デブで無能と追放された令嬢、実は呪いを魔力として変換する最強体質でした。呪われた王宮の瘴気を完食して絶世の美女になりました。

旅する書斎(☆ほしい)

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第14話 王太子の再利用と、魔導ホテルのグランドオープン

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ホテルのエントランスを一歩踏み出すと、そこには異様な光景が広がっていた。
かつては王国の第一王子としてふんぞり返っていたジュリアン。
だが今、私の目の前にいるのは、人の形を辛うじて留めただけの、汚らわしい何かに過ぎない。

「グルルル……! カトリーヌぅぅ……!」

彼の全身からは、コールタールのような粘り気のある黒い炎が噴き出している。
肌は焼けただれ、瞳は血走った赤色に染まり、口からは獣のような涎が垂れ流されていた。
王族としての品位など欠片もない。あるのは、純粋な悪意と、私へのドロドロとした執着だけだ。

「あら、ずいぶんと大胆なイメージチェンジね、殿下。王都では泥遊びが流行っているのかしら?」

私は扇子で口元を隠し、わざとらしく小首をかしげた。
その視線は、道端に落ちた生ゴミを見るよりも冷ややかだ。

「貴様ぁぁ! よくも私を、あんな倉庫に閉じ込めたな!」

ジュリアンが咆哮を上げると、周囲の大気がビリビリと震えた。
彼の背中から、黒い炎が翼のように広がる。
その背後には、彼に付き従っていた宮廷魔導師たちが、虚ろな目で杖を掲げていた。
どうやら、自分の魔力だけでなく、部下の命すらも糧にして暴走しているらしい。

「殺してやる……! 貴様を喰らい尽くし、その力を奪って、私が世界の王になるのだ!」

「おバカさんねえ。自分が食材の分際で、料理人を食べようとするなんて」

私は呆れてため息をついた。
同時に、鼻腔をくすぐる濃厚な香りに、胃袋がキュルルと歓喜の声を上げる。
腐敗臭にも似ているが、その奥には熟成された魚介の風味が隠れている。
これは、間違いない。

「イカスミね。それも、何日も煮込んでコクを出した、特製のイカスミソースだわ」

「黙れ! この力は、国を滅ぼす禁断の『黒蝕の業火』だ! 灰になれ!」

ジュリアンが腕を振り下ろすと、黒い炎が巨大な津波となって私に襲いかかった。
触れたもの全てを腐食させ、消滅させる絶対の死。
ガレスたちが悲鳴を上げ、騎士たちが恐怖に顔を引きつらせる。

「お嬢様! 避けてください! あれは防御不可能です!」
「下がっていなさい。ちょうど小腹が空いていたところなの」

私は一歩も動かず、むしろ両手を広げてその奔流を歓迎した。
迫りくる死の波が、私の目には極上のディナーに見えている。

「いただきまーす!」

私は大きく息を吸い込み、目の前の空間ごと黒い炎を吸い込み始めた。
ズズズズズズッ!!
掃除機など目ではない、台風のような吸引力が発生する。

「な、なんだ!? 炎が吸い込まれていく!?」

ジュリアンが驚愕に目を見開く中、私は黒い炎をパスタのように啜り込んだ。
口の中に飛び込んできたのは、予想通りの濃厚な味わいだ。
海のミルクと呼ばれる牡蠣のような旨味と、イカスミ独特の香ばしさ。
そこに、王子のねじ曲がった嫉妬心が、ピリリとした唐辛子のようなアクセントを加えている。

「ん~っ! ボーノ! 濃厚でクリーミーだわ!」

私は舌なめずりをして、最後の一滴まで炎を飲み干した。
食べた瞬間、体内で爆発的な熱エネルギーが発生する。
ドクンッ! と心臓が力強く脈打ち、黄金の魔力が全身の血管を駆け巡った。
肌が内側からカッと発光し、髪の毛先までがダイヤモンドのような輝きを帯びる。

