259 / 269
最終章
第七話 トレーニングの結果
しおりを挟む
魔王杯に向けてトレーニングをすることになった俺たちは、足腰を鍛えるために砂コースを走ることになった。
だが、ルーナの罰ゲームと言う話を持ち出した結果、みんなが本気で走る。
ここまでは良かった。そう、ここまでは。
タマモたちが罰ゲームを受ける条件は、ハンデを背負っている状態の俺に先にゴールされることだ。そのため、俺を前に行かせないように、そしてより多くの体力を消耗させるために大外を走らせようと彼女たちは協力し合っている。
今回のトレーニングは魔法を禁止とさせられている。タイヤを引き摺ってハンデのある状態の俺では、魔法なしで彼女たちの壁を越えるのは難しいだろう。
体力を温存するために内側を走っていては、追い越すことは不可能。だからと言って大外を走れば、その分体力を大きく削られてしまう。
普段良く走る芝のコースとは違い砂コースは足を乗せた瞬間に沈み、そして前に進むために思いっきり蹴り上げて足を伸ばす必要がある。
通常と比べてパワーが要求されるし、外を走ればスタミナ切れを起こす可能性もある。だからと言って内で様子を見続けていては勝てず、俺が罰ゲームを受けることになる。
罰ゲームの内容が何なのかは不明であるが、俺が考える最も嫌な罰ゲームをさせられた場合は、きっと後悔することになるだろう。
俺も負ける訳にはいかない。
タマモたちの後を走って様子を伺い続けていると、壁となっている彼女たちにバラツキが生じ始めていることに気付いた。
そうか。この砂コースはゴールに近付けば近付く程、坂が急勾配になっていく。
体力がない者から速度を落としていく。なら、その間を掻い潜って行けば、前に進めるはずだ。
「アイリン悪いな。どうやら罰ゲームを受けるのはお前のようだ」
「シャ、シャカールトレーナー! やめてください! わたしは練習ばかりの日々は嫌です!」
懇願する彼女を無視して、俺は体力を失ってバテ始めているアイリンの横を抜け、前に出た。
これで俺の罰ゲームは免れる。悪いな。この世界は弱肉強食だ。恨むのであれば、日々トレーニングをサボっていた自分自身を恨んでくれ。
心の中で呟いたその瞬間、急に足が重くなり、一歩踏み出す足に入れる力が格段に上がった。
ここに来て、ハンデのタイヤと急勾配の坂の影響が出たのか?
「いやぁ、タイヤの上は楽で良いですね。シャカールトレーナーファイト! このままではどんどん距離を離されていきますよ」
真後ろからアイリンの声が聞こえ、首を横に向けて後方を見る。後の状況を理解した瞬間、俺は大きく目を見開いた。
「アイリンお前! 何をやっているんだ!」
「何って、見た通りですよ。シャカールトレーナーの引っ張っているタイヤの上に座って体力を温存しているのです」
俺が引っ張っているタイヤに腰掛け、満面の笑みを浮かべるアイリンに怒りが湧き出す。
「ルーナ! これって反則だろうが! 全力で走っていないから、こいつが罰ゲームを受けるべきだ!」
今回のトレーニングの対象は別に合格ラインに到達しなかった者だけではない。ルーナが真面目に全力で走っていないと判断した者も、罰ゲームの対象となる。
「ルーナ学園長、わたしはこれでも全力ですよ! 確かにサボっているように見えるかもしれませんが、体力が少ない私がゴールできるには、シャカールトレーナーを利用しなければなりません。わたしが全力で考えた結果の最善策です。わたしはこれでも全力を尽くしていますよ」
ルーナに向けて弁明しているが、どう見ても屁理屈だろうが。絶対にアイリンは反則だ。彼女が罰ゲームを受けるべき。
走りながらルーナの判決を待つ。
「分かった。その策は有効と言うことにしておこう。だが、ゴール目前までその状態で居たら、反則扱いにするからな」
ルーナ! お前! 絶対に面白がっているだろうが!
