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今後について
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大地と共に部屋を出て廊下を歩く。先に声をかけて来たの大地だった。
「これからどうする?」
「謎解きをしながら、少し兄さん達の裏を探ろうと思う」
おかしいと思う事が多くて訳が分らない。聖司兄さんと拓也兄さんの言動と態度。本当に壊そうとしてるならやり方が生ぬるい気がする。縛り付けて、犯し尽くせば彰は確実に壊れる。それなのに、なんでこんなゲーム様式にしているんだ。
「そんなのほっといて、あきくんを逃した方が良くない?」
「一番はあきちゃんを逃す事だ。ついでに兄さん達のことも探るってだけさ」
ついでという形を大地の前では取った。今大地に病んでもらう訳にはいかない。恋のライバルではあるが、彰を救いたいと言う想いは一緒なのだ。共に協力していくのは大事になっていくだろう。大地は俺よりも強い。そんな大地を敵に回す事だけは避けたい。
「そうか。それなら、一回監視室に戻る?」
「俺が食器を片付けてから戻るから、大地はこのまま謎解きを進めてくれ」
「わかったよ」
今後について大地と話しているとパーンポーンと音が廊下に響いた。
「時間になりました。第四の狼が放たれます。羊さんは全力で逃げてください。」
その放送を聞いて、大地と視線を合わせた。
「くそ、幸平か……」
「そうだね。あいつ性癖最悪なんだよな……」
幸平は、正直女扱いが悪い奴だった。その他はいい奴なのに、セックスとなるとSの本性が表れていた。
あれは、幸平が高校一年の時、問題を起こしたと言う事で保護者の代わりの俺が呼び出された時のことだ。
当時付き合っていた女の子を襲ったと言う事だった。本人に聞くとやっていないと言うだけだった。
さて、どうするかと思っていた時にカッとなった女の子が幸平が何をやったか具体的に暴露してしまったのだ。それも校長、担任先生、俺、幸平、女の子の母が皆んないる前で。
縛って、言葉責めをして何度も休み無しで絶頂させられたと暴露した。
それを聞いた俺たちは皆顔を赤くして、俯いてしまった。
そんな過去を持つ、幸平は紛れもなくSである。
あの幸平だ。彰を一気に責め立てて壊す気でいるだろう。これは一度会って釘を刺しておく必要がありそうだ。
「どちらか幸平にあったら、釘を打っておこうか」
そう先に提案してくれたのは大地だった。別に口にした訳では無いのに、思いを嗅ぎ取ってくれるのは双子の成せる技だろうか。
「そうだな」
「海斗、監視室行くんだろ。俺一階に行くからついでに食器片付けるよ」
「いいのか?」
「うん、早めに行けば隠し通路辺りで幸平に会えるかもしれないしね」
「そうだな。頼んだ」
そう言って大地に食器の乗ったお盆を手渡した。
「それじゃ、気を付けて」
「大地も気を付けろよ」
互いに、頷き合って別れた。
近くの客室から、隠し通路へと入った。
「これからどうする?」
「謎解きをしながら、少し兄さん達の裏を探ろうと思う」
おかしいと思う事が多くて訳が分らない。聖司兄さんと拓也兄さんの言動と態度。本当に壊そうとしてるならやり方が生ぬるい気がする。縛り付けて、犯し尽くせば彰は確実に壊れる。それなのに、なんでこんなゲーム様式にしているんだ。
「そんなのほっといて、あきくんを逃した方が良くない?」
「一番はあきちゃんを逃す事だ。ついでに兄さん達のことも探るってだけさ」
ついでという形を大地の前では取った。今大地に病んでもらう訳にはいかない。恋のライバルではあるが、彰を救いたいと言う想いは一緒なのだ。共に協力していくのは大事になっていくだろう。大地は俺よりも強い。そんな大地を敵に回す事だけは避けたい。
「そうか。それなら、一回監視室に戻る?」
「俺が食器を片付けてから戻るから、大地はこのまま謎解きを進めてくれ」
「わかったよ」
今後について大地と話しているとパーンポーンと音が廊下に響いた。
「時間になりました。第四の狼が放たれます。羊さんは全力で逃げてください。」
その放送を聞いて、大地と視線を合わせた。
「くそ、幸平か……」
「そうだね。あいつ性癖最悪なんだよな……」
幸平は、正直女扱いが悪い奴だった。その他はいい奴なのに、セックスとなるとSの本性が表れていた。
あれは、幸平が高校一年の時、問題を起こしたと言う事で保護者の代わりの俺が呼び出された時のことだ。
当時付き合っていた女の子を襲ったと言う事だった。本人に聞くとやっていないと言うだけだった。
さて、どうするかと思っていた時にカッとなった女の子が幸平が何をやったか具体的に暴露してしまったのだ。それも校長、担任先生、俺、幸平、女の子の母が皆んないる前で。
縛って、言葉責めをして何度も休み無しで絶頂させられたと暴露した。
それを聞いた俺たちは皆顔を赤くして、俯いてしまった。
そんな過去を持つ、幸平は紛れもなくSである。
あの幸平だ。彰を一気に責め立てて壊す気でいるだろう。これは一度会って釘を刺しておく必要がありそうだ。
「どちらか幸平にあったら、釘を打っておこうか」
そう先に提案してくれたのは大地だった。別に口にした訳では無いのに、思いを嗅ぎ取ってくれるのは双子の成せる技だろうか。
「そうだな」
「海斗、監視室行くんだろ。俺一階に行くからついでに食器片付けるよ」
「いいのか?」
「うん、早めに行けば隠し通路辺りで幸平に会えるかもしれないしね」
「そうだな。頼んだ」
そう言って大地に食器の乗ったお盆を手渡した。
「それじゃ、気を付けて」
「大地も気を付けろよ」
互いに、頷き合って別れた。
近くの客室から、隠し通路へと入った。
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