通の採取依頼に目が留まった。

『【依頼書:月見草の採取】情報:月見草の群生地は、ラトス南の森、東側の崖下に存在する。群生地の近くには、隠された洞窟への入り口があり、内部には希少鉱物「星屑の結晶」が眠っている可能性が高い』

これだ、と俺は確信した。
採取依頼がメインだから、危険は少ないはずだ。
それでいて、見返りは大きい。

「……なるほどな」
口元が、自然とつり上がった。
この力があれば、どんな簡単な依頼も、最高の効率と最高のリターンを叩き出すことができる。
俺は『月見草の採取』の依頼書を剥がし、受付カウンターへと持っていった。
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