デブで無能と追放された令嬢、実は呪いを魔力として変換する最強体質でした。呪われた王宮の瘴気を完食して絶世の美女になりました。

旅する書斎(☆ほしい)

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第4話 弾け飛ぶドレスと鎖に繋がれた犬

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私の目の前に立っている男は、驚きのあまり顎が外れそうになっていた。
王都から派遣されてきた調査官、バレル伯爵だ。

彼は目を丸くして、キョロキョロと周囲を見回している。
「な、何がどうなっているのだ……。」

彼の間抜けな声が、静まり返った広間に響いた。
「この城を包み込んでいた、あの忌まわしい黒霧はどこへ行った!」

バレル伯爵は、信じられないものを見る目で私を見た。
「あのような濃度の瘴気が、一晩で消えるはずがないぞ!」

彼は混乱して、両手で頭を抱えている。
無理もないだろう。

ここへ来る道中、彼は死ぬ覚悟をしていたはずだ。
それが到着してみれば、高原のリゾート地のように空気が澄んでいるのだから。

「私が全部食べてしまいました。とっても美味しかったです。」
私は、極上の笑みを浮かべて、彼に一歩近づいた。

「ひえっ……!」
バレル伯爵は、情けない悲鳴を上げて後ずさりした。

「た、食べた……だと? 何を馬鹿なことを言っている!」
「本当のことだもの。信じられないなら、胃袋の中をお見せしましょうか?」

私は自分のお腹をポンポンと叩いてみせた。
「あんなにたくさんの高級スイーツが浮いているなんて、ここは天国ね。」

口の中に残る、濃厚なビターチョコの余韻を思い出す。
あれだけの量を食べたのに、まだお腹には余裕があった。

「それよりも伯爵。わざわざこんな辺境まで、何の御用かしら?」
私が尋ねると、バレル伯爵はようやく役目を思い出したようだ。

彼は咳払いをして、居住まいを正そうとした。
しかし、その目は私の顔に釘付けになったままだ。

頬が赤く染まり、鼻の下が少し伸びている。
「わ、私は……罪人であるカトリーヌ・ド・ヴァロワの死を確認しに来た。」

「あら、ご苦労様。カトリーヌなら、ここにいますよ。」
私は、スカートの裾をつまんで、優雅にカーテシーをした。

「……は?」
バレル伯爵の思考が停止した音が聞こえた気がした。

「私がカトリーヌです。生きていてごめんなさいね。」
「な、何を馬鹿な……。貴様のような美女が、カトリーヌなわけがない!」

彼は首を激しく横に振って、私の言葉を全否定した。
「カトリーヌと言えば、見るもおぞましい肉の塊だぞ!」

「王都の恥さらしと呼ばれた、あの醜い豚令嬢だ!」
「そこまで言われると、かえって清々しいわね。」

私は肩をすくめて、呆れたようにため息をついた。
今の私は、呪いを吸収してモデル体型を手に入れている。

透き通るような白い肌は、真珠のように発光していた。
宝石のように輝く瞳は、以前の私とは似ても似つかないだろう。

「お嬢様を侮辱する言葉、聞き捨てなりませんね。」
低く、冷たい声が私の背後から響いた。

フェンリルが、音もなく私の前に歩み出てくる。
その銀色の髪が、殺気を含んで揺れていた。

金色の瞳が、獲物を狙う獣のようにバレル伯爵を射抜く。
「ひいっ! だ、誰だその男は!」

バレル伯爵は、腰を抜かしそうになりながら叫んだ。
フェンリルから放たれる王者の風格に、本能的な恐怖を感じているのだ。

「私の可愛い従者、フェンリルよ。優秀でしょう?」
私はフェンリルの肩に手を置いて、自慢げに微笑んだ。

「神獣フェンリル様に対し、無礼は許さんぞ。」