心の中で叫び声を上げる。
普通に考えれば反則のはずが、反則でないと判断されてしまった。
「シャカールトレーナー残念でしたね。うーん、ですが、このままでは皆さんと引き離されていきます。シャカールトレーナー、もっと気合いを入れて走ってください。鞭があればシャカールトレーナーを叩いて気合いを入れさせることができるのになぁ」
くそう。ルーナが許可を出した瞬間に言いたい放題言いやがって。
彼女に対して心の中で舌打ちをすると、一度頭の中でシミュレーションをしてみる。
最悪のケースは、俺が勝利条件を満たせないで罰ゲームを受ける場合だ。
ゴールが近づいた瞬間に、アイリンは俺を飛び越えてそのままゴールするだろう。休憩をして体力を回復した彼女と、疲労困憊に近い状態の俺なら、アイリンの方が有利だ。
そしてタマモたちは俺をどんどん引き離している。
この状況から考えれば、アイリンが何らかのミスをしない限り、俺が負けてしまうことになる。だからと言って神頼みを期待するのも現実的ではない。
くそう。魔法が使えたら一発逆転ができると言うのに、魔法が使えないのなら俺の負けるリスクが一番高いじゃないか。
魔法が使いたくとも使えない状況の中、必死になって状況の打開策を考える。
すると、あることに思い至った。
そうだ。ルーナは魔法禁止と言っていたが、ユニークスキルまで禁止とは言っていない。なら俺のユニークスキルであるメディカルピックルを発動させれば、可能性は見出せるじゃないか。
「アイリン、今からスピードを上げるぞ! 振り落とされないようにしっかり捕まっていろよ!」
彼女に忠告すると、ユニークスキルのメディカルピックルを発動する。
その瞬間、過去に投与された薬の効果が出ていると脳が誤認し、薬を打った時と同じような効果が体に現れる。
その結果、足の筋肉の収縮速度が上がり、スピードとパワーが格段に上がる。
今の俺の速度は、俊足魔法を使った時に近い状態だ。これなら、前を走るやつに追い付くだろう。
その認識は正しかったようで、どんどん前を走っているタマモたちに追い付く。
「うそ! あの距離からどうやって!」
「さすがシャカール君ですね。ママは驚きです」
「シャカールちゃん凄い! さすがマーヤの未来の旦那さん!」
「ゼロナ兄が凄いのは嬉しいけれど、やっぱり負けたくない」
「私に勝っただけはありますね。ですが、負ける訳にはいきません。最後まで全力で走らせてもらいます」
「シャ、シャカールトレーナー激しい過ぎです! わたし、もう、だめええええええええぇぇぇぇぇぇ!」
後方からアイリンの声が聞こえたかと思った瞬間、彼女はタイヤから吹き飛ばされたようで俺の真上を飛んでいく。
そして俺たちはゴール板を駆け抜けた。
結果がどうなったのかは分からない。でも、おそらく全員がほぼ同時にゴールをしたような気がした。
「全員同時ゴールか。つまらない。これでは罰ゲームを考えた意味がないではないか」
全員罰ゲームを回避したことをルーナが告げ、俺はホッと一安心した。
だが、ルーナの罰ゲームと言う話を持ち出した結果、みんなが本気で走る。
ここまでは良かった。そう、ここまでは。
タマモたちが罰ゲームを受ける条件は、ハンデを背負っている状態の俺に先にゴールされることだ。そのため、俺を前に行かせないように、そしてより多くの体力を消耗させるために大外を走らせようと彼女たちは協力し合っている。
今回のトレーニングは魔法を禁止とさせられている。タイヤを引き摺ってハンデのある状態の俺では、魔法なしで彼女たちの壁を越えるのは難しいだろう。
体力を温存するために内側を走っていては、追い越すことは不可能。だからと言って大外を走れば、その分体力を大きく削られてしまう。
普段良く走る芝のコースとは違い砂コースは足を乗せた瞬間に沈み、そして前に進むために思いっきり蹴り上げて足を伸ばす必要がある。
通常と比べてパワーが要求されるし、外を走ればスタミナ切れを起こす可能性もある。だからと言って内で様子を見続けていては勝てず、俺が罰ゲームを受けることになる。
罰ゲームの内容が何なのかは不明であるが、俺が考える最も嫌な罰ゲームをさせられた場合は、きっと後悔することになるだろう。
俺も負ける訳にはいかない。
タマモたちの後を走って様子を伺い続けていると、壁となっている彼女たちにバラツキが生じ始めていることに気付いた。
そうか。この砂コースはゴールに近付けば近付く程、坂が急勾配になっていく。
体力がない者から速度を落としていく。なら、その間を掻い潜って行けば、前に進めるはずだ。
「アイリン悪いな。どうやら罰ゲームを受けるのはお前のようだ」
「シャ、シャカールトレーナー! やめてください! わたしは練習ばかりの日々は嫌です!」
懇願する彼女を無視して、俺は体力を失ってバテ始めているアイリンの横を抜け、前に出た。
これで俺の罰ゲームは免れる。悪いな。この世界は弱肉強食だ。恨むのであれば、日々トレーニングをサボっていた自分自身を恨んでくれ。
心の中で呟いたその瞬間、急に足が重くなり、一歩踏み出す足に入れる力が格段に上がった。
ここに来て、ハンデのタイヤと急勾配の坂の影響が出たのか?
