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白熊は過去に囚われる君に愛を乞う
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「...詞葉さん」
「....はい」
土曜日。二人とも仕事が休みで、朝から一緒に朝食をとっていた。
詞葉も冬真も早起きだ。
まだまだ一日、長い時間が残されている。
「...あの、もし良ければ...デート、しませんか」
少し顔を赤らめて、勇気を出して誘った様子の冬真に、詞葉は思わず目を見開いた。
「...どこでもいいんだけど、俺....君と一緒に過ごしたい」
「一緒に....」
二人の関係性から、家で共に過ごしていてもお互い違うことをしていたり。冬真が話しかけても、詞葉がつれなかったり。
結婚してからも、一緒の時間を過ごした記憶は少ない。
「...ダメ、かな」
またの拒否の予感に、困ったような。でも詞葉を思い遣った笑顔を刻もうとした時。
「...いいです、よ」
小さな声で、オッケーをもらった。
思わぬ言葉に、勢いよく席から立ち上がった冬真は、震える声で確認する。
「...え、い、いいの?...本当?」
「.....はい」
「や、やったぁ!どこ行きたい?俺、どこでもいいんだ。君と過ごせたら、どこだって。もし行きたいところに迷うなら、俺が決めるよ」
ものすごく嬉しそうに聞いてくる冬真に、なるべく視線を合わせないようにしていることも忘れて、詞葉は彼をじっと見つめてしまった。
そしてーー。
「...ふ、ふふ」
「.........っ」
確かに、その時....詞葉は冬真に向かって微笑んだ。
冬真は、両手を上に上げたまま立ちすくむ。
何ものにも代え難い女性の....世界一美しい笑みを前に動けなくなった。
「...じゃあ、お任せします」
続いた声にも、いつもの冷たくあしらう感情は見えない。
その、綺麗な笑みも。柔らかい声音も。
人知れず葛藤していた冬真を突き動かすのには、十分だった。
冬真の思いをよそに、詞葉は食べ終わった食器を片付け自室に戻る。
いつもより念入りに髪をとかし。
いつもより着る服に迷い。
いつもよりメイクに時間をかける。
そんな自身の変化に気づきもせずにーー。
詞葉は、そわそわと動き回った。
◇
たっぷり時間が経ってから、鏡の前に立った詞葉は驚いた。
そこにうつる自分は、しっかりお洒落していて。
誰のためにこんなに着飾ったのか...
そう思うと部屋から出られなくなった。
冬真が、部屋までやって来る。
意を決してドアを開けた彼女を一目見た瞬間、彼は「可愛い」「綺麗だ」と褒め殺す。
顔を真っ赤にして俯く詞葉を嬉しそうに見つめて。
すでにデートコースを考えて、チケットまでとっていた冬真は、しっかりと彼女をエスコートした。
「ねぇ、詞葉さん。これ。この生き物。なんて言うんだろ、めっちゃ可愛い」
「うっわ、イルカすっご!見た?あのジャンプ」
「なんだ?あのアシカ、どうやってバランス保ってんだ?...めちゃくちゃ器用だな」
土曜日の水族館は、家族連れやカップルで賑わっている。
隣で、コロコロ表情を変える冬真。
詞葉は...いつもと違う場所、いつもと違う状況に...普段の頑なな心は隠れてしまっていて。冬真と同じく、目いっぱいデートを楽しんでいた。
◇
~本日は、ご来園、誠にありがとうございます。まもなく、閉園致します。またのお越しを心よりお待ち致しております。~
ペンギンを見ていた二人の耳に、アナウンスが聞こえた。見上げた空は、すでに夕焼け色だ。
「あ....そろそろ閉園か」
「....本当ですね」
「.............」
「.............」
そんな会話をしてから、どちらからともなく黙ってしまって。沈黙が二人を包み込む。
今日一日で、物理的にも二人の間に距離はなくなり。ほとんど寄り添うように触れていた腕がふいに動いて...詞葉の小さな手をそっと握った。
「え....」
大きくて熱い手に包まれて、詞葉は思わずドキリとした。自分に触れる手に視線を滑らせる。
家族連れはすでに帰り支度のために、建物内に戻って。カップルは食事の場に向かうため、門へ向かう。
この場に取り残された二人は手を繋ぎーー。
冬真が、真剣な表情になった。
「ねぇ、詞葉さん。俺....今日、君と過ごして気づいたんだ。....自分の気持ち」
「....自分の、気持ち?」
「...うん」
スッと体ごと向き直して対面する形で、冬真は詞葉をじっと見据える。
握っていた手をさらに強くして....目を逸らさずに迷いなく言った。
「...俺、君ともっと仲良くなりたい。本当の夫婦になりたい。....ワガママだってわかってる。君の意思を無視して結婚を押し通した自分に、そんな資格ないって。でも....やっぱり隣にいるだけなんて....俺には我慢できない」
ーー君に触れたい、好きだと言いたい、愛してると伝えたい。
「君に....幸せに、笑っていてほしい」
詞葉は、誠実で嘘のない....彼の『本当の心』から目を逸らせなかった。
「....ねぇ、詞葉さん。幸せになっちゃいけないなんて、そんなこと言わないでよ。そんな...辛そうに、俯かないで。....俺が」
ーー君の罪も、罪悪感も。全て、引き受けるから...
