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「よう、おし乃さん! それに、お初ちゃんもいるじゃねえか! なんだかいい匂いがすると思ったら、朝から美味そうなもん食ってんな!」
威勢のいい声と共に店に入ってきた弥之助さんは、私とお初ちゃんを見て、にかりと笑った。
その笑顔は、深川の青い空のように、からりと晴れやかだ。
「弥之助さん、おはようございます。夜番、お疲れ様でした」
「おう! 今しがた、詰所での役目が終わったとこでな。腹が減って、おし乃さんの飯が食いたくなっちまった」
「弥之助にいちゃん、おはよう!」
お初ちゃんも、口の周りにご飯粒をつけながら、元気よく挨拶する。
弥之助さんはその頭をわしわしと撫でた。
「おう、お初ちゃんは元気だなぁ。よしよし、ちゃんと食って、大きくなるんだぞ」
「うん!」
そんな和やかなやり取りを微笑ましく見ながら、私は弥之助さんのために、お茶を淹れた。
「さ、どうぞ。今、朝餉の支度をしますから、少しお待ちくださいな」
「おう、すまねえな。……っと、その前に、おし乃さんにちょっと頼みがあるんだが、いいかい?」
弥之助さんは、そう言うと、少しばつが悪そうに頭を掻いた。
いつもの彼らしくない、歯切れの悪い様子が少し気になる。
「頼み事、ですか?」
「ああ。いや、大したことじゃねえんだが……実は、ちと困っててな」
弥之助さんは、懐から手ぬぐいに包まれた何かを取り出した。
包みを開くと、中から現れたのは、ぴかぴかと青く光る、十数匹の鰯だった。
どれも脂が乗っていて、とても新鮮そうだ。
「まあ、見事な鰯ですね。これがどうかしたのですか?」
「それがよ……。昨日、懇意にしてる漁師のところから、こいつを山ほど貰っちまってな。詰所の連中で分けても、まだまだ樽にどっさり残ってるんだ」
「それは、ありがたいことじゃないですか」
私がそう言うと、弥之助さんは大きなため息をついた。
「ありがたいのはありがたいんだがよ……。詰所の飯炊き当番の奴が、塩焼きにするしか能がなくてな。三食続けて鰯の塩焼きが出てきた日にゃ、さすがに屈強な火消しの連中も、うんざり顔ってもんよ」
その光景を想像して、私は思わずくすりと笑ってしまった。
「昨日の晩なんざ、『もう鰯の顔も見たくねえ』なんて言い出す奴まで出る始末でな。せっかくの頂き物を、無駄にするわけにもいかねえし……。そこで、おし乃さんなら、何か良い知恵を貸してくれるんじゃねえかと思ってよ」
「なるほど。そういうことでございましたか」
事情はよく分かった。
これは、料理人として腕の振るい甲斐がある、嬉しい相談だ。
「鰯ですもの。塩焼きだけではもったいないですわ。色々な食べ方ができますよ」
「本当か!?」
弥之助さんの顔が、ぱっと輝いた。
「ええ。例えば、生姜をたっぷり利かせて甘辛く煮付ける『生姜煮』も美味しいですし、骨ごと叩いてつみれにして、お汁の実にすれば、良い出汁も出て身体が温まります」
「しょうが煮……つみれ汁……! どっちも美味そうだ!」
「あとは、三枚におろして、小麦粉をまぶして油で揚げて、南蛮酢に漬け込むのも、さっぱりとして日持ちもします。それに……」
私は少し考えると、弥之助さんが持ってきた鰯を数匹、手早く捌き始めた。
「お子様でも食べやすいように、蒲焼き風にするのもよろしいかと」
「蒲焼きだって!? 鰻じゃなくて、鰯をかい?」
弥之助さんが、驚きの声を上げる。
隣では、お初ちゃんも「いわしのかばやき?」と、不思議そうに首を傾げていた。
「ええ。安くて栄養のある鰯を、子供たちにも喜んで食べてもらえるようにと、昔からある料理ですわ」
私は手早く鰯の頭と内臓を取り、手で開いて中骨を抜き取る。