「いやぁ、タイヤの上は楽で良いですね。シャカールトレーナーファイト! このままではどんどん距離を離されていきますよ」
真後ろからアイリンの声が聞こえ、首を横に向けて後方を見る。後の状況を理解した瞬間、俺は大きく目を見開いた。
「アイリンお前! 何をやっているんだ!」
「何って、見た通りですよ。シャカールトレーナーの引っ張っているタイヤの上に座って体力を温存しているのです」
俺が引っ張っているタイヤに腰掛け、満面の笑みを浮かべるアイリンに怒りが湧き出す。
「ルーナ! これって反則だろうが! 全力で走っていないから、こいつが罰ゲームを受けるべきだ!」
今回のトレーニングの対象は別に合格ラインに到達しなかった者だけではない。ルーナが真面目に全力で走っていないと判断した者も、罰ゲームの対象となる。
「ルーナ学園長、わたしはこれでも全力ですよ! 確かにサボっているように見えるかもしれませんが、体力が少ない私がゴールできるには、シャカールトレーナーを利用しなければなりません。わたしが全力で考えた結果の最善策です。わたしはこれでも全力を尽くしていますよ」
ルーナに向けて弁明しているが、どう見ても屁理屈だろうが。絶対にアイリンは反則だ。彼女が罰ゲームを受けるべき。
走りながらルーナの判決を待つ。
「分かった。その策は有効と言うことにしておこう。だが、ゴール目前までその状態で居たら、反則扱いにするからな」
ルーナ! お前! 絶対に面白がっているだろうが!
心の中で叫び声を上げる。
普通に考えれば反則のはずが、反則でないと判断されてしまった。
「シャカールトレーナー残念でしたね。うーん、ですが、このままでは皆さんと引き離されていきます。シャカールトレーナー、もっと気合いを入れて走ってください。鞭があればシャカールトレーナーを叩いて気合いを入れさせることができるのになぁ」
くそう。ルーナが許可を出した瞬間に言いたい放題言いやがって。
彼女に対して心の中で舌打ちをすると、一度頭の中でシミュレーションをしてみる。
最悪のケースは、俺が勝利条件を満たせないで罰ゲームを受ける場合だ。
ゴールが近づいた瞬間に、アイリンは俺を飛び越えてそのままゴールするだろう。休憩をして体力を回復した彼女と、疲労困憊に近い状態の俺なら、アイリンの方が有利だ。
そしてタマモたちは俺をどんどん引き離している。
この状況から考えれば、アイリンが何らかのミスをしない限り、俺が負けてしまうことになる。だからと言って神頼みを期待するのも現実的ではない。
くそう。魔法が使えたら一発逆転ができると言うのに、魔法が使えないのなら俺の負けるリスクが一番高いじゃないか。
魔法が使いたくとも使えない状況の中、必死になって状況の打開策を考える。
すると、あることに思い至った。
そうだ。ルーナは魔法禁止と言っていたが、ユニークスキルまで禁止とは言っていない。なら俺のユニークスキルであるメディカルピックルを発動させれば、可能性は見出せるじゃないか。
「アイリン、今からスピードを上げるぞ! 振り落とされないようにしっかり捕まっていろよ!」
彼女に忠告すると、ユニークスキルのメディカルピックルを発動する。
その瞬間、過去に投与された薬の効果が出ていると脳が誤認し、薬を打った時と同じような効果が体に現れる。
その結果、足の筋肉の収縮速度が上がり、スピードとパワーが格段に上がる。