騎士団のリーダーであるガレスも、剣の柄に手をかけて前に出た。

「ひ、ひぃぃ……! 野蛮人どもめ!」
バレル伯爵は、ガタガタと震えながら、逃げるように城の中へ入った。

「と、とにかく報告書を書かねばならん! 城の状況を確認する!」
彼は叫びながら、ロビーの方へと走っていく。

しかし、その足は入り口でピタリと止まった。
「な、なんだこれは……。」

彼の口から、再び驚愕の声が漏れた。
「壁が……壁が真っ白ではないか!」

彼が見上げているのは、私が呪いを食べ尽くした後の壁だ。
以前はカビと汚れで真っ黒だったが、今は大理石のように輝いている。

塵一つ落ちていない床は、鏡のように天井を映し出していた。
「信じられん……。新築の王宮よりも美しいぞ。」

バレル伯爵は、壁にそっと触れて、その感触を確かめた。
「伝説の浄化魔法を使ったとしても、ここまでは不可能だ……。」

「掃除機代わりの私の胃袋が、いい仕事をしたのよ。」
私が背後から声をかけると、彼はビクリと肩を震わせた。

「カトリーヌ様! お腹が空きました! 何か料理を!」
騎士たちが、待ちきれない様子で私を取り囲んだ。

彼らの目は、餌を待つ雛鳥のように輝いている。
「はいはい、分かったわよ。少し待っててね。」

私は騎士たちをなだめて、倉庫の方へと視線を向けた。
「でもお嬢様、この城には食材なんて残っておりませんぞ。」

ガレスが、困り果てた顔で、空っぽに近い棚を指さした。
そこにあるのは、ネズミも食べないようなカビた小麦粉だけだ。

端の方に、石のように硬くなった干し肉が転がっている。
「これじゃあ、まともな料理は作れませんな……。」

騎士たちが、絶望的な顔をして肩を落とした。
「心配ご無用よ。私の魔法にかかれば、ゴミもご馳走になるわ。」

私は、自信満々に胸を張って宣言した。
「それに、ちょうどいい材料がそこにあるじゃない。」

私は、倉庫の隅に山積みになっていた鉄くずを指さした。
「……鉄くずを食べるのですか?」

「違うわよ。調理器具を作るの。」
私は、スカートを翻して鉄くずの山へと歩み寄った。

手頃な大きさの鉄板と、壊れた鎧の破片を拾い上げる。
「主、今度は何をお作りになるのですか?」

フェンリルが、興味深そうに尻尾を揺らして聞いてきた。
「『超高速魔導オーブン』よ! これがないと始まらないわ。」

私は、拾った鉄に魔力を込めて、粘土のように形を変えていく。
前世の記憶にある、最新家電の構造を頭の中で組み立てる。

熱を逃がさない断熱材の構造を、魔力で再現する。
「ここに、炎の魔石を動力源として埋め込むの。」

私は、ポケットから赤い魔石を取り出し、鉄の箱の中央にセットした。
魔導回路を指先で描き、熱伝導率を計算して微調整する。

「お嬢様の指先が光っている……。なんと繊細な作業だ。」
「魔法陣を一筆書きで描いているぞ。神業だ……。」

騎士たちが、固唾を飲んで私の手元を見守っている。
数分後、倉庫の中にピカピカの銀色の箱が完成した。

「できた! 最新型のオーブンよ!」
私は、額の汗を拭って、完成した機械をバンと叩いた。

「これが、オーブン……。一体どうやって使うのですか?」
ガレスが、不思議そうにガラスの窓を覗き込んだ。

「見てなさい。魔法のようなパンを焼いてあげるから。」
私は、棚にあったカビだらけの小麦粉の袋を手に取った。

普通なら捨ててしまうような代物だが、私には関係ない。
「エイッ!」

袋に手をかざし、小麦粉に憑りついた腐敗の呪いを吸い取る。
ズズッ、という音がして、黒い粉が私の手に吸い込まれた。

「ん、ちょっと酸味があって美味しいわね。」
私が呪いを食べると、袋の中身は真っ白な最高級小麦粉に変わった。