それに軽く片栗粉をまぶし、熱した鉄鍋に油を引いて、皮目から香ばしく焼き付けていく。
じゅう、という食欲をそそる音と、香ばしい匂いが店の中に立ち込めた。
皮目がぱりっと焼けたら裏返し、さっと火を通す。
そこに、醤油、みりん、酒を合わせたタレを回しかけると、甘辛い香りが湯気と共に一気に立ち上った。
「うわぁ……!」
弥之助さんとお初ちゃんが、同時に感嘆の声を漏らす。
タレが煮詰まり、鰯の身に照りよく絡んだところで火から下ろす。
炊きたてのご飯を小さな丼によそい、その上に蒲焼きを乗せ、仕上げに山椒をぱらりとかければ、あっという間に「鰯の蒲焼き丼」の出来上がりだ。
「さあ、お二人とも。お味見をどうぞ」
「い、いいのかい、おし乃さん!」
「ええ、もちろん。感想を聞かせてくださいな」
私は二人の前に、小さな丼を差し出した。
弥之助さんは、ごくりと喉を鳴らし、お初ちゃんは目をきらきらさせている。
「「いただきます!」」
二人は声を揃えて言うと、熱々の蒲焼きを、ご飯と一緒にかき込んだ。
そして、次の瞬間。
「んんんんまいっ!」
弥之助さんが、天を仰いで叫んだ。
「なんだこりゃあ! 鰯が、鰻みてえだ! いや、鰻より美味いかもしれねえ! 甘辛いタレと、香ばしい鰯の脂が飯に染みて、こりゃあ箸が止まらねえぜ!」
「おいしいー! お魚さん、甘くてふわふわ! 骨もないから、食べやすい!」
お初ちゃんも、口の周りをタレだらけにしながら、満面の笑みを浮かべている。
その喜ぶ顔を見て、私の心も温かくなった。
「よかったわ。これなら、詰所の皆さんも喜んでくださるかしら?」
「喜ぶなんてもんじゃねえよ! おし乃さん、あんたは神様だ! いや、女神様だ!」
弥之助さんは、丼をあっという間に空にすると、私の手を握ってぶんぶんと振った。
「なあ、おし乃さん! 頼む! 今の作り方を、紙に書いてくれねえか! あと、さっき言ってた生姜煮と、つみれ汁ってやつも!」
「ええ、お安い御用ですわ。すぐに書きましょう」
私はにこやかに頷くと、帳場から筆と紙を取り出した。
まずは、鰯の蒲焼きの作り方から。
鰯の下処理の仕方、タレの合わせ方、焼き加減のコツ。誰が作っても味がぶれないように、なるべく分かりやすく、丁寧に書き記していく。
「へぇ、タレに少しだけ砂糖を入れるのがコツなのか」
弥之助さんは、私の手元を覗き込みながら、しきりに感心している。
「はい。少しだけ甘みを加えることで、味がまろやかになり、照りも良く出ますの」
「なるほどなぁ……料理ってのは、奥が深いもんだ」
蒲焼きの作り方を書き終え、次に生姜煮の作り方を書き始めたところで、弥之助さんが思い出したように言った。
「そういやおし乃さん。この前の越後屋の隠居様のこと、聞いたぜ。とんだ大物と知り合いだったんだな」
その言葉に、私は少し驚いて顔を上げた。
火消し組の情報網は、本当に侮れない。
「ええ、まあ……。父が昔、少しだけご縁があったようでして」
「それにしても、大したもんだよ。あの越後屋を唸らせるなんてな。おし乃さんの腕前は、江戸一番だぜ」
弥之助さんは、自分のことのように胸を張って言った。
その屈託のない賞賛の言葉が、少し気恥ずかしくも、素直に嬉しかった。
「そんなことはありませんわ。私はただ、父から教わった通りにしているだけで……」
「謙遜するなって。町中の噂になってるぜ、『やわらぎ亭の飯は、心を解きほぐす魔法の飯だ』ってな」
「まあ……」
そんな大げさな噂が立っているとは、初耳だった。
私は苦笑しながら、再び筆を進めた。
生姜煮は、煮崩れしないように、落し蓋をして弱火でことこと煮込むのが肝心だ。
生姜は薄切りにして、たっぷりと加える。
「それから、つみれ汁ですが……」
私が三つ目の料理法を説明し始めた時、店の戸口に新たな人影が現れた。
「おや、朝から賑やかですな」
