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26 人工呼吸
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「がふっ……これ……不味いかも」
強力な麻痺毒の胞子を振りまくキノコ型モンスター、マヒンゴラを撃破したもののその残り胞子を受けてしまった小愛。この麻痺毒は即効性が高く、胞子を吸い込んですぐにその効果が表れる。
体が動かなくなり、その場に崩れ落ちる。そして徐々に呼吸が辛くなっていき、いつの間にか意識を失いかけていた。
(駄目……肺が、動かない……)
麻痺毒によって、肺を動かす筋肉の動きが弱くなる。体内に取り込まれる空気の量が減り、小愛の意識は瞬く間に闇へといざなわれたのだった。
(あれ……私、どうなって……って何この状況!?)
小愛は目が覚めると同時に、口に何か温かくて柔らかいものが触れていることに気付く。
「ぷはっ……目が覚めましたか?」
「あ……あな、た……は?」
「やっぱりまだ回復しきっていませんね。私はこの森に棲んでいるエルフのディアです。ここは私の拠点で安全ですので、心配しないでくださいね。あっと、そろそろまたやらないと」
「んむっ」
小愛に自身の名前と今の状況を説明したエルフの少女ディアは再び小愛へと口づけする。
(これ……もしかして人工呼吸?)
「ふぅ……麻痺毒の影響も弱くはなってきていますが、それでもまだ完全には抜けきっていません。ですので私がこうして人工呼吸をしているのですよ。んぅむ」
ディアの吐き出した空気が小愛の肺を膨らませ、その中を満たしていく。
人の吐き出した空気には使用されなかった酸素が混じっているが、エルフであるディアの息には人間よりも多くの酸素が含まれていた。そのため通常の呼吸とおなじくらいの酸素が小愛の体内へと送り込まれていたのだった。
(なんだか不思議な感覚。息をしていないのに肺が勝手に動いてる……。それに……ディアさんすっごく可愛い……!)
容姿端麗なエルフ族の中でもディアは特に小愛の趣味に近い容姿をしていた。いや、小愛は美少女なら誰でも良かった。小愛はそういう女だった。
(こんな美少女に人工呼吸をされているなんて……なんて幸運なんだろう♥)
小愛は美少女エルフに口づけされていることに、この上ない程の幸福を感じていた。
(ああ♥ディアさんの吸った空気が私の中にも流れ込む♥ディアさんと私、同じ空気を通して一つになってるっ♥)
ディアに空気を送り込まれる度に、小愛の体がぴくんと跳ねる。人工呼吸をされているだけなのだが、小愛の中には性行為をしたかのような快楽が充満していた。
麻痺毒に侵されているはずの彼女の体。にも関わらず彼女の小さな胸の先はぷっくりと膨れ上がっている。小愛のエロスは麻痺毒に打ち勝ったのだった。
「……もしかして、えっちな気分になっちゃってます?」
「むぐっ!?」
耳元でやさしく囁かれ、その刺激からか小愛の体は大きく跳ねる。
「そうですよね。だってこんな美少女にキスされちゃってるんですもの」
「それ、自分で言うんですね……あ、喋れるようになってる……」
麻痺毒の効果がなくなり始めていることを小愛は惜しむ。人工呼吸の必要性が無くなってしまうからだ。
「そんなに悲しそうな顔をしなくても、私で良ければ、お相手いたしますよ♥」
ディアはそう言い、小愛の答えを聞くことなく押し倒す。そして再び人工呼吸を始めた。
「私の空気でいっぱいにしてあげます♥もう他の空気じゃ満足できないくらいとろっとろにしてあげますね♥」
ディアによる強制的な人工呼吸は一晩中続いたのだった。
[麻痺耐性を習得しました]
強力な麻痺毒の胞子を振りまくキノコ型モンスター、マヒンゴラを撃破したもののその残り胞子を受けてしまった小愛。この麻痺毒は即効性が高く、胞子を吸い込んですぐにその効果が表れる。
体が動かなくなり、その場に崩れ落ちる。そして徐々に呼吸が辛くなっていき、いつの間にか意識を失いかけていた。
(駄目……肺が、動かない……)
麻痺毒によって、肺を動かす筋肉の動きが弱くなる。体内に取り込まれる空気の量が減り、小愛の意識は瞬く間に闇へといざなわれたのだった。
(あれ……私、どうなって……って何この状況!?)
小愛は目が覚めると同時に、口に何か温かくて柔らかいものが触れていることに気付く。
「ぷはっ……目が覚めましたか?」
「あ……あな、た……は?」
「やっぱりまだ回復しきっていませんね。私はこの森に棲んでいるエルフのディアです。ここは私の拠点で安全ですので、心配しないでくださいね。あっと、そろそろまたやらないと」
「んむっ」
小愛に自身の名前と今の状況を説明したエルフの少女ディアは再び小愛へと口づけする。
(これ……もしかして人工呼吸?)
「ふぅ……麻痺毒の影響も弱くはなってきていますが、それでもまだ完全には抜けきっていません。ですので私がこうして人工呼吸をしているのですよ。んぅむ」
ディアの吐き出した空気が小愛の肺を膨らませ、その中を満たしていく。
人の吐き出した空気には使用されなかった酸素が混じっているが、エルフであるディアの息には人間よりも多くの酸素が含まれていた。そのため通常の呼吸とおなじくらいの酸素が小愛の体内へと送り込まれていたのだった。
(なんだか不思議な感覚。息をしていないのに肺が勝手に動いてる……。それに……ディアさんすっごく可愛い……!)
容姿端麗なエルフ族の中でもディアは特に小愛の趣味に近い容姿をしていた。いや、小愛は美少女なら誰でも良かった。小愛はそういう女だった。
(こんな美少女に人工呼吸をされているなんて……なんて幸運なんだろう♥)
小愛は美少女エルフに口づけされていることに、この上ない程の幸福を感じていた。
(ああ♥ディアさんの吸った空気が私の中にも流れ込む♥ディアさんと私、同じ空気を通して一つになってるっ♥)
ディアに空気を送り込まれる度に、小愛の体がぴくんと跳ねる。人工呼吸をされているだけなのだが、小愛の中には性行為をしたかのような快楽が充満していた。
麻痺毒に侵されているはずの彼女の体。にも関わらず彼女の小さな胸の先はぷっくりと膨れ上がっている。小愛のエロスは麻痺毒に打ち勝ったのだった。
「……もしかして、えっちな気分になっちゃってます?」
「むぐっ!?」
耳元でやさしく囁かれ、その刺激からか小愛の体は大きく跳ねる。
「そうですよね。だってこんな美少女にキスされちゃってるんですもの」
「それ、自分で言うんですね……あ、喋れるようになってる……」
麻痺毒の効果がなくなり始めていることを小愛は惜しむ。人工呼吸の必要性が無くなってしまうからだ。
「そんなに悲しそうな顔をしなくても、私で良ければ、お相手いたしますよ♥」
ディアはそう言い、小愛の答えを聞くことなく押し倒す。そして再び人工呼吸を始めた。
「私の空気でいっぱいにしてあげます♥もう他の空気じゃ満足できないくらいとろっとろにしてあげますね♥」
ディアによる強制的な人工呼吸は一晩中続いたのだった。
[麻痺耐性を習得しました]
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