「おお! 腐っていた粉が、新品のように輝いている!」
「錬金術だ! お嬢様は錬金術師でもあらせられたのか!」

騎士たちの驚きの声をBGMに、私は調理を開始した。
小麦粉に、井戸で汲んだ魔法の水と、少量の塩を混ぜる。

そして、隠し味に私の魔力をたっぷりと練り込む。
「美味しくなぁれ、美味しくなぁれ。」

生地をこねるたびに、パン種がポワンポワンと発光した。
私の魔力が酵母の代わりになり、瞬時に発酵が進んでいく。

それを適当な大きさに丸めて、オーブンの中へ放り込んだ。
「スイッチ、オン!」

私が指を鳴らして魔力を流すと、オーブンの窓が赤く輝いた。
ゴォォォッ、という熱風の音がして、庫内が高温になる。

「いい匂いだ……。焼いているそばから香ばしい匂いが!」
騎士たちが、鼻をヒクヒクさせてオーブンに吸い寄せられる。

通常なら一時間はかかる焼き上げが、わずか数秒で完了した。
チン、という軽快な音が、空腹の騎士たちには天使のラッパに聞こえただろう。

私は、もったいぶって扉を開けた。
「さあ、召し上がれ! カトリーヌ特製、魔導パンよ!」

中から溢れ出したのは、黄金色に輝く焼きたてのパンだ。
湯気と共に、バターのような濃厚な香りが爆発的に広がる。

「うわあああ! うまそうだあああ!」
騎士たちの理性が崩壊する音が聞こえた。

「熱いから気をつけてね。はい、ガレス。」
私は、一番近くにいたガレスに、焼きたてのパンを手渡した。

「い、いただきます……! 神よ、感謝します!」
ガレスは、震える手でパンを捧げ持ち、ガブリとかじりついた。

カリッ、フワッ。
心地よい音がして、彼の動きがピタリと止まる。

次の瞬間、彼の目から大粒の涙がポロポロとこぼれ落ちた。
「う、ううう……! 美味い……!」

「そんなに美味しいの?」
「美味いなんてもんじゃないです! 懐かしい母の味がします!」

ガレスは、子供のように泣きじゃくりながらパンを頬張った。
「外はパリパリ、中は雲のようにフワフワだ!」

「噛むたびに、甘い小麦の香りが鼻に抜ける!」
「俺にもくれ! 頼む、一口でいいんだ!」

他の騎士たちも、我先にとパンに手を伸ばし始めた。
「あはは、落ち着いて。まだたくさん焼くから。」

私は、次々と新しい生地をオーブンに投入していった。
倉庫の中は、幸せそうな咀嚼音と、パンの香りで満たされた。

食べた騎士たちの顔色が、みるみるうちに良くなっていく。
私の魔力が込められたパンは、極上の回復薬でもあるのだ。

「……ごくり。」
遠くで見ていたバレル伯爵が、大きな音で生唾を飲み込んだ。

彼は、物欲しそうな目でパンの山を凝視している。
王都の美食に慣れているはずの彼でさえ、この香りには抗えないようだ。

「お嬢様、私にも一ついただけますか?」
フェンリルが、控えめに私の服の裾をクイクイと引いた。

「もちろんよ。フェンリルには、特別大きいのをあげる。」
私は、通常の二倍はある特大パンを取り出して、彼に渡した。

「ありがとうございます、主。大切に頂きます。」
フェンリルは、それを両手で受け取ると、上品に一口食べた。

「……んっ。」
彼の美しい顔が、恍惚とした表情に染まる。

「素晴らしい……。主の愛を感じる味です。」
「愛というか、魔力なんだけどね。」

私は照れ隠しに笑って、自分でも一つパンを手に取った。
パクリと食べると、小麦本来の甘みが口いっぱいに広がる。

「うん、上出来ね。これなら王都の店にも負けないわ。」
私がパンを味わっていると、ドタドタという足音が近づいてきた。

「おい、貴様! そのパンを私にも寄越せ!」
バレル伯爵が、我慢の限界を超えた様子で、私の前に立ちはだかった。