「ごちそうさま。でも、少し塩気が足りないかしら。もっと濃いのはないの?」

私が不敵に微笑むと、ジュリアンはその場にへたり込んだ。
彼の放った最強の攻撃は、私の胃袋にとってはただの前菜に過ぎなかったのだ。

「ば、馬鹿な……。私の力が、全て食べられただと……?」
「ええ。おかげでお肌の調子が良いわ。見て、このツヤ」

私は発光する自分の頬を指差して見せた。
美しさは暴力だ。圧倒的な美の前に、醜い怪物は存在することすら許されない。

「ひぃっ! 怪物だ! こいつは人間じゃない!」

ジュリアンは、這いつくばって後ずさりしようとした。
だが、逃がすわけがない。
彼は今や、貴重なエネルギー資源なのだから。

「逃げる必要はないわ、王子様。あなたには、私のホテルで重要なポストを用意してあるの」

私は指先から黄金の魔力糸を放ち、ジュリアンを亀甲縛りにした。
糸は食い込み、彼が放つ黒い瘴気を逃さないように封じ込める。

「は、離せ! 私は王太子だぞ! この国の次期国王だぞ!」
「ええ、知っているわ。だからこそ、国のために働いてもらうのよ」

私は暴れる王子を魔力で浮かせ、ガレスに目配せをした。

「ガレス、地下のボイラー室を開けて。新しい燃料が入ったわ」
「燃料……でございますか?」
「そう。この『黒蝕の業火』とやらは、燃焼効率が良さそうなの。ホテルの給湯システムに直結させましょう」

私は王子を引きずり、完成したばかりのホテルの地下室へと連行した。
そこには、巨大なミスリル製の魔導ボイラーが鎮座している。
私が開発した、熱エネルギーを循環させる心臓部だ。
本来は魔石を使う予定だったが、もっとコストパフォーマンスの良い代替品が手に入った。

「や、やめろ! 私を何だと思っている!」
「最高の熱源よ。さあ、そこに入って」

私はボイラーの蓋を開け、エネルギー変換炉の中心にジュリアンを固定した。
彼の体から溢れ出る呪いの炎が、炉内のパイプを赤熱させる。
特殊な術式が、彼の悪意を熱エネルギーだけに変換し、水を沸騰させ始めた。

ゴオオオオオッ!
ボイラーが力強く唸りを上げ、圧力計の針がぐんぐんと上昇していく。

「すごい……! 一瞬で適正温度に達しましたぞ!」

ガレスが圧力計を見ながら、感嘆の声を上げた。
王子の際限ない憎しみが続く限り、このボイラーは半永久的に稼働し続ける。
なんとエコでクリーンなシステムだろうか。

「出しろぉぉぉ! 熱い! ここから出せぇぇぇ!」

炉の中から王子の叫び声が聞こえるが、防音結界のおかげで外には微かにしか漏れない。
その叫び声すらも、振動エネルギーとして回収する仕組みになっている。

「これで、全客室で二十四時間、熱々のシャワーが使い放題ね。王子の唯一の社会貢献だわ」

「さすがはお嬢様。罪人すらも有効活用されるとは、慈悲深いですな」
「当然よ。資源の無駄遣いは私の美学に反するもの」

私は満足げに地下室を後にし、再び一階のロビーへと戻った。
大理石の床がピカピカに磨き上げられたロビーでは、別の「処理」が終わっていた。
フェンリルが、優雅にソファに座り、紅茶を飲んでいる。
その足元には、数十人の宮廷魔導師たちが、芋虫のように転がされていた。
全員、恐怖で泡を吹いて気絶しているか、震えて泣いているかだ。