聞き慣れた、飄々とした声。
振り返ると、そこにはいつものように、浪人風の出で立ちの金さんが立っていた。
威勢のいい声と共に店に入ってきた弥之助さんは、私とお初ちゃんを見て、にかりと笑った。
その笑顔は、深川の青い空のように、からりと晴れやかだ。
「弥之助さん、おはようございます。夜番、お疲れ様でした」
「おう! 今しがた、詰所での役目が終わったとこでな。腹が減って、おし乃さんの飯が食いたくなっちまった」
「弥之助にいちゃん、おはよう!」
お初ちゃんも、口の周りにご飯粒をつけながら、元気よく挨拶する。
弥之助さんはその頭をわしわしと撫でた。
「おう、お初ちゃんは元気だなぁ。よしよし、ちゃんと食って、大きくなるんだぞ」
「うん!」
そんな和やかなやり取りを微笑ましく見ながら、私は弥之助さんのために、お茶を淹れた。
「さ、どうぞ。今、朝餉の支度をしますから、少しお待ちくださいな」
「おう、すまねえな。……っと、その前に、おし乃さんにちょっと頼みがあるんだが、いいかい?」
弥之助さんは、そう言うと、少しばつが悪そうに頭を掻いた。
いつもの彼らしくない、歯切れの悪い様子が少し気になる。
「頼み事、ですか?」
「ああ。いや、大したことじゃねえんだが……実は、ちと困っててな」
弥之助さんは、懐から手ぬぐいに包まれた何かを取り出した。
包みを開くと、中から現れたのは、ぴかぴかと青く光る、十数匹の鰯だった。
どれも脂が乗っていて、とても新鮮そうだ。
「まあ、見事な鰯ですね。これがどうかしたのですか?」
「それがよ……。昨日、懇意にしてる漁師のところから、こいつを山ほど貰っちまってな。詰所の連中で分けても、まだまだ樽にどっさり残ってるんだ」
「それは、ありがたいことじゃないですか」
私がそう言うと、弥之助さんは大きなため息をついた。
「ありがたいのはありがたいんだがよ……。詰所の飯炊き当番の奴が、塩焼きにするしか能がなくてな。三食続けて鰯の塩焼きが出てきた日にゃ、さすがに屈強な火消しの連中も、うんざり顔ってもんよ」
その光景を想像して、私は思わずくすりと笑ってしまった。
「昨日の晩なんざ、『もう鰯の顔も見たくねえ』なんて言い出す奴まで出る始末でな。せっかくの頂き物を、無駄にするわけにもいかねえし……。そこで、おし乃さんなら、何か良い知恵を貸してくれるんじゃねえかと思ってよ」
「なるほど。そういうことでございましたか」
事情はよく分かった。
これは、料理人として腕の振るい甲斐がある、嬉しい相談だ。
「鰯ですもの。塩焼きだけではもったいないですわ。色々な食べ方ができますよ」
「本当か!?」
弥之助さんの顔が、ぱっと輝いた。
「ええ。例えば、生姜をたっぷり利かせて甘辛く煮付ける『生姜煮』も美味しいですし、骨ごと叩いてつみれにして、お汁の実にすれば、良い出汁も出て身体が温まります」
「しょうが煮……つみれ汁……! どっちも美味そうだ!」
「あとは、三枚におろして、小麦粉をまぶして油で揚げて、南蛮酢に漬け込むのも、さっぱりとして日持ちもします。それに……」
私は少し考えると、弥之助さんが持ってきた鰯を数匹、手早く捌き始めた。
「お子様でも食べやすいように、蒲焼き風にするのもよろしいかと」
「蒲焼きだって!? 鰻じゃなくて、鰯をかい?」
弥之助さんが、驚きの声を上げる。
隣では、お初ちゃんも「いわしのかばやき?」と、不思議そうに首を傾げていた。
「ええ。安くて栄養のある鰯を、子供たちにも喜んで食べてもらえるようにと、昔からある料理ですわ」
私は手早く鰯の頭と内臓を取り、手で開いて中骨を抜き取る。
それに軽く片栗粉をまぶし、熱した鉄鍋に油を引いて、皮目から香ばしく焼き付けていく。
じゅう、という食欲をそそる音と、香ばしい匂いが店の中に立ち込めた。
