まとめて愛せるよう善処します!!!

椎奈 あおい

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予行練習

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今晩から....




チラッと銀さんを見ると目が合った。
私は恥ずかしくて直ぐにそっぽを向いたが
逸らしても尚真剣な顔で見つめてくる銀さんに
余計恥ずかしくなってクラクラしてきた...



そもそもこの異世界(?)に来たという
夢のような展開に対応しきれていないのに
何人もの人を夫にして今晩マーキング
という名のR18行為をするなんて...


でも身の安全を守るため、
この世界で今無事に過ごす為には
大事な行為....やるしかない....


そう、あんなに恋愛物語を見てきたんだもの、
諸々のことは何となく想像できるし
中にはエロシーン満載の漫画なんてものも...



私は未経験ながらも
頭をフル回転しながら回想をしていた。



黄「よしっ!善は急げって言うし、乃愛ちゃんはお風呂はいってきなよ!部屋の準備とか諸々は僕たちに任せて!!さぁさぁ!!!」



赤「わ、私が案内しますね...」





お言葉に甘えてお風呂を借りることにした。




お風呂場へ向かう途中エロシーンの
回想に忙しい私は赤さんの後ろを黙って
ついて行った。

赤「の、乃愛...さん...」



「??、どうかしました??」



赤「そ、そんなに考え込んで、本日こちらに来られたのに、やはり不安ですよね...」


《この後の為のエロシーンを回想していました!!!!!》

なんてこと言えない...



「みなさん親切ですし、悩んでいても今は皆さんを頼ることしか出来ないので...気にかけてくれている赤さんは優しいんですね。」


赤「そ、そんなことっ...!!!!」


赤さん耳まで赤さんだよ....
でもホットした。優しい人でよかった。



赤「本当は1番に触れれなくて残念です...(ボソッ)」


「何か言いました?????」


赤「な、なんでもないです!!さぁ着きました!お着替えとタオルは乃愛さんが入られた後に扉の前に置いときますね!」


「ありがとうございます。お借りします!」





...
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