「...君は、ただ笑っててよ」
もう耐えられなかった。
詞葉の顔はみるみる崩れ....見られたくなくて、片手で顔を覆った。
さらに、冬真が一歩歩み寄って。ぴたりとくっついた身体から体温がじんわりと伝わってくる。
耳元で穏やかな声が響く。
「君は....幸せになっていいんだ。例え、世界中の全てが、幸せになるなと言ったとしても。俺が...君を守るから...君は...」
ーー安心して....俺の隣で幸せになってよ。
そして、冬真は大きな身体で詞葉を包み込む。
ぎゅうと、初めて抱きしめられる。
詞葉は、そのまま彼の胸元に縋りつきそうになる手を抑えて....目を閉じた。
◇
どれほど時間が経っただろうか。
閉園の音楽が流れて、二人手を繋いだまま、門の外に出た。
優しく手を引く冬真を見ながら、詞葉は言った。
「....冬真さん.....お願いがあるんです」
「....初めて名前、呼んでくれたね」
「あ......」
「...嬉しい。....お願いって?」
冬真の声が、急に甘く聞こえるのは気のせいだろうか。
「あの....」
冬真は、詞葉の『お願い』に二つ返事で頷いた。
「...詞葉さん」
「....はい」
土曜日。二人とも仕事が休みで、朝から一緒に朝食をとっていた。
詞葉も冬真も早起きだ。
まだまだ一日、長い時間が残されている。
「...あの、もし良ければ...デート、しませんか」
少し顔を赤らめて、勇気を出して誘った様子の冬真に、詞葉は思わず目を見開いた。
「...どこでもいいんだけど、俺....君と一緒に過ごしたい」
「一緒に....」
二人の関係性から、家で共に過ごしていてもお互い違うことをしていたり。冬真が話しかけても、詞葉がつれなかったり。
結婚してからも、一緒の時間を過ごした記憶は少ない。
「...ダメ、かな」
またの拒否の予感に、困ったような。でも詞葉を思い遣った笑顔を刻もうとした時。
「...いいです、よ」
小さな声で、オッケーをもらった。
思わぬ言葉に、勢いよく席から立ち上がった冬真は、震える声で確認する。
「...え、い、いいの?...本当?」
「.....はい」
「や、やったぁ!どこ行きたい?俺、どこでもいいんだ。君と過ごせたら、どこだって。もし行きたいところに迷うなら、俺が決めるよ」
ものすごく嬉しそうに聞いてくる冬真に、なるべく視線を合わせないようにしていることも忘れて、詞葉は彼をじっと見つめてしまった。
そしてーー。
「...ふ、ふふ」
「.........っ」
確かに、その時....詞葉は冬真に向かって微笑んだ。
冬真は、両手を上に上げたまま立ちすくむ。
何ものにも代え難い女性の....世界一美しい笑みを前に動けなくなった。
「...じゃあ、お任せします」
続いた声にも、いつもの冷たくあしらう感情は見えない。
その、綺麗な笑みも。柔らかい声音も。
人知れず葛藤していた冬真を突き動かすのには、十分だった。
冬真の思いをよそに、詞葉は食べ終わった食器を片付け自室に戻る。
いつもより念入りに髪をとかし。
いつもより着る服に迷い。
いつもよりメイクに時間をかける。
そんな自身の変化に気づきもせずにーー。
詞葉は、そわそわと動き回った。
◇
たっぷり時間が経ってから、鏡の前に立った詞葉は驚いた。
そこにうつる自分は、しっかりお洒落していて。
誰のためにこんなに着飾ったのか...