「主、戻られましたか。こちらのゴミ掃除も完了しております」

フェンリルが立ち上がり、私に恭しく一礼した。
彼の銀色の燕尾服には、埃ひとつ付いていない。
神獣たる彼にとって、人間の魔導師など赤子同然なのだ。

「ご苦労様、フェンリル。仕事が早くて助かるわ」
「恐縮です。さて、この者たちはどうなさいますか? 肥料にするには少々魔力が濁っておりますが」

フェンリルの冷徹な提案に、意識を取り戻していた魔導師の一人が悲鳴を上げた。

「ひいぃっ! お助けください! 我々は王子の命令に従っただけなのです!」
「どうか命ばかりは! 何でもします! 靴でも舐めます!」

かつて王宮で私を嘲笑っていたエリートたちが、今は地面に額を擦り付けて命乞いをしている。
その姿はあまりにも滑稽で、哀れですらあった。

「そうねえ。靴を舐めさせる趣味はないけれど……あなたたち、魔法の知識だけはあるのよね?」
「は、はい! 王立アカデミーを首席で卒業しております!」
「古代魔法語の解読も可能です!」

彼らは必死に自分の有用性をアピールし始めた。
私はニヤリと笑い、彼らを見下ろした。

「じゃあ、再就職先を斡旋してあげる。明日から、村の学校で教師をしなさい」

「きょ、教師……ですか? 我々のようなエリートが、平民のガキに魔法を教えろと?」

魔導師の一人が、思わず不満そうな顔をした。
プライドだけは一丁前に高いようだ。

「あら、不満なの? 嫌なら、地下のボイラー室に空きがあるけれど? 予備燃料は何本あっても困らないもの」

私が地下室の方角を指差すと、そこから微かに「熱いぃぃぃ!」という王子の絶叫が聞こえてきた。
魔導師たちの顔色が、一瞬で土気色に変わる。

「や、やります! 喜んで教師になります!」
「子供大好きです! 天職だと思っていました!」

彼らは高速で土下座を繰り返し、忠誠を誓った。
恐怖による支配は、時にどんな契約よりも強固だ。
これで、村の子供たちの教育レベルは王都の水準を超えるだろう。
次世代の育成も、領主の重要な仕事だ。

「契約成立ね。さあ、ガレス。彼らを連れて行って。ついでにホテルの制服に着替えさせて」
「はっ! こいつらには、トイレ掃除から叩き込んでやります!」

ガレスが魔導師たちを連行していくのを尻目に、私はホテルのフロントへと向かった。
そこにはすでに、長蛇の列が出来ていた。
先ほどまで腰を抜かしていたバレル伯爵を筆頭に、王都から逃れてきた貴族たちが、金貨袋を握りしめて押し寄せているのだ。

「カトリーヌ様! いや、総支配人様! 一番高い部屋を頼む!」
「私が先だ! 金ならいくらでも払う! この薄汚い服を洗ってくれ!」
「風呂だ! 温かい風呂に入らせてくれ! もう一週間も体を拭いていないんだ!」

彼らの目は血走り、必死の形相だ。
王都の生活環境は、それほどまでに崩壊しているのだろう。
水は腐り、食料は尽き、毎晩魔物の影に怯える日々。
そんな地獄から逃げてきた彼らにとって、このホテルは砂漠のオアシスであり、天国そのものだ。

「皆様、落ち着いてくださいな。お部屋は十分にございます」

私は営業用の完璧なスマイルを浮かべ、カウンターの中に立った。
背後の壁には、今日の日付と『満室』のプレートが輝いている。
まだ一室も埋まっていないが、演出としてはこれでいい。

「ただし、当ホテルは会員制となっております。入会金として、お手持ちの財産の半分を頂きますが、よろしいかしら?」

私が提示した法外な条件に、貴族たちが一瞬どよめいた。
財産の半分。それは、実質的な身代金に近い。

「は、半分だと!? 暴利だ! 足元を見るにも程があるぞ!」
「そうだ! 我々は貴族だぞ! 敬意を払え!」

数人の貴族が抗議の声を上げた。
私は扇子をパチンと閉じ、冷ややかな視線を送った。

「あら、そうですか。では、王都へお帰りください。あちらなら無料でしょう?」
「っ……!」

彼らは言葉に詰まった。
王都に帰るということは、死を意味する。
汚物と瘴気にまみれて野垂れ死ぬか、ここで財産を投げ出して快適な生活を買うか。
天秤にかけるまでもない。