今の俺の速度は、俊足魔法を使った時に近い状態だ。これなら、前を走るやつに追い付くだろう。
その認識は正しかったようで、どんどん前を走っているタマモたちに追い付く。
「うそ! あの距離からどうやって!」
「さすがシャカール君ですね。ママは驚きです」
「シャカールちゃん凄い! さすがマーヤの未来の旦那さん!」
「ゼロナ兄が凄いのは嬉しいけれど、やっぱり負けたくない」
「私に勝っただけはありますね。ですが、負ける訳にはいきません。最後まで全力で走らせてもらいます」
「シャ、シャカールトレーナー激しい過ぎです! わたし、もう、だめええええええええぇぇぇぇぇぇ!」
後方からアイリンの声が聞こえたかと思った瞬間、彼女はタイヤから吹き飛ばされたようで俺の真上を飛んでいく。
そして俺たちはゴール板を駆け抜けた。
結果がどうなったのかは分からない。でも、おそらく全員がほぼ同時にゴールをしたような気がした。
「全員同時ゴールか。つまらない。これでは罰ゲームを考えた意味がないではないか」
全員罰ゲームを回避したことをルーナが告げ、俺はホッと一安心した。
0
あなたにおすすめの小説
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
ブラック国家を制裁する方法は、性癖全開のハーレムを作ることでした。
タカハシヨウ
ファンタジー
ヴァン・スナキアはたった一人で世界を圧倒できる強さを誇り、母国ウィルクトリアを守る使命を背負っていた。
しかし国民たちはヴァンの威を借りて他国から財産を搾取し、その金でろくに働かずに暮らしている害悪ばかり。さらにはその歪んだ体制を維持するためにヴァンの魔力を受け継ぐ後継を求め、ヴァンに一夫多妻制まで用意する始末。
ヴァンは国を叩き直すため、あえてヴァンとは子どもを作れない異種族とばかり八人と結婚した。もし後継が生まれなければウィルクトリアは世界中から報復を受けて滅亡するだろう。生き残りたければ心を入れ替えてまともな国になるしかない。
激しく抵抗する国民を圧倒的な力でギャフンと言わせながら、ヴァンは愛する妻たちと甘々イチャイチャ暮らしていく。
【一時完結】スキル調味料は最強⁉︎ 外れスキルと笑われた少年は、スキル調味料で無双します‼︎
アノマロカリス
ファンタジー
調味料…それは、料理の味付けに使う為のスパイスである。
この世界では、10歳の子供達には神殿に行き…神託の儀を受ける義務がある。
ただし、特別な理由があれば、断る事も出来る。
少年テッドが神託の儀を受けると、神から与えられたスキルは【調味料】だった。
更にどんなに料理の練習をしても上達しないという追加の神託も授かったのだ。
そんな話を聞いた周りの子供達からは大爆笑され…一緒に付き添っていた大人達も一緒に笑っていた。
少年テッドには、両親を亡くしていて妹達の面倒を見なければならない。
どんな仕事に着きたくて、頭を下げて頼んでいるのに「調味料には必要ない!」と言って断られる始末。
少年テッドの最後に取った行動は、冒険者になる事だった。
冒険者になってから、薬草採取の仕事をこなしていってったある時、魔物に襲われて咄嗟に調味料を魔物に放った。
すると、意外な効果があり…その後テッドはスキル調味料の可能性に気付く…
果たして、その可能性とは⁉
HOTランキングは、最高は2位でした。
皆様、ありがとうございます.°(ಗдಗ。)°.