皮目がぱりっと焼けたら裏返し、さっと火を通す。
そこに、醤油、みりん、酒を合わせたタレを回しかけると、甘辛い香りが湯気と共に一気に立ち上った。
「うわぁ……!」
弥之助さんとお初ちゃんが、同時に感嘆の声を漏らす。
タレが煮詰まり、鰯の身に照りよく絡んだところで火から下ろす。
炊きたてのご飯を小さな丼によそい、その上に蒲焼きを乗せ、仕上げに山椒をぱらりとかければ、あっという間に「鰯の蒲焼き丼」の出来上がりだ。
「さあ、お二人とも。お味見をどうぞ」
「い、いいのかい、おし乃さん!」
「ええ、もちろん。感想を聞かせてくださいな」
私は二人の前に、小さな丼を差し出した。
弥之助さんは、ごくりと喉を鳴らし、お初ちゃんは目をきらきらさせている。
「「いただきます!」」
二人は声を揃えて言うと、熱々の蒲焼きを、ご飯と一緒にかき込んだ。
そして、次の瞬間。
「んんんんまいっ!」
弥之助さんが、天を仰いで叫んだ。
「なんだこりゃあ! 鰯が、鰻みてえだ! いや、鰻より美味いかもしれねえ! 甘辛いタレと、香ばしい鰯の脂が飯に染みて、こりゃあ箸が止まらねえぜ!」
「おいしいー! お魚さん、甘くてふわふわ! 骨もないから、食べやすい!」
お初ちゃんも、口の周りをタレだらけにしながら、満面の笑みを浮かべている。
その喜ぶ顔を見て、私の心も温かくなった。
「よかったわ。これなら、詰所の皆さんも喜んでくださるかしら?」
「喜ぶなんてもんじゃねえよ! おし乃さん、あんたは神様だ! いや、女神様だ!」
弥之助さんは、丼をあっという間に空にすると、私の手を握ってぶんぶんと振った。
「なあ、おし乃さん! 頼む! 今の作り方を、紙に書いてくれねえか! あと、さっき言ってた生姜煮と、つみれ汁ってやつも!」
「ええ、お安い御用ですわ。すぐに書きましょう」
私はにこやかに頷くと、帳場から筆と紙を取り出した。
まずは、鰯の蒲焼きの作り方から。
鰯の下処理の仕方、タレの合わせ方、焼き加減のコツ。誰が作っても味がぶれないように、なるべく分かりやすく、丁寧に書き記していく。
「へぇ、タレに少しだけ砂糖を入れるのがコツなのか」
弥之助さんは、私の手元を覗き込みながら、しきりに感心している。
「はい。少しだけ甘みを加えることで、味がまろやかになり、照りも良く出ますの」
「なるほどなぁ……料理ってのは、奥が深いもんだ」
蒲焼きの作り方を書き終え、次に生姜煮の作り方を書き始めたところで、弥之助さんが思い出したように言った。
「そういやおし乃さん。この前の越後屋の隠居様のこと、聞いたぜ。とんだ大物と知り合いだったんだな」
その言葉に、私は少し驚いて顔を上げた。
火消し組の情報網は、本当に侮れない。
「ええ、まあ……。父が昔、少しだけご縁があったようでして」
「それにしても、大したもんだよ。あの越後屋を唸らせるなんてな。おし乃さんの腕前は、江戸一番だぜ」
弥之助さんは、自分のことのように胸を張って言った。
その屈託のない賞賛の言葉が、少し気恥ずかしくも、素直に嬉しかった。
「そんなことはありませんわ。私はただ、父から教わった通りにしているだけで……」
「謙遜するなって。町中の噂になってるぜ、『やわらぎ亭の飯は、心を解きほぐす魔法の飯だ』ってな」
「まあ……」
そんな大げさな噂が立っているとは、初耳だった。
私は苦笑しながら、再び筆を進めた。
生姜煮は、煮崩れしないように、落し蓋をして弱火でことこと煮込むのが肝心だ。
生姜は薄切りにして、たっぷりと加える。
「それから、つみれ汁ですが……」
私が三つ目の料理法を説明し始めた時、店の戸口に新たな人影が現れた。
「おや、朝から賑やかですな」
聞き慣れた、飄々とした声。
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