そう思うと部屋から出られなくなった。
冬真が、部屋までやって来る。
意を決してドアを開けた彼女を一目見た瞬間、彼は「可愛い」「綺麗だ」と褒め殺す。
顔を真っ赤にして俯く詞葉を嬉しそうに見つめて。
すでにデートコースを考えて、チケットまでとっていた冬真は、しっかりと彼女をエスコートした。
「ねぇ、詞葉さん。これ。この生き物。なんて言うんだろ、めっちゃ可愛い」
「うっわ、イルカすっご!見た?あのジャンプ」
「なんだ?あのアシカ、どうやってバランス保ってんだ?...めちゃくちゃ器用だな」
土曜日の水族館は、家族連れやカップルで賑わっている。
隣で、コロコロ表情を変える冬真。
詞葉は...いつもと違う場所、いつもと違う状況に...普段の頑なな心は隠れてしまっていて。冬真と同じく、目いっぱいデートを楽しんでいた。
◇
~本日は、ご来園、誠にありがとうございます。まもなく、閉園致します。またのお越しを心よりお待ち致しております。~
ペンギンを見ていた二人の耳に、アナウンスが聞こえた。見上げた空は、すでに夕焼け色だ。
「あ....そろそろ閉園か」
「....本当ですね」
「.............」
「.............」
そんな会話をしてから、どちらからともなく黙ってしまって。沈黙が二人を包み込む。
今日一日で、物理的にも二人の間に距離はなくなり。ほとんど寄り添うように触れていた腕がふいに動いて...詞葉の小さな手をそっと握った。
「え....」
大きくて熱い手に包まれて、詞葉は思わずドキリとした。自分に触れる手に視線を滑らせる。
家族連れはすでに帰り支度のために、建物内に戻って。カップルは食事の場に向かうため、門へ向かう。
この場に取り残された二人は手を繋ぎーー。
冬真が、真剣な表情になった。
「ねぇ、詞葉さん。俺....今日、君と過ごして気づいたんだ。....自分の気持ち」
「....自分の、気持ち?」
「...うん」
スッと体ごと向き直して対面する形で、冬真は詞葉をじっと見据える。
握っていた手をさらに強くして....目を逸らさずに迷いなく言った。
「...俺、君ともっと仲良くなりたい。本当の夫婦になりたい。....ワガママだってわかってる。君の意思を無視して結婚を押し通した自分に、そんな資格ないって。でも....やっぱり隣にいるだけなんて....俺には我慢できない」
ーー君に触れたい、好きだと言いたい、愛してると伝えたい。
「君に....幸せに、笑っていてほしい」
詞葉は、誠実で嘘のない....彼の『本当の心』から目を逸らせなかった。
「....ねぇ、詞葉さん。幸せになっちゃいけないなんて、そんなこと言わないでよ。そんな...辛そうに、俯かないで。....俺が」
ーー君の罪も、罪悪感も。全て、引き受けるから...
「...君は、ただ笑っててよ」
もう耐えられなかった。
詞葉の顔はみるみる崩れ....見られたくなくて、片手で顔を覆った。
さらに、冬真が一歩歩み寄って。ぴたりとくっついた身体から体温がじんわりと伝わってくる。
耳元で穏やかな声が響く。
「君は....幸せになっていいんだ。例え、世界中の全てが、幸せになるなと言ったとしても。俺が...君を守るから...君は...」
ーー安心して....俺の隣で幸せになってよ。
そして、冬真は大きな身体で詞葉を包み込む。
ぎゅうと、初めて抱きしめられる。
詞葉は、そのまま彼の胸元に縋りつきそうになる手を抑えて....目を閉じた。
◇
どれほど時間が経っただろうか。
閉園の音楽が流れて、二人手を繋いだまま、門の外に出た。
優しく手を引く冬真を見ながら、詞葉は言った。
「....冬真さん.....お願いがあるんです」
「....初めて名前、呼んでくれたね」
「あ......」
「...嬉しい。....お願いって?」
冬真の声が、急に甘く聞こえるのは気のせいだろうか。
「あの....」
冬真は、詞葉の『お願い』に二つ返事で頷いた。
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