「は、払います! 半分でも全部でも持って行け!」
「契約書だ! 早くサインさせてくれ!」
「風呂! 今すぐ風呂へ案内してくれぇぇ!」

貴族たちは我先にと金貨や宝石、権利書をカウンターに積み上げた。
その山は瞬く間に高くなり、私の視界を遮るほどになる。

「まいどあり。フェンリル、お客様をお部屋へ案内して」
「承知いたしました。皆様、こちらへどうぞ」

フェンリルが優雅に手招きすると、貴族たちは涙を流してその後をついていった。
彼らは廊下のカーペットの柔らかさに感動し、ロビーの空調の涼しさに震え、魔導エレベーターの滑らかな動きに腰を抜かしている。

「これ、魔法の箱だ! 階段を登らなくても上に着いたぞ!」
「部屋の鍵が……カード? かざすだけで開いた!」
「ベッドが雲のようだ……! 蛇口からお湯が出る! 夢じゃないんだ!」

各部屋から、歓喜の悲鳴が聞こえてくる。
彼らはもう、二度と王都の生活には戻れないだろう。
私の作った快適さという名の沼に、どっぷりと浸かってしまったのだから。

私はカウンターに積み上がった莫大な財産を眺め、満足げに頷いた。
この資金があれば、さらに新しい魔導具を開発できる。
次は、領内の移動手段を革新する番だ。

「ガレス、手が空いたらこっちに来て。新しい設計図があるの」
「今度は何でございますか? お嬢様の発明には、もう心臓が持ちそうにありませんが」

ガレスが嬉しい悲鳴を上げながら駆け寄ってくる。
私は羊皮紙を広げ、そこにとある乗り物の絵を描き殴った。

「『魔導鉄道』よ。馬を使わずに、大量の人と荷物を運ぶ鉄の蛇ね」
「てつどう……? またしても、聞いたことのない言葉です」

「線路を敷いて、そこを走らせるの。動力はもちろん、地下で叫んでいる王子のエネルギーを再利用するわ」

私は窓の外、広大な領地を見渡した。
黄金の小麦畑の中を、銀色の列車が疾走する未来が見える。
新鮮な食材を、もっと遠くから、もっと大量に運ぶための大動脈。
それを完成させれば、私の食卓はさらに豊かになるはずだ。

「よし、善は急げよ。資材をかき集めて!」

私が号令をかけたその時、フェンリルが眉をひそめて戻ってきた。
その手には、一枚の薄汚れた封筒が握られている。

「主、王都からの避難民の中に、妙な手紙を持った者が紛れ込んでおりました」
「手紙? ファンレターなら後で読むけれど」
「いえ、差出人は……現国王です」

フェンリルが差し出した封筒からは、カビ臭い陰気な匂いが漂っていた。
私は鼻をつまんで、その封筒を受け取った。
封蝋には王家の紋章が押されているが、ひび割れて惨めな状態だ。

中身を取り出し、ざっと目を通す。
そこには、ミミズが這ったような震える文字で、こう書かれていた。

『愛するカトリーヌへ。過去のことは水に流そう。直ちに王都へ戻り、余の病を治せ。さすれば、お前を王位継承者として認めてやらんでもない』

私は、その手紙をくしゃりと握りつぶした。
愛する? 水に流そう? 認めてやらんでもない?
どこまでおめでたい脳みそをしているのかしら、この狸親父は。

「フェンリル、火はある?」
「はい」

フェンリルが指先に小さな炎を灯す。
私は躊躇なく、その手紙を炎にかざした。
紙は瞬く間に燃え上がり、黒い灰となって床に落ちる。

「主、よろしかったのですか? 一応は国王からの親書ですが」
「構わないわ。寝言は寝て言ってほしいものね」

私は灰になった手紙をヒールで踏み潰し、冷たく言い放った。
今さら王位など、何の価値もない。
私が欲しいのは、世界中の「美味しいもの」だけ。
そして、このホテルと村こそが、私の新しい王国なのだから。

「さあ、鉄道建設の準備を始めるわよ。邪魔者は全員、枕木の下に埋めてあげるから」

私は不敵に微笑み、新しいプロジェクトの幕を開けた。
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