彼は、私の手にあるパンを強引に奪い取ろうと手を伸ばす。
しかし、その手は空中でガシッと掴まれた。

「主に許可なく触れるな。その手、切り落とすぞ。」
フェンリルの声が、氷点下の冷たさで響いた。

「ひいっ……! ご、ごめんなさい!」
バレル伯爵は、殺気走ったフェンリルの視線に射抜かれ、縮こまった。

「伯爵様、食べたいなら、ちゃんとした態度でお願いできます?」
私は、ニヤニヤしながら、彼の目の前でパンを揺らしてみせた。

焼きたての湯気が、彼の鼻先をくすぐる。
「くっ……。くそっ、腹が減って死にそうだ!」

バレル伯爵は、プライドと食欲の板挟みになって震えている。
しかし、私のパンの破壊力は、貴族の矜持など容易く粉砕した。

「た、頼む……。そのパンを、私に恵んでくれ……!」
彼は、屈辱に顔を歪めながら、深々と頭を下げた。

「素直でよろしい。はい、どうぞ。」
私は、焼きたてのパンを一つ、彼の手のひらに乗せてあげた。

「お、おお……! 温かい……!」
彼は、パンを受け取ると、獣のようにむさぼり食った。

「……う、美味いッ! なんだこれはッ!」
バレル伯爵は、カッと目を見開いて叫んだ。

「王宮のシェフが焼いたパンより、数倍も美味いぞ!」
「そうでしょう? 私の魔力が隠し味だもの。」

「体が……体の中から力が湧いてくるようだ!」
彼は、夢中でパンを飲み込み、指についたパン屑まで舐め取った。

「こんな美味いものが、この世に存在するとは……。」
バレル伯爵は、放心状態で床に座り込んでしまった。

「ふふん、これくらいで驚いていては身が持たないわよ。」
私は、鼻歌を歌いながら、次の計画を立て始めた。

この調子なら、城の食料事情はすぐに改善できそうだ。
でも、パンだけでは栄養バランスが偏ってしまう。

冷たい飲み物や、新鮮な野菜を保存する場所が必要だ。
私は、倉庫の隅に転がっていた、青白い光を放つ魔石に目をつけた。

あれを使えば、もっと便利なものが作れるはずだ。
「ねえ、フェンリル。この城に冷蔵庫ってあるかしら?」

「れいぞうこ……? それは、何かの倉庫ですか?」
フェンリルは、聞き慣れない言葉に首をかしげている。

「食べ物を冷やして、いつまでも新鮮に保つ魔法の箱よ。」
「なんと。そのような便利な道具があるのですか。」

「ええ、夏場には冷たいジュースも飲めるようになるわ。」
「冷たいジュース……! それは魅力的ですね。」

フェンリルの尻尾が、パタパタと嬉しそうに揺れた。
「あぐっ、早く冷たいケーキが食べたいわ!」

想像しただけで、私のお腹の虫がキュルルと鳴ってしまった。
甘くて冷たいデザートがあれば、もっと美しくなれる気がする。

騎士たちは、私の言葉を聞いて、期待で目を輝かせている。
「冷たいケーキだって! 夢のようだ!」

「お嬢様についていけば、一生美味しいものが食えるぞ!」
彼らの忠誠心は、もはや揺るぎないものになっていた。

バレル伯爵も、パンを食べ終えて、期待のこもった視線を送ってくる。
「つ、次は甘いものを作るのか……?」

「ええ、とびきり甘くて冷たいやつをね。」
私がウインクすると、倉庫内が歓声で揺れた。

城の地下には、冷たい地下水が流れている場所があったはずだ。
そこの冷気を利用すれば、効率的に氷を作ることができる。

私は、フェンリルを手招きして、キッチンの奥へと歩き出した。
そこには、埃を被った巨大な石造りの貯蔵庫が眠っている。

「ここを、私の最強の魔導キッチンに改造しちゃうわ!」
私は、両腕を広げて高らかに宣言した。
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