でも、欲を言えば、1位になりたかった(⌒-⌒; )
マンションのオーナーは十六歳の不思議な青年 〜マンションの特別室は何故か女性で埋まってしまう〜
美鈴
ファンタジー
ホットランキング上位ありがとうございます😊
ストーカーの被害に遭うアイドル歌羽根天音。彼女は警察に真っ先に相談する事にしたのだが…結果を言えば解決には至っていない。途方にくれる天音。久しぶりに会った親友の美樹子に「──なんかあった?」と、聞かれてその件を伝える事に…。すると彼女から「なんでもっと早く言ってくれなかったの!?」と、そんな言葉とともに彼女は誰かに電話を掛け始め…
※カクヨム様にも投稿しています
※イラストはAIイラストを使用しています
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
攻撃魔法を使えないヒーラーの俺が、回復魔法で最強でした。 -俺は何度でも救うとそう決めた-【[完]】
水無月いい人(minazuki)
ファンタジー
【HOTランキング一位獲得作品】
【一次選考通過作品】
---
とある剣と魔法の世界で、
ある男女の間に赤ん坊が生まれた。
名をアスフィ・シーネット。
才能が無ければ魔法が使えない、そんな世界で彼は運良く魔法の才能を持って産まれた。
だが、使用できるのは攻撃魔法ではなく回復魔法のみだった。
攻撃魔法を一切使えない彼は、冒険者達からも距離を置かれていた。
彼は誓う、俺は回復魔法で最強になると。
---------
もし気に入っていただけたら、ブクマや評価、感想をいただけると大変励みになります!
#ヒラ俺
この度ついに完結しました。
1年以上書き続けた作品です。
途中迷走してました……。
今までありがとうございました!
---
追記:2025/09/20
再編、あるいは続編を書くか迷ってます。
もし気になる方は、
コメント頂けるとするかもしれないです。
Sランク昇進を記念して追放された俺は、追放サイドの令嬢を助けたことがきっかけで、彼女が押しかけ女房のようになって困る!
仁徳
ファンタジー
シロウ・オルダーは、Sランク昇進をきっかけに赤いバラという冒険者チームから『スキル非所持の無能』とを侮蔑され、パーティーから追放される。
しかし彼は、異世界の知識を利用して新な魔法を生み出すスキル【魔学者】を使用できるが、彼はそのスキルを隠し、無能を演じていただけだった。
そうとは知らずに、彼を追放した赤いバラは、今までシロウのサポートのお陰で強くなっていたことを知らずに、ダンジョンに挑む。だが、初めての敗北を経験したり、その後借金を背負ったり地位と名声を失っていく。
一方自由になったシロウは、新な町での冒険者活動で活躍し、一目置かれる存在となりながら、追放したマリーを助けたことで惚れられてしまう。手料理を振る舞ったり、背中を流したり、それはまるで押しかけ女房だった!
これは、チート能力を手に入れてしまったことで、無能を演じたシロウがパーティーを追放され、その後ソロとして活躍して無双すると、他のパーティーから追放されたエルフや魔族といった様々な追放少女が集まり、いつの間にかハーレムパーティーを結成している物語!
S級クラフトスキルを盗られた上にパーティから追放されたけど、実はスキルがなくても生産力最強なので追放仲間の美少女たちと工房やります
内田ヨシキ
ファンタジー
[第5回ドラゴンノベルス小説コンテスト 最終選考作品]
冒険者シオンは、なんでも作れる【クラフト】スキルを奪われた上に、S級パーティから追放された。しかしシオンには【クラフト】のために培った知識や技術がまだ残されていた!
物作りを通して、新たな仲間を得た彼は、世界初の技術の開発へ着手していく。
職人ギルドから追放された美少女ソフィア。
逃亡中の魔法使いノエル。
騎士職を剥奪された没落貴族のアリシア。
彼女らもまた、一度は奪われ、失ったものを、物作りを通して取り戻していく。
カクヨムにて完結済み。
( https://kakuyomu.jp/works/16817330656544103806 )
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる