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1章 帰ってきた勇者さま
5話 新年そうそう大変かもね 勇者さま(1)
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あれから、俺は冬休みを満喫すべくゲーマー魂を燃やし、デーモンクエストを楽しんでいた。
相変わらず、俺があちらの世界で選んできた選択肢で、ターニングポイントの選択肢は、変に違うのを選ぼうとすると強烈な悪寒を感じて選べずにいたが、武技やスキル等は違うのを選ぶことが出来ていた。
何せゲーム画面には、スキルの派生ツリーが見えていることから、疾風(素早く走るスキル)を熟練すると、瞬歩(一瞬で走り抜けるスキル)になり、そこから派生するスキルに瞬間移動(同じ次元内で瞬時に長距離も移動可能)や究極では転移(別次元にも跳躍移動可能)が覚えれると分かり、神スキルのおかげで、その辺をすっ飛ばしていたというか、神スキルで行っていた俺として、全スキルや武技等をコンプリートしないと気がすまないことになっていた。
それに、向こうでは時間が過ぎるから、20年掛かったけど、ゲームではイベント事の間に時間が過ぎないため、レベル上げに勤しんでも何ら問題ないことに気付いてからは、俺が経験した1年目の内に20年目の俺を優に越えるスキルや武技等を身に付けていた。
お陰で、当時、助けることができなかったキャラを助けることが出来ていた。
そのため、いい方向に物語が進んで行きご満悦だった。
また、そのおかげで、主人公の仲間達も多くのスキルを新たに身に付けており、ゲームでは俺が経験した3年目辺りだが、のちに嫁になるキャラ達が転移を修得できるまで、もう少しという所まで来ていた。
俺は、喉が渇いて小腹がすいている状態になったので、切りの良いところでゲームを中断することにした。
「んんん〜!何時間、俺はゲームをしてたんだ?」
俺は、同じ姿勢でゲームをしていたので、背伸びをしながら時計を見ると、18時間はぶっ通しで ゲームをしていたようだ。
『どおりで小腹がすいたと思ったよ。』
俺は、何か少し食べようと思ってリビングへ向かった。
すると、リビングからは、歌と音楽が聞こえ、母ちゃんと巫女が今年の衣装はどうだとか、次の歌手はだれかという話し声も聞こえてきた。
どうやら、母ちゃんと巫女は歌番組を見てるようだと思って、リビングに入るとテレビの方を見てみた。
「あれ?巫女。これは紅白歌合戦?」
「え?ああ、お兄ちゃん降りてきたんだ。ん?そうだよ?今から白組のアイドルが歌うよ。」
「そっか。」『ああ、ゲームに夢中で忘れてたわ。ん?ということは今日は大晦日か。あちゃー‼曜日や今日の日付までの感覚が抜け落ちてた。』『そういえば、初詣はどうするんだ?』
「なあ、巫女 。初詣はどうするんだ?今年も親父達と一緒に行くのか?」
「 んとねえ。今年もお母さん達と一緒に行くよお。当然、お兄ちゃんもだよ。」
「そうよお。ママは家族一緒に行かないと嫌よ?それにしんちゃんは、受験だからお詣りしなきゃね。」
『そういえばそうだよ。受験か〜、召喚される前なら憂うつになったんだろうけど、今じゃ教科書や参考書を一読みすれば覚えれるステータスになってるから、気にもしてなかったよ。』
「御詣りねえ、分かったよ母ちゃ「ママよ‼」・・分かったよママ。ところで親父は?」
俺は周知能力で、親父がコタツで寝てるのは気付いていたが、敢えて聞いた。
「 お父さんなら、コタツで寝てるわよ。紅白歌合戦が終わったら起こすから、蕎麦を食べてから初詣よ。」
「毎年恒例だね。じゃあ、ゆっくりしてるよ。」
俺は母ちゃんに答えながら、ソファーで紅白歌合戦を見てる巫女の隣に座り、巫女の頭を撫でながら、時間までのんびり待つことにした。
紅白歌合戦も終わり、起こされた親父も一緒に年越し蕎麦を食べると、毎年恒例の除夜の鐘を聞きながらの初詣に出掛けることになり、家族それぞれが出掛ける準備に掛かった。
一旦、自室に戻った俺は、いつもの感覚で、いま着ている部屋着をアイテムボックスに収納すると、黒一色の格好にするか、正月なので向こうで作った紋付き袴にするか悩んでいたが、よく考えてみれば、親父達が知らない紋付き袴を着ていったら、問われることに気付き、黒一色の格好にすることにして、アイテムボックスから瞬時に着替えた。
バサッ!シュッ!!
神(しん)は瞬時に、襟が立つロングコートを羽織る黒衣姿になっており、黒一色なのに神聖なオーラを纏っていた。
なぜなら、神(しん)が神になった際に装備していた装備品で、神話級のものだからだ。
改めて、神(しん)が着た黒一色の格好を見てみよう。
上衣 パッと見で黒ワイシャツに見える
【聖黒龍の神居衣】
状態異常無効・全属性反射吸収・浄化
防御力 250000
下衣 パッと見で黒色の皮ズボンに見える
【聖黒龍の神脚衣】
全能力10倍から100倍(任意に変更可)、HPMP回復毎秒10%
防御力 300000
足先 黒色の靴下に見える
【聖黒龍の神足袋】
取得熟練度10倍上昇、取得経験値10倍上昇
防御力 150000
具足 黒色の革製ブーツに見える
【聖黒龍の神具足】
空間姿勢制御
(空に立てるなど空間姿勢の任意制御)
空間環境制御
(装着者の周囲環境の任意制御)
防御力 200000
外套 革製のロングコートに見える
【聖黒龍の神衣比翼】
後光・比翼変形・衝撃全吸収・ 光陣壁展開・浄化
防御力 500000
聖黒龍シリーズ全装備時ボーナス:防御力2倍
ちなみに、学生服姿は
学生服 防御力5
学生ズボン 防御力5
ワイシャツ 防御力2
白靴下 防御力1
運動靴 防御力3
となっている。
ん、分かりづらい?では、騎士の標準装備でなら
鋼の鎧 防御力45
鋼の盾 防御力50
鋼の具足 防御力20
鋼の兜 防御力25
である。
うん、神(しん)の装備は、さすが神の装備品でチートですね。
よし、着慣れたこの格好でいいか。
母ちゃんの準備を外で待つか。
俺は、着慣れた格好であったため、特に気にすることもなく玄関で聖黒龍の神具足を履き、玄関外で待っていた。
すると、準備が終わった親父達が玄関から出てきたので、外側の空を見ていた俺は振り返った。
親父達は、俺の方を見て呆けた状態でいた。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「あら、しんちゃんは?どうしたの?」
「お兄ちゃんは早くて、外で待ってるみたいだよ。」
「しんはもう準備が終わったのか?じゃあ母さん、初詣に出ようか。」
「そうね。戸締まりは大丈夫かしら?」
「あとは、玄関だけだよ。お母さん」
私はお母さんに、玄関のドアに鍵を掛ければ戸締まりが終わることを話して、外に出た。
すると、私の目に神秘的な男性の後ろ姿が映った。
私は、それがお兄ちゃんだとは気付かず、神秘的で神聖な感じがする後ろ姿の男性に見惚れていたら、その男性が振り返った。
その瞬間、夜なのに後光が指して見える男性に見惚れ呆けてしまい、思わず頭を垂れて跪こうとしたところで、その男性が声をかけてきて驚いた。
その男性がお兄ちゃんだったからだ。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「あれ?親父達、どうしたの?」
俺は、玄関に鍵をかけながら呆けている母ちゃんとなぜか片膝をつこうとしている親父と巫女に声を掛けた。
すると、3人ともに[( ゚д゚)ハッ!]という感じの顔になり、返事を返してきた。
「え?お兄ちゃん?」
「はっ!シン・・・か」
「ふぁ!??しんちゃん???」
「なにをバカなことを聞いてるんだよ?どこからどう見ても俺だろ?どうしたんだ。」
「いや・・・・俺には神様が目の前に現れたように見えてな。シンだとは気付かなかった。」
「私も同じように感じたの。お兄ちゃんが格好が良い」
「ママも鍵をかけながら、ビックリしたのかな?固まっちゃった。しんちゃんかっこいいわね、それ。」
神(しん)は、親父の言葉に思わず驚き反応したが、すぐに冷静になり、平静を見せて
「何言ってんだ、親父?まだ、寝ぼけてんのか?
それより、早く行こうぜ!」
親父達に初詣に行くことを促した。
相変わらず、俺があちらの世界で選んできた選択肢で、ターニングポイントの選択肢は、変に違うのを選ぼうとすると強烈な悪寒を感じて選べずにいたが、武技やスキル等は違うのを選ぶことが出来ていた。
何せゲーム画面には、スキルの派生ツリーが見えていることから、疾風(素早く走るスキル)を熟練すると、瞬歩(一瞬で走り抜けるスキル)になり、そこから派生するスキルに瞬間移動(同じ次元内で瞬時に長距離も移動可能)や究極では転移(別次元にも跳躍移動可能)が覚えれると分かり、神スキルのおかげで、その辺をすっ飛ばしていたというか、神スキルで行っていた俺として、全スキルや武技等をコンプリートしないと気がすまないことになっていた。
それに、向こうでは時間が過ぎるから、20年掛かったけど、ゲームではイベント事の間に時間が過ぎないため、レベル上げに勤しんでも何ら問題ないことに気付いてからは、俺が経験した1年目の内に20年目の俺を優に越えるスキルや武技等を身に付けていた。
お陰で、当時、助けることができなかったキャラを助けることが出来ていた。
そのため、いい方向に物語が進んで行きご満悦だった。
また、そのおかげで、主人公の仲間達も多くのスキルを新たに身に付けており、ゲームでは俺が経験した3年目辺りだが、のちに嫁になるキャラ達が転移を修得できるまで、もう少しという所まで来ていた。
俺は、喉が渇いて小腹がすいている状態になったので、切りの良いところでゲームを中断することにした。
「んんん〜!何時間、俺はゲームをしてたんだ?」
俺は、同じ姿勢でゲームをしていたので、背伸びをしながら時計を見ると、18時間はぶっ通しで ゲームをしていたようだ。
『どおりで小腹がすいたと思ったよ。』
俺は、何か少し食べようと思ってリビングへ向かった。
すると、リビングからは、歌と音楽が聞こえ、母ちゃんと巫女が今年の衣装はどうだとか、次の歌手はだれかという話し声も聞こえてきた。
どうやら、母ちゃんと巫女は歌番組を見てるようだと思って、リビングに入るとテレビの方を見てみた。
「あれ?巫女。これは紅白歌合戦?」
「え?ああ、お兄ちゃん降りてきたんだ。ん?そうだよ?今から白組のアイドルが歌うよ。」
「そっか。」『ああ、ゲームに夢中で忘れてたわ。ん?ということは今日は大晦日か。あちゃー‼曜日や今日の日付までの感覚が抜け落ちてた。』『そういえば、初詣はどうするんだ?』
「なあ、巫女 。初詣はどうするんだ?今年も親父達と一緒に行くのか?」
「 んとねえ。今年もお母さん達と一緒に行くよお。当然、お兄ちゃんもだよ。」
「そうよお。ママは家族一緒に行かないと嫌よ?それにしんちゃんは、受験だからお詣りしなきゃね。」
『そういえばそうだよ。受験か〜、召喚される前なら憂うつになったんだろうけど、今じゃ教科書や参考書を一読みすれば覚えれるステータスになってるから、気にもしてなかったよ。』
「御詣りねえ、分かったよ母ちゃ「ママよ‼」・・分かったよママ。ところで親父は?」
俺は周知能力で、親父がコタツで寝てるのは気付いていたが、敢えて聞いた。
「 お父さんなら、コタツで寝てるわよ。紅白歌合戦が終わったら起こすから、蕎麦を食べてから初詣よ。」
「毎年恒例だね。じゃあ、ゆっくりしてるよ。」
俺は母ちゃんに答えながら、ソファーで紅白歌合戦を見てる巫女の隣に座り、巫女の頭を撫でながら、時間までのんびり待つことにした。
紅白歌合戦も終わり、起こされた親父も一緒に年越し蕎麦を食べると、毎年恒例の除夜の鐘を聞きながらの初詣に出掛けることになり、家族それぞれが出掛ける準備に掛かった。
一旦、自室に戻った俺は、いつもの感覚で、いま着ている部屋着をアイテムボックスに収納すると、黒一色の格好にするか、正月なので向こうで作った紋付き袴にするか悩んでいたが、よく考えてみれば、親父達が知らない紋付き袴を着ていったら、問われることに気付き、黒一色の格好にすることにして、アイテムボックスから瞬時に着替えた。
バサッ!シュッ!!
神(しん)は瞬時に、襟が立つロングコートを羽織る黒衣姿になっており、黒一色なのに神聖なオーラを纏っていた。
なぜなら、神(しん)が神になった際に装備していた装備品で、神話級のものだからだ。
改めて、神(しん)が着た黒一色の格好を見てみよう。
上衣 パッと見で黒ワイシャツに見える
【聖黒龍の神居衣】
状態異常無効・全属性反射吸収・浄化
防御力 250000
下衣 パッと見で黒色の皮ズボンに見える
【聖黒龍の神脚衣】
全能力10倍から100倍(任意に変更可)、HPMP回復毎秒10%
防御力 300000
足先 黒色の靴下に見える
【聖黒龍の神足袋】
取得熟練度10倍上昇、取得経験値10倍上昇
防御力 150000
具足 黒色の革製ブーツに見える
【聖黒龍の神具足】
空間姿勢制御
(空に立てるなど空間姿勢の任意制御)
空間環境制御
(装着者の周囲環境の任意制御)
防御力 200000
外套 革製のロングコートに見える
【聖黒龍の神衣比翼】
後光・比翼変形・衝撃全吸収・ 光陣壁展開・浄化
防御力 500000
聖黒龍シリーズ全装備時ボーナス:防御力2倍
ちなみに、学生服姿は
学生服 防御力5
学生ズボン 防御力5
ワイシャツ 防御力2
白靴下 防御力1
運動靴 防御力3
となっている。
ん、分かりづらい?では、騎士の標準装備でなら
鋼の鎧 防御力45
鋼の盾 防御力50
鋼の具足 防御力20
鋼の兜 防御力25
である。
うん、神(しん)の装備は、さすが神の装備品でチートですね。
よし、着慣れたこの格好でいいか。
母ちゃんの準備を外で待つか。
俺は、着慣れた格好であったため、特に気にすることもなく玄関で聖黒龍の神具足を履き、玄関外で待っていた。
すると、準備が終わった親父達が玄関から出てきたので、外側の空を見ていた俺は振り返った。
親父達は、俺の方を見て呆けた状態でいた。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「あら、しんちゃんは?どうしたの?」
「お兄ちゃんは早くて、外で待ってるみたいだよ。」
「しんはもう準備が終わったのか?じゃあ母さん、初詣に出ようか。」
「そうね。戸締まりは大丈夫かしら?」
「あとは、玄関だけだよ。お母さん」
私はお母さんに、玄関のドアに鍵を掛ければ戸締まりが終わることを話して、外に出た。
すると、私の目に神秘的な男性の後ろ姿が映った。
私は、それがお兄ちゃんだとは気付かず、神秘的で神聖な感じがする後ろ姿の男性に見惚れていたら、その男性が振り返った。
その瞬間、夜なのに後光が指して見える男性に見惚れ呆けてしまい、思わず頭を垂れて跪こうとしたところで、その男性が声をかけてきて驚いた。
その男性がお兄ちゃんだったからだ。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「あれ?親父達、どうしたの?」
俺は、玄関に鍵をかけながら呆けている母ちゃんとなぜか片膝をつこうとしている親父と巫女に声を掛けた。
すると、3人ともに[( ゚д゚)ハッ!]という感じの顔になり、返事を返してきた。
「え?お兄ちゃん?」
「はっ!シン・・・か」
「ふぁ!??しんちゃん???」
「なにをバカなことを聞いてるんだよ?どこからどう見ても俺だろ?どうしたんだ。」
「いや・・・・俺には神様が目の前に現れたように見えてな。シンだとは気付かなかった。」
「私も同じように感じたの。お兄ちゃんが格好が良い」
「ママも鍵をかけながら、ビックリしたのかな?固まっちゃった。しんちゃんかっこいいわね、それ。」
神(しん)は、親父の言葉に思わず驚き反応したが、すぐに冷静になり、平静を見せて
「何言ってんだ、親父?まだ、寝ぼけてんのか?
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